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2011年 04月 30日

ジャガイモ播種

◆ワセシロ
c0048643_17234362.jpg・通常なら到底使わないような芋を、今年はワセシロのタネが入荷せず、仕方無しに
タネとして使った。禁忌は芽の動かない物&病害芋で、それ以外は全部OKという
ことにした。さもなければ殆ど全部を捨てるようだ。まるで氏か育ちか、素質か環境
かの実験室のような具合。これで「結果オーライ」なら「瓢箪から駒」とも....。
・午前中にワセシロ播種完了(19列×2)、約1.5トン
・午後は男爵(購入分、0.5トン)、肥料は合わせて800前後?
・ワセシロは(形状のせいか)芋カップから跳ね落ちるものが多く、B-4、1.4千回転
(3.7キロ)で走行。やや改善。
・ワセシロの経験は少ないけれど、形状も外観も初見、原因は?(二次生長、猛暑による消耗、老化、...)
・14日キタアカリ1トン
 17日男爵1.4トン
 26日男爵1.2トン
 30日ワセシロ1.5トン、男爵0.5トン(∑5.6、キタ1、ワセ1.5、男3.2)


【今日の空模様】
特徴:かなり厚い雨雲を伴った前線が能登半島から若狭湾付近に掛かっている(6時現在)。そのまま東に進めば明日まで
曇又は一時的な弱い雨で推移する可能性が高い。大陸の低気圧が南東に進んでいるのが、多少の希望(6:18記)。
⇒こんな事を書くようじゃ、我ながら甘いね!「観測」ではなく「希望」だな。偏西風に乗って北東に進むに決まってるから
早ければ夕方には雨だな(12:40)。15時過ぎ一時パラつく、16時40分本格的に降りだす。この雨は6時間程度続き、
その後明日午前中にかけて大陸の低気圧が通過し、一時的に雨か?
最低・最高気温:2.9/20.1度(11:34)、日照:午前中に5.4時間、昼過ぎには急速に雲広がる。

****************
【日々雑纂】
政権の原発対応遅れ批判し小佐古内閣参与が辞任、内閣官房参与の小佐古敏荘東大大学院教授(放射線安全学)は
29日、福島第1原発事故をめぐり「政府は法律などを軽視し、その場限りの対応で事態収束を遅らせている」と批判し、
首相官邸に参与を辞任する意向を伝えた。小佐古氏は3月16日に就任。原発施設と放射線に関して首相への助言を求め
られていた。..(同氏は)放射性物質の拡散を予測する緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)による
測定結果の公表遅れを問題視。原発作業員の緊急時被ばく線量限度を年100ミリシーベルトから年250ミリシーベルトに
急きょ引き上げたことに触れ「もぐらたたき的、場当たり的な政策決定を官邸と行政機関が取り、手続きを無視している」と
指摘した。(Exciteニュースから、4/29)⇒この記事だけでは、純粋に批判的な「辞任」なのか、責任逃れの「辞任」なのか、
意味がわからんね。「場当たり的」政策は、16日就任の時点でかなり正確に予測できたはず。また対策が後手後手と小出し
で、文字通り「場当たり的」対策に追いまくられてきたことも明瞭。とはいえ、単に記事として取り上げておく。

東日本大震災への菅直人首相の対応について全国知事アンケート(共同通信)、調査は4月中下旬に実施。福島以外の
46都道府県が答えた。首相の震災対応を評価しない25都府県のうち「あまり評価できない」が22府県、「まったく評価しない」
が3都県。原発対応を評価しない30都府県の理由は「レベル7への引き上げ時期などで的確さを欠いた」(秋田)など、政府による
情報発信の不十分さに集中。原発や関連施設の新・増設の対応については9府県が「基本的に認めない」、5県が「一切認めない」
とした。(Exciteニュース、4/29)
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by agsanissi | 2011-04-30 05:57 | 日々雑纂
2011年 04月 29日

