農のある風景/作業日誌/ようこそ!!荒木農場へ

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2008年 06月 18日

ダイズ播種

梅雨入り前の最後の晴天だろうか?
昨日今日の二日間でダイズを播種した。

東8に1.36ha
東23に1.47ha(うち0.13は黒ダイズ)、
播種量は64キロ/ha、肥料は窒素分で4~5キロ
畝幅は38~40センチ程度、
東8は、ハローをつけずに走行(去年は取り付けてない)、
なぜか覆土されないものが、やけに目立つが、
これで大丈夫なのかと、我ながら心配になるほど?!
ハローの覆土効果はないと思うが、東23は気休めに取り付けて走行する。
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by agsanissi | 2008-06-18 15:19 | ダイズ
2008年 06月 14日

機械類の処分

今朝、県南部でやや大きな地震があったようだ。その時間は、トラクターに乗っていて、殆ど
揺れを感じなかった。その後も、何度か余震があったようだが「今日は降りてからも揺れを
感じるな」ぐらいに思って気にも留めなかった。昼のニュースで、大騒ぎになっているのを
聞いて、却って奇異に感じたくらいだ。

不用機械類を処分した。
農機具類の管理を、農協の機械銀行から自主的な管理組合に移管するにあたって、
出来るだけ「身軽」にするという方針で、今後、使う可能性のない農機具類、または破損・その他
の理由で使えない農機具類を処分することにした。

昨日、村内の古物業免許を持っている方々に集まっていただき、一括入札にかけた。

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単なる鉄屑同然の重量物と見るか、農機具とみるか、
農機具としては使うにまったく支障ないものも含まれ
ているが、実際に農機具として処分できるかどうかは
また別問題だ。



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数万円になるか十数万円になるか、まったく予測の限りでは
なかったが、五十余万円という予想外の高値で落札された。

どこの村では、廃品業者を呼んで「ただで持っていって貰った」
とか、どこそこでも「大量の農機具類が処分された」とか、組織
合併に伴い機械銀行の類が廃止され、処分されている例が
話題に上っていた。
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by agsanissi | 2008-06-14 21:50 | 機械類
2008年 06月 14日

ジャガイモの培土

12、13日とジャガイモの培土を終わらせる。
土があまりに乾いているので、一雨降ってからと、雨を待っていた。
折り良く、11日の夕刻から翌朝にかけて降ったものの、二ミリほどで殆ど焼け石に水。

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培土直後の状態は、時によって、見るも哀れな状態になってしまう。
真ん中と右の写真は、トラクターの前と後ろを振り返った状態の比較。
数日で、元の状態に戻るのは分かっているものの、この状態を見ると「心臓を締め付けられる」
ような思いがして、培土のときは、相当に血圧が上がっているのじゃないか?!
十数年もこの作業をやっているが、「上手く出来た」と満足できる状態なのは、全体の三分の一
もあるだろうか?
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by agsanissi | 2008-06-14 06:09 | ジャガイモ
2008年 06月 10日

「流れ」は変わるのか?

昔、多摩川で泳いでいて(多摩川でも泳げる時代があった!)深みにはまって溺れて、危うく
助けられたことがあった。兄貴に、「溺れたら慌てないで、底に沈むまでジッとしていろ。底に
着いたら、トンと底を突けば浮かんでくるから」と教えられたことがある。苦境に立たされた時
は、半世紀以上たった今でも、この言葉が鮮明に蘇ってくる。

日本農業は、どん底に辿りついたのだろうか、どうだろうか?まだ、五年や十年はかかるのか?
NBonlineの6/05号(参照、要無料登録)に山崎養世氏の「農業を日本の先端産業にする」が
載っている。山崎氏については、高速道路問題で面白いことを云ってる人としか知らなかったが、
「道路問題と良く似た農業問題」という視点から、今回は三回に亘って農業問題を論じている。
・5/22号「迫り来る“危機”に気づかない日本」
・5/29号「このままでは日本は食べていけない」
・6/05号「農業を日本の先端産業にする」

どういう点で、道路問題と似ているのか?
戦後復興期から高度成長時代にかけて作られた農地法や食糧管理制度や農協などの仕組
みは、国民を飢えから救うという使命を果たし、食糧増産に成功しました。しかし、米の自給に
成功し、日本が豊かな社会になってからも、戦後復興期に作った制度をそのままにしてきた
ために、日本社会の変化にも世界の変化にも、対応する力を失っているのです。
」(参照

