農のある風景/作業日誌/ようこそ!!荒木農場へ

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カテゴリ:日々雑纂( 150 )


2012年 01月 15日

日々雑纂

・2時半頃目覚める、乾布摩擦&ヨガ、腰にちょっとした凝り感;岩手の自分の部屋の机と椅子を撤去して、大幅に簡素化しようと(その一環で)
止まり木のような椅子を古道具屋で入手。この椅子と机の高さのバランスが悪く、多分、それが原因。机・椅子・ディスプレーの位置関係を調整。

【ツヴァイク全集】17(「権力と戦う良心」)を開始、20年前か30年前か、最初に読んだのがいつか忘れてしまった。内容もまたカルヴァンの評伝
だったという以外はスッカリ忘れてしまった、ただカルヴァンに対する見方をスッカリ改めた、というよりも宗教改革がルネサンスと共に人間解放へ
の近代的燭光の第一歩であるかに漠然と考えていた”思い込み”をスッカリ改めるキッカケになったことだけは覚えている。
・「エラスムス...」の出版直後に執筆開始、36年に出版されているからほぼ同時期。「権力と戦う良心」とは、もち論、カルヴァンのことではない。
副題に「カルヴァンと戦うカステリオン」とあるようにカステリオンのことだが、事実上、カルヴァンの評伝でもある。
・ツヴァイク自身が「序章」で書いているように「今日になってもなおあらゆる教科書に、ヨーロッパで寛容の精神を説いた最初の人間はヒュームと
ロックであるなどと誤って書かれている」ように、カステリオンを最初に再評価したのはツヴァイクかも知れない。(下線は引用者)
・エラスムスと同様人文学者だが、違ったタイプ、ある意味では対極的とも言えるだろうか。エラスムスはすべての争いを避けたけれど、カステリ
オンは自らを「象と戦う虻」と評しているように戦いを避けなかった。前者があくまでも思索的・理知的な人とすれば、後者は行動的・実践的な人
と言えるか。ツヴァイクが、この二人を相次いで取り上げて評伝を書いた意図は何だろうか
・最初の数十頁を読んだ所で、埼玉に来てはじめて「寒さ」を感じて、じっと座って本を読んでいられなくなり、新聞を広げたり、筋トレをしたり、PC
を立ち上げて「作業日誌」の更新をしたりと(というわけで、ここまで書いた).....
・多分、この本を読んだ時期は35年以上前には遡らないと思うが、仮に45-50年前に読んでいたとすれば、僕の世界観および人生観はどんな
風に変わっていただろうか、とフト思った。(後半部を読み進むに連れ、改めて考えなおした。)カルヴァンのような個性からは、ある一点を除いて
いかなる影響も受ける可能性はない。この狂信的で、自己の信仰に対して首尾一貫した・絶対的な確信を持ち、己の信仰する教義のためなら、
どんなに非道徳的・非人間的な酷薄で苛烈な手段であろうとも、一瞬の迷いもなくやってのけられるような悪魔的個性から、一体何を学べようか。
カルヴァンは、己の個性という刻印を押すことで、全てのものを反対物に転化させてしまった。何よりもまず「魂と宗教の自由運動」として始まった
宗教改革を、カルヴァンの教義への絶対的帰依以外にいかなる「自由」も許さず、こうしてすべての精神的自由を奪いさってしまった。キリスト教の
隣人愛の精神は、カルヴァンの神権政治の確立されたジュネーヴ市では隣人同士の猜疑心・スパイ行為・密告が蔓延する恐怖政治へと変容した。
・カルヴァンの個性の中で、ただ一点、感銘を受けたものは彼が座右の銘とした「絶望の淵から、新たな力をもって抜けだす」だけだ。確かに彼は、
この点は微塵の疑いもなく忠実だ。
・深甚な影響を受ける可能性があるとすれば、むしろエラスムスだが、その「思索的・理知的」に過ぎる立場を理解するにはある種の諦観を根底に
持たなければならぬかも知れぬ。

・陽射しはあるが、下層の薄雲に全天覆われ(明け方は、それでも上層のうろこ雲だった)まるで黄昏時のように影が薄い。

震災が生んだ異才
・14日の「日経」文化欄に「震災が生んだ異才」と題して、「考現学」の祖=今和次郎の「再評価」が進んでいるトノ記事が載っている。
・僕が今和次郎のことを知ったのは岩波文庫に収録された【日本の民家】、そこに載っていた多数の民家のスケッチ画が最初(そして最後かな)。
今は絶版になっているのか、Amazonの中古品で¥2830の値が付いている。
・記事に「震災が異才を花開かせた」と工学院大学藤森教授の話が載っている。「和次郎は焼け跡で、生きることの原型を目の当たりにした。
被災者が自らトタンで住まいを作り、拾ったものを売って暮らす。バラックは人間の原始的な力にあふれていた。彼は悲惨を悲惨として受け止め
ながらも,心底興奮していたのではないか
」(下線は引用者)
・僕がまだ小学校低学年の頃(戦後10年くらいだ)、東京中野区の学校の周囲にあったドブ川の上には溝に板を渡してトタン板やら何やらで覆い
をしたバラックが立ち並んでいた。その「家」から学校に通って来る(と云って、一歩出ればそこが学校だった)同級生もいた。空襲や戦火で家を
失った人らが急造で住まっていたものだ。中野では、間もなくバラックは消えていったが、埼玉県大宮市の氷川神社参道周囲には戦後20年後に
なっても、このバラック跡の名残が改造改造を重ねながら残っていた。
・戦争直後の写真集で、東京駅の真ん前の焼け跡で畑を耕して大根を育てている風景を見たことがある。
・これこそ「生きることの原型」と云って良いかも知れない(と言っても、まだ現代風だけれど)。その現代化された「生きることの原型」すら、今は
失われているのではないかと僕は感じている。計画停電やガソリン不足、スーパーに品物が消えたなどといって大騒ぎする姿は、ただ笑うほか
ない。もともと人間は社会的動物だから社会的に依存するのは当然、というか社会を前提としているけれど、過度に「社会」に依存する生き方は
逆に自立した人間として生きていく力を喪失させる。「生きる尊厳」などと安易に語るが、その根底には「自立した人間として生きる力」が前提とし
てなければ話にならんと(他人には強要しなけれど)、僕は考えている。
・百年単位で続いてきた「大きな政府」への意識的・無意識的志向も、この「自立した人間として生きていく力」の喪失と裏腹の関係あるのでは
ないか。とすれば、「大きな政府」から「小さな政府」へのパラダイム転換は、僕達自身の生き方のパラダイム転換でもなければならない。

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2011年1月は何をやってた??
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by agsanissi | 2012-01-15 06:15 | 日々雑纂
2012年 01月 14日

日々雑纂

・今朝は?0時半頃目覚める。ちょっと早いかなとも思ったが、やけに頭が冴えていたのでそのまま起きた。乾布摩擦とヨガポーズに半時間
ほどかける。
・【東条英機暗殺計画】と【濱口雄幸日記】の随感記を読了する。東条の暗殺計画は、従来の民間右翼や一部中堅軍人の壮士的企てとは
違って、近衛・岡田など含む重臣層の決死的行動にも関わらず、どこか国家機能の本質的欠陥をさらけ出すお粗末な計画ではないかとの
印象が拭えない。あたかも「群盲象を評す」かの如く、東条一人を扱いあぐねて右往左往のしているが、要は「お上」一人の信任をめぐって
立ち往生しているわけだが、その鍵は情報が一人東条によって独占され、天皇への情報は東条を通してのみ伝達された点にあるかに描か
れているが、この点はちょっと解せないな。
・10時前、岩槻東図書館まで散歩。約8千歩、寝不足のせいか、足がやや重く、ちょっと疲労感がある。風が冷たく、気温がまだ低いせいか
いつものテンポで歩くと、いくらか胸苦しさを覚える。この辺りは表通りを一歩入ると、まだ畑が広がっており、所々にその畑で取れた野菜を
販売する小屋掛けが残っている。無人販売などは滅多になく、殆どが有人販売で、概ね100~150円程度。途中、ポツポツ道草を食って、
80分ほど散歩。帰宅後、一時間ほど昼寝。
・図書館にはエラスムス、濱口、高見順などを返却し、新たに【ツヴァイク全集】第17巻(権力とたたう良心)を借りる。ついでに【細川日記】と
松前重義の【二等兵記】を予約してくる。松前は、東海大学の創立者で、戦前は昭和17年頃は逓信省公務局長をやっており、軍需生産の
非合理性、非科学性を逸早く指摘、東条内閣の倒閣運動の廉で昭和19年は二等兵として召集され南方送りになる。
・あとからネット上で鳥居民の【近衛文麿「黙」して死す  すりかえられた戦争責任】を予約する。これは工藤美代子の【われ巣鴨に出頭せず
―近衛文麿と天皇】の系統の本で、戦争責任をめぐる木戸・都留重人・ノーマンの「共謀」関係を扱ったもので、終戦工作とは別個の問題だが
一応、目を通してみたくなった。

