農のある風景/作業日誌/ようこそ!!荒木農場へ

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2006年 06月 30日

株間除草機

12.9/25.4度、14時過ぎから陽射しは翳り始めたものの、それまではタップリ
とあり、日照7.7時間。
この二、三日の週間天気予報はころころ変わっていたが、どうやら明日からは
曇時々雨という内容で落ち着きそうな按配だ。ソバの播種と小麦の収穫は7月
中頃の予定だが、雲行き次第ではたちまち余裕を失いかねない。

そんなわけで今日は、播種機の組み換え(ダイズ用からソバ用に、種子の落ち
口を4連から16連に変更)や修理(ベアリング交換)、ダイズの株間除草機の
調整など、もっぱら室内作業。

c0048643_2334048.jpg前に薄暗い写真を載せたが、株間除草機を
調整のため明るいところに引き出してみた。
畝幅は72センチ対応になっているので、今年
のダイズ畝幅の62センチに調整し直した。
白い三角板が四枚見えるが、これが中心点を
軸に回転するとともに、各三本取り付けられた
スプリングが回転して、株間の雑草を跳ね飛ば
す仕掛けだ。

慣れないうちは、ダイズを跳ね飛ばしはしないかとヒヤヒヤするが、子葉が残って
いる時期を避ければ、多少、葉っぱを傷める程度で、ほとんど影響はない。
グレーのフラット・バーが三本見えるが(右側の一本は取り外してある)、これに
はジャガイモで使っていた深耕爪を取り付けられる。

そろそろ帰ろうかという時間になって、30代後半の就農希望の若い方が二人、
体験を聞きたいとお見えになった。数年ぶりだろうか、嬉しくなってつい2、3時間
も話し込んでしまった。これについては別の機会に。
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by agsanissi | 2006-06-30 23:57 | 機械類
2006年 06月 29日

ジャガイモの生育比較/2

15.1/26.2度、日照10.9時間、所々巻雲が浮かぶが、ほぼ快晴。
ソバの予定地のうち、約三町歩分にプラウをかける。

前回のジャガイモの生育比較から、まる一週間たった。そのうちの一つは
倒伏気味に荒れてきた。
c0048643_19234465.jpg一週間前は畝筋が見えて、茎も立ってはいた。
軟弱徒長気味なのだろう、強い風に煽られて、
茎は倒れ始め、畝筋は見えなくなってしまった。
所々、黒く窪んで見える部分は、既に倒伏して
いる。予想よりやや早めに倒伏してしまったが
もともと軟弱徒長傾向があったのではないか。



前回、二番目に紹介した芋は、やや徒長気味の傾向はあるが、まだ茎
はシッカリ立っており、畝筋も見えている(写真は次回に載せる)。同じ
く徒長気味とはいえ、この違いは浴光育芽をやったかやらぬかの違い
と推測する。

c0048643_19452268.jpgこれは僕のジャガイモ畑。違いは一見して明らか。
同じ時間に撮ったものだが、茎がシッカリ立ってい
るのはもち論、茎葉にほとんど乱れがない。角度
の関係で、やや畝筋が見えにくいが、それでも畝に
光が通っているのが分かる。
茎葉の頭を比較してみると、先の写真は鳥の巣の
ように乱れているが、こっちはバリカンで刈り揃えた
ように揃っている。


c0048643_1959913.jpgやや視野を広げてみようか。
畝筋はハッキリ見えるし、全体の揃いも非常に良い。
もち論、一つ一つの株を仔細に見て行くと、いろいろ
欠点もあり、小さな失敗点も何ヶ所かある。
それでも全体の揃いは極めて良い。
上の写真の小区画の畑での乱れと、この広さでの
揃いを比較すれば、違いは余りにも歴然としている。


この違いの、最も大きな要因は浴光育芽をやるかやらぬか、出芽期を
いかに良く揃えるかにある。まあ、家庭菜園で完熟したものから順番に
掘り取って食べていくには、倒伏さえしなければ、完熟期が揃わなくとも
一向に構わないが...。
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by agsanissi | 2006-06-29 20:21 | ジャガイモ
2006年 06月 29日

ナタネの効用

今日は(「昨日は」と書くべきだが)今年一番の暑さだった。大した仕事もして
ないのに、暑さ負けで夕食後直ぐに寝てしまって夜半になって起きだした。
17.5/30.3度、今年一番の暑さだ。日照9.4時間、東北北部では北緯40度
線に沿って各地点の気温をグラフに描くと、太平洋沿岸部から日本海沿岸部
にかけてなだらかな傾斜を描くように普代村の気温が最も高いという、普段との
逆転現象が起きた。

