農のある風景/作業日誌/ようこそ!!荒木農場へ

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2006年 09月 30日

小麦の出芽状況

12.9/21.1度、15時頃まで時々陽射しがあり日照2.6時間、昼過ぎから遠雷。
15時過ぎにいきなり黒雲が広がり、大粒の叩きつけるような雨が落ちてくる。

c0048643_20304888.jpg西11の小麦は27日の大雨の当日には既に
出芽していたようで、雨で流されえぐられた処
は、根が残ってなんとか持ちこたえている。






c0048643_20504674.jpg
問題はむしろ流された土を被ったところで、根が
生き残って再び顔を出せるだろうか。盤になって
そのまま埋もれてしまって死んでしまうのか。

数日待って播きなおそうと思っていたところ、再び
強い雨を受けた。
弱り目に祟り目か?それとも被った土が流され、
再び顔を出すなんてことがあるかしら...。
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by agsanissi | 2006-09-30 20:59 | 小麦
2006年 09月 29日

ソバの刈り取りテスト/シメジ

12/21.5度、日照4.7時間。このところ気温の下がり方が急のようだ。9/1から28日までの
7日毎の最低気温の平均を計算してみると15.2、16、13、10.4と下がっている。10度を
下回る日も珍しくなくなってきた。山に登る谷間の木々もいくらか色づいてきた。

c0048643_2134595.jpg去年は随分採れたのに、今年は駄目かと思って
いたら、18日の雨の後に走りが、そして27日の
大雨の後ふと見てみると、それこそ足の踏み場
もないくらいニョキニョキ出ている。
去年はいつから採れ始めたかしらと、05/09の
作業日誌を繰ってみたところ、29日付に今年と
ほとんど同じことが書いてある。去年とは一月も
遅れているような印象だったが、せいぜい一週間
から10日、なんと曖昧な記憶かと呆れてしまった。


c0048643_21315089.jpg7/26に播種した西7のソバが今日で66日目。
テスト刈り取りをしてみた。畑に立っている状態
では9割以上は黒化しているように見えたが、
コンバインで刈り取るには4-5日早いだろうか?
2×90で、約21キロ。去年に比べて草丈が30
-40センチほど低いので収量は上がらないか
と思っていたが、この調子だとほとんど変わら
ないようだ。
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by agsanissi | 2006-09-29 21:30 | ソバ/ナタネ
2006年 09月 28日

★記事索引/現代農業(06/01-06/10)

▼耕起
○土をよくする耕し方、プラウ耕の可否について、06/01/150(年/月/頁)
マクロ間隙、心土破砕
○プラウ耕をやめた畑のその後、06/07/154
○プラウ耕の可否、ダイコン作り、06/08/160
○深耕信仰で病気・障害が多発、06/08/169
○プラウ耕の可否、耕盤とはなに、06/10/52
▼土壌分析
○北海道・東北の土の特徴、ミネラル不足(特にMg、Ca、K)、06/01/250
○過剰施肥によるミネラルバランスの欠如(Na、Cu)、06/03/246
○pH・EC簡易分析で何が分る、06/10/192
▼肥料・堆肥
○化学肥料は毒にも薬にもなる、06/04/258
NB:ミネラルバランスの撹乱、土壌の生物的世界への影響
○クズ大豆は万能資材、06/06/64
○クズ大豆、おからの利用法、06/10/98
○魚肥の活用、06/08/106
○自分で作る魚肥、06/08/112、120
タンパク質の分解法(微生物、酸、熱)
○カツオ・ソリューブル、06/08/121、306
○海のミネラルの力、海藻の利用、06/10/167
1.海藻の乳酸発酵肥料、06/10/176
2.モリブテンに迫るチタンの力、06/10/182
3.マグネシウムの効果、06/10/186
○米酢と糖蜜の葉面散布で高タンパク栽培、06/10/224
チッソを効かせる
○ペプチド吸収で根毛がワッと増える、06/10/288
▼資材
○牛乳と木酢液のアブラムシ退治、06/07/47
○重曹で根菜類のボリュームアップ、06/09/47