ジャガイモ播種準備

◆ジャガイモ播種準備(ワセシロ&男爵)
・2日前の予測天気図と今朝9時の実況天気図を較べると、太平洋岸の気圧の谷が実際には、やや深い点を
除けば非常に良い予測図ですね。尤も、これで各地の天気がどう変わるかを的確に判断するのは、微妙な
地形的変化や上空の気流や気圧変化を考慮しなければならないから難しい。
・普代は、一応晴れてはいるが、雲が多く、10時ころには一時的に雨がパラついたりやや不安定。風向きが北寄り
から南寄りに変わるとともに、多少は落ち着いたかな。

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・午前中は、専らワセシロの袋詰め(6袋、内大2、他4、約1.5トン)、午後は袋詰めは妻に任せて東14にロータリー
(B-1の3キロで一回掛けでOK、3時間半で完了。東23の予定を変更)、午後の袋詰めは男爵(購入分、3袋、約600キロ)
4月の雨量記録とジャガイモの播種日。こうしてみると雨や雪のわりには、中々良いほうかな。4月の前半に集中的に
出来ればベストだったが、畑が出来なかった・芽の育ち具合が不充分などで駄目。4月前半に合わせて育芽を準備すれば
良いかというと、この時期は例年降雪がある。今年は4月初旬の降雪がなかったので3月末の雪で終わりかと思っていたら、
20日の雨は和野山では雪になり、この17年間では最も遅い降雪記録。21日夕刻には消えるが、畑の湿気は残る。
・追い打ちをかけるように23、24日と雨。記録にはないが25日昼には一時雷雨。26日の播種は良く出来たほうだ。
・明日30日は播種予定だが、午後は前線の接近で雨の可能性もある。一応畑の準備は出来た。

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【今日の空模様】特徴:   、最低・最高気温:2.6/16.6度、日照: 6.7時間、

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【日々雑纂】
・耐久年数を超えた古手の原子炉を安全性を無視して(政治家・官僚・東電がグルになって)使い続けた話が
NYTに載っている(4/27)。関連の記事を探すが、今日は畑仕事で疲労困憊。記事のみ転載しておく。
・A 10-year extension for the oldest of Daiichi’s reactors suggests that the regulatory system was allowed
to remain lax by politicians, bureaucrats and industry executives single-mindedly focused on expanding
nuclear power. Regulators approved the extension beyond the reactor’s 40-year statutory limit just
weeks before the tsunami despite warnings about its safety and subsequent admissions by Tokyo
Electric, often called Tepco, that it had failed to carry out proper inspections of critical equipment. ・・・
 Just as in any Japanese village, the like-minded — nuclear industry officials, bureaucrats, politicians
and scientists — have prospered by rewarding one another with construction projects, lucrative positions,
and political, financial and regulatory support. The few openly skeptical of nuclear power’s safety become
village outcasts, losing out on promotions and backing. ・・・
 Influential bureaucrats tend to side with the nuclear industry — and the promotion of it — because of a
practice known as amakudari, or descent from heaven. ・・・
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by agsanissi | 2011-04-29 20:32 | ジャガイモ
2011年 04月 28日

雨/休日

・5時半過ぎ雨降りだす、やや強い。同時に濃霧。
・15時過ぎまで雨の予報で、久慈の「市日」に出掛け、野菜苗などを物色(ブロッコリー、トマト、アスパラガス)
・10時過ぎ天気は急速に回復、気温はグングン上がる。ハウスを閉めたまま出掛け、大慌てで戻る。
・11時半、ハウス内の温度、39度
・天気回復と共に風は北東寄りから南寄りに変わり、強風。

【今日の空模様】
特徴:南北に縦に伸びる寒冷前線が30~35キロのスピードで通過、4~5時間で駆け抜けたとして雨雲の幅は
東西約150キロ、縦長のお陰で朝方の雨・濃霧から急回復。とともに風は北寄りから南寄りに変わり、午後は強風。
10:31-16:57、強風波浪注意報出る。
最低・最高気温:8.4/20.2度、日照: 4.2  時間、瞬間最大風速 14.8(S、16:51)/16.2(SSW、20:53)

