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2009年 09月 11日

小麦検査の結果

昨日の小麦検査結果は、全量1等になった。

今年1-2月頃の生育状況は悪く、また開花時期の6月前半は集中的な豪雨(5-7日の3日間で200ミリ
程度の雨が降った)があり、赤カビの殺菌防除も出来ず、ほとんど諦めかけ、肥料価格の高騰もあって、
これで「検査で格外」になれば(去年は、全量「格外」に格付けされ、二束三文で販売した)元も子もない
と追肥もやらなかった。そもそも、そんな意欲をすっかり失ってしまった。

素人目にも「今年は粒が小さいですな!」などと言われ、「やせ麦だ」などと去年の麦を酷評された苦い
記憶が蘇り、選別意欲はますます失われかける。そこを「色艶は抜群だし、粒は小さいが充実している」
と我を励まして、3トン強を検査に出してみた。

ところが蓋をあけてみれば、なんと全量1等、小麦生産を始めて以来(十四年になる)二度目の快挙!!
全く対照的な結果に終わった去年と比較してみれば(去年は追肥も赤カビ防除も抜かりなくやった)、
取り敢えず考えられることは、雨降り日数が少なく(集中的な豪雨はあったが、3-6月は雨天・曇天が
少なかった。
4-6月の三ヶ月間の積算気温を比較すると今年(09年)は978度、去年の同時期は833度と、145
度も違う。前年の10月から翌年6月までの小麦の生涯期間に相当する9ヶ月間を比較すると今年は
1411度、去年は1203度と、約17%も上回っている。

この期間の積算温度を経年的に比較してみたくなったが、取り敢えずは去年と今年の対照的結果は、
追肥でも赤カビ防除でもなく、天候的要素がかなり決定的な要因になっていそうだとは云えるだろうか?
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by agsanissi | 2009-09-11 19:44 | 小麦


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