▼ジャガイモ
○ジャガイモの品種比較一覧、06/02/110
RF:品種解説(ジャガイモ博物館)、各種ジャガイモの花(参照
○収量二倍のジャガイモの作り方(読者投稿)、06/03/372
○ジャガイモ増収作戦(読者投稿)、06/09/380
○ソウカ病対策に米ぬか、06/10/128
▼小麦
○小麦に石灰窒素の追肥(幼穂形成期、広告)、06/03/126
○小麦のなでなで戦術、エチレン効果、06/04/70
○ミネラル補給による小麦の限界収量の向上、06/04/260
○木酢・竹酢の抗菌作用の比較、06/06/130
▼ダイズ
○不耕起狭畦栽培、06/07/136
RF:大豆不耕起狭畦栽培マニュアル(参照
○ダイズ増収作戦、耕しすぎない耕し方、06/10/86
▼ソバ
○多肥・薄播きの「倒しどり」で多収、06/07/244
NB:この発想は見事、難点は刈り取り
▼アブラナ科野菜
○アブラナ科野菜のルーツ、06/03/70
○春のつぼみの効用、06/03/86

▼発芽促進
○オクラの発芽、ペンチで割る、06/03/40
▼自家採取
○無肥料で育つニンジン、06/02/188
土の肥毒、タネの肥毒
○自然生えでタネ取り、06/02/196、口絵
作物別の自然生え適性表
▼植物生理
○植物の病害虫防御戦略、06/06/304(これは面白い!!
○葉齢調査はおもしろい、06/07/112
○ペプチド吸収で根毛がワッと増える、06/10/288
NB:有機・無機肥料の違い(参照)、有機態窒素の吸収(参照)との関連で注目
▼野草
○身体に良いもの山野にあり、06/07/58
○薬効、症状・効用別索引、06/07/104

▼加工・漬物
○簡単燻製、ドラム缶、一斗缶、中華鍋、06/01/304
○豆腐のもろみ漬け(味噌)、06/05/36
○キムチオクラ、06/08/312
○シソ利用尽くし、06/08/314

▼ミツバチ
○日本ミツバチ、誰にでも飼える在来種(マンガ)、06/02/35

▼旧暦
○新月に木を切る、月のリズムと植物のリズムの共振、06/03/36
○月の満ち欠けとガの産卵・孵化の関係、06/05/44

▼健康
○穀類・豆・野菜・果物のガン予防効果、キレイ社会の落とし穴(連載)、06/04/346
ファイトケミカル、腸内細菌の不足、植物性乳酸菌
○「清潔」な食事が食中毒を増やす、06/07/354
NB:土壌微生物と腸内細菌のアナロジー
○噛むことの意味、食中毒の予防、歯と口の健康通信(連載)06/07/294

▼農政
○集落営農は「経営体か」?、06/07/360
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by agsanissi | 2006-09-28 21:43 | 参考記事
2006年 09月 27日

畑は水浸し/川の流れのように

14.6/18.1度、昼前から14時までの一時間毎の雨量は13、17、25ミリと尻上りに激しく
なる。降り始めからの雨量は80ミリを超える。

c0048643_19482827.jpgc0048643_1949020.jpg







東23のナタネ播種跡。雨水はほとんど吸収されず、わずかな高低差を滔々と流れて行く。
プラウをかけず、浅い表土だけをハローでかき回しただけで終わらせたためか?と、西11
の小麦播種跡を見に行く。

c0048643_19574880.jpgこっちはプラウで起こした後にハローをかけた畑だ。
どっちもどっち、ほとんど差はない。ここは明日明後
日には小麦が出芽するところだった。
出芽状況を見て、播きなおし出来る余裕があるだけ
せめてもの幸いだ。
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by agsanissi | 2006-09-27 20:03 | 気象/季節メモ
2006年 09月 27日

余談/ブログ集の索引

明け方から雨になった、気温も15度前後と比較的高く、風もやや強い。天気図を見る
と太平洋南岸を低気圧が北上している。疑似台風というか、生まれの違いからか台風
になれない温帯性の低気圧が前線を押し上げている。