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【日々雑纂】
原発用防災ロボットの開発の歴史、「いまだ終息が見えない福島原発事故に、東京電力が切り札として投入したロボット
は米国製だった。世界中で稼働するロボットの過半数を擁し、産業用ロボットや二足歩行ロボットなどの技術面でもリードして
きたロボット大国ニッポンはどうしたのか
」、日経Online(4/28)で、日本のロボット技術の高さを多少でも知っている者なら、
当然抱く疑問に《原発「安全神話」に慢心した罪》(参照)で石原昇氏が応えている。要点を摘記しておくと、
・1960年代末から70年代、日本の研究機関やメーカーは、燃料自動交換機や超音波による自動検査装置などを他国に
先駆けて開発。これら第1世代のロボットは専用機で、主に定期検査の期間の短縮(作業員の負担軽減、作業効率向上)を
目的としていた。
・1970年代後半、汎用作業が可能な第2世代のロボットの開発開始。モノレール式点検ロボットや床移動点検作業ロボット
など、遠隔操作で補修作業などを行う作業ロボットを試作。一部実用化。
・(1979年3月のスリーマイル島原発事故を機に)1980年代に、第3世代のロボットの研究開発を開始。自律的に移動し、
極限の環境下でも作業できるロボットだ。この開発プロジェクトの代表例が、旧通商産業省工業技術院の大型工業技術研究
開発制度による「極限作業ロボット」プロジェクトである。18企業、2法人、2国立研究機関が、1983年から1990年度まで
の8年の歳月と約200億円をかけて実施した、初の大型ロボットプロジェクトであった。
・(1999年9月東海村のJCOの臨界事故後)政府は同年度中に補正予算30億円を投入し、「原子力防災支援システム」の
構築を目指した。その一環として、急遽、原子力災害に対応できるロボットシステムの開発を開始。「レベル3」(事故には至って
いない異常な事象)を想定したロボットを開発、試作した5種類のロボットは、制御装置一式とともに、指揮車両に納められ、
どこの被災現場にでも投入できる体制になっていた。
・その後、原発事故が起きた際には24時間で現場に駆けつけるチームの設置を検討。電力会社や政府の原子力関係者は
原発防災ロボットが必要になる事態は日本では想定できない。むしろ不安を煽ることにつながる」と判断し、数々の成果を
お蔵入りさせてしまった。
下線部分から直ぐに想起したことは前に関説したことのある「秋丸機関の全貌」(参照)&「昭和16年夏の敗戦」(参照)での
指摘:「現実を直視できぬ人間的弱さ」或いは「現実から目を背ける意思決定の恐ろしさ」だ。「夏の敗戦」には「内閣総力戦
研究所」のシュミレーション研究は「国策」に反するとして闇に葬られ、研究所も解散された経緯が書かれている。

東電の危機管理能力、Exciteニュース(4/27)に「大前研一氏 東京電力の危機管理能力が低下した原因を指摘」との
記事が載っている。ポイントは「供給力の35%を原子力に依存していながら原子力エンジニアを忌み嫌う会社になり、経営陣
の大半を人事や総務、経理など事務系の人間が占めるようになった
」との指摘にある(少なくとも記事のポイント)。
・大前氏が、原子力工学が専門だったことを思い出し、関連記事を探してみた。3/20「Gen」さんのブログに「大前研一氏の
福島原発事故の分析と今後」(参照)と題する大前氏の講義紹介があった。以下は危機管理に関するポイントのみ。
1. 東電機能不全:
‐ トップに原子力専門家がいない(原子力発電が問題になるたびに、幹部層から原発畑出身が排除されてしまった)
‐ メーカーを出入り業者扱い(彼が日立をやめた理由の一つ)
‐ 現場まかせで幹部のリーダーシップなし。
→ 大前氏は東電は芯から腐っていると断言。
2. 政府の司令塔不在
‐ 非常時対応をもたない経産省
‐ 天下りばかりで専門知識のない保安院
‐ 一私企業に振り回され東電内に司令塔を置く非常識さ
‐ 専門家がバラバラに意見(国民が混乱)
‐ 長期展望欠如
‐ 海外コミュニケーション機能不全(CNNやBBCに好きなように報道されている)
昨日は、「トップの不在」が危機対応の遅れを招いた可能性、またはその「不在」の責任の一端が自衛隊のヘリ利用を拒否
した政府の対応にある可能性に触れた。しかしそれは多分、危機管理能力の欠如に伴う付随的な欠陥でしかないことが以上
の指摘から読み取れる。

