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農のある風景/作業日誌/ようこそ!!荒木農場へ

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2006年 03月 31日

種芋の切断法

今日は朝から目まぐるしく天候が変化した。
明け方は雲もなく快晴かと思いきや、巻雲、層雲、全層雲と瞬く間に変わり
曇ったかと思うとサッと晴れ上がり、いきなり雲もない空から雪が舞い始めるや
見る見る雲が広がり、突風と共に、一瞬にして真っ白になるほどの吹雪に変わり、
「今日はもう帰ろう」と諦めるや、温かな陽射しが戻ってくる、そんな一日だった。

種芋は、出来れば小玉の全粒芋を使いたい。種芋の節約になるし、わざわざ
切断する手間がいらない。しかしなかなか良質の小玉芋の入手が難しい。
次善の策としてM玉を半切して使うことになる。
そこで問題になるのが、切断法と切断時期だ。
切断法は、育芽して育った芽が均等になるように切ってやる。
切断時期は、切断面の治癒という点から、「切断に当たっては、切傷がコルク細胞
で埋められて治癒する状態になるには、最低18度前後の温度と90-95%の湿
度で3日はかかるから、厳密には植えつけ前4日
ということになる」(バレイショ増収
1000問答」から、吉田稔、いも類振興会刊)が参考になる。
切断から植え付けまでに日数が離れすぎると、シワなどで発芽力が衰える。
また切断面に灰をつけたり、薬品処理したりする必要はない。

by agsanissi | 2006-03-31 22:15 | ジャガイモ


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