去年の6月から「農に生きる」というブログ集の索引(参照)を作っている。
これは「にほんブログ村」の始めたシステムを利用して関連テーマに勝手に集まって
きたブログ記事(参照)を、僕が簡単に分類して過去の記事を参照しやすいように索引
化したものだ。ただトラックバックURLを貼り付けるだけで、「農に生きる」のテーマに
関連した記事が集まるという利点があった。勝手に、ただ貼り付けるだけという手軽さ
が気に入っていた。

ところが22日を最後に、トラックバックURLを貼り付けても僕の記事もブログ村に登録
されなくなってしまった。僕は一応「農に生きる」のテーマの管理人になっている。

変だな、と思っていたら...こんな記事が出ていた。
お知らせとお詫び/ 誠に申し訳ございません。現在トラコミュは試験的にメンバー
専用(ID付トラックバックURL)とさせていただきます。メンバーではないブロガーの
皆様もご参加可能にしていたのですが、一部のスパム行為の為このように対策させ
ていただきました
。トラコミュにご参加いただけるブロガー様はぜひ下記よりメンバー
登録をよろしくお願い申し上げます。 」

勝手に、ただ貼り付けるだけ、という手軽さが良いのに、予めメンバー登録をしなければ
トラックバックも出来ないとなれば「ブログ村」の価値は半減以下だ。しかも管理人の記
事までスパム扱いで掲載されないとなれば、これはお笑いだ。
スパムかどうか、削除するかどうかの判断は「管理人」がすればよいことで、メンバーで
なければ一律に排除などという阿呆臭いシステム、まして管理人の記事まで排除という
馬鹿で排他的なシステムになど、僕は同調する気はさらさらない。
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by agsanissi | 2006-09-27 08:18 | 覚書
2006年 09月 26日

小麦のテスト播種

11.5/20.3度、日照5時間

小麦の収穫対象は2ha程度にとどめ、あとは緑肥と割り切って考えると方針を決めた途端に
心の重荷が取れたように感じて、色々やってみたくなった。結局、赤カビ問題に捉われすぎて
後ろ向きというか、消極的になっていたようだ。
収益的には反収5、6俵で、販売価格が4千円前後にしかならないとすれば、反2万円前後
にしかならないソバと安値競争のようなもの。畑の占有期間や費用価格の点で比較をすれば
ソバのほうが遥かに分が良い。そんなものを「品目横断的経営安定対策」とは笑わせる!!

とはいえ、木酢液その他の資材の利用が赤カビ対策の決め手になりうるとすれば「反350キ
ロ前後が安定した収量目標」だろうという考え(9/22、参照)も再考の余地がある。
仮に反収10俵前後を目標に出来るなら、これも面白そうだ。

岩手県のナンブコムギの収量は、中には600キロというのもあるが、平均的な収量は200-
300キロ前後だ。一方、過去の最多収記録には岩手県で1.1トン(どういう条件か分らぬが)
というのがある。小麦の収量が上がらないのは、気象条件やら耐倒伏性の品種が開発され
ないとかいろいろ要因が指摘されるが、要するに小麦作りに熱が入らないだけじゃないのか。
それが証拠に、つい5、6年前まではナンブコムギは需要超過で「不足だ、不足だ」と云って
いたのに、水田転作でコメ作をやめて小麦を作付けすれば転作奨励金が出るとなった途端
に慢性的供給過剰に陥り、製粉業者の言い成りの買い手市場に変わってしまった。元来の
麦作生産者が、阿呆臭くてやってられるかと思ったとて無理はない。

一方、北海道の平均反収は480キロ、地域ぐるみ平均反収が800キロなんてのもある。
梅雨がないとか、耐倒伏性の品種が開発されたとか有利な条件があるにしても、小麦生産
が収益の柱で、最初から小麦にかける意気込みが違うのが一番の要因じゃないのか。

そんなことをつらつら思うに、最初から緑肥にする心積もりなら、この際いろいろ実験的に
反収10俵前後を安定的に取るのは無理かどうか、やってみようかと遊び心が湧いてきた。
東8の0.4haは、その目的にあてる。なにをやるか、一応目安はあるが、おいおい熟考。
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by agsanissi | 2006-09-26 22:53 | 小麦
2006年 09月 26日

