農のある風景/作業日誌/ようこそ!!荒木農場へ

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2006年 07月 31日

ソバ出芽

16-18度、昨夜から明け方まで再び霧雨、午前中にやや日照あり、1時間。

26日播種のソバ、昨日から出芽始まる。湿気の多い部分を除き出芽はほぼ揃う。
28日から続いた雨の影響は、今のところ比較的少ない模様。
右側の畑(東14)の横に縞模様のように広がって見えるのは湿気の多い部分で、
ソバの出芽状態は悪い。逆にソバの出芽状態を観察してやれば、水はけの良し悪し
や地下水位の状態、土質などが見えてくる。
中央の下半部の播き筋が湾曲して見えるのは、湿気でトラクターのタイヤが取られ
沈んだため。
左側(西7)は、全体に良好に見えるが、上端部の黄色い播き筋がやや薄く見える
のは、土目が粗く、出芽状態がやや悪いため。

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by agsanissi | 2006-07-31 20:25 | ソバ/ナタネ
2006年 07月 30日

搾油装置の試作

17-8度、28日午後から弱い雨が40時間以上降り続く、総雨量は50ミリ。
低温と濃霧の注意報が出され、午前中は視界20メートルほど、午後になって
やや霧が晴れ、視界は200メートルほどに。26日播種のソバは、午後になって
東14の一部で出芽始まり、筋状に見える。西7はチラホラ見える程度。

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プレスを利用した搾油機を試作してみた。
何に使えるかの当てもなく、何かに使えそうだと拾っておいたボイラーの圧力調整弁が
役立ちそうだ。半分に切断して、錆付いた内部を磨いて、台座をつけて、一応は出来上がり。

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プレスに据え付け、炒ったダイズを500グラムほど入れて、丸く切った12ミリのコンパネを
あて、その上からやや小さめのプーリーを当てて、圧をかける。底面に鉄板をあて3ミリほど
の穴を開け、油が滲みだすように細工してみた。二トンほどの圧力をかけてみるが、サッパリ
油は出てこない。
はて、おかしいなと逆さにしてみれば、「当て」に使ったプーリーは粉々に破砕され、コンパネ
にめり込み、コンパネはひしゃげて「当て」の役割を果たせず、ダイズは幾分油味をおびて
コーンのように変形して、ヤギの餌に成り果てる。
鋼板を円形に加工するのが面倒とコンパネで安直に間に合わせようとしたのが間違いの元。
そもそもダイズの搾油には溶融剤のようなものの添加が必要かも知れず、この点、ナタネの
搾油のほうが(恐らくは)簡単で、次回は丈夫な「当て」を作って再挑戦してみようか。
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by agsanissi | 2006-07-30 17:45 | ソバ/ナタネ
2006年 07月 28日

ソバ播き

15.2/24.8度、陽射しは午前中のみ1.5時間。午後はスッカリ曇り空で、15時過ぎには
小雨が降りだす。今晩から今月いっぱいは雨勝ち模様で、今日中にすべてのソバ播きを
完了する予定だったが、播種機に小トラブルがあり2時間ロス、1町歩の播種に留まる。

午前中は、東14のナタネ刈り跡にプラウをかけ、ハローで整地。土目は申し分なし。
東15の麦跡(チョッパーをかけ、パワーディスクで処理した後)にもハローをかける。
土目の状態は悪いが、播種面積をやや縮小して、播種量を2割程度増量して播種する
ことにする。
東14は、播種期が当初予定より1週間ほど遅れたことを考慮して、8.1キロ/反とする。
面積1.06(26日分とあわせて2.61)。
次いで東15に移る予定だったが、雨がやや強くなるため中止。

覚書データ、播種機メモリ27(7.1キロ)、28(7.8)、30(8.3)、33(8.7)、36(9.3)
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by agsanissi | 2006-07-28 20:26 | ソバ/ナタネ
2006年 07月 27日

ナタネ刈り取り

15.2/25.8度、日照11.7時間、14日以来の快晴。11時間を超える日照は
7月は2度目、6月も2度しかなかった。ちなみに5月は7回あった。

c0048643_21501984.jpg朝からナタネ刈り取り。刈り取り直前の様子。
ナタネ採種用に残した面積が予想以上に
広かったため、急遽、ナタネ刈り取りに変更。

