2010年 12月 10日
収穫機でジャガイモを掘っていると、一畝200メートルとしても、せいぜい10~15分。この間、およそ700株。 掘り取られたジャガイモを一株一株観察している余裕はなくて、一つの流れとして、流量が多い・少ないという視点で 眺めているに過ぎないことが、ユンボで掘り返しながらジャガイモを拾い集めているうちに、つくづく感じた。 言い換えると、一株一株のジャガイモの個性が見えなくなっている。 大きな芋がごっそり出てくる株もあれば、小さな芋ばかりゴロゴロ出てくる株もある。 平均値で捉えて、全体数量をいくらと見積もるやり方もあるが(専ら、そういう方面から考えてきたが)、それでは 株ごとのバラつきとその原因を見逃してしまう。 要するに俯瞰的に見ることに慣れてしまって、微視的視点を忘れてしまった。鳥になったり、虫になったり、繰り返し 視点を変えられる柔軟性。 収穫機で、正確に掘りとった跡は、さすがにほとんど掘り残しはない。ということは「機械の物理的摩耗」による掘り残し の可能性は極めて少ないと見て良い。 畝の再整形の重要性(最終培土後、掘り取りまでの期間の)、特に来年以降は掘り取り期間の延長に伴い、 この点が極めて重要な要素になる。
by agsanissi
| 2010-12-10 21:39
| ジャガイモ
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