農のある風景/作業日誌/ようこそ!!荒木農場へ

sanissi.exblog.jp
ブログトップ
2006年 08月 27日

ジャガイモ掘り/完了

14/27.6度、日照10.7時間、今月に入って初めて最低気温が15度を下回る。
朝晩は、ランニングシャツではやや肌寒さを感ずるようになる。

東8の掘り取り完了。今年は、ジャガイモはソバの跡地に作付けした。
西11と東23は、昨年からジャガイモの作付け予定で年末にプラウをかけ「秋起こし」
をしておいた。東8のみは、今年になってジャガイモに変更、昨年末はディスク・プラウ
をかけ(反転深さが浅い)、今年の播種直前にロータリをかけた。
その関係か、西11と東23は、ほとんどソバの野良生えはなかったが、東8のみは
ソバ畑ではないかと見紛うほどソバが7月以降伸びてきた(参照、8/05「ジャガイモ
収穫準備
」)。更に、東8は、去年は最初にダイズを植え、ダイズの出芽状況と生育
が極端に悪かったため、その大部分を潰してソバを播種した。そのためダイズとソバ
の跡地が1対9くらいの割合で混在し、ソバの跡地にはソバ以外の雑草はほとんど
ないが、ダイズ跡地にはヨモギ、露草、イネ科雑草などが生え(7月後半以降)、その
部分がハッキリ区画して見分けられるように分けられような状況、はからずもソバの
雑草抑制効果
を際立たせる結果になった。
というわけでダイズ跡地の機械収穫はやや難航し、掘り取りロスも増加。前日実績に
対して約8割の結果。この日の掘り取り数28袋。前日分とあわせ58袋。
東8の播種実面積は0.9、掘り取り予測60、実袋数58(このほかに、この畑の一部、
全体152列のうち10列分は地元グループの掘り取り用に提供する約束で、この分が
約5袋の見込み)。
以上の結果をまとめると、次のようになる。
東23の実績を基礎に、播種面積や播種株数から東8の掘り取り袋数を計算すると
73-78袋。これに対して実績は63(58+5)で、80-86%の出来。その大方の原因
は芋の小粒化、そして一部は雑草による掘り取りロスの増加。
この畑は、自家小粒種子と購入M玉種子が3対4の割合で混在していたが、収穫した
芋の大きさや収量には西11のような差異はなかった。これは播種時期が西11よりも
2週から10日遅れていて、この間に小粒芋の芽の生育が進んだため差異がなくなっ
たと考えている(参照、8/23「収量比較」)。
一昨日指摘した芋の小粒化の原因として考えられる理由は二つ、野良生えしたソバ
の肥料の横取りと生育抑制効果、もうひとつは播種時期の違い。播種時期は2-3日
の遅れで、これほど差が出るとは考え難い。一方、ソバの野良生えの時期は早くとも
6月後半以降だが、野良生え程度でこれほどの差(後で計量試算してみる)が出るの
かどうか、初めての経験で半信半疑だ。

全体として、今年のジャガイモ掘りをまとめると、
・8月中の掘り取り完了は、本格的にジャガイモ生産を始めてから11年間で初めて
・7日半と記録的効率で掘り取り
・一日あたり掘り取り袋数も記録更新
・面積当たり収量は、過去最高にならぶ
と、色々と記録更新。
播種時期・播種直後の天候条件や培土期の土壌条件は、むしろ悪かった。
一方、生育期間の気温は最適、また雑草対策はほぼ8-9割の出来、掘り取り期の
天候は日照り気味で、8月25日までの総雨量は15ミリ(平年の十分の一以下)と、
この間の気象条件が幸いしたことは明らか。
結果として、過去11年間を通して「8月中に掘り取り完了できないような気象条件
だったか」と振り返ってみると、気象条件によるものは3回から4回で、他は充分可能
だった。その妨げの最大要因は雑草対策で、今年はこの面でのトラブルは2-3度、
全期間を通しての時間ロスも30分ほどに留まった。
[PR]

by agsanissi | 2006-08-27 04:24 | ジャガイモ


<< 小麦の選別・袋詰め      ジャガイモ掘り/7 >>