「農業を守る」ために、後生大事に護持してきた古い革袋(制度設計)では、もはや日本の食糧
を安定的に確保する見通しも危うくなった、ということだ。

これからの世界経済の変動によって、食料を輸入に頼るこれまでの日本経済のあり方は大変
危険である
ことを説明しました。欧州諸国が1970年代の米国による大豆の禁輸をきっかけに
食料自給率を高めたのに比べて、60年代に6割だった日本の食料自給率は、今では4割を切る
ところまで低下しました。
 日本に農地が足りないためではありません。度重なる減反政策や耕作放棄や裏作の停止で、
日本の作付延べ面積は、ピークであった1960年代の半分にまで落ちました。
 しかも、このままでは、日本の農業は衰退することが確実です。担い手となる農家の高齢化
がさらに進み、後継者が激減するからです。掛け声ばかり食料安全保障や自給率向上を訴え
ても、流れを変える現実の政策はいまだに実行されていません。
」(参照
とも書いている。

山崎氏の意見が異端なのか、どうかは知らない。それにしても日経の主要コラムに、こうした
記事が載るとは、原油・穀物急騰や毒入り餃子事件の思わぬ副産物だろうか?
どうやら底には近づいたのだろうが、僕には、まだ川底に達したようには思えないのだが。
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by agsanissi | 2008-06-10 06:21 | 参考記事
2008年 06月 09日

サブソイラー

11.4/24.4度、日照12.3時間、時折、霞のような薄雲がかかる。

西4(40a)と西5(60a)にディスクプラウをかけた後、東23(160a)と東8(160a)に
サブソイラーをかける。

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1メートルほどの青龍刀のような爪に、左側に魚の尾のようなもの、
右側に砲弾のようなもの(右側はオプションで取り付ける)がついて
いる。これで土に溝を切っていくと同時に、深層に亀裂と簡易暗渠
のようなものを入れていく。



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作業は、こんな具合だ。
昔は、4~5キロで走っていたが、それでは亀裂をいれる
効果がないということで、2~3キロで走っている。
切れない包丁で、ジワリジワリとき切ると切断面が荒れる
のと同じ理屈かしらと思っている。

この暑さ、このスピードでは居眠りが出る。
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by agsanissi | 2008-06-09 03:49 | ダイズ
2008年 06月 07日

ダイズ畑準備

11.7/19.8度、日照6.4時間、まずまずの天候、昨日の明け方に8㍉ほどの雨
プラウをかけるには、程よい湿り具合で、ダイズ播種準備のため東23&東8にディスク・プラウ。

c0048643_21555048.jpg中華鍋のような八連の円盤を並べて、反転耕起
をする機械で、通常のリバーシブル・プラウに比
べて反転する土の深さが10~15センチ程度と
浅い。そのため二つの利点がある。
・深いところのゴロゴロの土を出さない
・スピードが速い(作業効率が良い)

東23と東8は各1.6haあり、リバーシブル・プラウ
では計5~6時間かかるところを2時間20分で終わ
らせる。

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作業跡は、こんな具合。
この畑は、昨年の小麦跡にナタネを播種したところで、
ナタネは、今年になって殆ど消えてしまったが、刈り跡
の小麦が60~70センチに伸びている。

予定では、この後、サブソイラーをかけてから、バーチ
カル・ハローで整地をして15~20日頃、ダイズ播種。
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by agsanissi | 2008-06-07 22:25 | ダイズ
2008年 06月 06日

ダイズの落札価格

「5月の大豆落札平均価格、60kg7920円 -日本特産農産物協会」という記事が出ている。
6/5の農業協同組合新聞WEB版(参照)によると
(財)日本特産農産物協会は5月30日、5月の19年産大豆入札取引結果を公表した。
入札は5月14日、28日に行われ、普通大豆、特定加工用大豆の合計で約24万俵(60kg)が上場され、
約10万6000俵(同)が落札された。平均価格は同7920円(産地倉庫戸前渡し価格、税別)だった。
前月に比べ332円(4.4%)上がった。

その意味は、まだ消化できないが、データとして掲載しておく。
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by agsanissi | 2008-06-06 05:11 | ダイズ
2008年 06月 06日

中耕カルチ

かなり強い雨音で目が覚めた。明け方から温かな雨が降っている。
今日は日中一杯雨の予報になっている。

現場に写真機を持っていくのを忘れたり、きのうは現場には持っていったが、自宅に持ち帰る
のを忘れて、写真がない。

4日に、西1と西7の小麦に赤カビ防除の殺菌剤を散布。
チルト乳剤の二千倍液に、通常は木酢液の五百倍液を混ぜて散布。今年は、これに加えて
酸度の強い業務用のリンゴ酢(10%)を混ぜてみた(五百倍)。ほぼ開花盛期か。
西1の生育は申し分なし。西7の生育斑は、回復したが、やや密度が薄い。雨で上部から
流された土を被ったせいも幾分かはあるか。

5日は、ジャガイモの中耕カルチをかける。東7は一回目、東14は二回目(一回目は5/28)。
一回目は爪だけ、二回目は真ん中のイカ爪を深耕爪に変え、両脇に羽根をつける。
東7の一回目は、意図的に遅らせたわけではなく、5/28にやや疲れたので翌日にしたところ
早朝から雨、その後も霧雨が続き、昨日になってやっと「土の状態が安定した」というわけ。

この後、二週三週にかけて、ダイズと人参を一挙に播種してしまわなければならないし、
ジャガイモは12~14日頃までには培土を終わらせてしまわなければならない。
五月に作業しなかった分、俄かに忙しくなってきた。
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by agsanissi | 2008-06-06 04:47 | ジャガイモ
2008年 06月 03日

インフレ「回帰」か?

