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2006年 03月 12日

頂芽優性

今日は午前1時に最高気温7度を記録し、その後は低下。
ハウスの外気温は2度で、終日、締めたまま。内部は6度で芋の表面温度は8度。
昼頃、雪が舞い始めるが積もる気配はない。
種芋の追加購入に備えて、小ハウスにビニールをかける。

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芋の周囲には、芋の大小にかかわらず、らせん状に13個前後の芽がついている。
高温多湿の、暗い条件下においておくと左の画像のように一本の芽だけが優勢に
伸びてくる。これは天辺の芽が急速に伸びてくると、植物ホルモンの関係で他の芽の
伸長が抑制されるためで、これを頂芽優性という。
これに比較して、右側の画像(去年の3月27日)は浴光育芽を充分にやった芋で、
播種前1週間頃のもの。4つから5つの芽が、ほぼ均等に伸びてきているのが
わかる。
このように浴光育芽をやることで、単に丈夫な芽を育てるだけではなく、頂芽優性を
打ち破って、芽の数を増やし、株あたり茎数を増やして
、芋の生産力を充分に引き
出してやるのがねらいだ。

浴光育芽をやらずに、頂芽優性の状態をそのままにして植えると、茎の伸長に7-
10日ほどの差がでて、芋の肥大が著しく不均等になり、くず芋がたくさん出るので
これを防ぐために「芽欠き」ということをやるが、実際には芋の生産力を殺す無駄な
労力を払っていることになる。

参考:浴光育芽の実際

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by agsanissi | 2006-03-12 18:07 | ジャガイモ


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