2011年 10月 02日

作業メモ

◆加工用ジャガイモの仕入れ担当者の来訪
・9/30、去年、試験的に加工用に使って頂いたジャガイモを今年から本格的に納品することになり、二度目の来訪をうける。
・台風15号に伴う大雨の後、23日以来概ね晴天が続いていたが、30日に限って朝から雨になる。30分一往復の芋掘り体験
でもして頂ければ、また違った目でジャガイモを観察する機会になったかもしれないのに残念!
・小雨の中、ジャガイモ畑に行ってみて、「茎葉が、枯れ上がってほとんど跡形もなくなっている」のを初体験したようで、北海道
では「茎葉が残っていました」とのこと。ジャガイモの茎葉は、芋のでんぷんとしてスッカリ転流して枯れ上がった状態になって
「初めて芋は完熟するので」、茎葉を枯凋剤で枯らすような作り方は「芋作りの邪道だ」と故吉田先生は常々仰っていたとは僕。
・色々な地域の現場を体験することは、一種の異文化体験で、そこから新たな発見や進歩が生まれる。

◆小ハウス内及び周囲の雑草のジャングルを片付ける
・小ハウスは、ジャガイモの浴芽に利用したきり、その後は(5月初めから)ほとんど放置状態で、雑草が勝手気ままに生い茂り
ジャングル同様になっていた。
・10/01、生協祭の農産物出品用に小豆を手取り採取。今年は分枝がたくさん出て、重すぎるせいなのかどうか、殆ど寝てしまい
そこに台風15号が追い打ちをかけて半転び。ただでさえコンバイン収穫は難しいのに、これでは全く不可能。おまけに半熟状態で
転んでしまったため後熟が必要で、その場所を確保するため、急遽、小ハウス内を片付け。ついでに周囲の雑草も一挙に整理。
・山のような雑草は堆肥化するために西8の畑の隅に積み重ねる。

◆ワセシロ掘り取り
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・午後から畑も、やや乾いた様子で、ワセシロを2往復4列掘りとる。
一部は、水に浸かっていたようで酸欠状態で腐敗した芋が上がって
くる。この畑の中では畝長が最も短い部分だが、一往復半で収穫機
が溢れかえってしまい、畝の途中で降ろそうとするが送りコンベアが
重すぎて動かず、四苦八苦して人力で袋に落とす。100キロくらい
落とした所で、やっとコンベアが動くようになり、イヤハヤ人力の微力さ
に呆れ返る。
・2往復4列で、2トントラックに満載。1.5トン程か、うれしい悲鳴!!
・晴れ上がった空から、皮肉にもパラパラ小雨が落ちてくる。








【今日の空模様】
特徴:9/23以降、日最低気温はやっと10度を下回っていたが、30日は12度。10月に入って急激に下がって、1日は6.1度、今朝は
4.3度(5時18分)。低温と霜の注意報が出る。きのこ類は「始まったと思ったら終わってしまった」とのこと、最悪の年だそうだ。
・この時期、5度以下の時期があったかどうか、調べてみると97/10/03に4.5度というのがある。僕が普代に来て以来、この時期の
4.3度は最低記録ということになる。
最低・最高気温: 4.3/18.6度、日照: 4.7 時間、


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【日々雑纂】
病院と介護施設の充実が日本経済を浮揚させる、日経ビジネス(9/30号⇒参照)に表題のような記事が載っている。
冒頭に書いている。
「日本はこの15年間ほとんど成長できずにきた。....何も手をこまねいていたわけではない。15年間で230兆円にも上る財政政策を実施
したし、ゼロ金利政策や量的緩和という金融政策もとった。できるだけのことはやった。しかし、これまでに実行した政策はすべて効果に
乏しく、結局約1000兆円という国債残高と、金利操作をしても流動性コントロールの利かない“流動性の罠”状態だけが残った。

・どうすれば良いか?
日本経済を活性化させるには“満たされていない需要”を探せばよいのである。ニーズの無い分野にカネを注ぎ込んだりスジ悪の刺激策を
打つのではなく、国民が満ち足りていない分野=実需の存在する分野に対して刺激を与え、実体経済の活動として現実化すればよいので
ある。

・とうわけで、表題のような提案となる。しかし「病院と介護施設の充実した」社会が、たとえ社会的実需を満たしたとしても「健全な社会」と
云えるのか??

・昔、僕は自分が農業を始めるにあたって、現在の社会のあり方は「社会的糖尿病」だと書いたことがある。これは比喩的な意味で書いた
のだけれど、世界の糖尿病人口は急増し、高血圧・糖尿病・心臓病など生活習慣病などの増加にともなう医療費の急増は、やがて社会保障
システムそのものを押しつぶす勢いだ。比喩が、単なる比喩ではなく社会的現実になりつつある。
・昨日送られてきた「McDougallNewsletter」(11/09月号⇒参照)に、こんな記事が載っている。
Today 14 million US workers are unemployed, and the economy is losing more jobs everyday; the rare exception
is the healthcare industry, where employment is increasing. Since 2001, 1.7 million new jobs have been added,
while private sector employment, outside of the healthcare systems, is being lost. While northeastern US cities
were once robust centers for the production of goods—steel mills, coal mines, and other manufacturers—now the
biggest employers are hospitals, clinics, and related medical services.
The Cleveland Clinic is the largest employer
in the region, with 29,000 workers.

・何事も、アメリカは日本の先を進んでいる。確かに、これは社会的実需のある分野に社会的資源を集中した結果だ。とはいえ「活力ある社会」
と、果たして言えるのか??
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by agsanissi | 2011-10-02 21:23 | 作業メモ


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