農のある風景/作業日誌/ようこそ!!荒木農場へ

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2005年 11月 27日

最後の収穫作業

c0048643_734917.jpg自家菜園に人参を1、2反歩植えてある。
大部分、近在の人等が掘り取りに来る。
冬野菜の保管にと、40-50kgも掘り取っていく人もある。
そんな人が、口コミでボチボチ増えて、今では自分ではほとんど
掘り取らなくなった。

このところ毎日のように霜が降り、葉っぱも衰え、そろそろ掘り
取りに来る人もお仕舞い。それで取り残した人参の掘り取りを
始めた。

畑には葉っぱを食べにカモシカが来ていた。
ジッとこっちを見て警戒してはいるものの逃げもしない。

例年なら、この時期、時に雪を被り、葉っぱは紫に変色してぺったり地面に張り付いたように衰えているが、まだ壮年期のように
元気だ。夏から秋にかけて、顔の周りを飛び回って悩ませる刺し蝿が未だに飛んでいるには呆れた。
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by agsanissi | 2005-11-27 08:02 | ソバ/ナタネ
2005年 11月 16日

おでん大根

c0048643_21415384.jpg今週に入って氷点下の日が続いている。
まだ3-4度で、薄氷が張る程度だけれど、今朝は大根を抜き取って輪切りにして
みると外周が凍り気味になっていた。まだこの程度だと昼間気温が上げれば元に
戻るけれど、ダイズ刈り取り予定を変更して、残っていた大根を全部抜き取ってし
まった。

漬物用とおでん用、並べてみたが長さも太さもこんなに違う。
正式の名前は何というのか知らないけれど、おでん用は本当におでんにピッタリの
大根で、知らない人は「大根は大根でしょ」というけれど、見た目ばかりか中味も
漬物用は漬物用だし、おでんはやはりおでん大根が一番だ。
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by agsanissi | 2005-11-16 21:56 | ソバ/ナタネ
2005年 11月 15日

冬枯れの季節

c0048643_80262.jpg寒い朝、海面から湯気が立ち上るように見えるこの現象をなんと云ったか、度忘れ
してしまったが、昨日は11月に入って二度目の氷点下で、この"湯気"を再び見た。
今朝は昨日よりももっと冷え込んだが、さほどにも感じないのは慣れのせいだろうか。

紅葉の盛りは4-5日もあったか、あっという間に過ぎ去って先週半ばから山の
たたずまいは早くも冬枯れの装いに変わってきた。
道路際には落ち葉が厚く吹き寄せられ、葉を落とした木々を通して山は奥まで
見通され、空の天井は一段と高くなったように感じられる。


午後になって、今年最後の収穫作業、ダイズの刈り取りを始めた。陽射しは明るく照り付けているのに北風の冷たい底冷えのする
一日だった。
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by agsanissi | 2005-11-15 08:24 | 気象/季節メモ
2005年 11月 13日

麦の生育比較

c0048643_510857.jpgc0048643_5103642.jpg














左は去年の11/07、右は今年の11/12の写真です。
播種量は去年が8kg/反に対して、今年は9kg。播種日が、今年は10/04で、去年よりは約3週間早い。
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by agsanissi | 2005-11-13 05:22 | 小麦
2005年 11月 12日

大根葉

種子屋に云わせると、「人参は肥料で採れ、大根は農薬で採れ」というとか。それほど見た目のきれいな大根を作るには
農薬漬けにする必要があるそうだ。事実、キスジノミハムシの被害を防ぐにはタネの植え穴に根から吸収される農薬を
一緒に施す場合が多い。そのせいで間引き大根を食べないのはもち論、その後の農薬散布で大根葉も食べなくなって
しまった。これを考えると市販の葉物類はどうなんだと気味悪くなる。

しかし盆前後に植えて、いまどきに収穫する大根は、時々間引きをするだけで農薬など一切無縁でも、肌のきれいな
大根が採れる。というわけでこの時期にしか大根を播いたことはないけれど、今年はいつまでも温かかったせいか肌が
いまひとつだ。一方、大根葉はいいね、いまだに青々している。

