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2008年 04月 29日

ジャガイモ播種手順

昨日、ジャガイモの袋詰めをしていると、「いつまで何やってるのよ?!」と云われてしまった。
口癖のように「早植え、早植え」と云ってるのを揶揄されたのだ。
「ゴールデンウィークに播くようじゃ、止めた方が良い」等といいながら、さて掛かってしまった。

気象条件もあるし、体力条件もあるし、昔は、こうなれば焦りに焦ったが、焦らなくなったのが、
進歩か退歩か、年相応の知恵か?

22~24日と三日間に2.6トンほど播いて、24日の昼過ぎから25日にかけて雨、26日は晴れ
たが条件が悪く、27日は俄か雨、28日に1トン播種。実際の播種時間は1~2時間だが、準備
に時間がかかり、中々、思うに任せない。

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まずは、地面に広がった芋を23キロ程度の小袋に詰める。ただ詰めるだけではなく、詰め
ながら最終点検をする。一見、立派だが芽の動きの悪い芋、表は異常なしだが裏返せば
腐れのあるもの。以前は、人に頼んでいたが、安心して任せらる人がいない。
選別眼が、年取った人は「もったいない」という意識が先に立ち、若い人は機械的になるし
と、なかなか難しい。結局、自分でやることになる。

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今度は小袋から200キロの袋に詰め替え、播種機の芋タンク(100キロ×2)に詰める。
この詰め替えの二度手間を何とかしたいと、昔から考えているが、良い知恵がない。
ここまで準備すれば、後は簡単。
この畑の最大長は300メートルあるが、両端10メートルを落として280メートル、これを
4.2キロ/hで走って4分、往復に10分かからない。13年前、この畑に初めてジャガイモ
を植えたときは、肥料をまいて、土をかぶせ、種芋を置いて、土をかぶせ、一工程を終わ
らせるに、往路に半日、復路に半日、12時間労働で一往復したのを思えば夢のよう。
280メートル÷30センチ≒930、930×4×50グラム≒180キロ、6往復で1トン強。
1トンの芋を播くのに、芋と肥料(100キロのタンクが芋タンクの前にある)をつめる時間を
入れても1時間強で充分。

c0048643_430931.jpg播種跡は、こんな風に平畝になる。地温の上がりにくい時期は、
芋の出芽時期を早めるために平畝にしておくのが合理的だ。
除草をかねて、中耕カルチを三度ほど繰り返し、徐々に畝を
盛り上げ、今からだと6月第一週までに最終培土をして25cm
ほどの高さに盛り上げる。
畝が湾曲しているのは、地盤がやや軟弱なためですね。
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by agsanissi | 2008-04-29 04:39 | ジャガイモ
2008年 04月 27日

農薬の「安全性」に関する面白いお話

「農薬」に関する面白い話が、25日発行のシンジェンタ・ホット・ニュース、Vol.80に載っている。
参照

農薬についての僕の一般的な考え方は、他でも書いたことがあるが、医薬品一般に対するのと
基本的に変わらない。必要なら使うけれど、不要なら使わない。使う必要のないような生活習慣
を心掛けるのが一番だけれど、使わないことを「原則」とするのは、時に深刻な危険を招く。
農業の場合、消費者が「無農薬栽培」を求めるのは単なる過剰保険で、「過剰」な要求に充分に
見合うだけのコストは生産者の心情なり信念なりによって負担されている。
農薬の一般的な「危険性」は、環境に対する負荷とそれを使用する農業生産者に対するもので、
残留農薬による健康被害の可能性は、事故や誤用を除けば、殆どない。
簡単に言うと、そんな風に考えている。

シンジェンタ・ホット・ニュースに福山大学梅津憲治客員教授が「農薬と安全」という連載記事を
書いておられる。今回は第10話で、有機栽培農家や消費者の素朴な質問というテーマだが、
この疑問が素朴で、真っ当で、行政の無節操というか、二股膏薬というか、八方美人というか、
要するに無原則を衝いていて
、実に面白い。
シンジェンタは世界的な農薬会社で「梅津」というのは農薬学者で、農薬会社のエピゴーネン
だろと思われる方は、最初から目を瞑って自分の世界を狭くしておくのが宜しい。