病んでいるのは....?
・米調査会社ギャラップによると、体重が適正でかつ慢性疾患を抱えていない労働者は7人に1人しかいない。米国民の病欠が増えるなか、
年間4億5000万労働日が失われ、生産性の低下で発生するコストは年間1530億ドル超に及ぶとみられる。
・ギャラップが今年、企業の正社員10万人超を対象に調査を実施したところ、3分の2が肥満で、またほぼ半数が肥満で少なくとも1つの
慢性疾患を抱え
ていた。
体重が適正水準を超過している労働者は、適正水準の労働者に比べ、欠勤の頻度が高い。
慢性疾患はより大きな問題だ。体重が適正水準にある労働者でさえ、ほぼ60%が継続的な健康上の問題を訴えている。心臓発作、高血圧、
高コレステロール、がん、糖尿病、ぜん息、うつ病であるとかつて診断されたことがある労働者は慢性疾患に分類される。云々...」
(WSJ、11/10//18から、参照

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2011年1月は何をやってた??
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by agsanissi | 2012-01-14 17:34 | 日々雑纂
2012年 01月 13日

日々雑纂

・「風が吹けば桶屋が儲かる」は、浮世草子の世界。「北京で蝶が羽ばたくと、ニューヨークで嵐が起こる」はカオス理論の詩的表現。
それと何の関係があるか、今朝早く(7時半頃)自宅上空をヘリコプターが7機、南から北に向かって飛んでいった。何かの演習かしらと、
取り敢えず「埼玉、演習、ヘリ」と入れてニュース検索にかけてみた。これまた何の関係があるのか、何番目かに「メガバンク戦々恐々!
米“イラン制裁”の行方」というZakzakの経済・マネーニュースが出てきた(1/11日付け)。こんな内容。
・北朝鮮の金正日総書記が死去した。権力の移行期に不測の事態が生じる可能性もあり、市場は身構えている。その市場が警戒する
もう一つの要素が、米国を中心としたイスラエル支援国によるイラン空爆の可能性である。
・欧州危機から日本ではあまり報道されなかったが、昨年11月30日に英紙タイムズは、「イランの核施設が爆発か」と報じた。
・イランは表向き核の平和利用を主張している。しかし、原子力発電に利用するなら低濃縮ウランで十分だが、原爆の材料となり得る
高濃縮ウランの製造に邁進(まいしん)している。かつその地下施設へ移設を進めている。イラン空爆が近いというのが市場の見方で
あり、石油の高騰とともに為替、株などへの影響に神経質になっている。
・日本はイランと歴史的に親密な関係にあり、日本の原油輸入の10%はイランからである。米オバマ大統領は12月31日、イラン中央
銀行と取引のある外国金融機関に制裁を科す条項を含む米国防権限法に署名した。日本の3メガバンクなど邦銀は、イラン中央銀行と
原油の輸入決済取引があり、同法に基づき早ければ60日以内に制裁対象となる可能性がある。
・日本政府は、イラン制裁措置から邦銀を「除外規定」の対象にするよう外交努力を行っているが、事態は予断を許さない。

・この記事を読んでいたら、ふと冒頭の詩的表現;「北京で蝶が羽ばたくと、ニューヨークで嵐が起こる」が頭に浮かんだ。グローバル化
した世界の不可避的結果だが、予測不可能というカオス的世界の表現でもあるか。尤も、岩手の百姓には蝶の羽ばたき程にも響か
ないが。
・経済封鎖措置というのは、武力行使を伴わない戦争行為である。外部世界は、それを様々に合理化するが、イラン国民はどう解する
だろうか?ト考えてみたことはあるだろうか。単なる主権の行使に対する超大国の身勝手な論理の押し付けとの側面はないのか。
・現実の世界:「あらゆる形式の不寛容な志向」が渦巻き、日々生起する現実の世界:狂信の残滓が払拭されず、時にそれが噴出し、
支配的傾向にさえなりうる世界でエラスムス的理念を貫くには、現実逃避しかないのか。
・荒れ狂う現実世界に果敢に立ち向かう姿と飽くまで狂信を退け自己の信念を忠実に貫く姿との対比を、ツヴァイクはエラスムスと
ルターとの対比
において見事に表している。
・(エラスムスが)「信仰よりも肉体の平和の快適と安静を高く」買うのに対して、この自分には「たとえ全世界が不和になるばかりか、
滅亡し尽くし、廃墟と化そうとも」信仰告白をする用意がある.
..云々(ルターの書簡、【エラスムスの勝利と悲劇】182pから)

煮豆と煎豆
・もともと僕には、主食・副食という考え方は薄いけれど、ご飯・パン・麺類などを主食とすれば、去年の春頃までは【糖尿病患者のため
の食品交換表】でいう分類Ⅰ、Ⅱ類を、合わて6単位/日(80Calを一単位として)ほど食べていた。糖尿病学会の推奨する食事療法
では12-13単位を指示しているが(参照)、これでは僕の食後ニ時間の血糖値は(血糖降下剤を使わなければ)間違いなく200を超える。
6単位/日でも、組み合わせや料理法(例えば塩茹でしたジャガ芋60とポテトフライ60とでは、血糖値の上がり方は驚くほど違う)食べ方
によって、時に180くらいに上がることもある。それでも平均値はやや低く、HbA1cで09/6~11/06は5.6-5.7%で推移してきた。
・もう少し下げたほうが良いかなと判断して、Ⅰ、Ⅱ類を、去年の夏頃から6単位/日から3~4単位に減らした。朝は飯を60、昼はパンを
60-70グラム程度、夜はいわゆる主食はゼロ;これで11/10の血液検査でHbA1cが5.4。5.1ないし5.0程度に下がると予測していた
ので、これは思いの外。
・それで年末から、大豆類(煮豆・煎豆・豆腐・凍り豆腐・おから・納豆)などを主食に代えて、たまに「おから」に全粒粉か片栗粉を10
グラム程度混ぜたり(クッキーを作るため)、たまにジャガイモサラダかカボチャを40か50(調理した状態で)程度で、主食はほとんどが
マメ類中心(専ら大豆のみ、アズキ・菜豆などは使わない)。
・煮豆は、塩をちょっと加えて圧力釜で煮るだけ。それで「こんなに甘いか」と思うほど、仄かな甘味があって美味い。肝心の美味さを
上手に引き出すには煮加減が大事で、生煮えはもちろん煮過ぎても駄目。これが納豆や味噌を作るときは30-40分、多少煮過ぎても
それが良いくらいだけれど、煮豆は15-20で、概ね17分程度。水分の吸収具合で微妙に変わる。
・煮豆は、大体一昼夜水に浸けるけれど、煎豆はぬるま湯に二時間程度つけて、水切りをして空炒りする。オリーブ油を焦げ付かない
程度に中華鍋にしいて、本でも読みながら、とろ火でジックリ空炒りし、塩を軽く振ってやるとマメの甘さが引き立つ。
・煮豆は、口に入れて噛みはじめると、直ぐに美味さが広がる。煎豆は、口に入れて暫らく噛んでいても、味も素っ気もない様子。中々
飲み込めないからジックリ噛んでいると、香ばしいマメの美味さがジワーッと口に広がってくる。孫に食べさせたら、最初「美味くない!」
「良く噛んでみろ!」、その内「これ、美味い!!」だと。
・最近は、食べ物に限らず、パッと口に入れて、サッと美味さが口に広がる安直なものばかりが、流行っているようだけれど。