コンバイン清掃・整備

何事も度を超すと質的に変わってしまう。早寝早起きも、単なる昼夜転倒に変ずるが、
小麦とナタネの播種が一段落して、他に緊急の仕事といって大してやることもないから
一向気にならない。種芋を選別しているが、これは慌ててやるより一日2-3時間と決
めて集中的にやるほうが、選別眼を確かに保つには効率的だ。

9.2/20.7度、日照6.6時間、明日明後日と天気は下り坂で、めっきり雲が増えてきた。
この時期、一週間毎の平均気温を出してみると、週毎に一度くらいずつ気温が下がる。
季節の移り変わりが10日程度遅れているのではないかという印象が強かったが、
彼岸過ぎからやや早めになったようだ。

東15のナタネの播種予定の残り分は24日に播種、23日分を併せて1.069。
東23と15とで2.68ha、東8の0.4程度はナタネの予定だったが、小麦の試験的播種
に利用することにした。

ソバの収穫に備えてコンバインを清掃・整備する。汎用コンバインの構造はいたって
シンプルで、大きく分けると先端の刈り取り部と中間の刈り取った茎葉をぶん回して
穀物を振り落とす作業部と落ちた穀物を集めて袋に収納する収納部に分かれる。

c0048643_1545413.jpg先端部はバリカンの親玉のような刃がついている。
コンバインの走行と共に内側に回転する黒い回転
リールで穀物の茎葉を掻い込んで行く。







c0048643_222840.jpg飲み込まれた穀物の茎葉は、ここで突起のついた
回転胴でぶん回され、周囲の網に叩きつけられて
穀物の実だけが振り落とされ、茎葉は後ろへと押し
出されていく。こんな簡単な構造だから、穀物の
種類は問わないし、少々の雑草が混ざっても刈り
取りに支障はない。ナタネのような小さな実でも
対応できる。


c0048643_2113842.jpg振り落とされた穀物は、回転スクリューとコンテナ
で集められ、この排出口から収納袋に落とされる。
この収納部は、もとは小さな30キロ入りのコンバ
イン袋に分納されるような構造になっていたが、
余計な装置を取り払って、400リットル入りの大き
なフレコンバックに収納出来るように改造した。



汎用コンバインの改造とこの改造による作業能率の効率化のことは、「百姓の知恵袋」の
【修理・工作室】の最後の項に掲載してある(参照)。
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by agsanissi | 2006-09-26 02:26 | 機械類
2006年 09月 23日

ナタネ播種量/東23

播種ロールにかぶせるカップが浮き上がって、種子が流れるように落ちている。
メモリの設定量よりも三倍程度は落ちていた可能性がある。
8反部少々まで播いたところで、種子の減り具合が速過ぎるので、メモリを14-10に変更。
更に10-8に変更する。
東23の播種が終わってから、播種メモリを点検したところ、カップが浮き上がっていた。

というわけで畝毎の播種量は全くばらばらで通常の3倍程度落ちている部分と通常の7割
程度しか落ちていない部分とがある。

東15のナタネ播種も、作業後に点検するが、部分的にカップが浮き上がる(24日)。

結果はどんな具合か??
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by agsanissi | 2006-09-23 22:11 | ソバ/ナタネ
2006年 09月 23日

ナタネ播種

8.3/20度、日照7.8時間、午前中は東西南北四周に様々な形状の雲が取り巻くが、
上空は雲ひとつなく陽射しを遮るものなし。午後になって上空に雲が広がる。

東23のジャガイモ跡と東15の小麦跡にナタネを播種する。
東23、1.682ha(960グラム/反、肥料30キロ、所要1時間10分)
東15、0.62(肥料20キロ強、所要30分)、途中まで

c0048643_2058132.jpg東15の播種の途中から、どうもハローの様子が
おかしいようなので、トラクターを降りてみた処
ハローの取り付け部のアームの先端部が折れ
て、ぶら下がって引きずっている。

