2011年 04月 12日

フラッシュ・バック/13

◆ジャガイモ畑準備
・△0.8/10.5度、日照7.8時間、午前中は空気が冷たく、ハウスは片側のみ開放。午後はかなり温度上がる。
・午前中は人参掘り。午後は西7に1時間半ほどロータリーかけ(1.5-2.2キロ/H)、所々、かなりの残かんが
あり、砕くのに1.5キロ程度に落とす。湿気は程よい状態か。再度、やればベストかな?
・人参選別
・昼頃、仲間の百姓が来て、「今までは北風でよかったけれど、これからは南風が吹くようになるので福島原発
の影響が心配だ」と話していた。僕自身は、自分の力ではどうにもならぬことに気を煩わせることはないけれど、
気持ちはわからぬわけでもない。

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【日々雑纂】
c0048643_7473635.jpg標高と津波被害率、4/12の朝日に右のような表が載っている。「岩手、宮城、福島の3県
で標高5メートル以下の人口は計51万人。岩手県では標高5メートル以下の人口の28%が
死亡や安否不明になった。宮城が3.5%、福島が2.6%だった。被害率の違いは、津波の
高さや避難状況が影響したと考えられる
」(朝日、4/12)
・岩手県の被害率が宮城・福島の10倍前後に達するのは何故なのか、「津波の高さや避難
状況が影響したと考えられる」のは当然として、これでは何の説明にもなっていない。
・調査方法は「津波で浸水した地域の多くが標高5メートル以下の地域と重なることから、国勢
調査に基づくデータなどから5メートル以下に住む人口を調べた
」とあるから、浸水地域の市町
村の人口調査データの累計値とは思うが、詳しくは分らない。
・各県の人口全体のうち「標高5メートル以下の人口」割合は、岩手県は132万人のうち2.8万人(2.1%)
宮城県は235万人のうち38.9万人(16.6%)、福島県は202万人のうち9.5万人(4.7%)、この比率は
昨日指摘した各県の沿岸部の地形的特徴を、そのまま反映している。すなわち宮城県は比較的平野部が
広く、人口が集中している。福島県には狭い平野部が長く伸びている。岩手県沿岸部は、ほとんどが断崖
続きで、何カ所かの谷間の切れ間に僅かな集落が集中している。
・各県別の浸水地域の面積と「標高5メートル以下の人口」を比較してみると、岩手県は57平方キロで、
1平方キロ当たり494人、宮城県は327平方キロで1189人/平方キロ、福島県は99平方キロで956
人/平方キロ。一方、浸水面積あたりの死者・行方不明者数を比較すると、岩手県は148人宮城県は
44人
福島県は48人。以上から推測できることは、岩手県は狭い谷間、または河川流域の狭い平野部
に人口が密集していて浸水面積が少ない割には、津波が一瞬に奥地にまで急激に押し寄せ、逃げる間
を失った。宮城県、福島県の場合は、比較的開けた平野部が今回のような規模の津波に襲われた場合の
平均的な被災状況を反映しているのかも知れない。
・ちなみに、この記事には東海・東南海・南海地域(静岡、愛知、三重、和歌山、徳島、高知、宮崎)の
「標高5メートル以下の人口」約412万人と出ている。その3~4%というと、12~16万人。岩手、宮城、福島
の場合は総人口に対する「標高5メートル以下の人口」の比率は最大でも宮城の16.6%、岩手、福島は2-4
%程度。東海・東南海・南海地域の場合は、最低でも16%、平均25%が「標高5メートル以下」の地域に集中
している。人口密集という要素は、それ自体で被災を相乗的に高める可能性がある。
・リスク低減とリスク分散の観点からは、高台に移り住むこと、高台への避難経路を確保すること、要所要所に
高台を確保すること。波消しブロックと防波堤は、津波の一次的な破壊力を減衰させるための予備的対策と
割り切ること、などがポイントだろうか。
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by agsanissi | 2011-04-12 08:00 | 日々雑纂


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