2011年 02月 11日

日々雑纂

大雪と暴風雪及び高波に関する全般気象情報、11日午前5時10分に気象情報の第3号が発表された。
四国沖に低気圧があって、東北東に進んでいます。この低気圧は、発達しながら東海沖を東北東に進み、12日には日本の東海上に
達する見込みです。12日には、日本付近は強い冬型の気圧配置になるでしょう。また、11日夜には山陰沖に低気圧が発生し、急速に
発達する見込みです
」とのこと。さいたま市では8時前から雪、又は霙になり、午後になっても降り続ているが、屋根にも降り積もらず。
気温は、夜半まで3-4度あったが、日中は1度前後まで下がる。15時前泡雪から大粒の綿雪に変わる。

・『スターリン、ヒトラーと日ソ独伊連合構想』を読む。著者は、本書の眼目を「(1939年から41年までの)世界政治を、日ソ独伊四国の
連合構想という視角から考察する。このような試みは、本書が初めてではないかと思われる。もし、日ソ独伊四国連合という形でのユーラ
シア大陸ブロックが成立していたとすれば、もちろん独ソ戦は起こらなかったはずである。また、ソ独伊三国、特にソ連と提携した日本に
対しては、米国もより慎重な政策を選ばざるを得なかったであろうから、おそらく日米戦も起こらなかったであろう
」3.pと書いている。
・独ソの提携は、ヒトラーにとっても、スターリンにとっても、単なる時間稼ぎのための一時的方便に過ぎなかった。ヒトラーは、スラブ民族の
恒久的奴隷化を狙っていたし、スターリンはスターリンで、ドイツが英仏との抗争で共に疲弊し、やがて漁夫の利を得る機会を伺っていた。
従って、どう転んでも独ソの提携を軸にした安定した「ユーラシア大陸ブロック」が成立する可能性は、ほとんどゼロに近かった。
・とはいえ、帝国主義的な国際社会において、自らの生存権の確保をかけて英米独ソに伍して、虚々実々の外交戦略を必死に展開する
姿を如実に描き出しており、興趣は尽きない。
・他方では、このような懸命の努力にもかかわらず、①防共協定を強化して日独伊の軍事同盟を目指すべきだとする運動が高まる中で、
独ソ不可侵条約締結の不意打ちを喰らって周遊狼狽する姿(⇒これを機に、「日本の中に、にわかに日ソ独伊四国連合を支持し期待する
動きが生まれた」77.pのは注目!)、②後には、ドイツが既に対ソ開戦準備に着手し四国連合の可能性は全く消失していたのも知らずに
1941年2月政府・大本営連絡懇談会で「日独伊を一方としソ連邦を他方とする取り決めを作成し...」と謳うなど、全くの情報音痴の姿は
まるで周回遅れの徒競走を見るようだ。今日、この情報音痴の伝統だけはシッカリと受け継いでいるようだ。

・「平成の開国」、何を間違えたか、一国の宰相が自ら先頭にたって自国がまるで関税障壁で固めた「閉鎖的」な国であるかのイメージを
世界に向かって公言して得意になっている姿は呆れるほかはない。内心の焦りをもろに表に出す率直さは、一庶民なら好感もされよう。
宰相ともなれば、「後進国ニッポン」のイメージを世界に振りまくシンボルに成り下がったというほかない。
・とまあ、こんな感想を抱いたのは、「伝統」を死守する相撲協会の体質は、土俵の「女人禁制」にも現れている。日本の国技が、21世紀の
今も、土俵を「神聖な場所」とし、女性を締め出すことで、「女性後進国ニッポン」のイメージを世界に振りまく存在と化しているのは皮肉な
話だ。
(【肥田美佐子のNYリポート】八百長疑惑、女人禁制――世界も注目するスモウの「神聖度」、WSJ日本版、11/02/11日号から)
という記事を読んだせいだ。お粗末な実態ほど、形式的な空文句で飾り立てる。
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by agsanissi | 2011-02-11 14:46 | 日々雑纂


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