2006年 03月 19日
昔、まだ現在ような倉庫を持っていないとき、自家芋は土に埋めて保管していた。 通気用の煙突もつけてあったが、大雪のために掘り出せず、彼岸になってしまった ことがある。左の写真は98年3月21日に掘り出したときの状態だ。 ご覧のように、土の中の湿気と気温の上昇で、もやしのような芽が十数センチも 伸びて互いに絡みつき目も当てられない状態になっていた。 この芋を、そのまま広げて約一ヶ月間浴光育芽をやった後の写真が右側だ。 複数の丈夫な芽が育ってきているのが分かる。周りに転がっている紐のような ものは、育芽中に萎びて落ちてしまった芽だ。ちなみにこっちは同年4月17日の 写真だ。 こんな状態の芋は、決して望ましいものではないが、浴光育芽で充分に活力を 回復できる。一方、こんな状態になる前にくり返して「芽かき」をしてから播種する 人がいるが、2-3度芽かきをくり返すと、著しく芋は老化して活力を失ってしまう のでご注意。
by agsanissi
| 2006-03-19 19:21
| ジャガイモ
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