農のある風景/作業日誌/ようこそ!!荒木農場へ

sanissi.exblog.jp
ブログトップ
2011年 05月 13日

日々雑纂

・昨夜9時過ぎから雨(実際には20時頃には寝てしまい、2時半に起きるから)起きたときに雨としか知らない。
・時間雨量にして2-3ミリの雨、
・6時前から濃霧、9時前に雨は上がるが濃霧、総雨量13ミリ程度

◆田老・宮古方面
・朝方雨、仕事も然程に忙しくはないこともあって、国道45号線を下って宮古方面に出かける(10時頃)。
普代は12度前後、田野畑は16度、沿道の景色に変化はなし、あくまでも長閑、モヤっとした綿毛のような
薄緑から(国道を下るにつれて)深緑に変わっていく新緑の有り様が美しい。宮古21度。
・こうしたのどかな風景も、摂待を過ぎて急坂を下り田老に入り、「これより三陸大津波の襲来地」の看板を
過ぎるや忽ち光景は一変する。防波堤の内側、45号線沿いの沿道約1キロに店を連ねていた商店街は、
一軒だけ天井と柱だけを残した店舗で営業を再開したガソリンスタンド以外には完全な瓦礫の山と化している。
・所々、沿道の瓦礫を片付ける自衛隊員の姿を見かける。大量の瓦礫を積んだ大型トラックやダンプが頻りと
行き交う。⇒地図参照:田老町の商店街
・ある高さを境とした、これほど完璧な破壊と無傷との鮮やかなまでの対照は見たことがない。一瞬にして
あらゆる人間的営みの成果を尽く飲みつくしていく自然の破壊力の凄まじさは、人智を超えているとも云える。
・宮古中心部の手前、高台にある県立宮古病院を過ぎてまもなく国道45号線を左折して248号線に入り、
浄土ヶ浜方面に下る。浄土ヶ浜の複雑な入り組んだ地形は、同じく海に面しながら、無惨な爪痕と全くの無傷
と明暗を分けている。高台の展望台から望む海の光景は、何ごともなかったかのような穏やかな風情。
・248号線をそのまま下って、宮古湾に沿って走る沿道には魚市場や水産加工場の屋根と外壁が残る他は
瓦礫と解体を待つばかりの家屋跡が点々と散在するのみ。田老に較べると、ここにはまだ人々の営みの痕跡
が僅かながら残骸を留めている。⇒地図参照:宮古湾に面する臨港通付近

c0048643_4473492.jpg◆作業メモ
・西7のキタアカリ、5/8-15に出芽が揃えばベスト、実際には8日以降
気温はかなり下がっているから、18-22日頃になるだろうか?
・平均出芽日を、仮に22日とすると、6/10-15迄には培土完了の事。
・但し、5/03の男爵も22-25日頃には揃い期を迎える可能性がある。
・5/20、27、6/03を目安にカルチ

・5/13-19の天気は概ね良好
・カボチャは1000まで済、あと何株?
(予備に1列150程度、他に白爵系を2列、場所を変えて赤系統)









【今日の空模様】
特徴:午前中は北東風で濃霧、気温は11度前後。午後は西または南西風に変わり、陽射しも出て気温上昇。
三陸沖と北海道沖の低気圧に挟まれた二つ玉低気圧の配置で昼頃から風強まる。16:50に強風注意報。
夕刻にかけて益々風強まる。俗に「台風並みの風」というけれど、経験上は12、2、5月頃の風が最も強く、
逆に台風では然程に強い大風の吹いた記憶がない。(参照:普代の観測史上1~10位の記録
最低・最高気温:10.9/20.4 度、日照:3.8 時間、


2010年5月は何をやってた??

****************
【日々雑纂】c0048643_4132100.jpg
参考記事:被災地の市町村の財政&役所の人員規模(朝日、5/12の記事から)
「東日本大震災の津波被害は南北500キロにわたる。被害が集中した岩手、宮城、福島の
3県の太平洋沿岸の36市町村のうち、人口10万人以上の都市は仙台市、宮城県石巻市、
福島県いわき市だけだ。街づくりに不可欠な1級建築士の資格をもつ建築主事を置く自治体
も、3市のほかは岩手県宮古市、同釜石市、宮城県塩釜市に限られる。29市町村は一般
職員数が400人以下だ。」「1995年1月の阪神大震災当時、神戸市は人口148万人。近隣
の兵庫県西宮市や尼崎市は50万人、宝塚市や伊丹市も20万人の規模だった。自治体の
財政力にも大きな差がある。」
(図版も朝日の同記事)
◆問題点
・都市部と過疎地、被災を契機に格差が拡大する可能性、防ぐ対策は
・財政的・人的能力(人数×個々の能力)、放置すれば格差は拡大する、
広域的な権限と能力の結集(するための国家的方針)
・社会的インフラの相対的コストは高い(財政的負担)
⇒産業的には建設・土木関係の相対的割合の高さ
・地方の多様性(漁村・農村・山村
・高齢者人口の相対的割合、従ってまた二重の意味で非生産的人口の
割合の相対的高さ
・コミュニティの連携(地方のほうが良い可能性)
・弱みを強みに変える工夫


