2011年 04月 23日

フラッシュ・バック/24

・依然雨、今朝5時過ぎには雨は小止みになるが、普代のアメダスデータはゼロのまま。一方、普代川源流の野辺山の河川情報を
見ると(国土交通相河川情報)昨日の朝9時から累積雨量は42ミリになっている。野辺山自体は隣の田野畑村にあるから、多少の
違いはあるにしても、これは極端だな。⇒野辺山&普代付近の地図参照
・朝から濃霧、11時頃から再び時々雨、一時陽射しもでる(ほんのいっとき)

【今日の空模様】
特徴:太平洋側と日本海側の二つの低気圧が合体して、寒冷前線は40度線から20度線まで長く伸びて、夕刻には
東日本から北海道まで、ほぼ全域で雨。但し18時半頃、関東地方の一部と40度付近の太平洋沿岸部の狭い範囲
だけが虫食いのように雨雲がかかっていない。ところが雨は降っている。風は夕刻から強まる。
17:27、久慈地方に強風波浪濃霧注意報、宮古には加えて大雨洪水注意報、出る。21:27風雨強まる
最低・最高気温: 6.5/16.4度、日照:2.3   時間、最大瞬間風速(m/s):10.2(SSW、14:20)

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【日々雑纂】
水産業の復興構想、宮城県の村井嘉浩知事は、津波で壊滅的な被害を受けた水産業の施設や漁船などを国費で整備する
「国有化」を進め、再生を目指す構想をまとめた。被害が甚大で、民間資金での復興は困難と判断。将来的には施設を民間が
買い取り、運営母体を株式会社化する計画だ。漁船、養殖施設、水産加工施設といった水産関連施設の多くは、個人や民間会社
の所有物。宮城県内に約1万3千隻あった漁船の9割は津波で大破し、水産関連施設の被害は集計が済んだ分だけで3936億円
(22日現在)に上る。宮城県の漁業・養殖と水産加工品の生産量は2008年に全国2位。だが、男性漁業従事者約8千人の4割が
60歳以上
で高齢化が進んでいるため、「新たな借金をして一から立て直すのは難しい」(県幹部)という事情がある。(朝日から)
明治初期の一種の「殖産興業」構想だな。初期投資資本が枯渇していること、被災者が高齢化していて再興の展望は
暗いこと、(適正な経営規模・形態については僕には分らない)を考慮すると妙案かも知れぬ。難点は、国にもはや、その
余裕がないこと。


政府や東京電力の対応はなぜ“不誠実”に見えるのか、DiamondOnline(4/22、参照)で、政府・東電の事故処理の対応に
ついて、「社会的責任」の視点から(1)説明責任、(2)透明性、(3)倫理的な行動、(4)ステークホルダーの利害の尊重、(5)法の
支配の尊重、(6)国際行動規範の尊重、(7)人権の尊重の7点の内、1~4について、具体的にどこが問題かを明示している。
要点を摘記しておくと、
1.説明責任、単なる「経過報告」で、情報の受信者が本当に知りたい情報(「「そのことにより自分たちにどのような影響があるのか」
についての情報)が欠けている。
2.透明性、何度も情報が訂正されたり、情報が小出しに追加される状況が観察される。(これは「情報隠蔽の可能性」を示唆し、そこ
に情報の「不明確さ」「不正確さ」が加われば、「不利な情報が隠蔽されている」という懸念に発展するのは、自明の理である。)
3.倫理的な行動、重要な利害関係者(近隣国や漁業関係者など)に事前に十分な説明もせず了解も得ず、一方的に放射能汚染水を
意図的に海洋に放水した。
4.ステークホルダー(利害関係者)の利害の尊重、当事者は目先の問題処理に追われていて、ステークホルダーの利害を尊重して
いないように思われる。⇒筆者は、「なぜ“不誠実”に見えるのか」を分析しており、必ずしも政府が「事実を隠蔽」しているとも、東電の
対応が不誠実だとも告発しているわけではない。「危機管理」のマネジメントがないのが本質的問題とみなしているのかな。この点は
大方、同意。しかしこの種の国家的危機では、「無能」は犯罪に等しい。


参考1:表層地盤のゆれやすさ全国マップ
参考2:文科省公表の「セシウム137」の拡散予測(朝日から、4/22)⇒改めて「拡散予測」で検索すると、
「ドイツやノルウェーなど欧州の一部の国の気象機関は日本の気象庁などの観測データに基づいて独自に予測し、放射性物質が
拡散する様子を連日、天気予報サイトで公開している。日本政府が公開しないことについて内外の専門家からは批判が上がって
おり、政府の原発事故に関する情報開示の在り方が改めて問われている。」(読売から、4/04)のような記事
3:オーストリアの拡散予測記事&図参照(11/03/18)
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by agsanissi | 2011-04-23 06:08 | 日々雑纂


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