2009年 08月 06日

驚くべき退行現象!!

昨年の9月、「特定検診」で糖尿病との診断を受けて以来、三ヶ月に一度の病院での血液検査のほかに
自分で定期的に血糖値を測定している。
一般的には、早朝、食事前の空腹時血糖値食後二時間後の血糖値の測定が進められているが、
自分の血糖値の変動パターンや変動要因をつかむために、最近は食事内容や運動による変化、2時間毎、
あるいは1時間毎の変動パターンを探るために、かなり頻繁に測定している。

ところが、今日、ネット販売で定期的に「血糖値測定器のセンサー(電極)」を購入している販売店から
誠に申し訳ございませんが国の薬事法という制度の問題上、楽天ショップにて8月6日(木)から
血糖値測定器のセンサー(電極)の表示、販売を行うことができなくなりました。

との通知を受け取った。
もちろん、薬品等のネット販売を規制する薬事法の改正に伴う措置だ。

しかし、糖尿病という「病気」は、その病気の性質上、生活の自己管理が決定的に重要であって、極論
すれば、本人に生活を管理する意志がなければ、医者は何も出来ないし、本人に治す意志があれば、
医者はいらない

事実、僕は、昨年10月には「即入院」を勧められるほど、かなり重度の高血糖状態で、僕自身の判断
では(今から振返ってみると)三年前から糖尿病状態だったと思われる。
初期状態が、かなりの高血糖だったので一ヶ月だけ血糖降下剤を服用。その後は医者は定期的な
服用を指示したけれど、血糖値の自己測定結果から見て、運動療法と食事療法だけで充分に血糖値を
管理できると判断して、血糖降下剤その他の薬剤の服用はやめた。
三ヶ月から四ヵ月後には、空腹時血糖値は正常人並み、食後二時間の血糖値が食事内容によっては
やや高めに出る場合があり、この点で「やはり糖尿病だな」とは認識するものの、いわゆる糖尿病の
治療を受けている人に較べても、はるかに良好な管理状態が続いている。
このような血糖管理の要は、云うまでもなく「血糖値の自己測定」だ。

このような事情で、糖尿病学会では、血糖値の自己測定を「SMBG」と呼んで、特別に重要視している。
糖尿病ネットワーク」は、特別に「血糖自己測定(SMBG)」というコーナーを設けて(参照)、その意義を
解説している。
また東京都済生会中央病院内科部長渥美義仁さんは「血糖値が気になったら読む本」(参照)の中で、
体重計や体温計のように、一家に一台、血糖値の測定器を備え、「血糖自己測定が広く行われるように
なれば、わが国の糖尿病も糖尿病予備軍も減ることでしょう
」135.pと書いておられる。
さらに「わが国で販売されている血糖自己測定器の台数は約60万台で、血糖センサーは年間約4億枚
ですが、米国では約230万台で、血糖センサーは年間約25億枚です。米国の糖尿病患者数がわが国
の約二倍としても、まだ大きな開きがあります
」とも指摘している。

糖尿病及び糖尿病予備軍が増加の一途を辿る中で、糖尿病を悪化させないためにも、また将来、糖尿病
にならないためにも、血糖値の自己管理の前提として、まず現在の自分の血糖値を知ることが肝心で、
それには血糖値の自己測定が欠かせない。
ちなみに測定器も測定センサーも、現在は医者の治療を受け、インスリン注射を打っているか、薬剤を服用
している場合を除き、保険適用の対象外になっている。要するに運動療法と食事療法だけで血糖管理を
やっている場合は測定器も測定センサーも保険適用にならず、全額自己負担になる。
一方、糖尿病学会の編集する「糖尿病治療ガイド」は、まず運動療法と食事療法が「基本」だと勧めている。

ともあれ、自分の健康管理のために測定器やセンサーの自己負担くらいは良しとしよう。自己測定のための
センサーのネット販売を規制するとは、何たる退行現象!!!!
こんな政府の「管理」は百害あって、一利なし!さっさとおさらばしたいものだ!!
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by agsanissi | 2009-08-06 22:59 | 糖尿病


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