国家公務員給与「10%削減目指す」菅政権は、今年度の国家公務員給与の10%削減を目指す方針を固めた。13日に
菅直人首相が表明し、政権は労働組合と交渉を始める。これによって約3千億円を捻出し、東日本大震災の復興財源にあてる
考えだ。政権内には震災の復旧作業に従事する自衛隊員や警察官らへの配慮を求める声があり、首相は被災地入りした
自衛隊員らの手当を充実させる考えも表明する見通し。...首相は昨年9月の民主党代表選の公約に「国家公務員人件費の
2割削減に向け、人事院勧告(年間給与平均1.5%減)を超えた削減を目指す」と掲げている。国家公務員は約56万人で、
今年度当初予算ベースでの給与総額は3兆7642億円
にのぼる。
(朝日、5/13から)

原発事故の本質日経ビジネス5/13号に山口栄一氏の《見逃されている原発事故の本質》という記事が載っている。
この記事で、いままでの報道を通じて感じていた(網羅的に見ているわけではないが)モヤモヤとした釈然としない気持ちが多少
晴れたような思いがする。例えば「緊急事態システム」でも触れたように、問題はそれを支える技術的内容よりも、システムとして
の運用自体に本質的な欠陥がある
というのが、僕の一貫した考え方だが、原発事故でも同様の本質的欠陥があるようだ。

以下は山口氏の指摘...⇒参照
・ジャーナリズムも政府も、津波と同時に非常用電源が失われ、その結果、当初から原子炉は「制御不能」になってしまったという
「勘違い」で議論が進んでいるからだ。しかし実は、事故原因の本質について、ジャーナリズムも政府も見逃している、ある真実が
そこにある。それは、「最後の砦」の存在にほかならない。
・実はこの「最後の砦」は、1号機では約8時間、3号機では約32時間、2号機では約63時間稼働して、その間、原子炉は「制御
可能」な状態にあった。従って原子炉が「制御不能」の事態に陥る前に、海水注入で熱暴走を止める意思決定をする余裕が、
少なくとも8時間もあったのだ。しかし、東電の経営陣はその意思決定を怠った。
・「『最後の砦』としての隔離時復水器(IC)ないし原子炉隔離時冷却系(RCIC)が停止すれば、それから事態は『制御不能』の
事態に陥る。よって停止と同時に、間髪を置かずに海水を注入する以外に暴走を止めることができない」ということが、前もって
100%予見可能だった。
・この事故が「初動のミス」つまり「ベントが遅すぎたり注水が少なすぎたりしたから起きた」と単純に理解してしまっては、本質を
見誤る。そうではなくて、物理限界を特徴づける境界の位置と特徴、そして構造を、東電の経営陣は理解できなかったから、この
事故は起きたのだ。

「原発の安全性」には、現在の科学技術の限界に基づく技術的安全性の問題と共に、原発を抱えた社会システムとしての安全性
という問題がある。自然災害に対する備え、社会的・政治的災害に対する備え(例えばテロ攻撃対象に対する備え)、災害が起きた
場合のリスク管理(経営としてのリスク管理、国家・社会としてのリスク管理)。更に技術的安全性だけに限ってみても、基幹的技術
とそれを支える周辺技術を含めたシステムとしての原子力発電所全体の整合性の確保(例えば「原子炉(GE製)の電圧が440Vで、
電源車と合わなかった」という阿呆な話)。

福島1号機「圧力・格納容器に損傷東京電力は12日、福島第1原子力発電所1号機で、燃料棒が原子炉圧力容器の
底に溶け落ちた
とみられると発表した。圧力容器だけでなく外側の格納容器も損傷し、注水しても大部分は漏れ出ていると
いう。格納容器に水を満たして冷やす「冠水」は難しく、水位が低くても冷却効果を上げられる方法を検討する。

(日経、5/13から)⇒下線部の意味は、厳密にはどういう事だ?
福島第一原発1号機で、大量の燃料が溶融し、圧力容器の底部にたまる「メルトダウン」が起きていたことを12日、東電が
認めた。...圧力容器の水位は現在、底部から約4メートルの位置より下にあると考えられる。高さ20メートルの圧力容器全体
の体積の2割以下しか水がたまっていない計算だ。...これまで1万トンを超える水を圧力容器に注入しているが、3千トンの水
が行方不明になっており、格納容器から漏れ出ているとみられる。...東電によると、溶けた燃料が圧力容器の外に漏れている
可能性が否定できないといい、汚染水の発生量はさらに増える恐れがある。
(朝日、5/13から)

経済指標:景気ウォッチャー調査4月の景況感を示す現状判断指数は28.3となり、前月比で0.6ポイント上昇した。東日本
大震災直後の3月調査では過去最大の20.7ポイントの落ち込みを記録していた。急激な景況感の悪化にはひとまず歯止めが
かかったが、内閣府は「震災の影響により、厳しい状況が続いている」との基調判断を示した。ただ復興需要などを背景に
2~3カ月後の先行きの景況感は大幅な改善となった。
・項目別では、個人消費を反映する家計関連は1.8ポイント改善、企業関連の指数は前月比1.3ポイントの下落、「東北のメーカー
から入荷していた部品が滞り、工場が操業停止」(中国地方の一般機械業)といった声が目立っており、大震災で原材料や部品
などのサプライチェーン(供給体制)が寸断された影響が全国に広がっていることを映した。雇用関連指数も3.5ポイント悪化した。
地域別では、3月調査で大幅に落ち込んだ東北が6.7ポイント上昇し、電力不足の影響が和らいだ関東も4.0ポイント上昇した。
一方で、主力産業の製造業が部品の供給不足に直面している東海や近畿はそれぞれ2~3ポイントの悪化となった。

(日経、5/12から)⇒参照:内閣府調査
c0048643_7121576.gif

[PR]

by agsanissi | 2011-05-13 04:26 | ジャガイモ


<< 日々雑纂      日々雑纂 >>