厳冬なの??
・どうもその実感がないけれど、今年の冬は厳冬らしい。日経に、こんな記事が載っている。
「気象庁は11日、南米ペルー沖で海面水温の低い状態が続き、世界的な異常気象の原因となる「ラニーニャ現象」が継続している
との監視速報を発表した。
 ラニーニャ発生時の日本の冬は、気温が低くなる傾向がある。昨年12月は全国的に月平均気温が平年を下回っており、同庁は
北日本(北海道、東北)と東日本(関東甲信、北陸、東海)の低温はラニーニャの影響の可能性があるとみている。
」云々

政局に関わること以外は興味なし
・政治家が悪いのか、世論が悪いのか、はたまた軍事・外交問題を全部米国にお任せして、一路、経済成長に邁進する路線を敷いた
吉田ドクトリンに安住してきた心地よさが習い性になっているのか、米国の窓枠の中で、経済の偏光ガラスを通して外の世界を眺めて
いる。
・その結果かどうなのか「日本の場合、中国のように世論によって外交政策が左右されるわけではない。むしろ国内政治が不安定で
あるために、国際関係への関心が著しく低いのが実態だ。このことは、国際関係に関連する報道が、政局に関わる場面にのみ、
集中的に行われることからも明らかである。」「日本の政局に関わる事態であれば著しい注目を集めるが、そうでない限りは外国で何が
起ころうが、国民が関わろうとしないのだ。すなわち、日本は外交政策の展開以前に、外交への国民的な無関心によって、世界から
自らを閉ざした潜水艦のような存在になりつつある。」(ダイヤモンドOnline、藤原帰一 東京大学法学政治学研究科教授、参照
・「世界から自らを閉ざした潜水艦のような存在」とは、言い得て妙だね!!要するに、精神的鎖国の延長だな。
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2011年1月は何をやってた??
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by agsanissi | 2012-01-13 08:46 | 日々雑纂
2012年 01月 11日

日々雑纂

・図書館から予約していた本が届くとの連絡を受ける。散歩を兼ねて図書館から旧市役所跡を廻り、裏通りを選びながら城址公園まで歩く。
借りてきた本がずっしりと重く肩に食い込む。ベンチで一休みしながらパラパラとめくってみる。多くは【日記に読む...】に触発されて読みたく
なったものだ。
濱口雄幸日記、これはまあ、歴史研究者でない僕には、サッと目を通しておけば良いかな。⇒日本の政治家の「日記」は概ね大した
もんじゃない。記録としてはともかく、独立した読み物として、読むに値するのは、僕の知る限り「原敬日記」「「西園寺公と政局」(日記とは、
やや性格が異なるが)「芦田均日記」くらいなもの。濱口日記も、それ自体としては大したもんじゃない。
矢部貞治日記(銀杏の巻)、「昭和研究会」や近衛の大政翼賛運動との関係で部分的には読んだことがあるが、「日記」そのものは初めて。
近衛の「新体制運動」の政治的ブレーンという程度の認識で、僕は近衛という政治家そのものを余り評価していない。徳川慶喜・近衛文麿・
細川護煕と三人並べて”お公家さん”(センスは中々良いけれど、それを実行するだけの胆力に欠け、形勢不利と見れば平然と部下を見捨
てる)と見ていた。最近、ニ三の近衛関係の本を読んで、ちょっと見なおす必要があるかなと思う矢先に、【日記に読む...】で、矢部日記を
再認識した。高木惣吉の場合を含めて、このような合理的精神が中枢部にありながら、それが圧し潰されていったのはなぜかという視点で
捉え直す必要を感じる。
高見順全集第7巻(激流)、「昭和という時代を誠実に生きようとする一人のインテリゲンチャの魂の記録」云々。荷風の【断腸亭日乗】と
同時代の傍観者的生き方とは対蹠的な生き方の記録か。⇒「激流」そのものを描ききったと言うより、激流に浮かぶ泡沫を描いた感じ。
エラスムスの勝利と悲劇(ツヴァイク)、ツヴァイクの伝記物の中で唯一未読のもの。「フーシェ」を読みなおしてみると、伝記作家としての
ツヴァイクの才能はミケランジェロの彫刻におけるが如し。

考え方はいまだ”高度成長時代”?
・10日付の日経コラム「鈴木幸一氏の経営者ブログ」で【生活様式はいまだ高度成長時代】ト題して、こんなことを書いておられる(参照)。
・「時間に対する感覚、生活様式、国に対する受益者としての要望、企業活動他、あらゆることの前提にあった経済の右肩上がりの終焉
という厳しい現実
を認識していかないと、思いもかけなかった崩壊を招きかねないと思うのだが。もちろん、グローバルベースで、新しい
技術や産業を切り拓き、そのけん引者として日本が再生していく道をさぐり続けていくことがもっとも重要なことは言うまでもない。「失われ
た20年」といったぼんやりしたとらえ方ではなく、「製造業による右肩上がりの経済」という時代が終わったのだという明確な認識を持つ
ことから始めない限り、未来は見えてこないだろう
」(下線は引用者)
・昨日、パラダイムシフトの兆候と書いた。「兆候」の段階は過ぎているのかも知れない。「製造業による右肩上がりの経済」という時代が
終わった
という認識は、それを示している。しかし転換期には、逸早く、その転換を捉え今までの考え方をきっぱりと捨てて、新たな潮流の
動向を嗅ぎとり、流れを泳ぎ切っていくものと、従来の考え方にいつまでもしがみつき、浮きつ沈みつしながら、やがて時流に押し流され、
沈んでいくものとに別れていく。何もこれは、経済・経営という分野には限らない。社会・文化・思想・生活様式・そして政治システムをも
巻き込んだ大きな歴史的転換へとつながっていく。それでこそ、まさにパラダイム転換というにふさわしい。
・自分の議員生活の去就にとらわれ、右往左往の離合集散を重ね、日替わりメニューのごとくに総理総裁の首の挿げ替えに憂き身を
やつす(これこそ今までの行動様式の延長では対応できなくなった証左かな)政治家こそが、最も時流に遅れているのかも知れない。
小日本主義と大日本主義
・たとえその転換が世界的なものではなくとも、一国的な環境の激変であっても、必要に応じて考え方・生き方を質的に転換することもまた
ある種のパラダイム転換に相当するだろうか。内村鑑三の紹介するデンマークの工兵士官ダルガスの発想は、戦いに敗れ、領土を失い、
荒れ果てた国土を肥沃な大地に変えた彼の発想は、その見事な実証に当たるか。
・明治の開国以来、欧米諸国に門戸を開き、欧米諸国に見習いつつその過密な人口を養うには広大な領土と豊富な資源が不可欠である
として帝国主義的・大国主義的政策を掲げ、やがて英米と決定的に対立するに至った立場に対して、産業主義・自由主義・個人主義を3つ
の柱とする「小日本主義」を主唱した石橋湛山らの「満州放棄論」「移民不要論」は、まさに戦前の日本にパラダイムの転換を求める思潮で
はなかっただろうか(参照)。

