農のある風景/作業日誌/ようこそ!!荒木農場へ

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カテゴリ:ダイズ( 75 )


2007年 07月 01日

ダイズ

c0048643_18503748.jpg早朝、三陸沖に遠ざかった低気圧の雲が、昇る
太陽に背後から照らされ沸き立つ群雲のように
輝き、まるでターナーの風景画を見る如し。
感動して写真に収めたが、前景の岩がバランス
を失して大きすぎ、何が焦点かを完全に曖昧に
してしまった。

15/21.5度、日照3.7時間、朝、一時霧雨、
その後雲間から時折、陽射しが注ぐ。


c0048643_1991222.jpgc0048643_199536.jpg









左は、6/18播種の黒ダイズ、右は、6/20播種のスズカリ。昨日の雨で、ほぼ百%出芽が
揃ったようだ。スズカリは、一昨年の屑ダイズで、いかにも質の悪いものだが、それにしては
今のところ大いに健闘している感じ。黒ダイズのほうが、却って出芽ムラが目立つのは鳥害
のせいばかりか?
播種後二週目の去年のこの出芽状態(参照)と比べても、今年の生育ぶりのほうが遥かに
(といっても良いか?)良いようだ。スズカリは、今週中にもう一回播種予定。

東8の小麦に木酢液(500倍)を散布、今のところ黒カビは殆ど出ていない。
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by agsanissi | 2007-07-01 19:34 | ダイズ
2007年 06月 27日

ダイズ(スズカリ)出芽

15.2/26.1度、日照12.1時間(今月の累計196.8時間)、早朝、北東気流に乗って海霧
が入り、麓から中腹にかけて濃い霧に包まれる。山の上は晴れ渡り、ほぼ快晴。

20日に播種した東15のスズカリ・ダイズを点検に行った。もしやと思って陽射しを背に反対側
から見ると、6-7割が出芽している。この状態では、遅くとも昨日、早ければ一昨日には出芽
していた可能性がある。播種から6-7日目に出芽。
5月22日播種の出芽初めは6月2日と11日目だから、約40-50%短縮、雑草との競争で
この短縮と約二分の一にした峡畝がどの程度有利か、ここが次の注目点。
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by agsanissi | 2007-06-27 22:19 | ダイズ
2007年 06月 20日

ダイズ播種

12.9/26.1度、日照8.8時間、やや蒸し暑い、曇の予報だがかなりの陽射しがある。

18日に黒ダイズを播種、通常の播種適期よりは二週程度の遅れ。この程度の遅れでは、
二期作が可能だとか、雑草対策や害虫対策上有利だとか、特別のメリットがあるわけでは
ない。まあ、ものは試しの好奇心が一番の動機。
適期播種では9千株/反程度が順当なところかなと考えているが、適期遅れの掛け目を
1.5倍、機械播種に伴う損傷や鳥害を2割とみて、9千×1.5÷0.8として、約1.7万株
百粒重39グラムだから、反6.6キロ播種した。
畝幅は35センチの均等、予定通り出芽すれば35×21で、平方メートル当り13本、
元肥ゼロ、開花期までの生育状況をみて追肥で行くかどうかを考える。面積37a

20日にスズカリを播種、反2万本確保する予定で、発芽率6割、損耗率2割とみて、
2万÷0.8÷0.6として、約4.2万株百粒重29グラムだから、反12キロ播種。ここは
予定では35×17で、平方メートル当り17本、やはり元肥ゼロ、出芽前に除草剤を一回
使用する予定。面積48a、スズカリは今月末または7月初めにもう一回播種の予定。

6日に播種テストをした莢インゲンが、数日前から出芽している。やや怪しげなものを
含めて160余株を確認。出芽率(または出芽残存率)は四分の一強、5月15日播種に
比較して(約700株に対して17株)、明らかに農薬施用(ノマートとダイシストン)の効果
は認められるが、この程度の少量播種では育苗・移植をしなければ実用的意味はない
と、改めて確認したことが一番の成果か。
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by agsanissi | 2007-06-20 19:54 | ダイズ
2007年 06月 17日

ダイズ播種法/3

金土曜と不順な天候が続いている。金曜日は明け方に雨は上がるはずだったが、沿岸部は
ほぼ終日雨、気温も17度止まり。昨日は時々晴れ間が出、海側と西側は青空が見えるのに
頭上には、まるでお盆でも被せたように下層雲が覆っている、気温も17-8度。

