2006年 07月 01日

ベアリング交換

15.5/19.6度、19度台まで気温が上がったのは、朝の8-9時台に一時的に
薄日が差しかけたときだけで、概ね16度台。明け方に雨があり、その後、午後
になって本格的に降り出した。
朝は、一昨日のプラウ後にロータリをかけてしまうか、ちょっと雨が足りないから
「この後の降りを待ってからだな」と思っていたら、本格的雨になってしまった。

昨日、播種機のベアリング交換と書いたが、実は「交換」しようと昨日の午後から
悪戦苦闘し、今日の昼前になってやっと古いベアリングを抜き取っただけだ。
構造が分かれば簡単なことだが、それが分からず悪戦苦闘したので、参考の
ために書いておく。

c0048643_1924850.jpg播種機の落ち口の円盤をコールタと云う。
コールタで土に溝を切って、その溝に種子が落ち
覆土されていく。そのコールタの回転が悪くなると
コールタに土が付着したり、土塊が崩されなかっ
たり、いろいろ不具合が起きる。




c0048643_19105943.jpgこれは取り外した後の写真だが、中心部にベアリングが
裏表の両側から二個入っている。早速、プレス機の出番
だとやってみるが、僅かに動くだけで抜けない。
コールタは、僅かに湾曲しているから、そのままプレスに
かけるわけに行かない。台座をいろいろ工夫するが、ベア
リングは抜けずに、却って台座のほうが潰れてしまう。
その台座を工夫するのに時間がかかった。


これなら大丈夫、絶対潰れないという台座を30ミリくらいの鋼材で作ってみたが、
それでも1ミリ程度しか動かない。これは違う方法でないと駄目だと行き詰って
しまった。

c0048643_19271072.jpg押すより叩いたほうが、衝撃と振動で抜けるかもしれない
とベアリングの軸受け部にいかれたボルトを入れて叩いて
みたら、意外にすんなりと反対側のベアリングが抜けた。
抜けてみれば、ベアリングとベアリングの真ん中に二番目
の写真に見えるスナップリングが入っている。
軸受けの真ん中に2ミリ程度の深さの溝が切ってあって、
そこにスナップリングを入れて、その両側からベアリング
を密着して入れてある。これでは軸受けを破断でもしなけ
れば抜けるわけがない。もしプレス機がなければ、もっと早くに別の方法を考えたはずだ。なまじ
プレス機のお陰で力任せで悪戦苦闘したとも云える。

なぜ、こういう構造になっているのか分からないが、構造が分かれば、こんな悪戦
苦闘はしないのにと阿呆臭くなってしまった。こういうこともあるかと取扱説明書だけ
ではなく、大概は、部品表と構造図を貰ってあるが、偶々、播種機の部品表は取り
寄せ出来なかった。
機械屋は、取扱マニュアルのほかに整備マニュアルを持っているが、こんなものを
入手しておけば便利だ。

     ◆◆ 畑を耕し、自分を耕し、世間を耕す、【耕す生活 ◆◆
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by agsanissi | 2006-07-01 19:46 | 機械類


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