低炭水化物食への一つの懸念ないしは忠告
・【Cardio Diabetic Frontier】の2-2.「食後高血糖・脂質異常称と動脈硬化」に、行き過ぎた高脂肪食(低炭水化物食)に対する忠告
が載っている。
・「非肥満糖尿病モデルであるGKラット(参照)に一日二回の高脂肪食(低炭水化物食)あるいは低脂肪食を与えて食後高トリグリセリド
群(TG群)と食後高血糖軍を作り、動脈硬化に与える影響を検討した結果、食後高血糖群では一日二回の食後高血糖をと高インスリン
血症を認めた。一方、食後高TG血症群では一日二回の高TG血症のみを認めた。HbA1cや体重に両群間の差はなかった。しかし内皮
細胞への単球接着は動脈硬化を促進させる血糖変動群よりも食後高TG群でより多く増加した。....食後高血糖のみを危惧する余り
炭水化物食を奨励することで食後高TG血症を引き起すことが
、実際には動脈硬化をより促進させてしまう可能性がある
」(同じ教授の同
趣旨の論文が、このサイトで見られる)
一般論としては、リスク管理は総合的なリスクを極小化する必要があって、一面的なリスク評価は他のリスクを高めて、却って総合的
リスクを高める可能性があるということ。しかしこの場合、「高脂肪食」とは飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸との区別、或いは獣脂と植物油
あるいは魚脂との区別、更にはω3とω6との区別ないし比率を考慮し、比較検討しないのは、本質的欠陥には当たらないか。

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2011年1月は何をやってた??
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by agsanissi | 2012-01-11 08:30 | 日々雑纂
2012年 01月 10日

日々雑纂

人口減少時代のパラダイム転換
・1/02の「人口減少社会」で紹介したように、・歴史人口学が専門の鬼頭宏教授は「文明システムの転換期に人口は停滞・減少する」と
指摘している。世界全体としては、これからも増加を続ける見通しだから世界的な文明システムの転換期と考えるのは早計かも知れぬ。
・しかし地球的規模での様々なパラダイムシフトが起きている兆候はある。
・ソ連が崩壊し、社会主義圏が崩壊すると共に、一時はアメリカの一極支配時代が云々されたが、現実には多極化し、新たな世界システム
を模索する時代に入った。
・今日のWSJに「米国の著名投資家ジョージ・ソロス氏は9日、ユーロ圏の国々が財政赤字抑制のため支出を大幅に削減していることなど
から需要の低迷や価格の下落が世界規模で起こり、世界経済は「悪性」のデフレ循環入りしつつあると警告した」「たとえ現在の債務危機を
乗り越えられたとしても、国家債務削減のための諸策で、ユーロ圏は「過酷なまでの緊縮財政」の時代が当分続くことになる、と予想した

云々との記事が載っている(参照)。
・長期の世界的なデフレ時代は、これまでも何度かあった。19世紀後半(特に1873-1896年の24年間)、1930年代(1929-1939年頃)
を世界経済史ではGreat Depressionの時代と読んでいる。長期的デフレ時代は、停滞の時代と暗いイメージで捉えられがちだが、実際
にはこの時代に次の時代への新たな転換・飛躍への胎動が生まれ、パラダイムシフトが起きている。
・仮に欧州経済を中心に広がるデフレ経済が、新たな世界的なパラダイム転換の予兆だとすれば、日本にとってのパラダイム転換とは何
だろうか?(そんなこと一介の農民に分かるわけがない!しかし考えることは出来る)
・1/07付け「日経」の「大機小機」に【人口本位時代の「三国一」とは】という記事が載っている。18世紀までは「各国のGDPは人口にほぼ
比例していた
」「ところが英国の産業革命、アヘン戦争での清の敗北、20世紀の世界大戦などの曲折を経て、欧米が世界経済の覇者に
躍り出た
」。それから数十年、中国・インドが飛躍的な発展期に入り、「世界は再び”人口本位”の時代を迎えようとしている
・「人口減社会に入った日本は今年を新たな”三国一”を目指す元年にして欲しい。それにはどうしたら良いか。内村鑑三が1911年の講演を
本にした【デンマルク国の話】が参考になるかもしれない
」云々。早速、「青空文庫」で読んでみた(参照)。
実際には、人口過密で国土が狭く、天然資源の貧弱な日本は「海外」に新天地を広げなければ国民を養えないと帝国主義的「大国主義」
への道へと踏み込んでいった。誤りを繰り返さないためには、目先の小事に捕われず、内村のような意見を参考にじっくり考える必要がある


被災地の人口減少
・東日本大震災後、岩手、宮城、福島の3県の沿岸部と原発事故の避難が続く計45市町村(岩手・宮城が27、福島が18)の人口減が
6万5千人
に達したことが分かった(減少率は2%で、前年の10倍強)。うち8割近い4万9千人を30代以下の世代が占めた。(朝日から)


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2011年1月は何をやってた??
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by agsanissi | 2012-01-10 11:23 | 日々雑纂
2012年 01月 09日

日々雑纂

カロリーか、バランスか?
・「体重増をもたらすのはカロリー=米研究チーム」と題する一見当たり前の記事がWSJ(12/01/05、参照)に載っている。収入から
支出を引けば、残金はタンス預金か一般貯蓄かは別として蓄積される。収入の種類が違えば、単純に「総収入-総支出」で蓄積率は決ま
らないという意見は、一見、奇妙に聞こえる。しかしこの奇妙な議論が、一般的にはまかり通ってきた。記事は、この通説を覆す研究結果
だそうだ。
・「脂肪、タンパク質、それに炭水化物をバランス良く摂取するのが体重を減らすカギだとするこれまでの説に、異議を唱える研究結果が
このたび明らかになった。」「何を食べるかよりも、どれだけ食べるかが重要だということが示されたのだ。」
・「論文の主執筆者で、ペニントン生物医学研究センターの研究員であるジョー ジ・ブレイ氏は、「体が余剰なカロリーを摂取する場合、
それがどんな食物から発生したのかは関係がない」と指摘し、「体は(余剰なカロリーを)脂肪に変えることしかできない」と語った。
 この研究により、食事に含まれる脂肪、炭水化物、タンパク質の量ではなく、カロリーが体脂肪を蓄積させるということが分かる。」
(下線は
引用者)⇒要するに、「脂肪」を摂るから「体脂肪」が増えるのではなく、過剰なエネルギーを摂取するから体脂肪が増えるというわけだ。
身体の預金は、その収入源の如何に関わらず、すべて「体脂肪」として蓄えられる。

・以前、バーンスタイン医師の「大きな脂肪のうそ」の話を紹介したことがある。【糖尿病の解決】の第7章「基本的植物群-あるいは、あなた
がダイエットについて教わったことの多くは多分間違っている」の「脂肪」の節で書いている。
・「大きな脂肪のうそと呼ぼう。脂肪は、それ自身の罪でもないのに米国のダイエットの場で大きな悪魔になった。...政府ならびにほとんど
すべての見識ある”尊敬すべき”機関による現在のダイエット勧告は、カロリーの35%以上を脂肪として摂ってはならないというもので....
脂肪を摂ることがあなたを脂肪太りにするという誤った議論は、「トマトを食べれば赤くなる」と言ってるのと同じ程度の科学的論拠である...
云々」
(最新刊の第四版でも、この部分はそのまま)
・この問題は、昨日の「“糖質制限食 vs. カロリー制限食” 」の議論に、そのまま関わってくる。日本糖尿病学会の食事療法ガイドラインで
は総摂取エネルギー量の適正化と共に3大栄養素のバランスの適正化を推奨し「炭水化物、蛋白及び脂肪の熱量比を、まずは60:15~20
:20~25とし...云々」としている。(下線は引用者)
僕の、農閑期の総摂取カロリーは1600~1700、農繁期は1800内外、これで収支バランスがとれていることは、この三年間、体重が52~
53キロ台で変わらないことで分かる。仮に、このカロリーの60%を炭水化物で摂るとすれば、概ね1000Cal、炭水化物にして250グラムを
摂ることになる。多分、これでは(血糖降下剤を飲むか、インスリン注射を打たなければ)食後二時間の僕の血糖値は200を超える。
・5、6日の記録で分かるように、実際の僕の血糖値は食後ニ時間値でもせいぜい110~130、炭水化物の摂取割合も10~20%、多くても
多分、30%には達しない(最近は、飯、パン、うどん・ソバ・いも類などはほとんど食べていない。食べても加工した状態で30~40グラム程度)。
残りは脂肪とタンパク質だから、脂肪摂取の割合は総カロリーの30~40%に達するだろう。それでいて、体脂肪率は9~10%程度、10%には
達しない。僕自身の経験では、糖尿病学会の推奨する食事療法では適正血糖値は(薬剤などを前提にしなければ)絶対に達せられない