以下引用。
「先生の説明が正しければ、農薬の作物残留や国民の農薬摂取の実態に
問題がないようですね。それでは、何故、行政は“農薬を使用しない農
業”や、“農薬の使用を半分にする農業を推進するのでしょうか。
国はやはり、残留農薬は人の健康に悪影響を及ぼしていると判断してい
るのではないでしょうか。」

全国各地で開催される「食や農薬の安全性」に関する講演会に招かれて
行なった講演中に、有機栽培農家や消費者から回答に窮する素朴な質問
を受けることが多々あります。その一つが、「作物への農薬残留の実態
や消費者の残留農薬摂取の実態に関する検証結果から、残留農薬は国民
の健康に対し悪影響を及ぼしていないと科学的に言えます」いう趣旨の
説明を行なった際に、有機栽培農家から出される質問です。「本当は問
題があるのでしょ。 作物に残留する農薬は国民の健康に悪影響を及ぼ
しているのでしょう。国や地方行政は問題を隠していませんか? そう
でなければ、農薬を使用しないあるいは使用を半分にする農業を行政が
推進する筈がないでしょう!」というものです。本当に真面目に有機栽
培や無農薬栽培(現在は、特別栽培という用語が使用される)に取り組
んでおられる農家の方々に納得していただくのは容易ではありません
が、通常以下のような回答を行なっています。

『私もあなたと全く同じ疑問を持っています。国は、科学者を総動員し
て、各種の安全性データを基に、農薬ごとに残留農薬の1日摂取許容量
を決め、それに基づき作物への農薬残留基準を決定しております。
その基準を基に、「種々の農産物における農薬残留量や残留頻度がこれ
これ以下ですので、国民の健康に全く悪影響がございません。国民の残
留農薬の摂取量は健康に影響を及ぼすようなものではありません。」と
言っておきながら、一方で、“残留農薬が国民の健康に悪影響を及ぼし
ているとの印象を与える”農薬の使用を半分にする農業や有機農業を推
進するという自己矛盾を犯してきました。 「この現象をどのように説
明するのですか」と行政の代表者に質問しても、適切な答えを得たため
しがございません。講演会後にこれをやらないと “予算がとれません
ので!” という冗談めいた答えが返ってくることもあります。』
以上のような返答だけでは、一生懸命に有機農業や特別栽培に取り組ん
でいる栽培農家の方が納得しませんので、私なりに以下の内容の追加説
明を行なっています。

『農薬や残留農薬は消費者の健康にとって問題がないといくら説明し
ても、やっぱり農薬はいやだ。農薬を使用せずに、あるいは使用を半分
にして生産した特別栽培農産物や有機栽培農産物に対するニーズは消
費者の間に常に存在します。そのようなニーズが存在するなら、行政と
して“キチンとそれらに対応した基準やガイドラインを作りましょう”
ということが実情と思われます。農薬の安全性とは少し別の観点から、
行政の中に“農薬は安全”と言う課と“農薬の使用を減らしましよう”
と主張する課とが隣り合わせに居を構えるという『奇妙な現象』が生じ
ていると私は理解しております。

それにしても、皆様は苦労し、手間隙をかけて有機栽培農産物や特別栽
培農産物を作っているのですから、通常の作物より高い価格で付加価値
を付けて販売して下さい。また、有機栽培であるという理由のみで、
人の健康に良いとは言えませんので、生産する作物の安全性には慣行栽
培の場合と同様に十分に注意を払って下さい。』
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by agsanissi | 2008-04-27 05:30 | 参考記事
2008年 04月 26日

追肥効果が見えてきたかな?