これからの大きな作業というと、7月半ばの小麦の収穫とソバの播種で、他に
出来ればダイズのカルチを週に1回やる程度で、それまではこれといった作業
もない。そんなわけで眠いときに寝て、目覚めれば起きている。

c0048643_1512121.jpg先月26日に、ここに無肥料でナタネ、小麦、ダイズ、
ソバ、ヒエの種子を混ぜてばら撒いてみた。ナタネの
量が一番多いが、よく見ると小麦もソバもダイズも
丈が高い。徒長といえば徒長だが、単独に播いた所
に比べると、ナタネに負けまいとして小麦もダイズも
ソバも、精一杯に首を伸ばしている。尤も、負けてし
まって顔を出せなかったものもあるかもしれない。


左側の丈の一段高いのはヨモギで、比較のために残してある。ナタネなどを
ばら撒く前は、右側全体もこんな様子で雑草の抑制効果がどの程度あるか
較べてみようということだ。

c0048643_2112441.jpgもう少し左側から見ると、こんな具合だ。実は自家菜園
に使っている畑で、雑草だらけの場所を1メートル幅で
四列だけ耕し、その間にカボチャを植えてある。カボチャ
が伸びるにつれて、周りの雑草を徐々に刈り倒していけ
ば、やがてはカボチャの葉っぱに覆いつくされ、雑草も
負けてしまうし、敷き藁代わりにもなるだろうかとの思惑
だ。


ヨモギは時々間引きをして乾燥させて使っているし、ナタネも混み合いすぎたところ
を適当に間引きして、味噌汁の具、サラダ、おひたし、と使える。こういうのは「栽培」
というのかどうか知らないが、ただばら撒いて採ってくるだけで、面倒な管理は何も
いらない。使わなければ雑草、使えば菜ということだ。
もち論、無肥料・無農薬で充分に育つ。雑草との攻防は、8月くらいまでの様子を
見ないと、まだ何ともいえないけれど、雑草抑制効果や緑肥にもなるとすれば一石
四鳥くらいの効用がある。
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by agsanissi | 2006-06-29 03:11 | ソバ/ナタネ
2006年 06月 27日

空梅雨かしら?

14.1/26.4度、日照7時間、時折黒雲が通過するものの陽射しは注ぎ、
朝から強風が吹き、気温の割りには爽やかな感じ。絶好の畑日和とは云え
大方の緊急作業は、昨日で全部終えて、ノンビリ自家菜園に遊ぶ。

半日・数時間後の天気は、予報によらずとも、大方は「観天望気」、雲行き
や風の流れ、空気の微妙な変化で予測できる。しかし今朝の「雨」はさすが
にレーダー観測でなければ見当も付かなかったな、と思わせるような雨が
8時過ぎに降りだした。と思いきや、道路を湿らす間もなく、一分も経たぬに
止んでしまった。
外はカンカン照りだというのに、昼のニュースは「沿岸北部雨時々曇」などと
見当違いの予報を流していた。こんな風にいったん予報が外れだすと、この
地域の天候はその傾向が続きがちだ。すなわち晴勝ちになれば雨の予報
が出ても降らないし、雨勝ちになれば晴の予報が出ても中々晴れない。
いまはどうやら晴勝ちに推移している。

15日に東北北部も梅雨入りとなったが、前線はほとんど南に張付き(参照)、
沿岸北部では6月に入って、繰り返し濃霧には包まれているものの、雨らしい
雨は降っていない。今月の総雨量は20ミリと平年値の六分の一以下だ。
そんな中で早くも、「今年は空梅雨だな」という声が聞こえてきた。

さて、今後一ヶ月、果たして前線は押し上げられてくるのか??
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by agsanissi | 2006-06-27 20:49 | 気象/季節メモ
2006年 06月 27日

道路が通る

朝から「どんよりした天気で、昼前に一時雨」という予報だったが、ほぼ快晴。
雨レーダーを見ると、5時半現在に県南部には雨が降っているから、俄雨の
可能性はある。

c0048643_675447.jpg自宅の南側を普代川が流れている。秋には鮭が
遡行し、時期には、時に鶴が寄ることもある。今の
時期、鴨の群れが泳いでいる。
対岸の道路まで250メートルほどあり、30メートル
ほどの川を挟んで両岸は、去年までは松と広葉樹
が鬱蒼と茂っていて、写真に見える工事ブロックは
もとより、建物群は何一つ見えず、対岸の山も中腹
から上が僅かに見えていただけだった。