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2011年1月は何をやってた??
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by agsanissi | 2012-01-09 17:32 | 日々雑纂
2012年 01月 08日

日々雑纂

・どこの調査か知らないが、「日本で一番住みやすいところ」という調査ランキングがあるそうだ。富山だか石川がトップで、埼玉はビリだそうだ。
・どういう調査か、いろいろな調査項目を設けて、それぞれに1~5のポイントを付けて、各項目の選択割合とポイントをかけ合わせて総合点を
算出して、順番に並べたものじゃないか(と勝手に想像する)。
・冬の今の時期、毎日、天気晴朗にして、暖房もいらない、雪かきの煩わしさもなく、気軽に散歩に出掛けたところで、一向に心配はない。冬の
日本海側にはこんな気軽さはとても望めない。この二十年近く(再来年で二十年になる)冬の二ヶ月しか埼玉にはいないし、一年中いると考え
るとこんなに混み合った空間には怖気を震うけれど、天候・気象・災害の危険性などは「住みやすさ」の調査項目の中に入っているのか、入っ
ているとしてどの程度の比重乃至ポイントが付されているのか?これらの要素を勘案すると、埼玉のポイントはぐっと上がるのじゃないかな。
・調査というのは何でもそうだけれど、数値で表示されると、あたかも客観的「表情」を帯びるが、その裏には極めて主観的要素が強く働いている
可能性がある。それはともかく、住めば都」というのが一番で、こんな調査は余計なおせっかいだ。つまらん情報に振り回されないことが肝心!!
久慈と宮古は、6-7日にかけて降雪&積雪共にゼロ、岩泉は断続的に降雪、積雪6。一方、区界は7日に11で、積雪43。
・「読書日誌」は、EverNoteにつけているけれど、Media Markerを使うほうが便利かな。与えられた形式につい縛られると億劫な面がある
が無視して自分の使いたいように使うことにすると、独自の利点がある。必要なら、時々、NoteのExport&Inport機能を使えば良い。
⇒ついでに、exportの語源はラテン語で、porto=carryだそうだ。一方、carryのほうはcarricoで「荷車で運ぶ」の意味。
独自の利点
①図書カード・索引カード(数的限界はあるか?)、
②分類が自在、
③検索の便宜(著者、タイトル、タグ、コメントによる;在庫確認の「一括検索」)、
(ネット上の利点としては他に?連関性、例えば図書館・古書店の在庫確認、Amazonのレビュー検索等)
米国雇用の復活、Employers in the United States added 200,000 jobs last month, the Labor Department said Friday,
a report that came on the heels of a flurry of heartening economic news and signaled gathering momentum in the
recovery. Consumer confidence lifted, factories stepped up production and small businesses showed signs of life.
The nation’s unemployment rate fell to 8.5 percent, its lowest level in nearly three years.(NYT、1/07)

サーチュイン:6日に「サーチュインの項を読む。サーチュインの概念が、今ひとつはっきりしない(というか実態が何か理解出来ない)面がある
が、酸化ストレスとあわせて生命の代謝活動とは何かを理解するキー概念になるのではないかという感触がある
」と書いたが、去年12/21に
公表された【グルカゴンによる代謝の調節のメカニズムを解明】という名古屋大学環境医学研究所(研究所長・村田善晴)の研究報告の用語
解説に「サーチュイン:カロリー制限やエネルギー不足の状態で働きを強める酵素。サーチュインの活性化が寿命の延長につながることから、
最近注目を集めている
」と載っている。この発表は前に読んだけれどうっかり忘れていた。尤も、これでも能く分からないけれど。(参照
・名古屋大学の「グルカゴンの代謝調節」の件は、「糖尿病ネットワーク」の資料室を参照(12/01/05)

“糖質制限食 vs. カロリー制限食”
・MtPro(12/01/05、参照)に表題のような記事が載っている。「今年(2012年),糖質制限食(低炭水化物食)※をめぐる議論が熱くなりそうだ。
わが国において,学会公認の糖尿病食事療法はカロリー制限食である。しかし近年,糖質制限食の有用性を示すエビデンスも蓄積されつつあり,
米国糖尿病学会(ADA)の2011年のガイドラインでは,カロリー制限食と糖質制限食がともに糖尿病食事療法の選択肢として推奨されている。
一方,わが国でも,一部専門家の間では糖質制限食が高く評価されている。糖質制限食に引かれる糖尿病患者も多いようで,出版界においては
ちょっとしたブームとなっている。このような動向を受けてか,カロリー制限食一辺倒であったわが国の医学界も糖質制限食に目を向け始めており,
今年開催のいくつかの学会では,“糖質制限食vs. カロリー制限食”をテーマとしたディベートなどが企画されている.
...云々」(下線は引用者)

ねばねば天下り利権付消費増税
・今日のBLOGOSの植草一秀氏のコラム(参照)に、二年半前の「衆議院本会議での野田佳彦氏の発言抄録」が載っている。
・該当部分を、衆議院本会議「議事録」(参照、第171国会・常会・第46号)から引用しておくと、
私どもの調査によって、ことしの五月に、平成十九年度のお金の使い方でわかったことがあります。二万五千人の国家公務員OBが四千五百の
法人に天下りをし、その四千五百法人に十二兆一千億円の血税が流れていることがわかりました。その前の年には、十二兆六千億円の血税が
流れていることがわかりました。消費税五%分のお金です。さきの首都決戦の東京都政の予算は、一般会計、特別会計合わせて十二兆八千億
円でございました。
  これだけの税金に、一言で言えば、シロアリが群がっている構図があるんです。そのシロアリを退治して、働きアリの政治を実現しなければなら
ないのです。残念ながら、自民党・公明党政権には、この意欲が全くないと言わざるを得ないわけであります。
 わたりも同様であります。年金が消えたり消されたりする組織の社会保険庁の長官、トップは、やめれば多額の退職金をもらいます。六千万、
七千万かもしれません。その後にはまた、特殊法人やあるいは独立行政法人が用意されて、天下りすることができる。そこでまた高い給料、高い
退職金がもらえる。また一定期間行けば、また高い給料、高い退職金がもらえる。またその後も高い給料、高い退職金がもらえる。六回渡り歩いて、
退職金だけで三億円を超えた人もおりました。
 まさに、天下りをなくし、わたりをなくしていくという国民の声に全くこたえない麻生政権は、不信任に値します。
」云々(下線は引用者)
・植草氏は「これを、繰り返し野田佳彦氏に突き付けることが不可欠だ」と書いている。かつて麻生内閣に突きつけた不信任案の刃は、自分に跳ね
返って来る。
自民党が「与党」なら、やはり財政再建のためには消費税引き上げは避けて通れない。その意味では、民主党の引き上げ案を公約違反として
追求するのは、単なる形式的議論で話にならない。問題の根本にあるのは、まず「身を切る覚悟」、特殊法人やあるいは独立行政法人のみならず
肥大化した政府組織そのもの&立法組織を簡素化し、財政の圧縮と透明化を図り、その上で過去の借金削減計画を提案するのが、話の本筋だ
ということ。民間・個人を問わず、破産した会計又は家計の再建計画とは、すべてそれが常識だ。

ミラボーの至言;桁が全然違うけれど、最左翼のジャコバン党から総裁政府の警察長官に就任したフーシェを称して「大臣となったジャコバン党は
もはやジャコバン党の大臣ではない」という言葉は記憶に値する(ツヴァイク【フーシェ】130p)

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2011年1月は何をやってた??
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by agsanissi | 2012-01-08 08:18 | 日々雑纂
2012年 01月 07日

