2007年 11月 06日
5.6/15.0度、日照ゼロ、昼頃一時的に薄雲の中から陽射しが見え掛けるが、結局、雲は 取れず、終日曇り空。高気圧の中心がやや南に偏ったか。 昼前から刈り取りをはじめる。一袋分(300キロ)刈り取った後、二袋目を刈り取り始めて まもなくコンバインの制動がすっかり出来なくなってしまった。 コンバインの制動は、通常、ハンドルレバーを左右に倒して、サイドクラッチを操作して旋回 する。カテゴリー「機械類」をクリックすると、昨年の10/12に「コンバイン不調」の記事が載 っている。毎年、同じようなことをやってるなと可笑しくなってしまった。 今回のトラブルは、それが原因ではない。今年の10/21に書いたクローラの緩みに関わる ものだ。 前の写真と同じものだが、後ろのパイプに固定したパイプ の中の、回転ギアを取り付けたパイプをボルト・ナットを締め 付けることで押し込んでクローラを張っている。 このボルト・ナットがすっかり緩んで、紛失してしまっている。 クローラを交換するには、この状態で交換するが、これと同 じ状態で、クローラと回転ギアがかみ合っていない。 いきなりこんな状態になるはずはないから、何か前兆があったはずだが、何も感じなかった。 二重にナットをかけてあるから、通常は簡単には緩まないはずだが、前回の修理の後、緩み を再点検しなかったのが悔やまれる。といって、今更始まらない。 畑の真ん中で、作業場に戻るに戻れず、何か応急措置でもしてクローラを張って戻るしか ない。要するに後ろのパイプ軸に丸棒を引っ掛けてボルトで締め付けて中のパイプを押し込 んでやれば良いから、 何に使っていたか忘れてしまったが、7年ほど前に乾燥機を 解体したときに「何かに使えそうだ」と取って置いたネジ切り してある丸棒を加工して、写真のようなものを作った。 クローラを完全に張るにはネジの部分が短いけれど、多少 でも張ってやらないことには、畑の中で動きが取れない。 応急処置をして、ともかくも動き出した。不安があったので ゆるゆる、微速で運転した。左旋回しようとした途端、負荷 が急激にかかるのか、T字型の部分の溶接がはがれてし まった。 いかに応急とはいえ、こんなことで剥がれてしまうとは「やれやれ素人だな」などと反省しなが ら、作業場と畑の間を三度も往復した。おかげで今日は8600歩も歩いた。 ・普通の人は、こんなときはどうするのかね、部品を取り寄せて交換して貰うとして1、2万円 は掛かるかな、部品が来るまで畑に放置か ・本格修理には、いったんはクローラを張った状態に戻して、長めのボルトに丸棒を溶接した 短めの軸をもう一本作って、交換するしかないか など、つらつら考えながらテクテク歩いた。 こんなことで疲労して、帰宅後、昼寝?して10時過ぎになって起き出した。 小沢氏が、辞めるのを止めたとかラジオのニュースで伝えている。「民主党は禍根を抱えた な」というのが、ピンと頭に感じた反応。「慶喜流かね?」とフト考えた。 第15代将軍の徳川慶喜という人は、自分では将軍になりたくてウズウズしていたけれど、 家茂の死後、老中や側近連中が「是非に」といってくるの、他になり手がいないのを百も承知 の上で、宗家は継いでも良いが将軍は断るとかグズグズ言って断り続け、周辺の気持ちが 期待と焦りに揺れ動く中、頃合をみて「そこまで言うなら」とようよう引き受ける。 とはいえ、形勢不利となると部下を見捨ててサッと撤退してしまう性癖は終生変わらなかった。 小沢氏の辞める辞めないは、それとは多少違うような気もするが、変わり身の速さは類似か。
by agsanissi
| 2007-11-06 23:36
| 機械類
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