大根に葉っぱを付けて売らなくなったのはいつの頃からだろう。八百屋ではどうか知らないが、スーパーの店頭で葉っぱ
つきの大根はついぞ見かけたことがない。その代わりかどうか、葉大根というヘンテコリンなものを売っている。
ご存知かどうか、大根の根と葉を較べると、比較する対象にもよるが栄養分を総合的に見れば根よりも葉っぱのほうが
優れている。
デンプン源として大根を食べる人はいないだろうけれど、100gあたり根のほうに多く含まれているのは炭水化物くらいで
ほかのビタミン類、カルシウム、鉄分など数倍、ホウレン草に遜色ないくらい含まれている。
油でサッと炒めて、出汁と醤油、これに油揚げでも入れれば、他にはなにもいらないくらい美味しいね。
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by agsanissi | 2005-11-12 08:24 | ソバ/ナタネ
2005年 11月 09日

ダイズ選別

c0048643_6514471.jpg先日、大豆刈り取りを依頼された方が、風来さんは「ダイズ選別はどうやってる?」と見に
来られた。「選別機を通している」と機械をお見せした。

ダイズの選別は、ダイズ以外のものや病害・未熟ダイズを取り除くことと粒度をそろえる
ことの二通りの選別をする。

c0048643_6594816.jpg機械の上部は、幅広の回転ベルトで、右から左へと
ダイズは流れていく。ベルト手前が低くなっており、
角度が付いていて、この角度は調節して変えられる
ようになっている。
ベルトの角度と回転で、丸くないダイズや未熟で軽いダイズの殆どは取り除かれる。
病害を受けた大豆は、変形している場合が多いから、紫斑病やシワ豆をのぞけば、
ほとんどの病害ダイズは除かれる。

c0048643_7202057.jpg
左から回転胴に入り、ここで大中小と屑ダイズとに分けられる。
その前に上部の回転ベルトからはじき落とされたダイズは、回転胴に入らず、そのまま
下の回転ベルト(最初の写真の左側に突き出したベルト)の上に落ちて、丸くないものは
そのまま前に流され、比較的丸いものは後ろに流されと、ダイズの形状によって、ベルト
の回転と角度で選別している。

簡単に云えば、トウミ(上部)と網(下部)を組み合わせたもので、下部の粒度選別機は
工夫次第でいろいろな選別機を自作できるし、上部はトウミである程度代用できる。

紫斑病など色だけの病変は選別できないが、それ以外のものなら、これでほぼ選別できる。
というわけで、ダイズの選別も請け負うことになった。
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by agsanissi | 2005-11-09 07:51 | ダイズ
2005年 11月 06日

請負作業

請け負い作業というわけではないが、頼まれ仕事でダイズの刈り取りに行ってきた。

去年あたりから、ぽつぽつソバ、ダイズなどの刈り取り作業を頼まれるようになったが、
何か手間のかからない作物ということで、ダイズ・ソバを播いたが、いざ刈り取りの
だんになると人手がかかり過ぎて「足が出る」というので、持て余して僕のところに
収穫作業を頼みに来るというパターンのようだ。
農地を持っているが、いままで放置していたり、貸していた地主が作付けしたりといろいろ
だが(この理由にも面白い経緯がありそうだが、これを書き出すと長くなるので別の機会に)、
ともかく何かを播かなければということでやっているようだ。もともとの畑地だから、
すくなくとも転作奨励金ねらいではない。

今回頼まれたのは、1.5町歩のダイズ刈り取りで、そのうち半分近くは取り残した枝豆で、
これは刈り取り時期を逸しているため損耗率五割といったところか。
昼飯を一緒に食べながら、いろいろ聞いてみたが、播種作業は苗を作って、その定植作業に
4人で四日、草取りは豆トラという管理機で1回、その後は手取り作業で2人で二日と延べ
20人・日以上かかったと話していた。これだけで人件費はザット10万円以上。これに
収穫・選別作業を人手に頼れば、必ず足が出るというわけだ。

