カテゴリ:小麦( 82 )


2007年 07月 16日

小麦の状態

15.5/17度、日照0.1時間、雨は朝のうちに止んだ。午後は時々薄日が差し、晴れ間が
広がったりした。霧くらいは覚悟していたが、霧は海上に留まり、一週間ぶりの晴れ間だ。

週間予報では明日まで雨が降り続くことになっていたが、オホーツク海高気圧の張り出しが
台風の渦との摩擦で弱かったのか、それとも台風に押し上げられた格好なのか。いずれに
せよ両者の拮抗関係で、うまい具合に台風の風雨も北東気流の霧も免れた感じ。

小麦の刈り取りは、さすがに今日は無理としても、明日には再開できるかも?
穂に、僅かに黒カビが発生し始めたが、内部には影響がないようだし、麦カンもまだキレイ
なものだ。14時過ぎに、穂を握ってみるとジットリ湿っており、爪を立てれば、つぶれるか
つぶれないかの際どいところ、水分は35%程度までは戻っているか?
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by agsanissi | 2007-07-16 22:51 | 小麦
2007年 07月 11日

小麦の刈り取り及び乾燥データ

★06年の刈り取り(まとめ)
東15の内、1.5ha 及び西7の0.2ha
06/07/13の午後から開始(2袋)、14(7)、15(3)、合計12袋(30キロ×148)

★07年の刈り取り及び乾燥
東8の1.3ha
07/10に刈り取り開始、乾燥機に投入時の水分29.6(11時半)、29.6(12時半)、
29.2(1320)、29.2(1410)、以上の4袋で乾燥開始、約1トン
○1420点火29.5、25.7(1630)、21.3(2100)、いったん停止
▼生協との会議で14時半で刈り取りストップ
7/11の900再点火26.4、23.6(1030)、21.8(1100)、いったん1時間停止
1230再点火21.6、19.7(1330)▼終日雨
7/12に排出、5袋+α(約1.2トン)▼霧雨、湿り気多く刈り取り中止
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by agsanissi | 2007-07-11 19:04 | 小麦
2007年 07月 10日

小麦刈り取り開始

朝8時の17.8度が最高気温で、後はどんどん下がり午後は15-6度に。10時すぎ頃
から霧が深くなり、16時過ぎには霧雨後本格的雨になる。

三日続きの晴天は昨日でお仕舞い、昨日はスズカリ大豆の最終播種を敢行、さすがに
この時期になると「敢行」というのが如何にも相応しい。0.749a

c0048643_18404047.jpg今朝から小麦の刈り取り開始、始めた途端に天候は下り坂。
握った感触で水分は30%前後、この高水分では「灯油代が
嵩んで堪らないな」とけちな根性を起こして、一旦は中止した
ものの1万程度の灯油代をケチって、下り坂の天候を指を
銜えて遊んでる阿呆もないもんだと思いなおして再開する。

30分で一袋(350-400キロ)、通常は20分で一袋程度。今年は繰り返し強雨に叩かれ
大体平年作の7-8割とみたが、作業能率から見ても、大方、そんなところだろう。今年に
なってコンバインの能力が急に落ちたような気もする。下りは良しとして、昇りは後ろから
押してやりたいほど情けない。プーリーかベルト交換で対処できるか?
尤も、これを書いた後、去年の記事を確認したら「約10分で300キロ、ここ数年の実績
では15-20分で300キロ。中々幸先良い」と書いてある。そう云えば、一昨年までの数
年間は、いろいろな意味で不作続き、去年、やっとそれ以前の状態に復帰できたところ
だったのを思い出した。忘れっぽいもんだね!。
午前中の初期水分29.6、午後はこの霧のなかでもやや低下して29.2%
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by agsanissi | 2007-07-10 19:04 | 小麦
2007年 07月 05日