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5/22号のEconomist誌に右のような風刺漫画とともに
「戻ってきたインフレ」(参照)という記事が載っている。
・中国、インド、インドネシア、サウジでは8~10%の物価
上昇が起きている。この夏には、世界の人口の3 分の2
が二桁インフレに苦しむことになろう。
・全世界平均のインフレ率は5.5%と1999 年以来の高さ。
主因は食料と石油価格の高騰だ。
と書いている。
日本の消費者物価指数は、このところ前年比で1%内外
上昇しているが、生活実感と比べて低すぎるだろうか?
ともあれ、この傾向が続くとすれば(ほぼ間違いなく続く)、
日本では20年ぶりのインフレ時代への復帰ということになるか?

70年代には原油の高騰をきっかけに、消費者物価が20-30%も上昇した。80年代末には
地価及び株価は暴騰したが、消費者物価は相対的に安定していた。地価及び株価のバブル
崩壊とともに、約20年にわたるデフレ時代を経験した。70歳代以下の人には前例のない経験
だし、逆に20歳以下の人はかつてインフレ時代を経験したことがないという、歴史的には特異
な時代ということになる。
Economist誌は、
・現在、困ったことに世界の実質金利はマイナスである。
・米国の金融緩和と新興国の固定レートは危険な組み合わせである。通貨切り上げは大変
であるし、金利を上げてインフレを悪化させることもある。自由化で投機資金が巨大化する
怖れもある。それでもいずれ金融は引き締めへ、通貨は上昇に向かうはずである。
と書いている。

一般的なインフレ対策ということになれば、金融引締めか財政削減策ということになる。
しかしこの点では、引締め余地も削減余地も殆どない。実質金利は限りなくゼロに近いが、
それでも金利を引上げれば膨大な国債の金利負担が増加し、国家財政そのものが破綻して
しまう可能性がある。一方、景気後退局面で財政拡張こそ要求され、削減余地も殆どない。
更に困ったことに、今回のインフレ回帰の主因が「食料と石油価格の高騰」にあるとすれば、
国内で打つべき手立てはきわめて少ない。比較優位のない食料生産(農業)は止めてしまっ
て、工業生産に特化するほうが国際的な厚生水準の向上に資するとか、金さえあれば「自由
に輸入できる」という立場が、俄かに怪しくなってきた。
尤も、穀物や石油価格の高騰の影響は、70年代・80年代に比べれば、または新興工業国
の負担増加に比べれば、はるかに軽い。たとえば、国内総生産(GDP)に対する原油消費額
の割合は、
・1980年に6.0%
・1995年に0.7%
・2004年に1.8%(以上は「知られていない原油価格高騰の謎」から)となっている。
円高が進めば、この負担はさらに低下する。ドルの信認低下とあいまって、円高の長期的な
趨勢は変わらない。

ということは、逆に合理化によるコスト上昇の吸収余地は殆どないということになる。
一方、食料は、長期的には土地も食糧生産者も絶対的に不足しているし、短期的に唯一拡大
余地のある米生産は、実質的に過剰生産に陥っており、生産制限を解除すればコメ価格が
暴落する可能性がある。

さて、どうする??
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by agsanissi | 2008-06-03 07:25 | ミミズの寝言
2008年 06月 02日

毒入り餃子事件

先月の28日以来、既に梅雨入りしたような天候が続いている。霧雨が舞い、日最高気温も
9度前後と、今の時期としてかなり低い。昨日は、アメダス気温こそ14度まで上がったが、
山は霧に覆われ、肌寒い一日だった。日中、いったん雨は上がったが、明け方前に再び雨。

「世界の環境ホット・ニュース」から、今年の2月22日から原田和明氏の
「毒餃子事件報道を検証する」が配信されている。今朝、シリーズ第19回目が配信された。
シリーズの最初の頃は、この記事の意図が見えなかったが、
・製造段階混入説に対する疑問(第六回、八回)
・メタホドミス(混入毒物)説の疑問(第十二回)
あたりから、国内混入の可能性を示唆する内容がはっきり見えてくる。
更に、第十五回及び今日配信された第十九回で、反中国感情を煽り立て、福田内閣の親中国
政策に対する警告のための一種のテロ行為と見ている気配が伺われる。

この事件についての僕なりの総括は、まだ出来ないが、ともあれこの連載記事は非常に示唆に
とんだ興味深い内容なので紹介しておく。連載記事の全文⇒参照
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by agsanissi | 2008-06-02 09:02 | 参考記事