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農のある風景/作業日誌/ようこそ!!荒木農場へ

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2010年 12月 17日

余談ついでの余談/もののはずみ

余談ついでに余談を書いておく。
今晩のニュースで、来年度の岩手県のコメの生産目標の割り当てが決まったようなことを伝えていた。
景気変動に応じて、時に「減産」政策を採ることはあって良い。しかし40年以上にわたって便々と減反政策を
続け、農水省入省以来「減反」政策以外の政策を知らぬままに定年退職を迎えた職員も少なくないなどという
役所は、存在意義がない。そんなものは農政でもなんでもない。
民主党の農政は、自民党の農政とは「根本的に転換」したなどと阿呆なことを抜かす東大農学部の教授が
おったが、依然、減反政策を便々と続けるを見れば、単なる提灯持ちに成り下がったとしか言えない。
ちょっと極端なことを言えば、国は外交と軍事(あるいは安全保障)だけを担当して、他のすべての公的政策は
地方の政治に任せれば良いというのが、僕の持論だ。
地方にそれだけの能力があるかどうかが問題だが、地方を再編し、国のいらなくなった官僚を再配置し、地方に
責任と役割と権限を分担すれば、能力は自ずと付いてくる。
それどころか、戦後日本には本質的な意味での外交・軍事の政策はないに等しいのだから(菅内閣は、この最も
弱い環をさらけ出した!)「国とはなにか」と改めて考え直し、国と地方の再編成と役割分担を質的に転換する
大改造を提起するグランドヴィジョンが求められている。

by agsanissi | 2010-12-17 20:32 | ミミズの寝言


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