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2011年 01月 05日

「加工ジャガイモのつくり方」を読んで/6

以上で、外観品質及び内部品質による点数評価法はおわり。
あとは、出来る限り百点満点を目指して技術の向上を図ることになるが、播種作業の準備-播種-生育過程-収穫作業の各場面での
具体的な作業内容及び注意すべき点検事項などは、二部「高品質多収栽培の基本」及び三部「技術の実際」で展開される。

以下では、繰り返し参照すべき事項を摘記しておく。
・適正な生育経過と成熟段階(図21)、52.p⇒出芽後の開花始期・生育最大期・黄変始期・成熟段階の日数及び茎長(ジャガイモ
百科の31.p図23&61-62.pの図62も参照)
・イモの成熟と糖分変化⇒肥大期間中の糖分の変化の推移(図22)、53.p
・健全な生育型では、生育末期には茎葉の成分の殆どはイモに移行する。茎内に蓄積されたデンプンがイモに廻って収量に寄与
する割合は15%にも達する。⇒生育に伴う茎内デンプン含有量の推移(図23)、54.p、この点からも、適切な施肥で「収穫期には
黄変の進んだ段階の生育型にし、(茎葉枯凋剤の)処理なしにすべきだ」と主張してきた。150.p
・施肥の良し悪しの診断法

参考:ジャガイモのデンプン価を、簡単に測るために食塩水を利用する方法が、159.pに載っているが
デンプン価14%以上に相当する比重1.081の食塩水を作るのに、18度の水1リットルに食塩131グラム、
また115グラムで12%、147グラムで16%と載っている。ところが「ジャガイモ百科」のほうには違う数字が
載っている。混乱を避けるために⇒「じゃがいもの比重(でん粉価)を調べるために使う食塩水の作り方」(参照
を参考にすると良い。



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【日々雑纂】
c0048643_16293948.jpg・今朝、ムクドリを見る。集団で飛んでいることが多いが、今朝は一羽電線に止まっていた。
その「ギャーギャー」という鳴き声と共に、餌を漁るさまは貪食な印象をあたえる。
普代では、三月頃になってツグミとどっちが早いかという時期に、初めて見掛けるが、国内
ではほとんど留鳥なんだそうだ。知らなかったな!
・「食の歴史と日本人」読了。「もったいない」はなぜ生まれたかという副題がついているが、
言語の歴史とは別に、少ない農地で多くの人口を養うという大変な努力の積み重ねの末に、
言い換えれば「食の歴史」に、この言葉の誕生の秘密は隠されているのではないか。
同時に、このような生き方が日本人の性格をも作り出しているのではないかという。
・明治維新以降の人口急増にともなう食料需要の急増を、どのようにしてまかなって来たか
という問題の俯瞰的なというか、大雑把な話なのだが、この本の狙いは何か?
・図書館の新着本コーナーで、偶然見つけ「食の歴史」の表題に惹かれて借りる。引用され
ている「徳富蘇峰終戦後日記」を知ったのが、せめてもの収穫か、鬼頭宏の歴史人口学も。
・ホロビッツの演奏で、ベートヴェンのピアノ協奏曲第五番とラフマニノフの第三番を聴く。
「息をのむようなピアニズム」というが、やや平板な印象をうける。
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by agsanissi | 2011-01-05 17:25 | ジャガイモ


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