2013年 07月 19日

大雨

寒気と偏西風の流れの織りなす偶然なのか、地形的特徴のなせる技なのか、
いずれ偶然なのか、必然なのか分からないけれど、
北緯38度線と39度線の付近を境に「気候帯」が違うのかな、と思うことがある。

それぞれ今朝7時までの24時間雨量と昨日の14時の気温、今朝5時半の雨の現況。
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昨日は山形県の豪雨、一昨日は岩手県区界の豪雨。共に観測史上初めての
集中的豪雨だそうだ。地形がすっかり変わってしまって、農作物が押し流された映像が
ニュースで報じられていた。
自然の中で、自然を相手に生きるということは、こういうことなんだな! とつくづく思う。

昨日たまたま読んでいたバルザックの《老嬢》の中に、こんなセリフが出てくる。
19世紀初めのフランス南部の地方都市を舞台にした「地方生活情景」の風俗描写だが、
「ジョゼットもジャックランも、農夫が天候の不順を甘受するように、こうした老嬢のむら気を
甘受していた。これら三人の善良な召使は、天を恨むこともなく、「天気がいいか、雨が降る
かさ!」
というのだった。」
自然との接点がますます薄れ、社会的接点だけが異常に肥大化している僕達の感覚は、
さてどうなのだろう?
自分の主観的錯覚がどうあれ、自然との本質的な関わり方は、(科学技術がどんなに
進んでも)少しも変わっていないようにも思えるけれど。

尤も、普代は”長雨”とは言えても、”大雨”というほどでもないけれど。

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by agsanissi | 2013-07-19 08:45 | 気象/季節メモ


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