2011年 12月 17日

天地返し/続

・昨日の最低・最高気温は△5.6/1.7度、今日は△6/2.7度。最低気温は大差ないし、日中気温は今日のほうが高いけれど、今日は昨日
よりも寒く感じる。室内の気温は昨日よりも今日のほうが低い。累積効果なのか、それとも黒崎や和野山は普代のアメダス記録とは傾向が
違うのか。

東29は(Google地図で見る)、今年はじめて借りた土地で、去年・一昨年とデントコーンを作付け。今年は僕が青大豆を作付けした。
・無肥料でダイズを栽培、途中、開花時期に一回だけ肥料の葉面散布をしただけで、初期生育は全ての大豆畑の中で最も良かった。
しかし開花時期後半から、雑草が目立ち始め、黄変期に入っても茎葉が青々としたまま。
・12/08の日誌(参照)に書いたとおり、蔓ボケで、加えて紫斑病の被害粒が多く、売り物にならない。300キロ程度刈り取った所で放棄。
・前作までの肥培管理状況がわからぬための失敗だが、ダイズの出来から見れば、相当の窒素過多状況と想像できる。
・来季にどの程度窒素分が効いてくるか分からぬが、元肥を極力抑えて、茎葉の生育状況を見て必要があれば追肥でカヴァーする方針で
行くしかないか。
・昨日の東6、23と東29の三ヶ所が、来季のジャガイモ予定地だが、全てダイズの後作。これは様々な輪作体系の組み合わせの中では
ダイズの後作のジャガイモの収量が相対的に最も高いとの農事試験場の試験結果を参考にしている。
・この他、今日は西11の4反歩ほどにもプラウを掛ける。驚くのは、東29は比較的土が柔らかく、殆ど凍結していないのに、西11の一部は
固く凍結している。この畑は、今年一年間は休閑地にして放置してあった。一部は夏にプラウをかけたが(ここは比較的柔らかい)、去年
ジャガイモを掘り取った跡、プラウも掛けずに放置したままの部分が固く凍結している。

輪作について、「畑作の最も基本は輪作だが、現代ほどそれが疎かにされてるときはなかろう。また輪作しているといっても、ダイコン、
テンサイ、ニンジンなどの根菜が前作では、共通病害としてソウカ病、ナンプ病、カンプ病が蔓延する
」(【ジャガイモ百科】吉田稔、80.p)
どういう輪作体系が良いか、【バレイショ増収1000問答】(吉田稔)には「提唱中の輪作様式は北海道全域でコムギ、ポテト、スイート
コーン、テンサイ、マメ類の五年輪作である
」とある。
・実際に輪作体系を継続的に確立するには、いろいろな要素を考慮しなければならない。まず面積。仮にジャガイモを4町歩作付けする
として、五年輪作には、ほぼ同じ大きさの20町歩の畑が必要になる。次に作物の作業体系に応じた機械類(播種機、収穫機、選別機
など)、仮に播種や収穫作業等の一部を人力に頼るとすれば(例えばジャガイモ4町歩の播種・管理・収穫の必要労働時間とニンジンや
大根の播種・管理・収穫のための労働時間とでは何倍~何十倍も違う)そのための考慮(作物に応じた総労働時間の均等化、或いは
ほぼ均等な総労働時間に相当する作物の選定)。作物の販路。これらの全てを考慮すると、実際には妥協的な輪作体系で行くしかない。
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by agsanissi | 2011-12-17 20:54 | ジャガイモ


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