農のある風景/作業日誌/ようこそ!!荒木農場へ

sanissi.exblog.jp
ブログトップ
2010年 12月 11日

食品加工・流通業界の異変?/3

・一昨年から、地元の(と言っても普代村ではなく、沿岸北部の)コロッケ業者(もう少し幅広く「食材加工」かな)との
S玉以下のジャガイモの取引が始まった。おかげで(一部、畑が流され「不作」ということもあったが)ジャガイモ生産を
始めてから、初めて全量ジャガイモがはけてしまった(最後は、やや不足気味)。
「今年は、5-6トン欲しい」と、昨年末には繰り返し言っており、別に契約はしなかったけれど、ほぼ見合う程度の在庫を
持っている。ところが、今年の9月以降、ジャガイモの引き取りテンポが間遠になり、11月末までの引き取り量が去年の
半分程度に落ち込み、最近はさっぱり連絡が途絶えてしまった。
・絶好調で、業容を急拡大している時には危険な落とし穴が控えており、これを超えられれば一つの起伏に変わるが
落ちれば「頂点」に変わってしまうとは、つねづね考えている。この業者も、去年が業容のピークで、この夏の猛暑の
影響もあって(猛暑のさなかに「熱々のコロッケ」という気分にはならないかな?)「苦況」なのだろうか?
・こんな時こそ、「信義」が大事なんだけれど、なんとなく避けているような感じがする。
・先日、工場見学に行ってきた大手惣菜加工業者は「S玉を利用するためにコロッケはやらないんですか?」と聞いた
ところ、「冷凍コロッケをやるには、新たな設備投資が必要だし、非常に単価が安いので、新たに参入するのはリスクが
大きすぎる」と話していた。自分で自分の首を絞めるような過当競争が(一部なのか、全体なのか、特定の業界なのか、
一般的傾向なのか??)激しくなっている(チキンレースかな?潮目が変わる微かな兆候も見えるような気もするが...)。
[PR]

by agsanissi | 2010-12-11 05:31 | ジャガイモ


<< 量的対応か、質的対応か      ジャガイモ積込み >>