農のある風景/作業日誌/ようこそ!!荒木農場へ

sanissi.exblog.jp
ブログトップ
2007年 11月 06日

デジタル図書館

朝から全天雲に覆われ、一点の青空も見えない。昨日に比べやや生温か、5-6度。
ダイズ刈り取りは、早朝の湿気を避けるため、いずれ10時頃から開始しているが、
この様子では、どうなるか?大陸の高気圧に押されて雲域が下がれば、午後には
出来るかな。

いつだか、「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」に、最近の日本人は本を読まなくなった。
知的水準が下がった証拠だ、てなことが書いてあった。知的水準のことは知らぬが、社会
的エリートの社会的責任感の喪失と知的・道徳的退廃は切に感ずる。
まあ、それはともかく僕も本を買わなくなった。少なくとも古典的文献に関しては、ほとんど
買う必要がなくなった。日本の「青空文庫」(参照)はまだちょっと貧弱だけれど、Project
Gutenberg(参照)は、文句なしに敬服する。そればかりか米国のNational Archives
(参照)を初めとした欧米諸国の議会、公文書館、図書館の執念とも云える「公開」の熱意
は、(日本は)比較の比ではない。
とはいえ、この数年、日本のネット文化も急速に変化し始めたようだ。

最近、僕が一番感動したのは「東大史料編纂所」のデータベース(参照)が公開され始めた
ことだ。昔、幕末維新時代のことを調べるために「大日本維新史料稿本」という全4500冊の
史料を読むために、所長の特別許可書を申請して、ガラス張りの特別室で読むために通わ
なければならなかった。いろいろな事情で、「通い」を諦めざるを得なくなって、稿本に接する
機会を失っていたけれど、実に二十数年ぶりにネット上で稿本全4500冊を読めると分かっ
たのだ。
また国立国会図書館の「近代デジタルライブラリー」(参照)も、明治以降の所蔵文献を公開
する事業を開始した。最近(10/15)、新たに「国立国会図書館デジタルアーカイブポータル
(PORTA)」(参照)を開始した。ちなみに、このサイトから前に「土を考える/一物全体食/14」
参照)で触れたことのある石塚左玄の「食物養生法」を読むことが出来る(参照)。

サイトの説明では、
国立国会図書館デジタルアーカイブポータル(PORTA)は、我が国のデジタル情報にアクセス
する総合的なポータルサイトとして国立国会図書館 (NDL:National Diet Library)が構築
しているものです。デジタル資源の保管庫である「デジタルアーカイブ」から情報を探すための
ポータルサイトとして、当館保有のデジタルアーカイブに加え、国や公共の機関、民間機関が
保有する複数のデジタルアーカイブを対象とした一元的な検索を可能とし、利用可能なコンテ
ンツやサービスへ案内します。
PORTA(ポルタ)は、ラテン語で「門」や「入り口」を意味する、国立国会図書館デジタルアーカ
イブポータルの通称です。

という内容。
ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG) - ブログ版 (参照)の10/29に、やや親切な
解説と今後の注文が載っている。
この点、ネットの世界では国境はますます希薄になったな(世界にアクセスできるのみならず、
世界の動きが直に伝播する可能性が広がった)というのを感ずる。
[PR]

by agsanissi | 2007-11-06 07:41 | 参考記事


<< ダイズ刈り取り/トラブル      辞めるって?!/補足 >>