笑えるのは注水・冷却措置として「”蝉のション便”はNG→国際的な笑いもの」と指摘している点。B29の空襲に対して竹槍
訓練を以てしたのを思い起こしてしまった。


エゴが強い自己陶酔発言、これは田中秀征氏の「政権ウォッチ」での発言だ。こう書いている。
首相は26日の参院予算委員会でこう述べた。 「大震災、原発事故のときに首相という立場でいたのは1つの運命だ。そう
した責任を放棄することは取るべき道ではない」
こうしたエゴが強い自己陶酔発言こそ、首相の支持率を急降下させている大きな原因である。首相はそれに気がついていない
のだろうか。これではリビアのカダフィ大佐の自己陶酔発言と大差がない。
参照、DiamondOnline、4/28)
もとより定見のある政治的理念の持ち主ではない(これは政治家として、必ずしも欠点とは考えていないが...)。無定見な
調停主義者というのが、僕の学生時代からの一貫した評価だ。にもかかわらず、この頑強な根張りが何に由来するのか??
「自己陶酔」のために現実が見えなくなっているのか、何か別の現実を見ているのか、それが不可解だ!それとも「東北復興」
に、自己の政治的信念を賭けたのか、それにしては単なる空文句で、語るべき理念が全く見えない。


経済指標、3月の鉱工業生産指数、前月比15.3%低下(82.9)、過去最大の落ち込み。自動車生産は57%減と6カ月連続
マイナス。実質消費支出は8.5%減(家計調査)。有効求人倍率は(季節調整値)は0.63倍と前月から0.01ポイント改善したが、
震災の被害が大きかった岩手、宮城、福島の3県はそれぞれ0.47倍、0.50倍、0.49倍といずれも前月に比べマイナス。
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by agsanissi | 2011-04-28 06:16 | 日々雑纂
2011年 04月 27日

またまた雨だ!/というほどでもないか?

・明方から、時々雨、いずれも1ミリ以下/時の雨で、アメダスには全く反映されない。
・27日5:01に気象庁は「雷と突風及び大雨に関する全般気象情報 第1号」を公表。
28日にかけて、西日本を中心として、東日本、東北地方にかけての広い範囲で大気の状態が非常に不安定となり、
積乱雲が発達する見込みです。落雷、竜巻などの激しい突風、降ひょう、低地の浸水、河川の増水に注意し、東北地方
太平洋沖地震に伴い地盤が緩んでいる所では、土砂災害に警戒して下さい。

・週間予報で、今日明日は時々雨。29、30日と晴/曇で、5/01は再び時々雨。
・BioWeatherService(参照)で、29&30日の予測天気図を見ると、山の斜面で云えば北東斜面から北西斜面に
ゆっくり変わっていく。26日と似たような気圧配置図でスッキリとは晴れず、曇りがちで一時雨があってもおかしくない。
多少の低&高気圧の位置のズレで、どっちにでも転ぶようなそんな天気か?
5/01には次の低気圧が上空を通過する。
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【今日の空模様】
特徴:北東風に乗って午後から濃霧、最低・最高気温:7.6/11.5度、共に午前中、日照:ゼロ 時間、

