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2012年 01月 09日 ( 1 )


2012年 01月 09日

日々雑纂

カロリーか、バランスか?
・「体重増をもたらすのはカロリー=米研究チーム」と題する一見当たり前の記事がWSJ(12/01/05、参照)に載っている。収入から
支出を引けば、残金はタンス預金か一般貯蓄かは別として蓄積される。収入の種類が違えば、単純に「総収入-総支出」で蓄積率は決ま
らないという意見は、一見、奇妙に聞こえる。しかしこの奇妙な議論が、一般的にはまかり通ってきた。記事は、この通説を覆す研究結果
だそうだ。
・「脂肪、タンパク質、それに炭水化物をバランス良く摂取するのが体重を減らすカギだとするこれまでの説に、異議を唱える研究結果が
このたび明らかになった。」「何を食べるかよりも、どれだけ食べるかが重要だということが示されたのだ。」
・「論文の主執筆者で、ペニントン生物医学研究センターの研究員であるジョー ジ・ブレイ氏は、「体が余剰なカロリーを摂取する場合、
それがどんな食物から発生したのかは関係がない」と指摘し、「体は(余剰なカロリーを)脂肪に変えることしかできない」と語った。
 この研究により、食事に含まれる脂肪、炭水化物、タンパク質の量ではなく、カロリーが体脂肪を蓄積させるということが分かる。」
(下線は
引用者)⇒要するに、「脂肪」を摂るから「体脂肪」が増えるのではなく、過剰なエネルギーを摂取するから体脂肪が増えるというわけだ。
身体の預金は、その収入源の如何に関わらず、すべて「体脂肪」として蓄えられる。

・以前、バーンスタイン医師の「大きな脂肪のうそ」の話を紹介したことがある。【糖尿病の解決】の第7章「基本的植物群-あるいは、あなた
がダイエットについて教わったことの多くは多分間違っている」の「脂肪」の節で書いている。
・「大きな脂肪のうそと呼ぼう。脂肪は、それ自身の罪でもないのに米国のダイエットの場で大きな悪魔になった。...政府ならびにほとんど
すべての見識ある”尊敬すべき”機関による現在のダイエット勧告は、カロリーの35%以上を脂肪として摂ってはならないというもので....
脂肪を摂ることがあなたを脂肪太りにするという誤った議論は、「トマトを食べれば赤くなる」と言ってるのと同じ程度の科学的論拠である...
云々」
(最新刊の第四版でも、この部分はそのまま)
・この問題は、昨日の「“糖質制限食 vs. カロリー制限食” 」の議論に、そのまま関わってくる。日本糖尿病学会の食事療法ガイドラインで
は総摂取エネルギー量の適正化と共に3大栄養素のバランスの適正化を推奨し「炭水化物、蛋白及び脂肪の熱量比を、まずは60:15~20
:20~25とし...云々」としている。(下線は引用者)
僕の、農閑期の総摂取カロリーは1600~1700、農繁期は1800内外、これで収支バランスがとれていることは、この三年間、体重が52~
53キロ台で変わらないことで分かる。仮に、このカロリーの60%を炭水化物で摂るとすれば、概ね1000Cal、炭水化物にして250グラムを
摂ることになる。多分、これでは(血糖降下剤を飲むか、インスリン注射を打たなければ)食後二時間の僕の血糖値は200を超える。
・5、6日の記録で分かるように、実際の僕の血糖値は食後ニ時間値でもせいぜい110~130、炭水化物の摂取割合も10~20%、多くても
多分、30%には達しない(最近は、飯、パン、うどん・ソバ・いも類などはほとんど食べていない。食べても加工した状態で30~40グラム程度)。
残りは脂肪とタンパク質だから、脂肪摂取の割合は総カロリーの30~40%に達するだろう。それでいて、体脂肪率は9~10%程度、10%には
達しない。僕自身の経験では、糖尿病学会の推奨する食事療法では適正血糖値は(薬剤などを前提にしなければ)絶対に達せられない

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2011年1月は何をやってた??
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by agsanissi | 2012-01-09 17:32 | 日々雑纂