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農のある風景/作業日誌/ようこそ!!荒木農場へ

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2013年 08月 27日

作柄

まだ西11の畑の半分弱、ジャガイモ畑全体の2~3割程度
掘ったばかりだから、全体の作柄を云々するにはちょっと早いかしら。
近所の家庭菜園の人たちも、口々に「今年は良い」と言い交わしているようで、
6-7月の天候、特に7月中旬以降の”低温”とやや乾燥気味の気候が
ジャガイモには幸いしたようだ。

通常なら、7月下旬には茎葉がすっかり枯れて、盆前には掘っているところ
今年は盆明けに、やっと掘り出す風景が此処彼処で見られる。
低温で、茎葉が長持ちし、その分、生育期間が伸びて”大ぶり”になったようだ。

僕のところも、
22日に掘り出した4.2トンの内訳は
ML級が2.7トン、2L以上が450キロ、S級を含む種芋用が1トン程度。
最初の一二回の掘り取りの時は皮むけ・腐敗・傷物が目立つ程度にあった
けれど、三度目以降の掘り取りでは目立って外観形状も良くなり、
腐れも殆どなくなった。

皮むけや傷は、掘り取りがやや早いとか収穫機上での回転や打撲が原因で
収穫方法の工夫で対処できるけれど、
写真のような腐敗(軟腐病かと思うけれど)は、7月中旬以降の長雨の影響かしら。
但し、三回目以降の掘り取り芋(写真右)にはでていなから、畑の土壌・排水条件や
雑草の具合など、その他もろもろの要因が重なって発症するのでしょうね。

左の写真のような腐敗の中には、掘りとった直後には「ちょっとした打撲」や切り傷に
見えていたものが、翌日には腐敗して・クリーム状にとろけていたりします。
この症状は、典型的な軟腐病ですね。

作柄_c0048643_4483863.jpg作柄_c0048643_4492636.jpg









◆読み返すと”おかしな”ことを書いてますね。
・7月中旬以降の乾燥気味、と書いたり「長雨の影響」とかいたり。
・どっちが本当かいな?というと、不思議な事にどっちも実感ですね。
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by agsanissi | 2013-08-27 06:07 | ジャガイモ


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