農のある風景/作業日誌/ようこそ!!荒木農場へ

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2012年 01月 07日

日々雑纂

・依然として冬型気圧配置は続く、4時前後から風やや強まる模様、窓ガラスを叩く風音頻り。
・最低最高気温は1.9/9.2,日照時間は9.5で快晴、ほぼ終日北寄りの風。
・14-16時に散歩する他、【Cardio Diabetic Frontier】【高木惣吉 日記と情報】などを読む。【断腸亭日乗】(日記第5巻、
昭和15年-18年)は繰り言・愚痴の類が増える。まあ、それなりに高等遊民の戦時中の生活実相を伝えてはいるが。
・【Cardio Diabetic Frontier】の2-3.「糖尿病と虚血性心疾患」および2-4.「糖尿病と心不全」を読む。
・キーポイントになりうる指摘を引用しておく。
冠血流予備能とは、刺激を加えて得られる最大の冠血流と基礎状態における冠血流の差を指す概念であり云々、55
⇒要するに、どれだけの負荷に耐えられるか、負荷に対する予備能力(老齢化に伴う不可抗的なものと、病的なものとの区別は?
・心筋虚血は心筋酸素需要に見合った酸素供給が達成されない状態、56
・全く狭窄病変がない場合にも冠血流予備能は低下することがあり、syndrome Xという臨床概念で知られている。この病態は、
①労作性狭心症と判断される症状があり、②負荷心電図検査で虚血性変化を示し、③冠動脈造影検査で狭窄病変を場合に診断
される。57
・糖尿病患者では、心筋虚血をきたしても狭心症症状を訴えない患者が比較的多く、負荷心筋シンチ検査で心筋灌流異常が認めら
れても冠動脈造影検査に有意狭窄が認められない症例
が11~63%程度存在する。59
・糖尿病の冠血流予備能の低下は空腹時血糖値やHbA1cと相関があり、糖尿病のコントロールが不良なほど冠血流予備能は低値
になる。血糖コントロールで改善する。59
・糖尿病が直接に心機能に悪影響を与えている可能性、63⇒これは動脈硬化などの血管損傷を介さずにという意味か?


血糖値の日内変動測定の総括
・まず一般的な糖尿病の診断基準(の血糖値)は空腹時血糖値126以上(「空腹時」とは10時間以上の絶食状態をいう)、又は随時血糖値
200以上のいずれかが、別な日の検査で二度以上確認されれば糖尿病と診断して良い、となっている。HbA1cは概ね6.5%以上。
・一方、糖尿病者の治療目標、あるいは血糖コントロールの指標は、空腹時血糖値で80-110未満を優、110-130未満を良、同じく食後
二時間値が80-140未満を優、140-180未満を良、としている。HbA1cでは5.8未満を優、5.8-6.5未満を良、としている。(数値は、何れも
「日本糖尿病学会」の診断基準に拠る。参照
・二日間の僕の記録を見ると、早朝の空腹時血糖値は80台、食後二時間値も概ね100前後、リンゴを食べた20分後に134迄上がったことが
あるが、二時間後には110台まで下がっている。
・この血糖値を単純平均すると5日は101.3、6日は96.7になる。HbA1cという数値は、血糖値がその時々の血液中のブドウ糖の量を計って
いる(単位はmg/dl、血液1dl中のブドウ糖量をmg単位で測った値)のに対して、HbA1cは過去1-2ヶ月の血糖値の平均的推移を反映して
いる(その時々の食事の影響を比較的受けない。単位は%)。血液を採取して計る点は血糖値と同じだが、簡単に自己測定は出来ない。
・一応、換算式が色々提案されている。【Cardio Diabetic Frontier】172頁には
   HbA1c=(空腹時血糖値+9.2)/21.9  という式が紹介されている。
・バーンスタイン医師は、極端に低いか高い場合を除けば、血糖値100はHbA1c5%に相当し、これを1%超えるごとに血糖値40の増加に
相当する、としている。
・米国糖尿病学会は、平均血糖値=(35.6×HbA1c)-77.3  という式を提案している。いずれも経験的な数値から導かれた目安で、厳密
な関係があるわけではない。
・仮に、僕の血糖値を空腹時90、平均100として、上記の式に当てはめて計算すると4.5~5.0%に相当する。昨年9月の特定健診時の
HbA1cは5.4%だから、その時に比べてもかなり下がっている。

小さな政府、大きな政府
・昨日書き忘れたことを足しておく。野田総理の「不退転の決意」で、即座に頭に浮かんだのはライオン宰相と呼ばれた濱口雄幸だ。
方法は間違ったけれど、実行力も決断力もあった。小手先の駆け引きに終始する「料亭政治」を拒絶し、国民に直接訴える術を心得ていた。
日本の首相で初めて当時最新のメディアであったラジオを通じて国民に直接自身の政策を訴えた首相」(Wiki「濱口雄幸」参照)になりえた
所以だ。
・野田首相は、高校の同期会で「四方八方から弾が飛んでくる。最近は背後からも飛んできた」と語ったそうだ。こんな状況で正面突破する
には「国民に直接訴え、国民を動員する」しかない。6日の日経「大機小機」に「国民が固唾を飲んで議論に注目し、一喜一憂し、笑いさざめ
きながら落ち着くところに落ち着かせるようにすべきだ
」とある、同感だ。
・それには、増税の不可避を訴えるなら、自ら身を切る覚悟を示さなければならない。例えば、在任中、自ら給与を五割返上する、高級公務
員は二割返上するが、率先して二割五分返上、一般公務員は一割返上。五年で省庁再編を進め、公務員の二割削減する。地方公務員も
これに準ずる措置を自主的に実行する。国会議員定数は三分の二に削減する等々を実現の上、消費税引き上げと低所得者対策・社会保障
政策・医療保険の一体的改革を提案する。一方、デフレを考慮し、震災復興と今後の大震災に備えた大都市再編計画に国内外を問わず
資本参加を呼びかける。そのため大胆に規制を緩和し、道州制の導入と共に地方に大幅に権限を委譲する。それでこそ「国民が固唾を飲ん
で議論に注目」する。この程度の提案が出来てこそ「不退転」も実態を備えるが、現状は単なる空文句にすぎない。
・二年半ほど前、民主党政権はある種の「国民総動員」を求める必要がある、と書いた。
・民主党は、自民党の「負の遺産」を背負い込むことになる。民主党の特徴を、一言で言えばポピュリズムということになるか。
・そのほかの具体的政策ではバラバラで一体性がない。要するに明確な綱領を持たない寄り合い世帯。
ポピュリズムの最初の試練は「財源」だが、いまや借金財政の重みが、すべて民主党政権に被さってくる。
・この苦難を乗り切る唯一の方策は、ある種の「国民総動員」、国が国民のために何が出来るかではなく、国民が「国」のために
何が出来るかが問われているという明確なメッセージを打ち出せるリーダーが必要だが、鳩山にはその資質はない。
(09/07/19、参照
下線は今回改めて付けた。)
・鳩山も菅も、正反対の無能をさらけ出した。さて、野田総理はどう出る??
・ついでに云えば、こうした提案が出来れば、それは「小さな政府」への第一歩になる。極論すれば、これからは国(ないし中央政府)は金融
と外交と軍事及び各地方間の整合性を図る調整機能だけに権限を特化し、他の権限はすべて地方に移譲するが良い。

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2011年1月は何をやってた??
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by agsanissi | 2012-01-07 07:37 | 日々雑纂


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