内陸部は、今朝は軒並み氷点下、藪川・区界などは氷点下5~4度まで下がっている。
沿岸部では普代は、やや低いほうで+1.3度。

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こうして三枚を並べて見ると、やや追肥効果が見えてきたかなという気がする。
左は、4/15の追肥直前のもの。隣の二枚は昨日の午後、幾分、傾向は残っているが改善された。

ついでにナタネの話だが、今年はすっかり消えてしまった。
去年のうちは、弱々しいながら出芽していた。ところが、今年戻って見ると、殆ど消えていた。
播種時期が遅すぎたのだろうか、雪がなかったために寒さにやられたのだろうかなどと疑問
に思っていた。東23のソバ跡に、その前の年に播種したナタネのこぼれた種子がきれいに
出芽して、かなりの大きさになっていたものもすっかり駄目になってしまった。
ところが、一部、冬前にかなりの大きさ(15~20センチ)になっていたものは元気に伸びている。
やはり播種時期が遅すぎたせいだろうか、と考えていたところに
岩泉の方が来て、9月に播いたナタネが、去年内はきれいに揃っていたのに、今年になって
「すっかり消えてしまった」と話していた。普代と同様、雪がなかったそうだ。
ナタネは、意外に寒さに弱いのかしら?
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by agsanissi | 2008-04-26 05:01 | 小麦
2008年 04月 25日

農機管理組合/下

従来の農協の「管理」ぶりには、誰も納得していない。
そこへ持ってきていきなり「投げ出したい」と云い出せば、「はい、そうですか」とは行かない。
11日の会議は、結局、埒開かず。農林商工課の「農家の皆さんだけで話し合って見たら」
という提案で、翌12日に集まる。

石橋を叩いても他人が渡って安全を確かめるまでは絶対に渡らない人、他人の言うことには
何よりも先ず反対意見を云う人、一代で社業を起こした豪の人、抜け目のない人、一見破天荒
に見えながら豊かなコモンセンスの持ち主と自認する僕など五人十色の多士済々、外見だけ
は、これで一体まとまるのかと思いきや、そこは利に聡い面々だから(強欲な人と利に疎い人
は端から不参加を表明)、どんなに有利な話か、少なくとも不利益にはならないことが分かれば
さっとまとまるはず。
・トラクター類の更新は、事実上、不可能と考える(自分の寿命との競争だな)
・個人のみの使用するアタッチメント類の管理責任は個人に帰する
・共同利用のトラクター及び耕起関係のアタッチメント類のみ共同管理する
・自主的に管理・補修し、耐用期限を最大限引き延ばすよう努力する
・組合員の利用料は燃料実費+定期メンテナンス費用とする
その他、農協所有の機械倉庫は無償で貸与する、管理権の移管に際しては農機類を整備・
修理するなどを条件に、農機管理組合を発足させ、自主的に管理すると、簡単に一決。

農協が「管理権を投げ出す」ことに、どんなに不満たらたらを述べようと、客観的に考えて
見れば、7台のトラクター(18、37、54、68、75、90、100馬力)を初めとする百種類近くの
農器具類(使えないもの・使わないものを整理して、最終的に42種類になった)を無償で、
しかも倉庫付属で、管理権を移管したいというか、「是非とも、管理を引き受けて頂きたい」と
辞を低くくして頼み込んでくるなどという、べらぼうに有利な話が何処にあるだろうか??

単に、駆け引きとしてのみならず、本心から「不満」を持っているかの形跡が伺えるのは
農機銀行の便利さにすっかり甘えて、おんぶに抱っこの状態で過ごして来てしまったために、
経営者なら自分の使用する設備機械類を保守管理するという当たり前の基本原則を忘れて
しまったためではないのか?!

ともあれ、07年は
・管理組合を発足させる
・細目は、役場、農協、普及所、組合代表で年明け後に詰める
と決まった。(三回で終わる積もりだったが、まだ終わりそうにないな)
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by agsanissi | 2008-04-25 06:50 | 機械類
2008年 04月 24日

ジャガイモの播種時期

8.1/16.2度、早朝から温かな日で数日前とは大違いだ。
昼頃から雨の予報で、その前にジャガイモを取敢えず19列(×2)は播いてしまおうと、6時前に
畑に出掛けた。19列は、ブームスプレーヤーの一往復分の防除単位で、播種時期の違いで
出芽期が異なると防除に不都合になるので、19列分だけは間を措かずに播いておきたい。