いささか憂鬱

昨夜から雨が降り続いている。今日の日中もこのまま降り続く模様、雨音を聞いていると
いささか憂鬱になってくる。

6/30に小麦の刈り取りは四日ほど早まるか、と甘いことを書いたけれど、結局、当初の
見込み通り14、15日頃になりそうだ。
1日から雨量は、0、1、11、3と続き、今日は20ミリを超えるだろう。同じく日照時間は
3.7、6.3、1.9、0、今日もゼロ。

さて、去年はどうだったかと振り返ってみたが、1日から6日まで毎日27、26、2、1、11
と降り続き、一方、日照時間は7日以降も0.2、4.2、2.2、6.6、6.6、8.1、0.1、
11.5と、曖昧な天候が続いている。僅かの例外は10日から12日までと14日の四日間
で、月間の総日照時間74の半分以上は、この四日間に集中している。
ちなみに麦の刈り取りは14、15日。
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by agsanissi | 2007-07-05 06:26 | 小麦
2007年 06月 29日

小麦の作柄

麦秋というには一週間早い。しかも今日は雨だ。しかし6月の好天で萎縮による生育不足
7-8割方までは回復したと見ている。県南の紫波町では去年よりは一週間早く、昨日から
ナンブコムギの収穫が始まったそうだ。普代よりは、平均気温が3-4度ほど高いから、収穫
は10日から二週は早い。

今の時期、麦がきれいに色づいてくるから、他人は「今年は小麦が良いね、がっぽりだね」など
と呑気なことを云ってくれる。間違いなく、いまは良い。問題は、収穫期の一週間(7月第二週)
の天候で、約四十二週間の全生育期間の成果の成否はこれでほぼ決まる。但し、開花期を
挟む一、二週間にカビに対する耐性を如何に作るかで、その成否自体が左右される(この辺の
関係は微妙で説明が厄介だ)。
今年の6月の日照時間は、異常に長かった。だからといって7月の天候が良いという予想は、
全く成り立たない。過去20年間(1987-06)の日照時間の平均値は6月が約130時間に対し
て、7月は116時間、梅雨本番に入るということか。
ところが面白いことに170時間を超える年が五度もある一方、僅か21時間、30時間の年も
ある。要するに長短のバラツキ、日照時間の変動幅が大きいのだ。仮に各年の日照時間と
20年間の平均日照時間との差分を合計して平均すると6月が18.4に対して7月は39.0、
同じく標準偏差値は23.7に対して50.2、要するにバラツキが大きすぎて7月の日照時間
について今からは何も云えないし、6月の天候からは何も予測できない。

ところで僕の小麦の販売実績を見ると、平成14年までは全量一、二等。ところが平成15年
は約5割、16年は7割5歩、17年は十割が格外(30キロ5-6千円の小麦が、格外になると
千円以下4-500円
になる)、18年は全量二等など。そして小麦の合格率と日照時間とは
相関していない。

何が起きたのか??
平成15年度産から赤カビの検査規格が、前年までの25倍にまで厳しくなり、混入率0.0%
になったのだ(天敵Wikiという面白いサイトの赤カビ病の項を参照)。平成18年は天候不順
で全国的に赤カビ病が多発したそうだ。久慈管内では、僕の小麦を除いて全量格外になった
という(数十戸はいるのかな)。
ところで問題は、品目横断的経営安定対策が導入されると
1.この対策の対象外の生産者の小麦の販売価格は30キロ2-2.5千円程度
2.次に、この対策の対象者は最高4千円前後が上乗せされるが、その上乗せ額は平成16-
18年の販売実績の平均値で決定される固定値で、19年以降の実績は一切勘案されない。
3.従って平成18年以前に販売実績がない場合、また気象条件などでこの間の販売実績が
悪い場合は、そのまま固定実績として19年以降の販売価格に投影される。つまり4千円が
上乗せされるのではなく、0から4千円程度のどこかになり、しかもその後の生産実績と関係
なく継続される。