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【日々雑纂】
c0048643_1029194.jpg放射線量分布マップの公表、政府と東京電力の事故対策統合本部は、福島第1原発事故を受け、
周辺地域で計測した放射線量の(実測値)を基に作成した4月24日現在の放射線量分布マップを
初めて公表した。放射線量を等高線のように表示。屋内退避区域外とされた、原発から半径30キロ
圏外でも通常の数百倍に相当する毎時20マイクロシーベルトの地域があるなど、依然として高い
放射線量であることが裏付けられた。(47Newsから、4/26)
参考資料1:緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)」/文科省解説資料
文科省「環境防災Nネット」(参照)には「計算開始後約十数分で予測風速場図形、予測濃度図形、
予測線量図形が作成されます。これらの図形はネットワークを介して国や関係道府県、オフサイトセン
ター等に配信されます」と謳っている。いかなるシステムの最新鋭機能も、運用者の能力の限界に
よって制限されるという最良の見本だ!!

参考資料2:緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)の試算について(原子力
安全委員会、3/23公表)
参考資料3:右図の「3/11までの推定積算線量の分布図」(朝日から、4/27)

放射性物質の拡散予測図、放射性物質の拡散を予測する国の「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)」で、
福島第1原発事故後に2千枚以上の拡散試算図が作成されていた。SPEEDIは原発事故時の避難対策などに活用することになって
いるが、所管する原子力安全委員会が公表したのはわずか2枚だけ。開発、運用には約128億円の予算が投じられたが“本番”で
ほとんど使われず
、国の情報発信の姿勢や防災計画の実効性が問われそうだ。云々(47Newsから、4/18)⇒SPEEDIの命名が
いかにも皮肉で、笑えるね!!

事故対応の遅れ、4/25のWSJは「福島第1原発、慎重な対応があだに=日米専門家」と題して、
福島第1原子力発電所の事故では、原子炉1号機の圧力が設計圧の2倍に達していたにもかかわらず蒸気放出が遅れたことが、状況の
悪化につながった可能性がある。」と報じている。
・ウォール・ストリート・ジャーナルの調査で、放射性物質の大気放出に関して日本の原発運営会社が米企業よりもずっと慎重であり、その
ため原子炉の過熱でたまった蒸気の放出(ベント)に踏み切るまでに長い手続きと多くの承認が必要とされることがわかった。こうした方針
が初めて実際に試されたのは、先月11日の地震と津波で同原発が打撃を受けた数時間後だ。12日未明には1号機で事態が深刻化しつ
つあった。同日午前2時半には、格納容器の内部圧力が設計圧の2倍に達していた。対応の遅れや技術的な問題から、この格納容器から
パイプ経由で放射性物質を含む水蒸気の放出を完了するまでにさらに12時間を要した。約1時間後、建屋が爆発した。日米当局によると、
この爆発で放射性物質が原発の外に拡散したという。(WSJから、4/25)
・一方、4/27のWSJは「震災当日に東電社長乗せた自衛隊機Uターン-防衛省が指示」との記事を載せている。それによると
・政府は26日、東京電力の清水正孝社長が3月11日の東日本大震災とそれに伴う津波を受けて福島第1原子力発電所で事故が発生して
数時間後に出張先から航空自衛隊の輸送機でいったん離陸した後、政府の判断で引き返していたことを明らかにした。...(このため)本来
なら清水社長は東電の危機対応チームを率い、原子炉格納容器の圧力を下げる作業(ベント)といった緊急措置を承認するところだ。清水
社長が東電本店に不在だったため、事故発生直後の数時間という極めて重要なときに難しい決断を下すことに遅れが生じた可能性がある
と一部では指摘されている。
・北沢防衛相と枝野官房長官は26日の記者会見で、東電の清水社長による自衛隊輸送機の利用を拒否する判断を擁護し、3月11日夕方
までは社長が東京に戻る他の手段があったと主張した。一方、東電の広報担当者は、先月11日のマグニチュード9の大地震直後には
主要な高速道路は閉鎖され、新幹線も走っていない状態だったと言及した。さらに、清水社長は名古屋まで東進できただけだったと述べた。
「対応の遅れ」の原因を個々に追及すれば、慎重さ、トップの不在、政府の判断の混乱や行き違い等、いろいろあるのだろう。
しかし本質的欠陥は《溜池通信467号》が指摘する「危機に弱いという日本型組織の性質」(参照)、あるいは池田氏が具体的に
指摘する「戦力の逐次投入、兵站を無視した人海戦術、大局的戦略がなく現場に振り回される意思決定、「短期決戦」を志向して
スタンドプレーを好む指揮官・・・今回の事故は、危機になると露呈する日本的組織の『失敗の本質』のショーケース
」(参照)という
指摘に帰着するか。両者、共に期せずして《失敗の本質》を素材にしている。