2時間程度で終わると見込んでいたが、無理
をするとたちまち詰まってしまって難航、5時間
ほどかかる。

コンバインの巻き込み特性が関係するのだろうが、時計回りでは巻き込みリールから
排出されてしまって、吸い込まれていかない。反時計回りに刈り取り部の半分ほどの
幅で刈り取って行くと、ややスムーズに刈り取れる。直線走行で、変わらないように
思うだろうが、時計回りでは刈り取り部の右半分から吸い込まれるが、反対回りで
左半分から吸い込まれていく。
収量を意識しなければ気楽なもんだが、かなりの刈り取りロスがありそうだ。連作が
OKなら播く必要もないほどこぼれている。
ナタネとソバの混播きはどうかと考えていたが、期せずしてこの部分は混播きになり
そうだ。混播きの効果を考えれば、ロータリで浅く起こすだけでソバを播種するのが
良いが、雑草対策を考えればプラウで処理する他あるまい。
どうするか明日まで考えよう。
ナタネは一トン近くありそうだ。これだけあると、搾油も真剣に考えて見る価値はあり
そうだ。含油率は四割程度だから300-400キロ...などと絞らぬナタネの油算用。

東15の麦跡にソバを播種してみるが、土の状態が悪く、3反弱(0.292)で中止。
さて、どうするか??
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by agsanissi | 2006-07-27 22:32 | ソバ/ナタネ
2006年 07月 26日

ソバ播き

16.4/26.0度、日照5.3時間、午後から雲広がり陽射しは陰るが気温は、久々に
上がり、蒸し暑い。

畑の状態は、概ね良好だが21、22日に約30ミリの雨が降っており、部分的に
やや不安が残るので、慌てず、騒がず、11時前からソバ播きを開始。
西7に1.738
東14に1.551(2.2程度あると目算していたが、誤算)、計3.3町歩の播種を終える。

東15のパワーディスク跡にロータリをかけるが、仕上がり悪く、中止する。ハローか?

覚書データ
播種機メモリ 27(7.1キロ/反)
JD6300、7.5-8km、dp7-7.5、

10日ほど前からヒグラシの声音を聞いていたが、今日は帰りの山道でシッカリ鳴いている
のを聞いた。カッコーは、16日から3日間寝ている間に1、2度聞いたような気がするが、
その後はパタリと止んでしまった。カッコーは7月中頃が終期。一方、ヒグラシは一般的に
は20日頃が始期だ。
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by agsanissi | 2006-07-26 21:16 | ソバ/ナタネ
2006年 07月 25日

子供は遊びの天才

麦刈りを終えた途端に、天候はスッカリ様代わりに変貌した。
180度の豹変は珍しくもないから驚かないが、この幸運は有難い。
尤も、プラスに転ぶかマイナスに転ぶかは、それこそ賽の目次第。

16日以降、それらしい日照があったのは23日だけ、それ以外はほぼ連日霧か霧雨で、
日照があっても1、2時間。気温も20度前後で、低温注意報が出ている。
22日までにソバの半分は播種を終えている予定だったが、始まってもいない。

そんな愚痴を書いても仕方あるまい。
20日から24日まで、孫たちが来ていた。そんな天気もものかわ、帰宅前夜、普代浜で
のささやかな花火で閉めて、大喜びで帰って行った。

僕の作業場には遊び道具は何もない。それでも作業場は、彼らには遊び道具満載の
遊園地みたいのようだ。

c0048643_88931.jpg500キロのクレーンは、空中ブランコ。
大笑いしながら撮ったら、手元がぶれて
しまった。でも、くるくる回りながらの
被写体だから、こんなものだ。
お祖母ちゃんはぶれた方が写りが良い
かもしれないし...。



c0048643_813718.jpgこんな高みから、お祖父ちゃんの作業場を睥睨したのは
ワタチが最初だわ!!

