2011年 02月 02日

血糖値の目標値

・血糖値の目標値をどの程度にするか?前々から決めかねていた。最近になって、やっと方針が見えてきた(固まった、とは言わない)。
去年の12月のヘモグロビンA1cは5.5だ。日本糖尿病学会の診断基準では空腹時血糖値126(mg/dl)以上、又は食後2時間の血糖値
200以上、更にヘモグロビンA1c6.1以上を糖尿病と診断している(参照)。僕の空腹時血糖値は、90前後、2時間値も通常は110-130
だから、いずれにも該当しない。HbA1cが5.6~6.0%の場合は,「糖尿病の疑いが否定できず」とされているが、この基準点もクリアして
いる。しかし食べ物によっては150-180に上がることもあるから、ただ管理されているだけで治ったとは考えていない(一般に、膵臓移植
でもやらなければ、生涯治ることはない)。
・それで、どの程度まで血糖値を低く押さえておけば良いのかということになるが、一般論としては将来「合併症を発症する危険」を健常者
の確率以下に抑えられる程度ということになる。ところが厄介なことに、かつては糖尿病の三大合併症というと網膜症、腎症、神経障害と
言われたが、糖尿病の研究が進むに連れて動脈硬化、歯周病も合併症と云われ始め、最近ではアルツハイマー症も糖尿病者の発症率
は「統計的に有意に高い」とされている。要するにバーンスタイン医師の言うように「糖尿病による高血糖の影響を逃れる身体の組織は
多分ひとつもない
」(「糖尿病の解決」47.p)と考えるべきなのだろうし、「”正常”の定義にも関わらず、頻繁に血糖値140を示す人は真正
二型糖尿病の候補である。私は連続的に平均血糖値120の人が糖尿病合併症を発症したのを見ている
」(同、53.p)という指摘に注目
すべきだろう。
・「糖尿病の解決」に引用されている米国のDiabate CareのヘモグロビンA1cの平均血糖値への換算式(*)を使うと、僕の平均血糖値は
118.5ということになる。当面の目標として4月の定期健診までにHbA1cを5.1-5.2程度に下げるには、どうすればよいか?
これを平均血糖値にすると104.2~107.8で、現在値より11~14下げれば良いということになる。極めて単純化して考えると、これは日々
の糖質量にすると2~3グラム減らせば良いということになる。そう考えた途端に、実現可能性が見えると同時に、これを実現した後に、その
時の食事内容、運動量、コレステロール値その他の検査値を考慮して次の段階の方針を決めれば良いということにした。
*換算式;平均血糖値=(35.6×HbA1c)-77.3
・最後に、何故こんなことをごちゃごちゃ自分で考えているかというと、担当の医者は血糖値の変化にも、食事内容・運動量にも、一切関心
を払ったことがないし、血液検査の結果に対して具体的な何かを指示したことは一度もないので、ただの無能か、無関心とみなしている
のが第一。第二に一般の内科医に「糖尿病の治療」を託して10~20年後に合併症に悩まされ、あるいは死に至った患者が大勢いるとの
統計的事実。要するに、糖尿病はいったん発症すれば、自分で自分の生活を厳密に管理する以外に合併症の発症を防ぐてだてはない。
そして僕は、深刻な合併症を抱えて生き長らえるつもりはない。


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【日々雑纂】
・さいたま市では、10時過ぎにやや雲が広がってきた。38度付近と30度付近に高気圧の中心があって、関東地方は、浅めの気圧の谷が
通過するため雲が広がりやすい。埼玉に来て約40日になるが、この間に日照時間が6時間を下回った日が三日しかない。こんなところに
いると、天気に関心を払うことがついぞ失くなってしまって天気図など顧みなくなってしまい勝だ。ちょっと変わったところは、朝の冷え込み
が、埼玉にしてはややキツメ。一月の気温が氷点下5度を下回ることは滅多にないが、この数日マイナス6-7度付近まで下がった。過去の
記録を見ると06年、01年、96年と5年おきに氷点下5度を更に下回る記録が出ている。