水田被害、農林水産省によると3月29日現在、津波で流失・冠水などの被害を受けた水田面積は2万151ヘクタールに及ぶ。内陸部
でも農地の地割れや農業用水路の損傷などが発生。さらに福島第1原子力発電所事故による土壌への放射能物質による汚染の影響も
懸念されている。(4/27朝日には「東北・関東6県で計2万3600ヘクタール(東京ドーム5千個分)にのぼり、うち約2万ヘクタールが水田
だった」とある。)
・大震災に伴う津波の水田被害面積は、人工衛星の画像などをもとに推計した。青森、岩手、宮城、福島、茨城、千葉の計6県の合計で、
生産量に換算すると10万トン程度。被害面積が最も大きいのは宮城県で1万2685ヘクタール、次いで福島県5585ヘクタール岩手県
1172ヘクタール
となっている。
・水田の被害は津波だけにとどまらない。内陸部でも強い揺れに襲われた広範囲の地域で農地の地割れや液状化現象、農業用水路の
損傷など多数報告されてる。被害を調査中という地域も多く、被害の全体像は不明だが「作付けが困難な水田は広範囲に及んでいる」
との見方が強い。(農業共済新聞から、4月1週号)
水田の除塩作業、東日本大震災の津波で被害を受けた農地について、農林水産省は3年後の完了をめどに改良を進める方針。作業の
手順は瓦礫の撤去、排水路の整備(除塩作業では、石灰をまいて土中のナトリウムを吸着させ、真水や雨水を浸透させて洗い流す。排水
を促進する地下排水溝の施工や排水施設整備が前提となる)、石灰散布、湛水と排水(イネの作付けには水田の土壌の塩分濃度を重量
比で0.1%以下とする必要があるが、東日本大震災の被害は甚大で、大半の被害農地で濃度が測定できていない。震災から1カ月以上
たった現在も冠水している水田も多い。塩分が高濃度の場合、湛水と排水の作業を繰り返す必要があり、数カ月以上に及ぶ)。政府は、
除塩事業で国が9割を補助する特例法案を閣議決定した。(主に朝日から、4/27)

参考資料4:東日本大震災の概況と政策課題(「調査と情報」No.708/国立国会図書館)
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by agsanissi | 2011-04-27 05:41 | 日々雑纂
2011年 04月 26日

ジャガイモ播種/出来るかしら??

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◆ジャガイモ播種
・午前中昨日袋詰めの自家男爵、2袋(約450キロ)を西7に播種(9:40~11時)
・西7の補充播種分の計算量:(11000÷30×70)÷1000×15列=436
・その後、購入男爵約700キロを袋詰め(点検・排除済)
・午後、13時半過ぎ一時雨、パラパラと通り雨、15分余。ふたたび晴れ間戻る。
・東14に10列×2(計算上は900キロ以上になるが、実際には700キロ程度、西7の
残り分を考慮しても最大750キロ程度。この違いは何か???):地図参照
・計算例:(24000÷30×60)÷1000×20列=960(仮に60を50としても800)??
・播種量は1.2トン程度(総播種量3.6トン)
・次回はワセシロを先行する予定(芽の動きが早い、老化する?)、東23
・16日以降、スッキリ晴れたのは18日だけで量の多寡はあるにしても毎日、雨、霧雨、
雪などに見舞われた(アメダスの記録では50.5ミリ、実際には+10~20ミリ程度か?)
のを考慮すれば、今日、播種できたのは上出来というべきだな!





