2008年 01月 04日

穀物をめぐるニュース二件

中国財務省は、1月1日から一年間
「小麦やコメ、大豆など穀物と穀物製品の8種類57品目に5―25%の輸出関税を課す」
と発表した。税率は麦類が20%、麦類製粉が25%、コメ、トウモロコシは5%など。
中国では、昨年末から消費者物価指数、特に食品価格指数が大幅に値上がりしている。
輸出関税の引き上げは、穀物輸出をセーブして国内消費に振り替えるための措置。
(07/11の食品価格指数の前年同期比は+18.2%、同じく消費者物価指数は+6.9%)

一方、米国農務省は「07年の農家収入が前年比48%増の875億ドル(約9兆9000億円)
になる」と予想、過去最高だった04年の実績を上回る見通しとのこと。
その要因は、「ガソリン代替燃料エタノールの原料となるトウモロコシ価格の上昇」で、トウ
モロコシの作付面積が戦後最大の水準に広がった影響で、ほかの穀物にまで供給不足
への警戒感が台頭。小麦が年初から2倍、大豆が同7割近く上昇した、とのこと。
(Nikkei Netから)

一時的な投機ブームによるものか、多少とも長期的な穀物需給の逼迫に基づくものか、
まだわからない。尤も、身近では餌代の高騰で牛屋さんなどが屑麦、屑ダイズ、屑芋など
求める声をちらほら聞く。
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by agsanissi | 2008-01-04 06:11 | 参考記事


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