・AllAboutに「不整脈の重症度とそれぞれの治療法」(参照)という記事が載っている。僕には不整脈の兆候はないけれど、トレッドミルの
検査で、一時血圧が下がって即検査中止、「心臓カテーテル検査」による精密検査の必要があると云われたことがある。トレッドミルの検査の
前に胸のレントゲン写真、脳のMRI検査、心エコー検査、ホルター心電図による24時間検査も受けたし、その結果、心筋梗塞の既往症の跡
は残っているが(これは、生涯消えないかも知れない)、他には一切異常の兆候は見つかっていない。医者は「今後の治療方針を決めるため」
心筋梗塞の部位と梗塞の程度を知るために精密検査が必要だというのだけれど、外科的手術(バイパス手術とかカテーテル手術とか)は勿論、
薬物治療も受けるつもりはないからと、精密検査は断った。断った手前、自分で直さなければならないから、以来、「心臓病は食生活で治す」、
「心臓病の病態生理―ハーバード大学テキスト」、「心臓病学」の三冊で俄勉強をしている。広い意味では「The China Study」と「Eat,
Drink, and Be Healthy」も心臓病の食事療法の一環に入るのかな。
・一番、関心を持っている点は、自分が何故一時的失神を起こしたのか(去年10月に自転車で急坂を登っているときに頂上付近で5~10分
程度意識を失い、救急車で県立病院に運ばれ、その機会にいろいろ検査を受けた)、トレッドミル検査の際に血圧が下がったのは何故なのか、
それは医者が言うように「突然死の危険」を高い確率で伴うような兆候なのか、等。必ずしも納得のいく記述がないけれど、今朝、AllAboutの
記事で「心室が毎分100~200回という速さで動いてしまい、送り出すべき血液が溜まる時間がないために、血液を十分送り出せず、血圧も
下がる
危険な状態です
」という記述にぶつかって、初めて納得がいった。
・精密検査を断って以来、運動時は筋トレもウォーキングも、いつも心拍計と携帯型の血圧計で変化を測っているけれど、それで分かったことは
運動強度を徐々にゆっくり上げていったときには、心拍数も血圧もともに上昇するけれど、運動強度を一挙に急激に上げた場合には血圧が
下がる場合がある
、ということ。要するに速歩のように徐々に心拍数が上がるとき、または重量物を持ち上げるときはかなり心拍数もあがる
けれど、一つ一つの動作をゆっくりやれば血圧もともに上昇する。しかし息せき切って急迫的にやると、逆に血圧が下がることがあるということ。
・心室に血液が灌流する血管のどこかに梗塞の後遺症があって、急迫的な運動をやると(通常は、心拍数で130までの運動しかしないけれど、
失神を起こしたときは一挙に140-150に達していた可能性がある)心房・心室間の血流のバランスが崩れて血圧が一時的に下がることがある
と考えてほぼ間違いないのじゃないか(失神は血圧低下に伴う脳の一時的酸欠状態)。
・失神は、急迫運動による血圧低下に加えて、坂の頂上で急に立ち止まったために足のポンプ機能(血液を心臓に送り返す)が急停車したこと、
年齢に伴う自律神経反射の衰えなどが複合して起こったと考えて良いのではないか。

カチンの森——ポーランド指導階級の抹殺、去年7月みすず書房から出版された。原書は『階級浄化-カチンの虐殺』と題して2006年
にイタリアで出版された。表題は、原著のほうが相応しいと思う。まだ半分しか読んでないけれど、嫌になるほどおぞましい歴史。スターリンの
伝記は、具体的事実が知られるほどに、また晩年に至るほどに、単なる犯罪者に過ぎないのではと思えてくる。しかし、それが国のトップに
居座るとともに、国家の官僚機構・法システムそのものが、あたかも自動機械のように作動し始め、一定の条件のもとでは、民主主義的な
国家間の関係に於いてさえも合法化され・見逃されてしまうことを、肝に銘じておくべきこと!
・程度の差はあれ、官僚機構にはこのような自動機械的要素が、常に内包されていることを忘れるな。アイヒマンの生涯に描かれているように、
彼らは狂気の極悪人ではなく、個人としては良き家庭人であり、教養も知性もある良き市民でさえありうるのだ。極めて矮小化された例示は
最近の検察官の証拠でっち上げにも見られる。
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by agsanissi | 2011-02-02 09:15 | 糖尿病


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