ハロー自体は、播種機にこんな具合に本体に
アームで取り付けている(06/6/05、参照)。



c0048643_2193070.jpg切断そのものは、溶接して30分ほどで修繕したが
午前中に東23を播種しているときから、8反歩ほど
まで播いたところで、種子タンクのナタネの減り具合
が速過ぎることに気付き、あれこれ点検・調整したり、
午後はまたハローの修繕のために、アームを取り外
したり、取り付けたり、行ったり来たり、ウロウロして
いるだけで、疲れてしまった。



残りの播種は明日のことにして、偶々、NHKFMで「今日は一日ピアノ三昧」を放送していた
ので、後の半日はピアノ三昧。「耕す生活」を読まれた方から植物の栄養吸収に関する質問
を頂いたり、「有機農法」の一両日中の摘記の宿題があったりするが、まあこれも頭で反芻
するだけで、書くのは明日のことだ。ひたすらピアノ三昧。尤も、小生聞くだけだが...
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by agsanissi | 2006-09-23 21:47 | 機械類
2006年 09月 22日

小麦播種/反収について

8.9/22.3度、日照7.9時間、やや雲が増える。関東地方に向うかに見えた台風14号は
大陸から張り出す高気圧の縁辺に沿って関東沖から三陸沖に大きく迂回して、12号と
ほぼ同じコースを辿るようだ。雨の予報だった週末の天気も持ち直し気味。

西11と東8に小麦を播種する。今年の小麦播種は、これでひとまず完了する。
西11、1.915ha(11キロ/反、チッソ分7キロ+BM熔りん20キロ、所要1時間50分)
東8、1.145ha(12キロ、2.8キロ、1時間5分)、計3.06ha(所要2時間55分)
収穫予定は、とりあえず西11のみ、東8は基本的には緑肥とする方針。
また、当初、ナンブコムギの他に製麺適性や耐倒伏性の優れた「ネバリゴシ」をテスト播種
する予定だったが、今年の種子は発芽率20%と極端に低いとのこと、中止する。

播種量については、ブロードキャスタでばら撒きしていた当時の12キロ前後からドリル播き
に変更してから一時は4キロまで減らして、更に6、8、10、12といろいろ試してきたが、
結局は11キロ/反前後が、最も安定しているようだ。

反収が、効率性の指標として使われる。一般的にはその通りで、他の条件が変わらなければ
反収が高いほど収益率は高くなる。例えば9/16「小麦の生産費用」で書いたように、現在の
僕の反収は概ね5.5俵前後だが、仮にこれが8俵になれば2haで160俵、2haの総生産費
用に対する除数は160になるから、1俵当りの損益分岐点は2千数百円から1千数百円台に
(計算上は)大幅に低下する。
というわけで、一時は反収を上げるために必死になっていた時期がある。しかしある点を超え
て反収が上がってくると、他のマイナス要因が働いて変動幅が大きくなるようだ。
例えば、400キロ/反を超えて来ると倒伏の可能性が俄かに高くなる。
また現在使っているコンバインの刈り取り能力では350キロ程度がギリギリで、これを超えて
くると俄かに作業能率が悪くなる。仮に反収が一割五分増しになって400キロを超えると刈り
取り時間は反20分から反30分程度に五割増しにもなる。一町歩当りの所要時間は3時間強
から5時間になる(補助作業時間を入れると約5時間から約8時間程に)。それだけなら、単に
作業時間を延長すればよいだけだが、コンバインに対する過負荷は補修費や耐用年数に大き
く係わる。これらの点や刈り取り期の不安定な気象条件を考慮すると反350キロ前後が安定
した収量目標ではないか、といまでは考えている。
最大のマイナス要因は倒伏で、これについては播種量を1-2キロに減らして、分ケツ量を
大幅に増やして丈夫な麦を作ることで反収を600-800キロ程度に引き上げ、倒伏も防げる
という考え方があるが、これが技術として確立すれば画期的だが例外的な事例でしかない。
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by agsanissi | 2006-09-22 22:17 | 小麦