2006年 04月 08日

乾腐病・軟腐病

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ソウカ病は収穫時にはすでに病徴は明瞭だ。
一方、収穫時にはなにも異常は認められないのに、貯蔵・保管中に発生する例が
多いものに乾腐病がある。
塊茎の傷口、打撲部、ストロン部から腐敗菌が侵入して、最初は陥没病班ができ
腐敗組織が褐色、灰色、黒褐色に変わり、シワシワに萎縮して、乾燥する。
腐敗菌は土壌中でも、また塊茎の内外でも生存・越冬し、塊茎の傷口や枯死部
などから侵入する。

対象的に軟腐病というのがある。これは塊茎組織がクリーム状にドロドロの膿状に
腐敗するもので、浴光育芽中に見つけることはまずない。乾燥すると白色の粉を
吹いたように陥没する。腐敗菌は土壌中や塊茎内外で越冬し、ジャガイモの下葉
から感染する。茎葉の傷口から侵入することが多いから、中耕・培土の際に茎葉
を傷つけないよう注意すること。また窒素の過用、茎葉の過繁茂、倒伏、高温過湿、
雨水の滞留などで被害が拡大する。

いずれも無病の種芋を使用し、連作を避けるのは当然として、窒素分の多用と
過繁茂に陥らないように気をつけ、倒伏しないような生育を図ることが肝心。
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by agsanissi | 2006-04-08 06:20 | ジャガイモ


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