見るもの手に取るもの、何でも即座に遊び道具に変えて
しまう豊かな発想と創造性には、黙ってみていて飽きる
ことがない。
二人で、開けたり閉めたり、色々な空き缶を色々に潰して
バイス(万力)で2時間も遊んでいたのには呆れてしまう。

与えられた条件を、かくまで創造的に自分の空間に引き込んで利用できる才能があれば、
大人ももっと豊かに生きられるのではないかな。
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by agsanissi | 2006-07-25 08:28 | 作業メモ
2006年 07月 21日

雑草管理

夜は雨という予報だった。午前中に土塊の大きな部分を処理して、午後は二町歩程度は
ソバを播種できると見込んでいた。土塊処理も終わり切らぬうちに雨が降り始め、過去
四日間に8ミリの雨は、土塊処理には願ってもない水分だったのに、これで一挙に過剰に
変わってしまった。19-21日の一日だけでもソバ播種は是非にと思っていたが、ちょっと
目論見が遠のいてしまった。
16.2/19.5度、日照ゼロ、雨は夕刻以降は本格的降りに変わる。

c0048643_20879.jpg久しぶりにダイズの話題。これはほぼ申し分なく
雑草管理が思い通りに進行した畑。と云っても、
カルチを二回かけただけで、ロータリカルチ(株間
除草機)は、まだ出番のないまま時期を失いそう
だ。他は何もしていない。
同じ人間が、同じように管理しても、いつでも、どの
畑でも、こう上手く行くとは限らない。



c0048643_2016290.jpgこちらは対象的に不味く行った畑。手押し管理機による
除草が一回、更に通常のカルチを二回かけた。ここは
是非ともロータリカルチを少なくとも二回はかけなくては
と予定していたが、やはり出番がない。
前者は普通ダイズで、後者は黒ダイズ。黒ダイズの出
芽揃いは悪く、また出芽率もやや落ちる。
ちなみにどっちの畑も除草剤は使っていない。これは
薬剤を使わない主義だからではなく、除草剤の使用は
雑草管理としては下策と考えているから使わないだけだ。

他に手段がないか、この時期なら有効という場合には、使用可能なら使うこともあるし、何度
か使ったこともある。結果として、雑草管理としては除草剤はやはり下策だとみなしている。

ともあれ、前作の管理を含めた畑の履歴、耕起の時期や方法の微妙な違い、播種時期や
方法、出芽揃いまでの期間や出芽率の違いなど、様々な要素が複雑に絡み合って、同じ
人間が、同じように管理しても、結果にはこれだけの差異が出てくる。

輪作体系の組み方など作付け体系による管理、耕種的方法による管理など、口では簡単に
要約できるものの、いざその実践となると神業のように難しい。
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by agsanissi | 2006-07-21 20:40 | 小麦
2006年 07月 20日

鬱蒼としてきた/2

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15.2/17.8ど、日照ゼロ、前日同様にアメダス記録には載らないが、明け方まで
霧雨が舞っていた。16、17、18日と殆ど寝ていて、昨日は山にも行かず終日家で
寝転がっていた。
5日ぶりに山に行って驚いた。その雑草の勢いの凄まじさ!!
ハウス内は、管理の行き届いた庭園がアッシャー家の崩壊を見るような変貌ぶり
と云っても、極端に過ぎる比喩で誰にも理解されないか。
ともあれ、我が目を疑ったことは間違いない。

しかしカボチャもさるもの。4日と20日の写真を並べてみたが雑草を良く抑えている。
いくらか手を貸してやれば、こちらの思惑通り雑草を制圧してくれるのではないか。

     ◆◆ 畑を耕し、自分を耕し、世間を耕す、【耕す生活 ◆◆
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by agsanissi | 2006-07-20 21:26 | ソバ/ナタネ
2006年 07月 19日

霧雨の一日

16-17度、ほぼ終日霧雨。
今朝まで、ほとんど三日間寝ていた。自分でも呆れ返るほど良く寝た。60時間くらいは
寝ていたのではないか。「健康でないと眠れない」と「寝る子は育つ」という二つの言葉が
浮かんだ。一日目は終日ウトウトしていた。二日目は良く寝た。しかし夢か誤動作か、
作業日誌を送ったと勘違いするくらいだから、まだ怪しいもんだ。三日目は正体もなく眠
った。今朝は気力が充実してきた。