仮に、僕が機械で播種作業をやるとすれば1時間半程度、人手を使うとすれば苗を播種量の
1割程度作っておいて、後から補植作業に使ったほうが効率的だし、人件費も1/10から1/15
になるなという話をしたけれど、この話はいろいろ示唆するところがありそうだ。
ところで、こういう刈り取り作業を依頼してくる人等は、農業収入を全く当てにしてない
人達ばかりだ

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by agsanissi | 2005-11-06 06:28 | 作業メモ
2005年 11月 03日

焼いてみる

c0048643_2215196.jpg今年のカボチャは、発芽状態が悪くて「これは駄目かな」と思っていたところ、8月半ばを
過ぎてから勢いが良くなり、あれよあれよと云う間に広がって、豊作になった。

畑は、そろそろ氷点下を迎える時期で、10月いっぱいで全部採り終えた。
案の定というか、折り良くというか、1日には0度を下回った。
収穫後の伸びきった蔓を片付けるのが厄介なので、ちょっと乱暴だがユンボの排土板で
ガラガラ押して片付けてしまった。


後に採り忘れたカボチャが3つほど潰れて転がっていた。二つは見るからに小さな未熟カボチャでヤギにくれてやった。
ひとつだけすっかり熟して美味しそうなのが転がっていたので、中味をくり抜いてオーブントースターで焼いてみた。
マーガリンをぬって、食塩をぱっぱと振りかけて食べたら、固めの焼き芋のような感触がした。
それで思いついたが、玉ねぎとひき肉を軽く炒めて片栗粉でとろみを付け、半分に切ってくり抜いたカボチャの中に入れて
オーブントースターで焼いてやる。あるいはチーズとマヨネーズを載せてピザ風に仕上げても美味しいのじゃないか。
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by agsanissi | 2005-11-03 22:53 | ソバ/ナタネ
2005年 11月 03日

ソバの本選別

荒選別の後、いったん乾燥機に戻して半日ほど風乾して、そのまま放置しておいたが本選別を始めた。荒選別・本選別と云っても、
最初は茎類などワラや雑草のタネが多すぎるため、一回の選別では選別しきれない上に、ワラ類など多すぎればソバの乾燥も均一
に行かないため、二度に分けているだけだ。

c0048643_636485.jpg今までは、本選別もトウミを通していたが(10/12参照)、今回は籾摺り機(ロータリ
ハラー)を使って選別してみた。小麦の選別に使っていたが、小麦の面積の減らして
ソバの栽培面積を広げるとすれば、ソバの選別を能率的にしたいし、小麦用の機械
を転用出来ないかということ。
問題は、「籾摺り」動作でソバ粒がつぶれないか、雑草のタネのような小さなものが
選別できるか、ソバも飛ばされてしまわないか、共用すると穀粒が混ざる可能性の
あること等。
ソバ粒が潰れるのが、一番の心配だったが、籾摺りではロールの隙間を通してやるが
これを開放しておけば問題なし。

c0048643_19302014.jpgロールを通過したソバは落下しながら風流を受け、最も軽いワラや雑草のタネ、未熟ソバ
などが最初に飛ばされるのがここ。青い袋に溜まったものをフルイにかけてソバだけを取り
出して比重を計ってみると0.3。

ここを通過して、次に軽いものが排出されるのが、c0048643_19403834.jpg
右の写真に見える「しいな口」で、軽いソバとワラ、
雑草のタネなどが混ざっている。これまたフルイに
かけてソバの比重を計ってみると0.5前後。

この二ヶ所でほとんどのワラと雑草のタネは取り除かれるが、どうしても何割かの雑草のタネ
は最後まで残って、最初の写真の鶴首のような排出口から出てくるソバに混ざってくる。
c0048643_1952051.jpg
それでもう一段、トウミの排出口の網を通してやる
ことでフルイにかけ、これでまあまあ満足できる程度まで選別できる。
最終選別口から出てきたソバの比重は0.67-0.68、ちなみに選別時間は600kg/時間
で、トウミでの選別に較べて能率は3倍ほど。満足のいく結果だ。
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by agsanissi | 2005-11-03 06:51 | ソバ/ナタネ