実際の作業手順など、前にも紹介したことがあるが、新しい読者もいることなので写真を交えて
説明したほうが良いので、次回にする。

播種時期は、四月第一週が望ましいのだが、天候条件でどうしても10~20日頃になる。
それで、2000年以来の、この時期の天候を振り返ってみた。
3月30日~4月2日頃は、毎年、必ず大雪または雨が降る。だから四月第一週はまず無理だ。

その後の天候はと、雨の日を数えて見ると
00年、5、8、10、11、12、14、19、21、22日
01年、12、15日
02年、9、12日
03年、5、6、9,13、20、21日
04年、7、8、12、17、22-28日
05年、7、8、13、20、21日
06年、8、9、12、14、16、20、24日
07年、8、9、13、14、15、16、22、23、25、26日
08年、10、11、14、18、19日

好条件なのは01、02年くらいで、03~06年は数十年ぶりの大雪で、3月末になっても膝上
まで残雪のある有様。よくまあ、これでやってきたものだと我ながら呆れる。
こうしてみると今年などは、まだ好条件だなどと考えては、自ら気を奮い立たせている。

今日は残り6列分三往復を40分ほどで終わらせ、その後、東14の残りの部分に二時間半、
ローターリーをかける(一回目B-1、2.8キロ,二回目はA-4、2.0キロ)。9割がた終わった
ところで雨、中止。
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by agsanissi | 2008-04-24 20:40 | ジャガイモ
2008年 04月 23日

ジャガイモの作り方

2.1/18.2度、日照8.5時間、風強し、15時過ぎ俄かに雲広がる。
東14に男爵芋を播種、約1トン。
13列×2、平均200メートルとして670株×26≒17400株、一個平均57グラム。

この時期だからだろうか、このサイトにアクセスしてくる「検索ワード」のランキングの中で、
「ジャガイモの作り方」「ジャガイモの播種時期」というのがかなり沢山ある。
「播種時期」については、ジャガイモ作りの「神様」といわれた故吉田先生の受け売りだが、
◆「ソメイヨシノの咲く時期に出芽」するように播種するよう奨めている。
この地域では、4月21日頃が標準開花日だから、その約三週間前、4月初め頃が良い。
とすれば、「今頃、播種しているのは遅すぎるじゃないか」ということになるが、機械播種で
大量に植えるとなると、どうしても圃場条件に縛られて思うに任せない。無理をして早期
播種をしても、湿気の多い悪条件で播種しても結果的に出芽時期が遅れたりすることが
多い。しかし数十キロ程度までの少量なら、条件さえ整えば「桜の開花時期」を目安に、
出来るだけ早期に播種するに越したことはない。
というのは夏場に入って気温が23~25度を越えてくると生育がストップしてしまうので、
出来る限り前倒しで生育を稼ぐに限るからだ。
◆「ジャガイモの作り方」は、このブログは作業日誌だから、まとまって「作り方」は紹介
してない。信頼できるWEBサイトとして「ジャガイモMini白書」(参照)のⅧ章「栽培技術」
を奨めておく。
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by agsanissi | 2008-04-23 22:02 | ジャガイモ
2008年 04月 22日

ジャガイモ播種開始

0.2/11.1度、日照11.1時間

c0048643_20513418.jpg東7にキタアカリ1トン強を播種。明日からの予定だったが、
どうやら出来そうな雰囲気なので、急遽、午後から播き始め
ようと播種機を準備。

今年は、やはり温かなせいか、芽がやや伸びすぎな具合。







c0048643_2123692.jpgグリスを注入しながら、あちこち点検しているうちに鎮圧ローラーの
車軸のネジが緩んでいるのを発見。グッと締め付けたら、ポッキリ
折れてしまった。さて、困った。12ミリくらいの太さで、長さが180
ミリくらいの車軸で、何故か、一部が5ミリくらいの太さになっている。
その細いところから折れてしまった。
同じくらいの太さのビスを切って溶接し、止め代にするしかない。
中心軸を出すのが難しいが、1~2ミリのずれなら何とかなるだ
ろうとやってみる。成功!
文章だけでは、訳の分からん説明だけれど、写真を撮ってる間も
ないほど慌てて修理。

