農のある風景/作業日誌/ようこそ!!荒木農場へ

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2006年 02月 11日

ムードで動く


「なんとなく全体がムードで動いている」というのが、コトバが鴻毛の軽さに扱われる
仲間社会の特徴だ。かつて山本七平は「空気」と言い表わした。すなわち「空気の支配」
する国だと。あるいはエズラ・ボーゲルは「政治的意思決定の責任の所在」が明確でない
国と批判した。例えば、明治憲法は「天皇ハ国ノ元首ニシテ統治権ヲ総攬シ」(第4条)
と規定し、統治権の源泉は天皇にあったにもかかわらず「天皇ハ神聖ニシテ侵スヘ
カラス」(第3条)と、あらゆる責任の埒外におかれていた。

そしてこれが仮に、コトバが鴻毛の軽さに扱われる仲間社会の精神的所産だとすれば、
我々はまだ、その精神的伝統から自由ではないのかもしれない、という自覚はあって然る
べきではないのか。

太田さんではないが、あまりにその具体的内容をつぶさに語れば、決して多くはない友を
失いかねないと危惧するわけではないが、むしろほとんど理解されないだろうと危惧する。

◆◆ 畑を耕し、自分を耕し、世間を耕す、【耕す生活 ◆◆
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by agsanissi | 2006-02-11 08:38 | ミミズの寝言


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