2011年 03月 30日

フラッシュ・バック/2

◆種イモ浴光育芽
・3/10までに3トン展開
・3/19-20、自家男爵600、キタアカリ500を展開
・3/24-25、ワセシロ1.7トンを展開
・3/28-29、男爵約2トンを展開
・先週までは朝方、ハウス内の最低気温は氷点下5~7.5度まで下がったが、今週は氷点下2~3度、
去年に比較して、凍結被害はやや少ないか。

c0048643_8121817.jpg凍結するのは「素質の悪い芋だ」とが僕の意見だが、今年は妻の強い要望を
容れて、冷え込みの予想される夜はネットを掛けることにした。凍結被害が
少ないのはネットのお陰か、素質が良いせいか(明らかに今年の芋質は良い)
は検証できないが、結果はオーライだ。
妻は生まれつきの「教育者」だなとの思いを新たにする。

尤も、種イモとしては「素質の悪い芋」は厳しく排除するのは必須。

・今日は、ワセシロを点検&反転。これで一通り点検&反転は完了。
ダンボール箱を境にした奥がワセシロ約1.7トン、我のものながら、かなり質が悪く
大量に廃棄(50キロ程度、それでも去年の購入ワセシロのように700キロのうち
100キロ程度を廃棄するほどの酷さではないな、尤も、目くそ鼻くそを笑うかな)


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・25日夜から26日にかけての雪で、一面雪世界に変わる。
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◆安否の確認できなかった海に直接面した野田湾の奥、久慈市久喜に住む屑鉄業者に、一昨日、普代の
街中でバッタリ遭遇する。「いやいや、もう忙しくて昼飯も食ってる隙がない」と。家も家族も無事だが、息子の
船が流され、自分の工場の集めた屑鉄は「在庫一掃のように」綺麗サッパリ流されたと、まるで人事のように
話していた。大きな声では言えないが、この一帯、屑鉄の山が溢れかえっているのだから、彼の仕事量は一挙に
広がったに等しい。昨日の修理工場主もそうだが、見事なまでに、めげない人たちだ!!
◆久慈市小久慈に住む清掃車の運転手をしている友人は、昨日、電話で無事を確認。国道45号線を普代から
久慈に向かっているさなか、陸中野田駅付近でゴーゴーと押し寄せてくる津波が見えて慌てて、Uターンして
避難して間一髪助かったとのこと。彼の話では、地震と同時に停電して大津波の緊急警報は鳴らなかったと。
普代の堤防の内側、500メートル付近の村営住宅(去年の5月まで、僕が住んでいた)に住む知人は、地震の
とき有線放送が「何か云ったった」けど、何を云ってるか分からなかった。あまりに地震が大きかったので裏山に
駆け上ったとき、「ゴーという物凄い音が聞こえてきた。今思えば、あれが津波の音だったんだ」と。目の前にある
普代中の野球練習場の広場まで、堤防を乗り越えた津波の余波が押し寄せ、普代川沿いの直径20-30センチ
もある松の木が総なめになぎ倒されていた。
福島原発の原子炉の冷却装置が地震で損傷受けて作動しなくなった事故も同様だが、緊急事態に対処する
システムそのものが緊急事態と共にダウンしてしまうとは、随分間抜けた初歩的ミスのように思われるが、意外と
近代的システムにも、このような基礎的欠陥があることが今度の地震で判明したのではないか。

◆今日、確認したところでは、普代村の防波堤は電動で開閉するそうだが、地震と同時にストップして、自家発電
装置はあるが、それが間に合わず消防団員が手動で閉めに行って、津波にはやっと間に合ったそうだ。ところが、
消防車で戻る余裕がなく、自分だけ防波堤の上の監視塔の最上段に駆け上って助かったが、消防車は津波に
押し流され、メチャメチャに潰れてしまったとのこと。
・また、この津波による普代の死亡者は5名だが、そのうち4人はたまたま久慈に出かけて帰りに国道45号線上で
津波に遭遇して押し流されたそうだ。他の1人は、浜に船を見に行って流された。その意味では村内にいて犠牲に
なった人は一人もなく、被災した民家も一軒もなく、その多くは地形的特徴の賜物として、沿岸部では「奇跡」に
等しいのかも知れない。⇒この「奇跡的幸運」が、何十年か後に災とならぬように!
◆僕が聞いた僅かな、数万分の一か数十万分の一かの経験を通しても、一瞬の決断や判断の迷いが生死を分かつ
分水嶺になったと考えられる。今はまだ現在を生き延びることに懸命だが、この無数の経験を風化させず、必ず
集積することは生き残った者の努めだ。