さてダイズ播種法だが、まだ考えている。
岩手県発行の「農業べんり帳」の県推奨農産物の品種特性の中から「ダイズ」の項を参照
すると極早生品種に育成地が北海道の「ユキホマレ」というのがある。
「特性と栽培上の注意」に「播種適期は県北部では六月中-下旬、県中南部では麦収穫後
の七月上-中旬である。2万-3万本(畝幅30センチ前後の峡畝・密植)が基準。主茎長が
短いので、コンバイン収穫は慎重に行う
」とある。
ユキホマレの百粒重は31-33グラムだから、播種量は反7-9キロ、元々30センチの峡畝
では中耕は(トラクターでは)不可能。

この記事と6月11日の「狭畝密植」でダイズは強くなるの記事とをあわせ考えると、後者の
記事は「狭畝密植」に特徴があるように読み取れるが、前者の記事を見るとそれは専ら品種
特性に依存している可能性
がある。言い換えると「現代農業」の記事は、晩生種には適応でき
ない可能性がある(ちなみに、この記事には品種名が出ていない)。

それは兎も角、一昨年の屑ダイズが200キロ程度(スズカリ、晩生)あるので、駄目もと・緑肥
のつもりで、遅播き峡畝密植を実験してみるつもり。

c0048643_4465438.jpg先日、発芽テストをしてみたところ六割
程度、予想以上に良好。2.5-3倍も
播いてみると良いか。








お断り
快適でシンプルな表示が、exciteブログを、僕が最も気に入っている理由の一つですが、
最近、原因不明の表示トラブルが頻発しています。サーバの増設その他の対策、原因
究明に奔走しているようですが、今のところトラブルは解消していないようです。
無料でサービスを受ける身としては、ここは慌てず騒がず静かに、見守るしかありません。
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by agsanissi | 2007-06-17 04:54 | ダイズ
2007年 06月 13日

ダイズ播種法/2

14/27.9度、日照12.1時間、昨日は今年の最高気温のようだ。
僕に用事で、下から上って来られた方が「暑い!暑い!」と連発していた。
前日は霧が出て17-8度だから、頭も身体も簡単には切り替えが効かない。
6月前半のこの時期、27-8度という記録はないことはないにしても、やや常軌はずれ。
尤も、最近は何が常軌か問い直す機会が多くなっているのも事実。
下界に用事があって15時頃降ったところ、海風のせいか下のほうが涼しかった。

西5のジャガイモの培土、東5のダイズ(スズカリ)の中耕除草、東23(ナタネ)の透き込み
(ディスクプラウでは「透き込み」というより刈り倒し)を終わらせる、計2.7haほど。

ダイズ播種法のことをつらつら考えてみた、当分、「思考錯誤」してみる。
昨日の記事をウッカリ読むと「遅まき」の方が良いようにも読み取れるが、記事を離れて
考えると、要点は、「遅まき」でも良いのか、「遅まき」の方が良いのか、ということになる。
一般的には、播種期は遅れるほど(適期に比較して)収量の低下割合は大きいし、寒地
ほどその割合も大きい。
播き適性によって差があるが、夏ダイズでは帯広で一ヶ月の遅れで二割減、熊本で二ヶ月
遅れで二割弱減、北本(埼玉)で二ヶ月の遅れで38%減という記録がある(「大豆の生態と
栽培技術」)。但し、大豆適地である東北では比較的減収割合が小さいとも云う。
収量から見た播種期の可動範囲は栽培適温からすれば寒いほど狭く、暖地ほど広い。
東北では二週間程度というのが常識的範囲。普代の平均気温12度以上の期間は150日

問題は、常識は変わる(時間的にも空間的にも)というのが一つ目。収量以外の諸要素との
総合的な組み合わせが二つ目。例えば雑草、病害虫、他の作業または作物との競合・組み
合わせ等。気象的要素(冷害の可能性や成熟期の雨量)が三つ目、但しこれは予測不可の
面もある。
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by agsanissi | 2007-06-13 04:26 | ダイズ
2007年 06月 11日

ダイズ播種法

12.1/19.2度、日照11.1時間、山は終日陽射しが注ぐが、下界に下りてくるや
雲間に隠れるように濃霧に包まれ、メガネは忽ち曇り、ワイパーでも付けたいようだ。
気温は急低下。