日々雑纂

・依然として冬型気圧配置は続く、4時前後から風やや強まる模様、窓ガラスを叩く風音頻り。
・最低最高気温は1.9/9.2,日照時間は9.5で快晴、ほぼ終日北寄りの風。
・14-16時に散歩する他、【Cardio Diabetic Frontier】【高木惣吉 日記と情報】などを読む。【断腸亭日乗】(日記第5巻、
昭和15年-18年)は繰り言・愚痴の類が増える。まあ、それなりに高等遊民の戦時中の生活実相を伝えてはいるが。
・【Cardio Diabetic Frontier】の2-3.「糖尿病と虚血性心疾患」および2-4.「糖尿病と心不全」を読む。
・キーポイントになりうる指摘を引用しておく。
冠血流予備能とは、刺激を加えて得られる最大の冠血流と基礎状態における冠血流の差を指す概念であり云々、55
⇒要するに、どれだけの負荷に耐えられるか、負荷に対する予備能力(老齢化に伴う不可抗的なものと、病的なものとの区別は?
・心筋虚血は心筋酸素需要に見合った酸素供給が達成されない状態、56
・全く狭窄病変がない場合にも冠血流予備能は低下することがあり、syndrome Xという臨床概念で知られている。この病態は、
①労作性狭心症と判断される症状があり、②負荷心電図検査で虚血性変化を示し、③冠動脈造影検査で狭窄病変を場合に診断
される。57
・糖尿病患者では、心筋虚血をきたしても狭心症症状を訴えない患者が比較的多く、負荷心筋シンチ検査で心筋灌流異常が認めら
れても冠動脈造影検査に有意狭窄が認められない症例
が11~63%程度存在する。59
・糖尿病の冠血流予備能の低下は空腹時血糖値やHbA1cと相関があり、糖尿病のコントロールが不良なほど冠血流予備能は低値
になる。血糖コントロールで改善する。59
・糖尿病が直接に心機能に悪影響を与えている可能性、63⇒これは動脈硬化などの血管損傷を介さずにという意味か?


血糖値の日内変動測定の総括
・まず一般的な糖尿病の診断基準(の血糖値)は空腹時血糖値126以上(「空腹時」とは10時間以上の絶食状態をいう)、又は随時血糖値
200以上のいずれかが、別な日の検査で二度以上確認されれば糖尿病と診断して良い、となっている。HbA1cは概ね6.5%以上。
・一方、糖尿病者の治療目標、あるいは血糖コントロールの指標は、空腹時血糖値で80-110未満を優、110-130未満を良、同じく食後
二時間値が80-140未満を優、140-180未満を良、としている。HbA1cでは5.8未満を優、5.8-6.5未満を良、としている。(数値は、何れも
「日本糖尿病学会」の診断基準に拠る。参照
・二日間の僕の記録を見ると、早朝の空腹時血糖値は80台、食後二時間値も概ね100前後、リンゴを食べた20分後に134迄上がったことが
あるが、二時間後には110台まで下がっている。
・この血糖値を単純平均すると5日は101.3、6日は96.7になる。HbA1cという数値は、血糖値がその時々の血液中のブドウ糖の量を計って
いる(単位はmg/dl、血液1dl中のブドウ糖量をmg単位で測った値)のに対して、HbA1cは過去1-2ヶ月の血糖値の平均的推移を反映して
いる(その時々の食事の影響を比較的受けない。単位は%)。血液を採取して計る点は血糖値と同じだが、簡単に自己測定は出来ない。
・一応、換算式が色々提案されている。【Cardio Diabetic Frontier】172頁には
   HbA1c=(空腹時血糖値+9.2)/21.9  という式が紹介されている。
・バーンスタイン医師は、極端に低いか高い場合を除けば、血糖値100はHbA1c5%に相当し、これを1%超えるごとに血糖値40の増加に
相当する、としている。
・米国糖尿病学会は、平均血糖値=(35.6×HbA1c)-77.3  という式を提案している。いずれも経験的な数値から導かれた目安で、厳密
な関係があるわけではない。
・仮に、僕の血糖値を空腹時90、平均100として、上記の式に当てはめて計算すると4.5~5.0%に相当する。昨年9月の特定健診時の
HbA1cは5.4%だから、その時に比べてもかなり下がっている。

小さな政府、大きな政府
・昨日書き忘れたことを足しておく。野田総理の「不退転の決意」で、即座に頭に浮かんだのはライオン宰相と呼ばれた濱口雄幸だ。
方法は間違ったけれど、実行力も決断力もあった。小手先の駆け引きに終始する「料亭政治」を拒絶し、国民に直接訴える術を心得ていた。
日本の首相で初めて当時最新のメディアであったラジオを通じて国民に直接自身の政策を訴えた首相」(Wiki「濱口雄幸」参照)になりえた
所以だ。
・野田首相は、高校の同期会で「四方八方から弾が飛んでくる。最近は背後からも飛んできた」と語ったそうだ。こんな状況で正面突破する
には「国民に直接訴え、国民を動員する」しかない。6日の日経「大機小機」に「国民が固唾を飲んで議論に注目し、一喜一憂し、笑いさざめ
きながら落ち着くところに落ち着かせるようにすべきだ
」とある、同感だ。
・それには、増税の不可避を訴えるなら、自ら身を切る覚悟を示さなければならない。例えば、在任中、自ら給与を五割返上する、高級公務
員は二割返上するが、率先して二割五分返上、一般公務員は一割返上。五年で省庁再編を進め、公務員の二割削減する。地方公務員も
これに準ずる措置を自主的に実行する。国会議員定数は三分の二に削減する等々を実現の上、消費税引き上げと低所得者対策・社会保障
政策・医療保険の一体的改革を提案する。一方、デフレを考慮し、震災復興と今後の大震災に備えた大都市再編計画に国内外を問わず
資本参加を呼びかける。そのため大胆に規制を緩和し、道州制の導入と共に地方に大幅に権限を委譲する。それでこそ「国民が固唾を飲ん
で議論に注目」する。この程度の提案が出来てこそ「不退転」も実態を備えるが、現状は単なる空文句にすぎない。
・二年半ほど前、民主党政権はある種の「国民総動員」を求める必要がある、と書いた。
・民主党は、自民党の「負の遺産」を背負い込むことになる。民主党の特徴を、一言で言えばポピュリズムということになるか。
・そのほかの具体的政策ではバラバラで一体性がない。要するに明確な綱領を持たない寄り合い世帯。
ポピュリズムの最初の試練は「財源」だが、いまや借金財政の重みが、すべて民主党政権に被さってくる。
・この苦難を乗り切る唯一の方策は、ある種の「国民総動員」、国が国民のために何が出来るかではなく、国民が「国」のために
何が出来るかが問われているという明確なメッセージを打ち出せるリーダーが必要だが、鳩山にはその資質はない。
(09/07/19、参照
下線は今回改めて付けた。)
・鳩山も菅も、正反対の無能をさらけ出した。さて、野田総理はどう出る??
・ついでに云えば、こうした提案が出来れば、それは「小さな政府」への第一歩になる。極論すれば、これからは国(ないし中央政府)は金融
と外交と軍事及び各地方間の整合性を図る調整機能だけに権限を特化し、他の権限はすべて地方に移譲するが良い。

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2011年1月は何をやってた??
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by agsanissi | 2012-01-07 07:37 | 日々雑纂
2012年 01月 06日

日々雑纂

・2130頃-240、起きてすぐに玄米茶、
・引き続き【Cardio Diabetic Frontier】を読む。自分の関心のあるところだけ拾い読みしているが2010/10月の発行で、何れも
先端的な研究成果が盛り込まれていて、意欲的・刺激的な論文集だ。今朝は、3-2.アディポネクチンと3-9.サーチュインの項を読む。
サーチュインの概念が、今ひとつはっきりしない(というか実態が何か理解出来ない)面があるが、酸化ストレスとあわせて生命の
代謝活動とは何かを理解するキー概念になるのではないかという感触がある。


