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2011年 01月 19日

日々雑纂

・先日の厚生労働省研究班の「セックス無関心倍増 若い男性草食化」の記事(11/01/14、参照)に関連して「フィリピンの医学教育」という
ブログに「草食系こそ日本に必要」(参照)という批判が載っている。
・「元祖草食系の「草食動物」は食物連鎖の下位に位置しており、この事は肉食系よりも個体数がずっと多い事を意味する。言いかえれば
「草食動物」の生物学的な生殖能力が衰えれば、結果として草食動物の個体数が減り、食物連鎖のバランスが崩れて生態系が乱れて
しまう。「草食動物」こそ種全体が多産で無いと「地球」は困ってしまうのである。言いかえれば「草食動物」の「生殖能力」が活発であるから
こそ、生態系はバランスを保っているのである
」というものだ。「少子化の現在、「真の草食系」の人間こそ本邦には必要なのではないだろうか
と結んでいる。
・食肉とともに米に例外的に多く含まれる「精子を構成する特殊アミノ酸のアルギニン」の摂取を増やすには、米の消費量を大いに増やす
必要があるだろうか。食文化そのものの変化が、「少子化」などの社会変化の根底にはある可能性があるのだから。
・文明病というと、先進諸国に特有の病気かと思いがちだが、それぞれのレベルで特有の文明病があるようだ。篠田統「米の文化史」に
江戸煩いの話が出てくる。地方に比べれば、「江戸」は当時の文明の中心地。
江戸期に入ると、天下泰平と共に人心はゆるみ、白米食は増える一方。おまけに一日二食が三食に固定する。人口の急激に集中した
江戸へは乾燥の悪い東北米が移入される。脚気の流行はもう時間の問題である。....江戸や京を一歩踏みでれば、宿の飯はまだまだ
精白が悪く、素食の代わりに、ビタミンBは充分に足りたわけだ。
江戸煩いが大流行したのは元禄・享保など両三回あったようだが、享保の中頃から吉宗の武断政治の失敗が余の不景気となってあらわれ
....田沼時代までもその影響は続く。田沼インフレも潤ったのは上層階級だけ、6、70年というもの中・下層の連中は食うだけがやっとこさ。
素食が続き、それだけ脚気も減る。

・この状態は、昭和の時代になっても続く。「今日我が国では、6年も続いた豊作のおかげで、貧乏人も金持ちも仲良く米を食べている。その
かわり、厚生省の統計に従えば、昭和24年度には20%に満たなかった栄養疾患者の割合が昭和34年度には全国平均で24%、農村に
いたっては全人口の28%を越えているという。

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by agsanissi | 2011-01-19 10:18 | 日々雑纂


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