しかし外は霧雨だ。ソバ畑用にハローをかけた跡の土のこなれがいまひとつ悪く、一雨
待って、もう一度ハローをかけてからと考えてはいたが、ソバ播きにあんまり降られたの
では不味い。湿気の多い畑には絶対禁物というくらい、ともかくソバは湿気を嫌う。

ところが今日の雨は、雨レーダーを見ても、アメダスの記録を見ても、雨の記録は殆ど
ないし、気象衛星画像をみても雨雲らしいものがかかっているのは14時半までで、それ
以降は雲も切れている。それでも霧雨は舞っている。

今日は完全休養日だと、他愛もなく司馬遼太郎の剣豪小説など読みふけった。
お陰で、「耕す生活」も二回分書いてしまった。
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by agsanissi | 2006-07-19 20:00 | 作業メモ
2006年 07月 18日

ジャガイモの生育比較/4

17.5/23.4度、日照2時間、陽射しのあった時間に一時的に23度まで上がった、
概ね20度以下、午後になって小雨と霧で17-8度まで下がる。

例によって三つのジャガイモ畑を比較してみよう。今回は各畑の8日と18日分の比較。
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草丈の最大期は過ぎた。黄変期にはまだ早い。更に1週間から10日は生育を続けたい
ところだが、すでに倒伏して退潮傾向が明らかだ。テントウムシダマシの食害に加えて
疫病の可能性もあるが、仔細には見ていない。

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退潮傾向は出ているが、最初の畑の退潮に比べると比較的良い。左手前の最も旺盛
な生育部分はすでに倒伏している。手前のやや黄変して見えるのはテントウムシダマシ
の食害で、黄変ではない。茎葉はやや茂りすぎだが、当初、予想したよりは状況は遥か
に良い。全体として生育が揃っているのは浴光育芽の成果だろう。依然として葉色が
濃いのは窒素が依然として効いているせいだが、これはデンプン価の蓄積を妨げること
になる。ジャガイモやカボチャのような生り物は、生育後期には肥料分を切ることが大事
だ。

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全体として、やや黄色味を帯びて来ているだけで、非常に順調な生育状況だ。
ちなみにどの畑も除草剤や殺虫剤は使っていない。

この生育比較を通して、生育を揃えることが大事だということを何度も書いている。
家庭菜園などのジャガイモ作りで、大きな芋がゴッロとあるかと思うと、小芋ばかりゴロ
ゴロという不揃いの芋が出来るのは良くある例だが、これは生育が揃わないためだ。
この比較で云うと最初の畑の芋作りが、このレベルだ。仮に他の条件が同じだとしても
出芽日に10日以上の差があれば生育日数にそれだけ差があるのだから、差が出来る
のは当然だ。例えば同じ家庭に育ったのに大学生の長男と小学生の五男に、こんなに
生育差があるのかと不思議がる人はいない。ところが芋だと不思議がる人がいるから
面白い。他に個体差や個体の中の芽毎の差がある。このような差を出来るだけ少なく
するためには浴光育芽が不可欠の条件だ。
小芋・クズ芋を減らしたければ、浴光育芽をシッカリやって出芽・生育をそろえること、
出来るだけ播種期を早め生育期間を充分にとること(60-80日)、雑草対策や初期成育
を図るためにマルチを張ってある場合は、気温が上昇してくれば剥がすこと、等が考えら
れる。
男爵芋は、他の条件が変わらなければ株当り1日に16グラムの割合で肥大する。
10日では160グラム、株に10個の芋が付いていれば一個当り16グラムの差が出来る
ことになる。単純明快な算術的肥大をする。
出芽日による生育差を調べるには、全体を三つくらいのグループに分けて、最初に出芽
した株、中間的な株、最も後れた株の出芽日、花蕾の出来た時期、枯れ始めた時期を
記入しておき、株毎に掘り出して芋数、芋の総重量と大きさを生育日数と比較してみれば
よい。芋の形成と肥大は出芽日から3週目頃から始まる。

     ◆◆ 畑を耕し、自分を耕し、世間を耕す、【耕す生活 ◆◆
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by agsanissi | 2006-07-18 23:20 | ジャガイモ