農のある風景/作業日誌/ようこそ!!荒木農場へ

sanissi.exblog.jp
ブログトップ

2012年 02月 10日 ( 1 )


2012年 02月 10日

日々雑纂

アフリカの糖尿病問題参照)、
・YahooニュースにMorningStarの紹介記事が載っている。「大陸一の経済大国である南アフリカなどがあるサブサハラ(サハラ砂漠
以南)地域を中心に、都市化や高齢化に伴い患者が増えてきている。サブサハラ・アフリカの糖尿病患者は12年には1300万人に上り、
30年には約2倍の2400万人まで増える見通しで、労働人口の減少にもかかわると懸念されている。
 アフリカでの糖尿病は死亡率が高い点が問題で、サブサハラ・アフリカでは10年の全死亡者数の6%が糖尿病によるもの。即時に
適切な医療を受けられるインフラが不十分、または国によってそもそも存在していないことが原因とされる
。」云々
・問題点は、
イ、そもそも糖尿病という認識がない
ロ、診察を受けないか、受ける施設がない⇒尤も、日本だって「継続治療」を受けているのは4~5割程度、「治療」といっても、漫然と
薬を出すだけで
、有り体に云えば延命して医療産業と医薬産業に需要を「創出」しているだけ、とが多いのじゃないかと想像する。

ハ、技術的・経済的問題;「アフリカ特有の気温の高さもネックで、インスリンは25度以下で保管しないと使い物にならなくなる。電気
インフラが十分に備わっていない農村部では室温調整や、地中に埋めて保存を図っているが対処しきれず、質の悪くなったインスリン
により血糖値の調整に失敗して症状を悪化させる患者が多い。正しく冷温保管したものを入手するには高額の輸送コストが掛かる
ため、患者の手に届かない状況にもなっている
。」
・国際糖尿病連合(IDF)による「糖尿病アトラス」第四版(参照)から、
The number of people living with diabetes in Africa has now risen to 14.7 million. This is expected to increase
to 28 million by 2030, around a 90% increase. Worryingly it is people in their most productive years, under
the age of 60, who are suffering the full force of the epidemic.
The highest prevalence of diabetes in the Africa region is in the island of Reunion (16,3 %) followed by
the Seychelles. Some of Africa’s most populous countries also have the highest number of people with diabetes,
with Nigeria having the largest number at 3 million followed by South Africa at 1.9 million.(参照
ホメオスタシスと文明病
・昨日借りてきた【人体解剖生理学】の冒頭に「人体にはホメオスタシス(恒常性)と呼ばれる能力があります。ホメオスタシスのお陰で、
人体には驚異的な回復力と、酷使に耐えられる強い抵抗力が備わっているのです」「人体のホメオスタシスは、あなたが呼吸する空気、
あなたが食べる食べ物、さらにあなたの考え方によっても影響を受けます。あなたが人生をどのように生きるかによって、ホメオスタシス
を維持した健康な生活を送ることも出来ますし、それを妨げる事にもなるのです
」と書いてある。
・日本で「生活習慣病」というが、ドイツでは「文明病」と使っているそうだ。他の病気はともかく、糖尿病の世界的な蔓延・しかもますます
加速化し・低年齢化している点を考えると、「生活習慣」を変えなければという予防的な意味では「生活習慣病」というのも良いが、因果と
いう意味では「文明病」というほかない。
・僕は、個人的には糖尿病の治療は食事と運動療法が全部だと考えているけれど、この数十年、せいぜい長く見積もっても百年、スッカリ
変わってしまった。食事が「西欧化」したというけれど、単に和風・洋風の問題ではなく、現代風の精製・加工された、難消化物を取り除き、
口当たりや風味の良い様々な添加物を付加した糖質の多い食品素材類の多用がそもそもの問題。昔は、生活=労働そのものが即運動。
要するに食事=運動療法を、わざわざ特化してやらなくたってホメオスタシスが成立していたけれど、現代風の生活様式は、その「矩」を
回復不可能(恒常性の復元不可)にまで踏み越えてしまったということなのだろう。
・それで思い出すのは、サーチュイン遺伝子の話だ(参照)。「長寿の元サーチュイン遺伝子は食事制限で活性化される」との話が、NHK
で報道され、話題になっているようだ。【Cardio Diabetic Frontier】(参照)の3-9、「サーチュイン」には「適度なカロリー制限という
ストレスが内因性のストレス応答機構を刺激して、生存に有利に働くよう遺伝子発現様式や細胞内代謝を変化させた結果
」寿命延長効果
や老化関連疾患の進行遅延効果を発揮したのだろう、とある。151p
「餓える」心配とか、肉体的な適度な負荷という意味でのストレスは消失する一方、精神的ストレス・社会的ストレスが肥大化して
バランスを失い、ホメオスタシス機能が発揮できない状態かな。とすれば、それを発揮できる状態を回復することこそ肝要かな

参考:生活環境の激変に伴う肥満&糖尿病の蔓延、ピマインディアンの例(参照)

------------------------------------------------------

2011年2月は何をやってた??
[PR]

by agsanissi | 2012-02-10 05:10 | 日々雑纂