2006年 03月 11日

浴光育芽のねらい

昨日今日の二日間で、さらに2.6トンの芋を広げる。
キタアカリ200kgを除き、残り2.4トンは自家小芋(男爵)。やや芽が
動いているものもあるが概ね良好。
全体で7トンを予定しており、やや不足気味で追加購入を考慮。

普代のアメダス地点は海抜8メートルにあるが、ハウスのある地点は
標高200メートル。この三日間のアメダスの最低気温とハウス内の
最低温度を比較すると
アメダスは、-3.3度、-4.5度、0度に対して
ハウス内は、-5.5度、-2.5度、+1度
外気温は昨日のほうが下がっているのに、ハウス内の温度が上がって
いるのは、初日は2トンだったのに、二日目は4トンの芋が発する熱量で
多少、温度があがったのではないか。

浴光育芽のねらいは何か?
ジャガイモを収穫して数ヶ月は、通常、芽は動かない。これを休眠期と
いう。休眠期間は品種によって差があるし、また環境によっても変化
する。収穫してまもなく芋に熱気のある状態で箱詰めしたり、大量に
積み重ねたりしておくと芽が動き出すことがある。
休眠明けの芋を、暗い、気温の高い場所に保管しておくと、もやしの
ような芽がヒョロヒョロ伸びてくる。少し雑に扱えば、ポッロと簡単に落ち
てしまう。
浴光育芽は、この正反対に、低温と強い光に当てて、芽の徒長を抑え、
ガッチリした芽を育てるのが狙いだ
。大体、3-4週間で赤黒い数ミリ
の芽を育てる。男爵芋のように芽の深いものは5ミリ程度、メークの
ように芽の浅いものは3-4ミリ程度まで育てる。その期間が品種によって
差があるけれど、3-4週間かかる。低温の目安は6-20度まで。
6度以下では芽はほとんど動かないし、20度以上になると徒長気味に
なる。
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by agsanissi | 2006-03-11 20:38 | ジャガイモ


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