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2006年 09月 26日

小麦のテスト播種

11.5/20.3度、日照5時間

小麦の収穫対象は2ha程度にとどめ、あとは緑肥と割り切って考えると方針を決めた途端に
心の重荷が取れたように感じて、色々やってみたくなった。結局、赤カビ問題に捉われすぎて
後ろ向きというか、消極的になっていたようだ。
収益的には反収5、6俵で、販売価格が4千円前後にしかならないとすれば、反2万円前後
にしかならないソバと安値競争のようなもの。畑の占有期間や費用価格の点で比較をすれば
ソバのほうが遥かに分が良い。そんなものを「品目横断的経営安定対策」とは笑わせる!!

とはいえ、木酢液その他の資材の利用が赤カビ対策の決め手になりうるとすれば「反350キ
ロ前後が安定した収量目標」だろうという考え(9/22、参照)も再考の余地がある。
仮に反収10俵前後を目標に出来るなら、これも面白そうだ。

岩手県のナンブコムギの収量は、中には600キロというのもあるが、平均的な収量は200-
300キロ前後だ。一方、過去の最多収記録には岩手県で1.1トン(どういう条件か分らぬが)
というのがある。小麦の収量が上がらないのは、気象条件やら耐倒伏性の品種が開発され
ないとかいろいろ要因が指摘されるが、要するに小麦作りに熱が入らないだけじゃないのか。
それが証拠に、つい5、6年前まではナンブコムギは需要超過で「不足だ、不足だ」と云って
いたのに、水田転作でコメ作をやめて小麦を作付けすれば転作奨励金が出るとなった途端
に慢性的供給過剰に陥り、製粉業者の言い成りの買い手市場に変わってしまった。元来の
麦作生産者が、阿呆臭くてやってられるかと思ったとて無理はない。

一方、北海道の平均反収は480キロ、地域ぐるみ平均反収が800キロなんてのもある。
梅雨がないとか、耐倒伏性の品種が開発されたとか有利な条件があるにしても、小麦生産
が収益の柱で、最初から小麦にかける意気込みが違うのが一番の要因じゃないのか。

そんなことをつらつら思うに、最初から緑肥にする心積もりなら、この際いろいろ実験的に
反収10俵前後を安定的に取るのは無理かどうか、やってみようかと遊び心が湧いてきた。
東8の0.4haは、その目的にあてる。なにをやるか、一応目安はあるが、おいおい熟考。
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by agsanissi | 2006-09-26 22:53 | 小麦


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