2006年 09月 12日

ソバ蜜の採取

16.1/20.5度、今日も日照ゼロ、天気は週末にかけて下り坂模様。
急遽、ソバ蜜を採取することになり、駆けつけた生協の皆さんを交えて
巣箱の内部から蜜の分離採取の様子まで、一通り見学・体験する。

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    (画像の上でクリックすると拡大できます)

巣箱の蓋を開けると内部は、巣の基(巣礎)になるミツロウで作った人工の巣を
張った木枠(巣礎枠)が、上下二段に8枚ずつ16枚入っている。
巣箱の中に巣枠を入れておくと、ミツバチ達はその上にせっせと同じ六角形の
巣を作っていくそうだ(「ミツバチの巣が六角形なのはなぜ?」参照)。

c0048643_18282069.jpg巣の役割は、産卵室、育児室、蜜や花粉の貯蔵室と
いろいろ。この色々な仕事をミツバチは、それぞれに
分担して分業でやっている。(「ミツバチのお話」参照

この巣穴の中を見ると蜜が溜まっている様子が分る。
蜜のたっぷり溜まった巣枠は、一枚あたり3-4キロの
重さはある。




c0048643_18485624.jpg巣穴は、溜まった蜜がこぼれ落ちないように傾斜が
付いているが、ある程度溜まってくるとミツバチは
自分でミツロウで蓋(蜜蓋)をするそうだ。
木枠の左側の包丁で削っている白く見えるのが蓋
で、この蓋をつけたままで分離機にかけても蜜は
分離できないので、丁寧に取ってやる。
この蓋は食べてはみたけれど、特に美味しいもの
ではない、甘いロウの如し。(「ミツロウ」参照

木枠の真ん中から右側に巣穴が塞がって見えるのは「卵で、大きくなると食い破って出てくる」
と云っていたから、蜂の蛹のことだろう。卵は、「ミツバチの不思議な卵」にかいてあるように、
実は違った様子をしている(参照)。

c0048643_19151428.jpg教わって、防護ネットで顔をスッポリ覆って、最初は
おっかなびっくり、包丁を手に蓋削りに挑戦。
この木枠には、蛹が全く付いていない。
冷えた包丁では削りにくいので、コンロに湯
を沸かし、温めた包丁で削るときれいに削ぎ
落とせる。左手の人が手に持っているポリ袋
に入っているのが、削ぎ落とした蓋の部分。





c0048643_19215989.jpg蓋を丁寧に取り去ってから、二枚ずつ遠心分離機に
かけて、蜜を分離してやる。要するに洗濯機の絞り機
と同じで、右に左にとぶん回して巣枠の裏表に溜まった
ソバ蜜を飛ばしてやる。
この後、金網のネットを通してろ過して出来上がり。





10時頃に始めて11時半頃になると、俄かに周囲をミツバチが活発に飛び回り始め
中には果敢に攻撃してくる奴(「根性曲がり」と云っていた)もいる。コンロに火を焚いて
木屑を入れて燻してあるけれど、なんのその。
蜜集めに外勤していた連中が戻ってきて、当然のことながら蜜に寄ってきて蜜集め
どころではないそうだ。というわけで「ハチミツ採取」は、早朝、ミツバチが巣に戻って
来るまでの時間が作業時間とのこと。これこそ、正真正銘、空き巣狙いですね!!

「風来さんは刺されても大丈夫ですか?」と聞かれたけれど、さて、経験がないから「??」
でも、頭の天辺を帽子の上から一発刺されたけれど、その後何とも異常はないから
大丈夫なのかな。

c0048643_812021.jpg後ろ脚に小さな黄色い花粉ダンゴつけたミツバチ。
自分の体重の半分もの花粉ダンゴを運ぶという
から、これはまだ小さいほうだ。
(「花粉とミツバチ」、参照






c0048643_881936.jpgこれは蜂が自ら増設したオス蜂の巣穴だそうだ。
下のほうが潰れているが、蜜の分離中に巣穴が
壊れても、補修担当がいて、どんどん新たに修復
していくそうだ。









参考:山田養蜂場のWEBサイトには
ミツバチの不思議なくらし
養蜂場だより
など、参考になる面白い記事が掲載されています。
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by agsanissi | 2006-09-12 19:53 | ソバ/ナタネ


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