そんな風景はありふれたものだから、今では記憶の中にしか残っていない。
いま国道45号線のバイパス工事が進められ、橋脚のブロックが5箇所見え
ている。一つだけコンクリートブロックが見え、他の四つは鉄骨の脚組みが
見えている。右側の四つは対岸、左の一つだけがこちら側。
ここに道路が乗り、車が通るようになれば、眼前の風景はコンクリートの帯
で両断される。
いままでは、朝は鳥の鳴き声以外には、風向きによって聞こえてくる波の寄
せる音と自分の出す音くらいしか聞こえなかったが、それもこれからは車の
騒音にかき消されてしまうのか。
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by agsanissi | 2006-06-27 06:31 | 覚書
2006年 06月 26日

一日限りの雲上人

明日からの週間天気予報を見ると雲と傘のマークがずっらと並んでいる。
明け方は快晴だったが、間もなく濃霧が入ってきた。それこそ綿菓子のように
境界がハッキリして、畑に向う道は乳白色の壁の中に消えている。
ところが、いざ登ってみると標高150位から上は、雲ひとつない快晴の世界が
広がっていた。
「トンネルを抜けると、そこは初夏の陽気だった」とでも云うべき嘘のような話。

13.7/21.7度、日照11.1時間。今月に入って10時間以上の日照は3度目。
昼間時間は一番長い時期で、普代付近の日の出から日の入りまでは14時間
59分だが、いわゆる日照時間は一定の強さ以上の直射光の継続時間だから
最大でも12時間程度、11時間はほぼ申し分のない快晴。
尤も、霧の中と外では別世界。

今日を限りの陽気で、当分、畑に入れぬ可能性も考え、せっせと残りのダイズ
の中耕カルチに励む。
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by agsanissi | 2006-06-26 20:33 | 気象/季節メモ
2006年 06月 25日

ダイズの中耕カルチ

15.7/18.9度、日照は3.6時間しかなかったけれど、実際以上に晴間が広がった
ような印象がある。尤も、朝からダイズのカルチに掛かりきりで、ひたすらダイズの
畝間に注目していたから、ほとんど余所を振り返る余裕もなかった。

東7と5の一部(黒ダイズ)、西1、4、5の全部(スズカリ)の第一回目のカルチ。
c0048643_20265118.jpgc0048643_2027765.jpg








カルチ前と後の写真を比較してみた。実際には、一回目のカルチはこんなに雑草が
出てしまうと遅すぎる。カルチ直後は、一応はきれいに見えるが、雑草の根が残り、
この後の管理が難しくなる。
初めの計画では、出芽前に最初のカルチを掛ける予定だったが、前にも書いたよう
に畝間にほとんど余裕がなく、かけられなかった。

c0048643_2039338.jpgc0048643_20394897.jpg








計算上はかなり余裕のあるつもりだったが、実際にはほとんど余裕がない。
この状態を運転席から見ると、完全にダイズを踏みつけて走っているように
見え、出芽するかしないかという状態では、とても怖くてトラクターを走らせ
られない。一方、後ろから見るとカルチのかけられない部分がかなり残り、
もう一段の工夫が必要だ。

c0048643_20492220.jpgこの畑は、遠めに見るとほとんど雑草が見えないが
近づいて見てみると、雑草がかなり大きくなっており
最初のカルチは、雑草が地上に顔を出すか出さぬ
かの時期に叩いておくと、この後の管理がはるかに
楽になる。





c0048643_2055228.jpgこれは近づいて見たところ。かなり伸びていること
が分かる。それでも、この程度なら相当きれいに
殺せる。昨日、爪の後ろはチェーンとスプリングの
どっちが有効かと書いたが、雑草がこの程度の
大きさの内なら、スプリングの方がカルチ跡がなだ
らかになるが、最初の畑のように雑草が大きくなり
すぎた場合はチェーンくらいの重さがないと均し
効果はないようだ。
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by agsanissi | 2006-06-25 21:10 | ダイズ
2006年 06月 25日

