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2008年 04月 19日

農機管理組合/上

昨日、農業機械管理組合が発足した。農業者の自主的管理組合だ。どんな劇の始まりか?

開発農地で共同で使っている農業機械は様々ある。
最近、10年以上はほとんど導入はされないが、考えてみると僕が入植する前後に導入された
ものが最も多い。自分では意識したことはなかったが、当時が新規就農への呼び込みが最も
盛んで、農業助成も大判振る舞いされていたようだ。振り返って見れば、無意識に、本流とは
いわぬも時流に乗っていたのかもしれない。当時、農業に「夢」があったのかどうなのか、昔も
今も、自分では淡々と農作業をやっているが、全体では、多少ジリ貧傾向がうかがえる。

ともあれ、農業機械だ。この十数年に導入された機械類は大小様々、程度もピンからキリまで、
ガラクタのようなものを含めて膿のように溜まりに溜まって百種類近くあった。これらの農業
機械類は、すべて農協の機械銀行で管理し、農業者(「普代村の」ということになっているが、
実際には開発農地でしか使えない大型機械が中心)にリースしてきた。「管理」といっても、
実際に機械管理者がいるわけではなく、利用料金を請求・徴収するだけの「管理」でしかなかっ
た。それでもなんとか修理・補修はして、基本的には使い続けてきた。

これでは利用料金も高いし、いろいろ不都合があるということで、6~7年前から、利用者で管理
組合を作って自主管理にしたいと申し入れて交渉してきたが、当時は利用率も高く、勘繰れば
役場から助成金が出ていたこともあって”旨味”があったのか、基本的には合意しながら店晒し
のまま放置されてきた。
その間に管理主体の普代農協は合併でなくなり、「管理」は益々疎かになったが、依然として
手放さず、そうこうする内に土地利用型農業者は一人減り、二人減り、機械利用率も激減して、
機械そのものが店晒し状態に変わる有様。農協にとっては、旨味は反転して完全な”お荷物”に
変わってしまった。一方、農業者の側には自主管理しよう等の熱気はとうに消えてしまった。

こんな状態の中(要するにどん底ですな!)、去年の暮れ(12/11)になって、突然、農協が
「機械銀行を手放したい」と云い出した。新たに沿岸部一帯の農協が合併し、新農協を発足させ
るについて「すべての赤字要因」を切り離せという至上命題を受けて、「機械銀行」は切り離す
ほかないというわけ。随分、身勝手ですな?!
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by agsanissi | 2008-04-19 05:03 | 機械類


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