小麦の赤カビ防除の殺菌剤散布、西11は第一回目(トップジンM1500倍、木酢液500倍)
東8は第二回目(チルト乳剤2000倍、木酢液500倍)、

c0048643_21354293.jpg最も充実の悪い穂、平均的、良い所

いつもはバリカンで刈ったように頭が揃って
いるが、今年はまるで虎刈り。







黒ダイズの播種適期を逃してしまった。というより「普通の播き方」では面白くないなと迷って
いるときに、折りよく現代農業七月号「狭畝密植」でダイズは強くなるという記事が目に
付いた。
副題には無肥料・無防除・中耕除草もいらない、とある。素直に真に受ければ良い事尽くめ。
とりあえず真に受けてみるに如くはない。
播種地は、岩手県一関市。記事には「七月下旬から八月上旬、小麦のドリルシーダー(条間
30センチ)をそのまま活用して10a当たり約八キロの播種を行います。あとは土壌処理剤の
除草剤を一回するだけで、無肥料、明渠なし、中耕除草や病害虫防除なども一切やらずに
十一月下旬の刈り取りを迎えます
」とある。
一般的には、この地域の播種適期は六月中頃。約一月半ほど播種期を遅らせ、畝間を半分
にして播種量を倍にするというのが要点のようだ。
岩手県一関の8-11月の積算気温(日平均気温の合計値)は各780、598、436、116で
総合計は1930度。単純に、11月末までの積算気温で比較すると普代では各710、537、
319、73と総合計は1639度で約300度の差があり、1900度を超えるのは7月中頃以降。
仮に、7月中頃を最晩期とする何処かと考えると、余裕をもって考えられる。
さていつにする?
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by agsanissi | 2007-06-11 22:46 | ダイズ
2007年 05月 24日

カッコーが鳴かない

昨日は、8.2/26度、日照12.5時間と気温も日照時間も今年一番を記録。
20日の昼以降安定した晴天が続き、曇と雨の先週一週間とはさま代わり。
作業は比較的順調に進捗。

22日、23日の両日にかけて東14と東5にダイズ(スズカリ)播種。
各2.64と0.94ha、54キロ/haの播種量。残りは後日。
播種方法は、75センチ畝幅を基本に各二列縦列。実質は15、60、15、60の畝幅。
これはジャガイモの畝幅を75に変更したことに伴う試みで、中耕作業との関係では
最も安定したトラクター運行が出来るのではないか、と考えている。

23日午前中は、ジャガイモに中耕・土寄せ。
西7と西1、西7のキタアカリ分は三回目、ほかは二度目。西5は来週か?
20センチ下は、まだかなり湿気があり、24日まで待ちたいところだが、当日午前は
別の欠かせない予定があり已む無し。

普代に来て以来、過去14年間、ほぼ例外なしに15日-17日の三日間にカッコーが
鳴き始めていた。最も遅い記録は19日で、それも一回だけ。ところが....
今年は、まだカッコーの鳴き声を聞かない。この四日間こそ安定した晴天が続き、
昨日は初夏のような陽気だったが、どこか不順な天候とともに気になるところ。
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by agsanissi | 2007-05-24 04:57 | ダイズ
2006年 12月 13日

豆腐作り講習会

-2/10.6度、陽射しはなく終日曇空

岩手生協久慈支部の皆さんと豆腐作り講習会を開いた。
先月、刈り取ったばかりのスズカリ大豆を素材に、どこの家庭にもある道具を使って、
安直かつお手軽に「豆腐作り」を楽しむ講習会を開いた。
カレーライスのように、手軽に「豆腐を作りを楽しもう」がうたい文句。

スズカリは、中粒ダイズで、百粒重は26-27グラム前後とやや小さめ。しかしタン
パク質含量が高めで、豆腐の加工適正に優れている(参照)。

一人分300グラム、前日から丸一昼夜水に浸して約2.5倍に膨らんだダイズを、
各自持ち寄ったミキサー、フードプロセッサーで、1分半から2分間、細かく砕いて
まず「呉」を作る。これに呉の2倍から3倍程度の水を加えて、大鍋で30分程度、
焦げ付かないようにユックリ撹拌しながら煮立てる。
すでに、この段階で砕き方の粗いもの、細かいもの、激しく泡だつもの、泡の殆ど
立たないものなど、かなりの違いが出る。ミキサーに較べてフードプロセッサーで
砕いた粒子は粗めになるし、同じくフードプロセッサーでも時間のかけ方で粒子の
大きさは違ってくる。そこは、各自、砕き方を揃えずに、むしろ粒子の大きさの違い
で「豆腐の仕上がり」にどんな違いが現れるか較べるために、まちまちにやってみた。