農薬について

梅雨時になると、誰でもカビが気になる。人間にも農作物にもカビによる病気がある。
人間については、抗生物質など医療技術の進歩に伴ってカビによる病気が増えている
そうだ。これは一般的には、抗がん剤や抗生物質の継続的・大量投与で、微生物間の
バランスが失われ、特定の菌が異常繁殖した結果と見てよい。薬剤耐性菌もある。
(参照「人に棲みつくカビの話」)

農作物でも、作用機作の同じ農薬の使用回数を制限しているが、特定の菌の薬剤
耐性の問題もあるし微生物相のバランスの問題もある。農薬の進歩で農作物にカビ
による病気が増えているかどうか、具体的には知らないが、その可能性は当然ある。
人間や家畜に投与した抗生物質が堆肥などを通して、土壌微生物に影響する可能
性も指摘されている。

小麦の赤カビやジャガイモの疫病も、カビによる病気の仲間だ。カビの繁殖は環境
条件に大いに左右される。対策は、作物の菌に対する耐性を強めることと菌の繁殖
条件を抑えるという二面作戦が考えられる。
無農薬栽培という考え方(というか栽培方式というか)があるが、カビによる病気には
どんな手を打つのだろうか??

農薬には、いろいろな種類がある。大きく分ければ殺虫剤、殺菌剤、除草剤。
殺虫剤や除草剤は使わなければ使わなくても済む場合が多い。その弊害もいろいろ
指摘されている。殺虫剤の過用で、野山や田畑から様々な小動物が消えてしまった。
では殺虫剤を一切使わないとすれば、どうなるか?これまた我々には予測も付かな
い生態系の撹乱を生み出すかもしれない。

農薬の弊害は幾らも指摘できる。また最近は、農薬は何か悪者のような扱いを受け
る場合が多いが、歴史的に見れば、その恩恵には計り知れないものがある。
単純に、使わなければ良いもの、なくても良いものとは考えない。

農薬についての僕の一般的な考え方は、医者や医薬品についての考え方と同じだ。
この半世紀以上、僕は、眼医者・歯医者、目薬・正露丸を除けば栄養剤・風邪薬を
含めて、ほとんど医者にも医薬品にも世話になったことがない。その回数を数える
にはカラスほどの知恵で充分なくらい。だからといって医者も医薬品も不要なもの
だとは思わない。医薬品による事故や医療過誤も幾らでも指摘できるが、反面では
余命年数の延長にも大いに貢献している。

医者や医薬品に頼らない健康は望ましいが、医者や医薬品のお陰で健康を保てる
とすれば、これとて決して悪くはない。

農作物とて、丈夫に育てることが肝要だ。しかし丈夫に・健全に育てる上で、一定の
農薬使用を許容することはプラスだと考えている。

野菜作に比較すれば、畑作では農薬使用量ははるかに少ない。ちなみに年間の
僕の農薬使用額は、18町歩程度の作付け規模で年間20万円前後だ。
参考に「農林家経営動向調査報告」から経営耕地規模別の農薬使用額を見てみる
と(平成13年度分が最新資料)、
平均14.7万円、規模別では5反歩以下で6万、1.5-2町歩で17.6万、2-3町歩
で27.5万、10町歩以上で91.5万円などとなっている。平均すれば僕の農薬使用
額は2町歩内外の経営規模に匹敵する。きわめてラフに云って1/9程度か。
(参照「統計書名:農林家経営動向調査報告」の「事業等支出(2-1)」)。
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by agsanissi | 2006-06-25 07:25 | 考える&学ぶ
2006年 06月 24日

中耕カルチ機械の工作

この三日ほど、作物もだが雑草が勢いづいた。草の見えなかったロータリ跡に
緑の絨毯を敷いたようにビッシリ小芽が吹き出ているところがある。依然として
見えないところもあるから、ロータリの時期、畑の前歴、雑草の種類などが関係
しているが、この間の雨と平均気温の上昇で、一挙に勢いづいたようだ。
14.7/18.4度、日照ゼロ、午前中は濃霧でバイクで走るとメガネにワイパーを
付けたいようだ。メガネを掛けなければ見えないが、掛ければもっと見えない。
昨日は、終日、晴時々曇時々雷雨を繰り返し、その湿気と今日の濃霧でどこも
彼処もシットリ濡れている。