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【日々雑纂】
大地震の集中率、過去に起きたM6以上の大地震のうち、世界全体で日本に集中している割合は約2割。
その原因は日本列島の周囲で4枚のプレートがぶつかり合う「特殊構造」にある...云々。(日経から)
宮城県の被害額、東日本大震災に伴う宮城県の暫定被害額が1兆円を超えた。県によると、3/28時点の
推定被害額は1兆1578億円。
原発事故、枝野幸男官房長官は、福島第1原子力発電所の事故で避難指示を出している半径20キロ圏内に
ついて「汚染されている可能性が高く、現時点において立ち入りには大きなリスクがある」と強調、住民の一時的
な立ち入り許可を当面、見送る考えを示した。(28日、記者会見)
・社債市場で東京電力債の流通利回りが急上昇している。直近に発行した10年物の国債に対する利回りの
上乗せ幅(スプレッド)は0.67%
(25日時点)と、東日本大震災前の約6倍に拡大した。
・欧州連合(EU)は24日、日本から輸入する食品・家畜飼料の放射線検査を強化する方針を決めた。
・東京電力は、東日本大震災で発電所に大きな損害が発生し、復旧費や運転資金として2兆円規模の緊急融資
を取引金融機関に要請した。(3/23)
子供の甲状腺被曝線量、福島第1原子力発電所の事故で屋内退避要請が出ている半径20~30キロの
圏外の福島県内で、乳幼児を含む1~15歳の子供の甲状腺について被曝(ひばく)した放射線量を調べた
ところ、健康に問題があるとされるレベルを下回っていたと発表した。(原子力災害現地対策本部、3/25)
震災復興費、東日本大震災の復興策に充てる2011年度補正予算の財源に、基礎年金給付の国負担分の
財源不足を一時的に埋めている「霞が関埋蔵金」(約2.5兆円)を転用する案が政府内で浮上してきた。(3/22)
日銀による復興国債直接引き受け、野田佳彦財務相は、与党内の一部で浮上している東日本巨大地震の
復興経費をまかなうため日銀に国債の直接引き受けを求める案について「慎重な検討が必要だ」と述べた。(3/18)
日銀の資金供給、日銀は16日、金融市場に即日で計5兆円の資金供給を実施すると発表した。14日に過去
最高の15兆円、15日に8兆円を実施したのに続き、3日連続の供給となる。
事態は一転するか、近代史上最悪の地震を受けて、菅首相をめぐる政治情勢は大きく変質した。11日には、
首相は国会でいつものように野党の追及を受け、審議の行き詰まりから来年度予算関連法案の成立が危ぶまれる
状態だった。首相の支持率は20%を割り込み、外国人から総額104万円の政治献金を受けていたとの疑惑も
浮上した。日本では、議員が外国人から政治献金を受けるのは違法となっている。
しかし、午後2時46分に発生した大地震で、事態は一転した。首相は、1995年の阪神・淡路大地震で初動が遅れた
と批判を浴びた村山富市首相の轍を踏むまいと、大震災への政府の対応で先頭に立った。自らを本部長とする緊急
被害対策本部を立ち上げ、12日早朝にはヘリコプターで空から被災地を視察した。...云々(WSJ、3/14)

リビア、国連安全保障理事会は、リビアへの追加制裁決議案を賛成多数で採択した。カダフィ政権による市民
への攻撃を防ぐため、リビア上空に飛行禁止区域を設定することを承認。軍事力行使を含む「あらゆる必要な
措置」を容認する内容となっている。(3/17)
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by agsanissi | 2011-03-30 05:56 | ジャガイモ


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