木綿の晒しで作った漉し袋を笊に入れて、煮立った「呉」を受ける。木ヘラで押さえ
ながら、徐々に絞って、最後は直接手を使って、もうこれ以上は絞れませんという
まで絞り込んだ。中々、この絞りの工程が熱くて厄介なのだが、さすがにベテラン
の主婦の皆さん、僕が力任せに絞っても殆ど絞れないほど充分に絞りきっている。
絞った液体が豆乳、残りがオカラ(この辺ではキラズとも云う)。
豆乳の温度は50-60度に下がっているから、再度、弱火にかけて70度以上に
温度を上げて、さてニガリの投入。撹拌するでなく、放置するでなく、やさしく、やさ
しく「寄せ」ていく。頃合を見て、後は分離するのを待つ。ここは緊張の一瞬。

c0048643_20591150.jpg
ここに来て、やっと、「あっ、写真を撮っておか
なくちゃ」と思い出す。

入道雲か積雲のように大きな塊り状に寄って
来るもの、





c0048643_21143287.jpg
すじ雲かうろこ雲のように、やや小さめの塊り
状に寄って来るものなど

砕いたダイズの粒子の大きさ、ニガリを投入
したときの温度の違い、寄せ方の違いなどの
微妙な違いで、見た目に大きな違いが出来る
ことに、先ずはビックリ。





この状態で、皆さんそれぞれの「寄せ豆腐」を味わい較べて、まずは一様にその仄かな
甘みに感動。次いで同じように作りながら、その食感や滑らかさの違いに静かな感動。
10-15分、さて充分に分離した状態で、


c0048643_213518.jpg
笊に晒し布をあてて、水を切って出来上がり。
当然、水の切り具合で違うが、450-600グラム
程度の豆腐の出来上がり。
自前の豆腐を味わった皆さんが等しく口にする
感動は、その仄かな甘み。
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by agsanissi | 2006-12-13 21:45 | ダイズ
2006年 12月 04日

白ダイズ選別

-5.5/5.3度、日照5.5時間、山は氷点下8度まで下がり、外に置いたバケツに
厚さ15ミリほどの氷が張っていた。17時過ぎには早くも氷点下に下がり、中天
に皓皓と輝く十四夜の月が、そぞろ寒さを誘う。さすがに今朝はストーブを焚く。

今日から白ダイズ(スズカリ)の選別。小さい小さいと思っていたが、選別の結果
を見ると必ずしも、極端に小さいわけではなさそうだ。
大中小に選別すると、4:4:1程度。例年だと、6:3:1か、小粒がそれ以下で、
製品としてはかなり劣る場合が多い。
今年は、小粒がかなり多く、品質も良いので、再選別にかければ8-9割は出荷
できるのではないか。粒がやや小さめという点を除けば、大中小とも品質は全体
にかなり良好で、紫斑病も少ない。
百粒重を測ってみると、大は31グラム、中は27グラム、小は19グラム。一方、
スズカリの品種特性によれば百粒重は26.5グラムで、九分の八はこの範囲を
超えているから、ほぼ適正な大きさということになる。
問題は、わずか19グラムの小粒ダイズで、網を変えて再選別をしてどの程度
まで、篩い分け出来るか(限りなく小さいものも混在している)、百粒重を上げら
れるか?
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by agsanissi | 2006-12-04 20:40 | ダイズ
2006年 12月 03日

黒ダイズ選別

0/3.8度、気温は上がらないが、午前中は日照が4時間ほどありやや温か。
アメダスでは普代の最低気温は0度だが、山は氷点下5度まで下がり、今年
一番の冷え込みで、氷が厚くはり、初めて9時を過ぎても融けなかった。
午前中は、晴れて陽射しもあったが、雪がチラチラ舞っていた。

黒ダイズの機械選別を一通り終えたが、虫食いが非常に多く、機械選別だけでは
充分に対応しきれないため(能率は250キロを半-1時間程度)、手選別をする。

c0048643_2045019.jpgc0048643_20452467.jpgc0048643_20454856.jpg







ダイズ選別機は、転がり具合と大きさの二段階に選別する粒度選別機(機械本体は
06/5/905/11/9の写真を参照)だが、写真のように比較的良く選別されている。
左側は屑ダイズ、中は選外、右側が完成品。選外品は、再選別にかければ二割から
三割程度は完成品が得られる。ダイズの品質が良い年は、完成品はそのまま出荷で
きるし、選外品の割合もわずか。
黒ダイズを、初めて栽培して驚いたが、虫食いが極めて多い。総収量の二割から三割
程度には及ぶのではないか。ほとんどは機械選別で取り除かれるが、生憎と黒ダイズ
では虫食いがものすごく目立つ。下の選別台を見れば分るように一粒あるだけで存在
感が光って見える(写真上でクリックすると拡大できます)。

c0048643_211116100.jpgこんな風にして、ダイズを流しながら、ひたすら虫食い
ダイズをひろう。一日がかりで250キロ程度のダイズ
から3キロ程度を拾う。到底全部は拾いきれないが、
1%強密度を下げるだけで、見た目は大いに改善され
る。
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by agsanissi | 2006-12-03 21:19 | ダイズ