この平成16-18年の販売実績の平均値を固定値として19年以降の販売価格に投影させる
方式
は、現場レベルでは様々な不満や矛盾を内包するものだ。これに対応するため農水省
担当者は、現場レベルの担当者を集めて研修会を開き、この方式は「今後10年間は変えない」
と断言したそうだ。
もち論、こんな断言は笑止というほかない。
1.10年以上の長期的展望を以て、継続的に実施された農政が今までにあったのか?
2.その農水省担当者は、10年以上継続してこの政策に係わるのか?
3.云うまでもなく、まだ実施される以前から、再検討しますとは口が裂けても云えない。

かくて、この政策は
1.この対策の対象外の生産者を切り捨てるものだ
2.新規参入の意欲を完全に否定し、シャットアウトさせるものだ
3.赤カビ検査基準の厳格化と相俟って、今後の拡大意欲を阻害するものだ
4.今後の全国的な小麦生産の動向は、米政策と相俟って集落営農方式の成否如何に
よって左右される、などなどのことが予測される。
少なくとも、小麦に関しては自給率を引き上げる云々は、単なるウソに過ぎない。
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by agsanissi | 2007-06-29 19:17 | 小麦
2007年 06月 09日

コムギ/西11

12.6/22.5度、日照5.1時間、四日連続して雷、大雨、洪水の注意報が出されるが、
今日は雷も俄雨もなし。ただし畑仕事は何もせず。

c0048643_19552073.jpg西11のコムギは開花期を迎える。東8より一週間
遅れ。穂は多少小ぶりで、貧弱だが、穂数は問題
ない。草丈も、概ね80以上。
四月五月の時点で予測したよりは、遥かに充実し
ており、五月後半から予想以上に回復した。
天気の安定する11日頃赤カビ防除の予定。
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by agsanissi | 2007-06-09 20:12 | 小麦
2007年 06月 01日

小麦の萎縮病??


c0048643_235875.jpg二つの小麦畑のうち、
東8は、やや生育不足の嫌いがあるが、概ね
順当なところ。30-31日頃から開花期に入り
写真は一日現在。
三月には、円形脱毛のように部分的に禿げ上
がったような薄いところが何箇所かあったが、
幾分後遺症(分ケツが少ない、穂が貧弱)が
残っている。




c0048643_2320298.jpgこれは西11の小麦畑
真ん中付近に頭ひとつ飛び出している部分が
見られるが、これがこの時期の通常の草丈。
丈の高いものは出穂しているが、草丈の低い
部分は出穂揃いまで、後二三日。

当初の予定では、西11のみを収穫し、東8は
緑肥とする方針だったが(参照)、これでは東
8も収穫せねばなるまい。


萎縮病様の病気が疑われるが判然としない。
ムギ類の萎縮病には黄化萎縮病、縞萎縮病があるが、いずれもウィルス感染の土壌病害。
黄化萎縮病は晩秋または越冬後に圃場が冠浸水したときに特異的に発生し、病徴は「下位葉
小斑点が縦に連生し、葉は短く、発病した株は全体に淡黄色となり、分ケツが異常に多く節間
伸長はほとんどせず、著しいずり込み症状となる。葉の幅が広く肉厚となり、ほとんど出穂しな
くなる」
ムギ類萎縮病は「早春、葉に退緑色斑点及び淡緑色のかすり状の縞が現れ、葉は濃緑色とな
り新葉がねじれる。感染株は背丈が低く、分ケツが増加し、そう生症状を呈する。穂は出穂して
も数が少なく小型で稔実が悪い」の特徴がある。尤もコムギ縞萎縮病の場合「新葉に退緑色斑
点が現れ、後に黄白色に変じ、縞状
になる、新葉がねじれることはなく、株はやや萎縮する」

株の萎縮、新葉の退色斑点、分ケツが異常に多いなどが主な病徴だが、萎縮以外の病徴は
ほとんど見られない。

c0048643_0342422.jpg目を皿のようにして見回り、これが退色斑点
かと疑われるものを見つけたが不明。

秋から冬にかけて繰り返された大量降雨に
よって肥料分が流亡して窒素欠乏などの生
理的障害の可能性もあるが、窒素不足の
場合は、下葉の枯れ上がり早く、熟期も早ま
るのが特徴だが、草丈の低い部分は東8に
比較して生育は7-10日遅れている。