そんなこんなで、播種開始は14時半。17時半までかかって1トン強の播種を終える。
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by agsanissi | 2008-04-22 21:30 | ジャガイモ
2008年 04月 22日

農機管理組合/中

去年の夏頃から、農協が農機銀行を手放したいとか、廃止したいとか云ってるという噂は耳に
入ってきた。当事者をはずして、「なに阿呆なことを云ってるんだ?!」とは思ったが、噂は相手
するに如かずと放っておいた。
そのうち、普及所を通して「機械銀行をどうしたら良いだろうか」という意見聴取のようなことも
あったが、「二三年前なら、まだ、多少はみんなの意見もまとまる雰囲気はあったけれど、今更
どうにもなりませんね」と、さっぱり熱のない返事で応えていた。

これは駆け引きでもなんでもなく、事実、熱がなかったのだ。

ずるずる、そんな状態で放置している間に、農協の再合併問題が沸き起こり(実際には、水面
下の交渉が俄かに表面化したに過ぎないのだろうが)「お荷物は全部処理して」合併という
方針で、急遽、機械銀行は切り離すということになったのだろう。それが12月に入ってのこと。
それ以前には、公式には何の打診もなく、突然、尻に火のついた勢いで「何が何でも機械銀行
を切り離したい」と云い出した。まるで信用買いの思惑が外れて、追証でも喰らったような有様。
実際問題として、従来どおり「農協管理」の格好を維持されても、料金だけ徴収して、事実上は
管理もせず、やれ故障だ修理だといって、出先機関には何の決裁権限もなく、わずかな部品
補修費すら「上部機関の決済待ちだ」なんてことをやっていたのでは、急場の役にはたたない
どころか、却って障害機関になるのは必定だ。

そんな事情で、役場農林商工課、普及所、農協、関係農家が集まって、会合を初めて開いた
のが、07/12/11のこと。対象農業者は8人。うち一人は「筋が違う」という筋論を申し立てて
不参加。今更、筋論を申し立てたところでどうなるものでもないが、それを充分に承知の上で
述べ立てている。僕の見るところ、自分は係わりたくないために筋論を盾にしてるに過ぎない。
他に、自分はハウス栽培中心だから「関係ない」という立場を取っているのが二人。
というわけで、事実上の関係農業者は5人。
農協は「今までの経緯は、いろいろありますが、ひたすら謝るしかありません。ともかく、農協
ではもう機械銀行は引き受けられません」の一点張り。
もう、こうなれば駄々っ子のようなもので、農家の自主管理しかない。
残る問題は、どういう条件で引き受けるか、その条件交渉のみ。
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by agsanissi | 2008-04-22 05:27 | 機械類
2008年 04月 21日

余談

今朝は「農機管理組合」の続きを書くつもりだったが、昨日のジャガイモの袋詰めなどで
疲労困憊気味で、気力が湧かない。それで余談だ(別段、気力が湧かないのに書く必要
もないが...)。

FireFoxの気に入ってる点の一つはブックマークを付けたサイトを「タブで開く」という項目
があって、一挙に開けられることだ。
「天気」関連でブックマークされているのは、30項目くらいあるが、その全部を日常的に
見ているわけではなく、実際に日常的に見ているのは5項目くらいで、これだけは天気
フォルダ内に別の子フォルダを作って、一挙に開けられるようにしている。
それで今朝の普代村の「予報」をみると、一部の予報で「雪」になっている。「エッ?」と呆れて
天気図を確認すると、一昨日、沿岸部の天気の主役を演じた南岸低気圧が沿岸部を北上
する格好になっている。昨日の晴天で、すっかり忘れていたが「どっこい生きてます」という
感じだ。そう云えば、夕べは旧暦三月十五日で満月だなと思って、外に出て見たけれど全天
雲に覆われていた。
今朝は1度まで下がって、この低気圧がもう少し沿岸部寄りを通過していれば「雪」になって
もおかしくない。夕べは、もういいかなと思ってハウスの裾を一部開けたままにしてきたが、
油断大敵だな。
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by agsanissi | 2008-04-21 07:06 | 気象/季節メモ
2008年 04月 20日

ジャガイモに「人気」?

