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2011年 11月 11日

日々雑纂

・今朝は6時12分に△1.1度を記録した。黒崎の吹きさらし場はもっと下がったことだろう。数日前までは雨垂れの音が頻りと聞こえて
いたが、今朝は向かいの家の屋根の薄氷が日の出と共に融けていく様が見える。道々の霜は、昨日よりも一段と厚く広くびっちりと
広がっている。

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肥満税(FatTax)、卵1個にはコレステロールが約200㎎、飽和脂肪酸が約1.5gほど含まれていることが、2型糖尿病の発症リスク
を高めていることに関係しているかもしれないと研究者らは指摘します。特に飽和脂肪酸は悪玉(LDL)コレステロールを上昇させて動脈
硬化などのリスクを高めるために、2011年10月からデンマークでは、飽和脂肪酸を多く含む食品に「肥満税(Fat Tax)」を課税して、
消費を減らしていこうとしているくらい、問題視されています。(Health&Beauty Review、11/11/08から、参照
卵と糖尿病リスク、1982年から2007年に20703人の男性医師を対象にした「医師の健康調査」と、1992年から2007年に36295人
の女性医療従事者を対象に行った「女性健康調査」の食物の摂取頻度のアンケート結果を分析したところ、調査期間の間に男性は1921人
(20年間)、女性は2112人(11.7年間)が、糖尿病を発症していました。
・さらに詳しく分析すると、卵を食べない人に比べて、男性は週に2~4個の卵を食べると18%、5~6個の卵を食べると46%、7個以上の
卵を食べると58%も、2型糖尿病の発症リスクが高まっていたそうです。女性も同様に、卵を食べない人に比べて、週に2~4個の卵を食べ
ると19%、5~6個の卵を食べると18%、7個以上の卵を食べると77%も糖尿病のリスクが高まっていたそうです。云々(同上記事から)
卵を食べない人に比べて7個以上の卵を食べると58%も2型糖尿病の発症リスクが高まる;58%という数字は中々ショッキングな値だが、
具体的にはどういうことを意味するのか?上記の男性医師の平均的な糖尿病発症率は1921/20703=9.27%だが、1921人を週に卵を
食べる個数によって階層別に分けて発症率を比較すると、全く食べない階層の発症率が6%とすれば、7個以上食べる階層の発症率は
6×1.58=9.48%に達するということか。しかしこれでは卵が糖尿病発症リスクの規定要因かどうかは全くわからない。卵を全く食べない人
と毎日一個以上食べる人とでは、当然、食生活パターンそのものが違っている可能性が高いから、発症リスクには多様な要因がかかっわて
いる可能性のほうが高いのではないか。

昨日の「コーヒーと糖尿病」の調査もそうだが、この種の疫学的調査は大量現象を分析することで一般的傾向を探ることで因果関係を
捉えるヒントにはなりうるが、因果関係そのものを説明しているわけではない。また「1日に7杯以上コーヒーを摂取する人では、2型糖尿病
の発症に対する相対危険度が1日2杯以下の人の約2分の1になる」ということは、今までコーヒーを全く飲まなかった人が7杯以上コーヒー
を飲むようにすれば、発症リスクが半分以下になるということ(ということはどういうことだ??)でもあるまい。厳密な数量的分析のようにも
見えるが、単なる数字遊びのように見えないこともない。

⇒【バーンスタイン医師の糖尿病の解決】(第三版、46.p)には「最近の報告では、今日米国に生まれた人々の95%はいずれ糖尿病を発症
するだろうと予測している」とある。となると、個々の食品の摂取がどうこうという以前に、現代の生活様式そのものに根ざすより根源的な
ところに目を向ける必要が出てくるのじゃないかね。
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by agsanissi | 2011-11-11 08:20 | 日々雑纂


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