この時期、毎年、ダイズの中耕カルチと除草のため何かしら工作をやっている。
一昨年は、畝またぎの四輪車参照)を作っていた。去年はダイズの出芽と
初期成育が悪く、かなりダイズ畑をつぶしたので何もやらなかった。今年はカルチ
にちょっとした工夫をしてみた。

c0048643_17453175.jpgダイズの中期以降のカルチには、株間除草機を
使っている。一本外してあるが、三本のスプリング
が、トラクターの進行方向と直角に回転して株間
の雑草を跳ね飛ばす。ヨモギのような根の深い
雑草を除けば、かなり有効だ。しかしダイズの子葉
が付いている期間は叩き落してしまうので使えない。
子葉を落としてしまうと、生育が著しく劣ってしまう。



c0048643_1803552.jpgそこで初期は、ジャガイモのカルチを共用している。
カルチ跡の土を均しておかないと雑草が生えやすい
ので中心の深耕爪にチェーンを付けているが、今年
は均しと除草の相乗効果があるかどうか、チェーンと
どっちが効果的か、真ん中だけスプリングに変えて
みた。



c0048643_18112247.jpgc0048643_18115561.jpg
(写真をクリック
するといずれも
拡大出来ます)





工作といっても、左のような小道具を作って株間除草機のスプリングを、右の
ように取り付けただけのものだ。効果的なら三つとも交換するか、更に工夫し
てスプリングとチェーンを両方とも取り付けてみるか。

しかしダイズの中耕・除草のカルチの一番の問題点は、毎年毎年、ここぞと
いう肝心要の時期に湿気や雨で畑に入れず、時期を逸していることなのだ。
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by agsanissi | 2006-06-24 18:36 | 機械類
2006年 06月 22日

やってみれば、やれるもんだ

16.1/22.7度、日照8.3時間、朝から陽射しが照りつけ、ジリジリと暑い。
気温は、昨日を上回ると思いきや、案に相違して、意外と低い。陽射しが陰ると
空気はひんやりしている。

午前中は人参播種を終わらせる。午後は東8のジャガイモの培土。
培土は、半ば諦めていたが、土の乾きは中々よい具合になってきた。

c0048643_2155936.jpgこれは培土器を真後ろから見たところ。
軸間は72センチ、培土器間の最も狭い部分は
26センチ。トラクターのタイヤは35センチ。
茎葉を傷めずに培土をするには、少なくとも35
センチ以上の隙間がなければならないが、もう
15センチ程度以下しかない。



c0048643_2251023.jpg多少、茎葉を傷めることを承知の上でやってみた。
茎葉の損傷は意外に少なく、予想以上に良い仕上
がりだ。
問題は、畝間が多少ずれた場合だ。前にも書いた
ことがあるが、播種機は二条植えだ。二条は正確
に72センチになるが、その隣りの畝間はトラクター
の運転操作で70になったり、74になったりする。
72より広がれば、培土が台形になるが、茎葉への
ダメージはない(但しこの台上に雑草が出やすくなる)。
逆に72より狭まれば、茎葉が培土器に押されて倒される。その隣りの畝間にタイヤを入れた
とき、茎葉の傾き具合によってはタイヤで踏みつけ、大きなダメージを与える。
そんな場合は、無理をせず、畝間を飛ばして、出来るところだけ培土をするという方針で始め
たところ、始める前は三分の一も出来れば充分と思っていたが、全124列のうちキタアカリの
16列分を除いて、殆ど9割がた培土できた(培土後、傷口からの菌の侵入の防除と修復の
ためダコニール600倍+木酢液500倍を散布する)。

c0048643_22334562.jpgキタアカリは、男爵に較べて生育が旺盛で、畝間は
殆ど埋まってしまった。さすがに、この隙間にトラク
ターを踏み入れる勇気は出なかった。







c0048643_22401417.jpgキタアカリの培土は、去年も遅れ気味で、培土をやるか
どうか悩んだが、今年の写真と較べてみれば、おかしい
ほどに余裕がある。これは去年の4/15播種の6/10の
培土直前の状態だ。
もち論、こんな状態になる以前に、余裕をもって培土を
したほうが良いのだが、茎葉が充分に育たぬ前に培土
をしてしまうと、畝間に光が入りすぎ雑草が繁茂する。
このへんの兼ね合いと梅雨入り前後の不安定な天候と
の競争で培土を終えるまでは、毎年、大きな心理的負担を抱えている。

これでダイズのカルチを除いて、当面の緊急作業は全部終わった。
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by agsanissi | 2006-06-22 23:12 | ジャガイモ