血糖値の日内変動
・一日で充分かなとも思うが、食べ物要素以外の影響の可能性を考えて、多少、延長。
・309、BG87⇒この間は、特に何もやらない、筋トレは上半身と下半身を交互に夫々Reコーヒーを淹れる待ち時間の3分間に、時に
ヨガのポーズだったり、特に朝一番は筋組織の始動準備ということもあって、ほとんどがヨガのポーズや真向法のポーズだ。
・344、みかん40~45程度、peanuts・Almond&クルミ30、アスピリン、Insコーヒー
・ヨガのポーズとその場駆け足を4分、431,BG99
・620-640、その場駆け足、Expan、腕立伏せ、ラジオ体操等
・701、BG92
・705-730、酢昆布、白菜キムチ、白菜スープ(白菜、シメジ、エリンゲ、凍り豆腐、鮭)、ジャガイモサラダ40、Insコーヒー
・917、BG109
・930-1050、散歩、途中、輸入食料品店に寄って買い物(Reコーヒー、イワシの缶詰、Nuts類、サルサなど)3㌔余、重い荷物をぶら
下げて散歩も難儀で、早々に戻る。午後、出直すか?6400歩/50分
・1132、BG90
・1145、大根人参蓮根の甘酢漬け120、酢昆布、イワシのオリーブ漬け(缶詰)30、煮豆30、Mixnattu 20、Reコーヒー
・1347、BG116
・1415-1430、酢昆布、白菜キムチ(リンゴが少々入る)、すき昆布煮(こんにゃく、ニンジン、油揚げ)、煮豆(青大豆)100、Reコーヒー
・1632、BG98
・1847、BG88、少々疲れたので、午後の散歩は中止。
・1900-1930、酢昆布、すき昆布煮(昼間と同じ)100、凍り豆腐(チーズ16を挟み、胡麻をまぶして、オリーブオイルで焼く)、Reコーヒー
・昨日の日平均値が101.3だったのに対して、今日の今までの平均値は97.3。平均値が下がったのみならず、最大値と最小値の差が
70から29に大幅に改善した。その最大の原因はリンゴとみかんの差ということになるが、100グラム当りの糖質の量は大差ないから、
GI値を別にすれば、一食当りに食べる量の問題ということになる。同じ量を食べるにしても何回かに分散すればよいし、一日の糖質摂取
量が同じなら、これも3~5回に分散するが良い。
・2107、BG91;直後に寝る、この日の活度エネルギー量566(総エネルギー消費1790Cal)


血糖値の自己測定
・バーンスタイン医師は、その著書【糖尿病の解決】の冒頭に、「自分の血糖値は、自分で正常化しなければならない。主治医は
あなたを指導するかも知れないが、最終的な責任はあなたの手の中にある」と書いている。僕の最初の担当医は、血糖値の数値だけ
を見て、他の情報は一切関心を払わずに薬を処方した。これは「指導」にも、「治療行為」にも当たらない、時にはどんなに無謀な「危険
行為」にあたるかは、ちょっと勉強すればすぐに分かることだ。ただ便々と血糖降下剤を与え、効果が薄れると薬剤を増量し、あるいは
薬効の違う薬を処方し、それでも効かなければインスリン投与に切り替え、最終的には合併症を併発する、そんな例がどんなに多い
ことか。
・だから僕は、糖尿病と診断された次の日から、食事と生活習慣を切り替え、糖尿病の専門書を取り寄せ勉強を始め(両親兄弟全員が
糖尿病で、父親が糖尿病が元で死んだ時の姿に愕然として、その十数年前に一時勉強したことがある。僕だけが例外だったが、その
油断と驕りに悔いて)、必要に応じて血糖値を測定し、血糖管理を続けてきた。だからバーンスタイン医師の言葉が骨身にしみて分かる。
c0048643_18191350.jpgc0048643_1820725.jpg















・測定には、こんな器具とこの程度の血液を採取すれば良い。ところが、この器具と測定チップが日本では「高度医療器具」と称して
一般薬局では売ってないし、以前はネット販売で買えたけれど、一昨年からは原則「対面販売」でしか売れないことに変わり(最近、また
変わったようだけれど)、手に入った所で医者の処方がなければ保険が効かず高い。測定チップは一回分で105~130円前後、測定器具
は1.2万円から2万円前後。僕のように薬もインスリンも医者の処方を受けていないものには、たとえ治療のためでも保険適用にならない。
・予防医学の見地からは、こんなに馬鹿げた話はない。聴く所では、米国ではドラッグストアではどこでも入手でき、価格も測定器具が三分
の一、測定チップは半額だ。現に僕は、米国からの直輸入品をその値段で買った。米国で出来ることが、なんで日本で出来ないの。「安全」
の看板に隠れて、碌でもない規制の網で縛るのは止めたらどうだ。それが「小さな政府」への第一歩だ。

小さな政府、大きな政府
・今年は世界各地で重要な選挙がある。一回一回の選挙などは大した意味があるとは思っていないけれど、また所謂”民意”などにも
重きを置かないけれど、数十年~百年というスパンで見れば重要な、時に決定的な意味があると考えている。
・僕の「国家」についての考え方は、マキャベリの「君主論」、ホッブスの「リヴァイアサン」、レーニンの「国家と革命」などが根底にある
から、何よりもまず「権力機構」だと考えている。とりわけ中学2年生の時に読み耽った「国家と革命」の強烈な印象、世界観を根底から
ひっくり返されるような衝撃は今でも忘れない。言葉通りではないが、国家は階級闘争の非和解性の産物であり、社会から生まれ、
社会の上に立ち、披支配階級を支配し、抑圧する道具である。共産主義社会では国家は廃止されるのではない。階級支配は止揚され、
それと共に抑圧機関としての国家は不要となり、国家は廃止されるのではなく、「死滅」するのだ。等々の内容は社会=国家と単純に
思っていた僕にとっては衝撃だった。その後、人間は社会的動物であり、社会なくして「人間」としての存在はありえないけれど、「国家」
、とりわけ近代国家は歴史的産物、すなわち戦争と革命の産物だと知るに及んでレーニンの国家論は最も歴史的現実に沿った国家論
だと考えるようになった。
・もち論、現在ではロシアの10月革命の前夜(8~9月)に書かれたこの本が、単なるユートピアに過ぎなかった、否、それどころかナチス
に並ぶ怪物国家、剥き出しの抑圧機構としての性格をさらけ出す原動力にさえなったと考えているけれど(このような矛盾は、隣人愛を
根底に持つキリスト教が、異端迫害でむき出しにする残虐さ・悲惨さに通じるものがある)、国家の性格の一側面、依然として権力機関・
抑圧機関としての一側面を備えている現代国家を理解する助けにはなると考えている。
・19世紀後半以降、社会主義思想や労働運動の影響もあって、その対抗上、福祉政策や社会保障政策等の社会的な所得再分配が
重要な機能となり、また30年代の世界大恐慌を境にパイの再分配のみならず、パイそのものを拡大する経済政策がますます重要な
意義を持つようになり、経済活動に占める国家の比率は曲折を経ながらも拡張を続けてきた。大局的に云えば、この百数十年、多少の
変動や政策的色合いの違いはあっても「大きな政府」の道を只管歩んできた。その程度に応じて、国家の抑圧的性格は後景に退いた
・いまや潮目は変わったのではないかと感じる。リーマン・ショックを機会に、金融危機の救済のために国家の財政支出は一挙に拡大し、
国家財政そのものが破綻の危機に直面している。各国通貨と国債の信用が問われている。現在はまだ最も弱い鎖が腐り始めているに
過ぎないが、一端が切れれば信用不安の連鎖がどこまで広がるか、グローバル化が進めば進むほど、各国経済の緊密度が深いほど、
その破壊力は肥大化する。一方、国家の裏書してきた約束手形の債務は国債のみならず年金・医療など加速度的に肥大化するのみ。
現在の「税と社会保障の一体改革」など百%実現した所で、将来的に直面する課題に比べれば児戯に等しい。それ故、潮目は変わった
し、変わらざるを得ないと見ている。具体的に、どういう曲折をたどるのか、それは分からない。数十年、百年というスパンで見れば潮目は
変わって、「小さな政府」が大きな潮流になるだろうと見ている。
・”民意”は、当然、「大きな政府」の恩恵に浴しながら、そのための負担には拒絶反応を深めるだろう。そのバランスとアンバランスとの
微妙な兼ね合いで「大きな政府」を目指す党派と「小さな政府」を目指す党派との実際的争いは紆余曲折は免れないとしても、結局は
大きな潮目の変化には逆らえない、というのが僕の見通しだ。尤も、その行方を最終的に見据えられるほど生きてはいないけれど。
・また「大きな政府」を目指す党派と「小さな政府」を目指す党派との対立は、すっきり二分しておらず、民主・自民夫々に内部対立の温床
を残したまま、また過去の対立軸の残滓(外交・軍事・所得政策等で)を引きずりつつ、将来的な政界再編の可能性に向かって(当面は
議員個人の再選可能性が彼らの最大関心事で、長期的展望など考える余裕もない)ジグザグの混乱をたどるだろう。