CRB指数というのがある。国際的な商品先物相場の指数で、Commodity Research Bureau
の公表している19品目(原油、無鉛ガソリン、暖房油、天然ガス、金、銀、銅、アルミニウム、ニッケ
ル、トウモロコシ、大豆、小麦、綿、生牛、豚赤身肉、コーヒー、ココア、オレンジジュース、砂糖)の
価格指数だ。

c0048643_3575019.jpg1956年から現在までの長期統計(Commodity Research Bureau
から引用、参照)をみると、いくつかの小山に並んで、二つの突出した
高峰が並んでいるのが見て取れる。1982年前後と現在だ。
こうして見ると、1973年の「狂乱物価」といわれた時代が児戯に見えて
くるから不思議だ(画面上でクリックすると拡大します)。
現在の商品相場の高騰は、いわゆるBRICs諸国など後発発展諸国の
経済成長に伴う需要の急増が原因だと云われるけれど、実態三割、
投機七割程度と、僕は見ている。今が天井で、この先、下がるけれど
実態三割を反映して、2~3年先には指数で300~400程度に高止ま
りするのかなと、そんな感じで見ている。

この食料価格の世界的な高騰で、需要構造に様々なシフトが起きているし、今後起きてくる。
生活費の中で食料費比率(昔はエンゲル係数といって、日本でも重視した)の高い諸国は
食料品内で、相対的に低い諸国でも食料品の摂取構造で変化が起きてくる。例えば、日本
では外食や調理済み食品への依存度が減少するとか、輸入依存度がやや低下するとか。

ジャガイモに関して、ロイターが面白い記事を伝えている。
◇バングラデシュ軍はコメと小麦の価格高騰による影響を抑えるため、兵士にジャガイモを食べ
るよう命じたそうだ。
人口1億4000万人を抱えるバングラデシュでは、ジャガイモを主食とする習慣はないが、軍
当局では豊富にあって安価に入手できるジャガイモを中心とした食生活に変えるよう兵士に
求め、陸軍兵士の食事は階級にかかわらず、1人当たり1日125グラムのジャガイモを使う
献立になっているという。
◇また、国連は2008年を国際ジャガイモ年とし、ジャガイモを「隠れた宝」と呼ぶ。また、政府
がジャガイモの利用促進に力を入れ始めた国もあり、ペルーではジャガイモの粉を使ったパン
作りを奨励するプログラムが開始された。ジャガイモから作られたパンは、学校や刑務所、軍隊
などに供給されている。
ペルーを原産地とするジャガイモは、寒冷なアンデス山脈の荒れ地からアジアの熱帯地域
まで、さまざまな環境で栽培されている。また、水分をさほど必要とせず、最短50日ほどで
成長し、1ヘクタール当たりの「食糧」収穫量は小麦やコメの2─4倍にもなる。
インドは、向こう5─10年でジャガイモ生産量を2倍にする研究に着手。コメの一大消費国で
ある中国は、世界最大のジャガイモ生産国でもある。またサハラ以南のアフリカでは、ジャガ
イモの生産がその他のあらゆる作物を上回るペースで拡大している。
食品の値上がりや肥料・燃料の価格高騰、バイオ燃料に使用される作物への転作、人口の
増加などによる食糧危機を救う可能性をジャガイモは秘めている。

◆要するに、江戸時代の「甘藷」と同様、ある種の救荒作物として大いに見直され始めている
というわけだ。その上、ジャガイモが商品相場の投機対象になり難いのは、大量に貯蔵すれば
腐りやすいこと、土壌病害など検疫対象とされることによる。
というわけで、「国際的に取引されるジャガイモは生産量全体の5%未満」と推定されている。
つまり、このグローバル化の著しく進んだ時代に、きわめてグローバル化されがたい商品なのだ。
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by agsanissi | 2008-04-20 04:53 | ジャガイモ