出芽予定日に、大量降雨に見舞われ、表土が削られ根が傷められたり、逆に土砂をかぶって、
その後の生育が遅れたりした可能性も考えられる(降雨直後の影響は東8は西11より軽微)。
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by agsanissi | 2007-06-01 22:47 | 小麦
2007年 05月 30日

カッコーが鳴く

29日は5.2/21.9度、日照12.3時間、二日続きの快晴。
表土はすっかり乾いているが、その前の三日間に60ミリ以上の雨が降って
いるため畑作業は見合わせ。

28日朝、9時過ぎにカッコーの鳴き声を聞く。29日もほぼ同じ時間に聞く。
いったん鳴き始めると、余程の雨降りでもない限り、連日鳴き声を聞くので、
今年の鳴き初めは28日でほぼ間違いない。遠く、どこか弱々しく聞こえる
のは気のせいだろうか。
他のどのような生態的要素と関係するのか、季節の進み具合と関係するの
かどうかは分からないが、通常より12日の遅れ。

和野山で観察できる他の生物気象現象を例年と比較すると、
・ソメイヨシノ、菜の花はほぼ同時期
・タラの芽、ヤマツツジ、八重桜は一週間から10日間の遅れ
・ヒバリ、ウグイスはほぼ同時期
この時期、他にはツグミ、ムクドリ、ツバメ、フキノトウ、タンポポなどがあるが、
これはちょっとバラバラの印象があり、いつを「初め」とするかに迷いがある。


小麦、五月は小麦の疾風怒濤期と僕は呼んでいるが、今年はその勢いが
ない。小麦畑は、東8と西11の二箇所あるが、
・東8はほぼ出穂揃い、ここは一週間程度の遅れでやや肥料不足の印象
・西11は、所々、周囲に比べて、スッと伸びて70センチ程度に達し出穂して
いるものがあるが、概ね40-50センチの丈で、出穂初め。全体に萎縮してい
るという点では、明らかに萎縮病の兆候だが、やや疑問点もある。ここは何ら
かの病気を考慮しても10日ほどの遅れ
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by agsanissi | 2007-05-30 04:31 | 小麦
2007年 04月 05日

小麦に追肥

-2.1/8.7度、日照5時間、空気は依然冷たい。
久々に日差しあるが、昼前後から時折小雪が舞う。

小麦に追肥、3.3haに対して草地484を約300キロ、窒素分にして2キロ/反、
やや不足気味かとも思うが、一週間程度様子を見るべし。

ヒバリは、28日から空高く鳴いているが、ムクドリの群れは未だ見ない。
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by agsanissi | 2007-04-05 20:28 | 小麦
2006年 11月 17日

小麦の生育比較

2.2/10度、日照5.6時間、この二三日日中の最高気温も10度前後止まり、冷たい
北風が吹き、冬らしくなってきた。山の気温は初めて氷点下1度まで下がり、今朝は
畑は真っ白に霜が降りていた。

小麦は順調に伸びている。ちょっと密植に過ぎるのでは?と心配になるほど旺盛だ。
西11の小麦は、9/27の大雨に流され、一時は播きなおしか、または三分の一程度は
潰そうかなどとも考えたが、全くの杞憂に過ぎなかった。

c0048643_20315056.jpgc0048643_20324730.jpgc0048643_20342479.jpg






(写真上でクリックすると拡大します)左から先月17、26日、11月17日

次に全体の生育状況を見ると、左から9月30日、10月16日、11月17日
c0048643_20455497.jpgc0048643_2046292.jpgc0048643_20475376.jpg







この地域の小麦の播種適期は9月半ばから後半だが、参考のために播種時期の
遅れによる生育量の違いを示す写真を掲載しておく。

c0048643_20572449.jpgこれは三年前の11月18日の西7の小麦。
播種時期は10月16日で播種量は10キロ/反。
一方、今年の西11の播種時期は9月20日で、
播種量は11キロ/反。
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by agsanissi | 2006-11-17 21:02 | 小麦