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2008年 12月 06日

生活習慣病

生活習慣病という言葉がある。
『ウィキペディア(Wikipedia)』では、
生活習慣病(せいかつしゅうかんびょう、英:lifestyle related disease,仏:maladie de
comportement,独:Zivilisationskrankheit)とは、糖尿病・脂質異常症・高血圧・高尿酸
血症など、生活習慣が発症原因に深く関与していると考えられている疾患の総称である。

と定義してある。
かつては加齢によって発病すると考えられたために成人病(せいじんびょう)と呼ばれたが、
長年の生活習慣が深く関与していることが判明してきた。このため、1997年頃から予防できる
という認識を醸成することを目的として導入されるようになった
」とも書いている。
12年前に、厚生省に提出された公衆衛生審議会の「生活習慣に着目した疾病対策の基本的
方向性について」と題する意見具申(参照)では、
「生活習慣病」の定義、及びその範囲について、
今後、生活習慣に着目した疾病概念の導入にあたっては、「生活習慣病(life-style related
diseases)」という呼称を用い、「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その
発症・進行に関与する疾患群」と定義することが適切であると考えられる。
 「生活習慣病」の範囲については、以下に例示するような生活習慣と疾病との関連が明らかに
なっているものが含まれる。
食 習 慣:インスリン非依存糖尿病、肥満、高脂血症(家族性のものを除く)、高尿酸血症、
循環器病(先天性のものを除く)、大腸がん(家族性のものを除く)、歯周病等
運動習慣:インスリン非依存糖尿病、肥満、高脂血症(家族性のものを除く)、高血圧症等
喫  煙:肺扁平上皮がん、循環器病(先天性のものを除く)、慢性気管支炎、肺気腫、歯周病等
飲  酒:アルコール性肝疾患等

と規定している。

生活習慣というと、間違いではないまでも、聊か語弊があるような気がする。
僕は、食生活は規則的だし、早寝早起きだし、酒もタバコも無縁だし、まあ特別に規則的な運動
はしていないが、仕事はどちらかと言えば肉体労働で、比較的身体を使っているほうだ。
それでも糖尿病と診断された。振り返って反省してみれば、遺伝的素因の他にも思い当たる節
はあるものの、それでも生活習慣は明らかに良いほうだ。
事実、健康にプラスの「生活習慣」として、意見具申では「ブレスローは、健康習慣から以下の
7つを選び、実施している健康習慣の数の多い者ほど疾患の罹患が少なく、また寿命も長かった
ことを明らかにした
」と指摘している。
1) 適正な睡眠時間
2) 喫煙をしない
3) 適正体重を維持する
4) 過度の飲酒をしない
5) 定期的にかなり激しいスポーツをする
6) 朝食を毎日食べる
7) 間食をしない

僕の生活スタイルは、「定期的にかなり激しいスポーツをする」には疑問符が付くが、それ以外
はすべてに該当する。努力してそうしているわけではない。ごく自然の生活スタイルとして、そう
なっている。100満点で、95点は無理としても90点くらいにはなるか。にも拘らず「糖尿病」と
診断された。まあ、生活習慣が良いからこの歳で糖尿病と虚血性心疾患以外の異常所見は
見当たらなかったと云えないこともないが...。

生活「習慣」というと個人的な生活スタイルの趣が強いが、現代の社会生活を前提にした生活
スタイルを強調したほうが良いのではないか。この点、ドイツ語では心臓病、循環器病、腎臓病、
糖尿病等を、端的にZivilisationskrankheit=文明病と表現しているそうだ。
尤も、文明病といっても、やや概念が広すぎてこれまた曖昧になるが、文明の発達に伴う一見
便利な生活の背後に潜む様々な危険要因、精製された加工食品、化学的添加物、合成食品、
環境汚染物質、農薬、車社会、機械化された作業体系等々...が、我々の身体に対して危険
信号を発していると捉えるのが良いのだろうか。個々の諸要因と病態との因果関係を明証的に
示すのは困難だろうから、医学的には「生活習慣」病を指摘するのが限界か?
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by agsanissi | 2008-12-06 05:28 | 糖尿病


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