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農のある風景/作業日誌/ようこそ!!荒木農場へ

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2008年 12月 09日

玉ねぎ栽培

「大寒」前後の冷え込みはやや和らいできた。今朝の気温も、今のところプラス。
昨日触れたコロッケ屋さんに「玉ねぎを栽培して貰えないか」と頼まれた。自家用はともかく、
販売用に玉ねぎを栽培している人が、岩手県では見当たらないそうだ。種苗屋さんに聞いて
みたが、苗は結構売れているそうだが、規模はみんな小さいという。気象条件その他に制約
要因があるのかどうか、そういうことは一切知らない。
昔、北海道から就農した人が玉ねぎを栽培して、貰ったことがあるけれど、5-6センチの小玉
で「話にならないな」と思った記憶がある。当時は、リン酸値が毎年ゼロ、リン酸吸収係数も
3000近い状況。玉ねぎ栽培は肥沃土壌が前提になるが、「未だその時期ではないな」という
が、当時の感想。
普及所に頼んで県北地域での「玉ねぎ栽培」の資料を集めてもらった。
この地域の定植の限界は、10月中頃。「来年から」と思っていたけれど、苗が入手できたら
「テスト的に今年からやってみたら」と奨められて、盛岡の種苗業者に問い合わせたところ、
ちょっと貧弱だけれど残っているというので
・泉州
・奥州
・アーリーレッド
の三種類を、各50本づつ、黒マルチと共に送ってもらった。これが11/02のこと。
11/03に定植して、数本死んだものがあったが、何とか活着した模様。
順調とは云わぬも、なんとか生き延びている様子だったが、昨日の午後、見に行ったところ
アーリーレッドは全滅。泉州と奥州は生き延びているが弱々しい。12/07「大寒」の朝、多分、
氷点下6-7度に下がったはず。10月中頃に数十株玉ねぎを定植した人がいて、品種は分ら
ないが、これを見に行ったところピンピンしていた。定植時期と品種の違いの二つの可能性。

by agsanissi | 2008-12-09 07:41 | 野菜/自家菜園


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