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2011年1月は何をやってた??
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by agsanissi | 2012-01-06 06:23 | 日々雑纂
2012年 01月 05日

日々雑纂

・22~4時、これはパターンの変化ではなく、昨夕、疲れたのか夕方昼寝(?)をしたお陰で二時間ほど後半にずれたため。
・Gmailに、いわて気象情報(普代村)が入っている。
久慈地域 [発表]暴風雪警報[継続]波浪、乾燥注意報
普代村 [発表]暴風雪警報[継続]波浪、乾燥注意報
  風 警戒期間 5日昼前から5日夕方まで
  注意期間 6日明け方にかけて 以後も続く/西の風/海上 最大風速 20メートル
」とのこと。
・北海道沖には、976hPaの低気圧があり、強い冬型気圧になっている。気象警報が北海道の太平洋岸と日本海岸、岩手、新潟、長野
などに出ている。
・岩槻は、「強風&乾燥」の注意報が出ているが、6-8時現在は快晴無風。その後やや風有り、薄雲広がる
・【虚血性心疾患云々】はサッと通読する。「糖尿病療養指導士のための」とタイトルに冠しているように、療養指導士に必要な一般的
知識のまとめで、当然のことながら、特に目新しい知見はない。一カ所だけ、65-66.pの心電図検査の項で「急性冠症候群」という
限定はあるにせよ、陰性T波&異常Q波と心筋異常との関係を図示した部分は、自分の心筋の状態を理解する上で、パッと光を当てた
ような印象を受ける。⇒この点の解析を深めること
・【Cardio Diabetic Frontier】は今朝から読み始める。3-6、「酸化ストレス」を読むが、非常に面白い。

◆血糖値の日内変動
・先日、血糖値を測ろうとして採血器具で指先から殆ど血が出ないため器具の不調かと測定を中止した。今朝、再度試したところOK、
器具の不調ではなく、気温が低すぎたか(乃至指先が冷たすぎたか)、同じ事だが血の巡りが悪かったか。
・食事、身体活動、血糖値の日内変動の関係を記録してみる。
・4時起床、白湯を一杯、読書;4:15、BG83mg/dl(以下単位は同じ、省略する)
・4:30、落花生30&アスピリン100mg、4:45、Rコーヒー
・6:22、BG93
・6:30前から、その場駆け足3分、ラジオ体操、スクワット45、片脚屈伸各5、
・6:55-7:15、みかん、酢昆布、凍り豆腐・チーズ8の挟み焼き(卵黄身・胡麻をまぶしゴマ油で焼く)、白菜スープ(白菜・しめじ・大根・
玉葱・中華だし9、野菜は410)、大根蓮根人参の甘酢漬け、Reコーヒー
・7時現在の活動エネルギー量155Cal、7:28の血圧及び心拍数105/72,69;110/68,67
・8:50、BG122(意外と高い、 みかんと甘酢漬けが原因か?)
・9:20、Insコーヒー;スクワット50、ニー・トー・チェスト15×3、クランチ5×3
・10:28、BG95
・1210、りんご1/2個
・1235、BG134⇒りんごの影響だけ?
・1250-1315、酢昆布、大根人参蓮根の甘酢漬け60、煮豆80、凍り豆腐・チーズ(出し汁に付けた豆腐にチーズ8を載せて、オリーブ
油で焼く・香りにマヨネーズ少々)、ジャガ芋サラダ35;スクワット45
・1345-1555、散歩(図書館から岩槻駅前を通って、車の通らない裏通りを選びながら、マミーマートに寄って、しばらく休憩後、城址公園を
廻って戻る。8000歩/70分;活動エネルギーは朝から498Cal(総カロリー量は1390Cal);この間、図書館とマミーマートでBGを測定。
・1428、BG113
・1530、BG64⇒ちょっと低くなり過ぎ、城址公園では途中から空腹感を覚える。額にやや汗をかくが、歩いたせいというより空腹感のせい
(血糖値が低くなり過ぎたせい)かな。運度の感応性が良すぎる感じもあるな。尤も、悪いことじゃないけれど、生理的反応の強みだな。
・1600、みかん小一個、Peanut&Almond20、白菜キムチ、煮豆50&チーズ8、Insコーヒー
・1814、BG97
・1900-1920、酢昆布、白菜キムチ、白菜&鮭の煮込み・凍り豆腐・エリンゲ、煮豆20
・2021、BG112;この時間までの活動エネルギーは544(総カロリー量は1590Cal);血圧及び心拍数は117/74、58
・2113、BG100;この日の活度エネルギー量550(総エネルギー消費1774Cal)、基礎代謝量1224


現代版「殖産興業」になるか?
・今朝の日経に「宮城県沿岸部に先端農場、官民連携、被災地借り上げ」の記事が載っている。具体的には
「農林水産省は東日本大震災で被害を受けた宮城県沿岸部に、最先端技術を実用化するための大規模農場をつくる。敷地は東京
ドーム50個分にあたる200~250ヘクタール
で、津波による塩害で早期復旧が難しい農地を国が借り上げる。富士通や日立製作所、
シャープなど民間企業と連携、IT(情報技術)やロボットなどの技術を融合させ、農業の生産性を高める。被災地だけでなく、日本の
農業再生につなげる狙いがある。」
「農水省は12年度の予算案に7億円強の費用を盛り込んだ。6年間で事業費は国が40億~50億円、民間資金を合わせると100億
円規模の実験農場になる見込み。国が地元の農業生産法人などに経営を委託し、農地の除塩作業をしたうえで新しい技術を検証
するための農業生産を始める。6年後の借り上げ期間が終わったら、生産法人への農地集約を国が促す計画だ。」
「農場ではコメや麦、大豆などのほか果樹や野菜を栽培。農作物や農地の水分や肥料の状況を正確に把握するセンサーシステムや、
収穫した農作物をコンテナに詰めるロボット、農薬の代わりに発光ダイオード(LED)を照射して病害虫を防ぐ先端技術も採用する。
無人で土地を耕すトラクターも導入する。農場内に設ける研究拠点に情報を集約する。」
とのこと。
・野心的計画に見える。問題は、コメ・麦・大豆の販路、特に麦&大豆の品質と販路、コメはともかくとして麦・大豆には懸念がある。
世界的には遺伝子組み換え大豆の栽培が急増している。それだけに国産大豆の需要には将来性がある一方、TPPとの関係を含め
て政府(或いは農水省)には将来的展望を据えた戦略的位置づけがあっての発想か、一時的・便宜的思いつきの懸念はないのか?
・実現できれば、意義は大きいのだけれど、過去のいろいろな実績を見ると戦略的発想と長期的展望を欠いた「その場限りの思いつ
き」が余りにも多いので、つい本音を勘ぐりたくなる。農水省にとって、彼ら役人にとって一番大事なのはますます薄れている農水省の
存在意義を認めさせることで、そのために震災復興のこの時期に便乗して「被災地復興計画+農業の再生+先端技術」を結びつけて
急遽でっち上げた机上のプランじゃないのか?と勘ぐりたくなる。下司の勘ぐりに過ぎないことを願いたい(1/06追記)


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2011年1月は何をやってた??
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by agsanissi | 2012-01-05 06:08 | 日々雑纂