【今日の空模様】
特徴:30度付近にある高気圧の緩やかな圏内にあるが、南に偏っているためスッキリとは晴れない。午後、
一時的に小雨。これは北海道付近の低気圧の微かな影響。日本海の低気圧本体の雨雲の影響は今夜以降。
明日の日中はやや南寄りの前線の影響下に入る。曇の予報だが、降ってもおかしくはない状況、五分五分か
最低・最高気温:1.6/18度、日照:5.9 時間、

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【日々雑纂】
放射線監視、無人観測艇に任せろ、福島第一原発事故による海の放射能汚染を、無人の海洋観測艇で監視する計画を、
東海大の千賀康弘教授(海洋計測学)らが進めている。人が被曝(ひばく)せずにデータを集められるのがメリットだ。24時間
連続で海水と大気の放射能を同時に測定する。結果はインターネットで公開し、誰でも閲覧できるようにする計画だ。
この無人観測艇は、東海大や東京大などが2000年に開発した「かんちゃん」(全長約8メートル)。軽油で発電した電気で
航行する。速度は時速5~6キロとゆっくりだが、最大で4千キロ程度、約1カ月連続航行できる。
全地球測位システム(GPS)で自分の位置を確認しながら進み、あらかじめ設定した調査ポイントを自動的に回って測定を
する。進む方向や速度は地上から人工衛星経由で遠隔操作も可能だ。01年には三宅島沖で大気中の火山性ガスと海洋
観測を同時にこなした。(朝日、4/26)⇒新たな機器の導入が「報道」されるたびに、「なんで今頃になって」との呆れた思い。
会議は踊る、されど進まず!!DiamondoOnline(4/26)に財部誠一《菅政権の「会議乱立」が招く震災復興への致命傷》
参照)が載っている。B・エモット氏の云う「今の日本に必要なのは倒閣よりも大連立だ」というのは、一般論としてはその通り
だが、「大連立」というか、日本の様々な能力を総結集しうるようなリーダシップ(会議の乱立と履き違えている)を発揮出来ない
乃至それを妨げているとすれば、一刻も早い倒閣こそ国益だ。しかし代わりうる人材が見えてこない点が最大の難点だ。
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by agsanissi | 2011-04-26 07:33 | ジャガイモ
2011年 04月 25日

フラッシュ・バック/27

◆芋の選別・袋詰め
・多分、運がよければ明日の午後には西7の残り(空けるつもりだったが、急遽、自家男爵播種に変更(400~500キロは可?)
&東14の耕起分と併せて(ここは購入男爵)1トン弱は可能か?というわけで、袋詰め(優先)と選別
◆ジャガイモの芽の配置
・ジャガイモの芽の配置は、典型的には左の写真のように頭頂部にある程度集中し(3~4)、他は螺旋状に回転して
配置されている(この回転方向に左回りと右回りとがあるそうだ)。ところが、たまに横腹に全部の芽を集めたような
一見、規則性も何もないような配置もある(何かの事情で芋の形状が押しつぶされたように生育したためかな?)。

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【今日の空模様】
特徴:47-8度付近の低気圧に伴う雨雲が日本海にあり、昼過ぎ一時的雨の可能性もあるが、多分、北側にぬける。
雨雲の範囲が拡大する、雨の可能性もありかな?(11時)、13:44雷鳴と共に俄雨、この雨は畑には殆ど影響なしか。
最低・最高気温:2.9/15度(10:56)、日照:8.1時間、最大瞬間風速11.0(WSW、13:52)

****************
【日々雑纂】
統一地方選、第17回統一地方選は24日、後半戦の市町村長選と市町村議選、東京都の特別区長選と区議選が投開票され、
民主、自民両党による事実上の対決型のうち25日開票の江東区長選を除く9市区長選で民主党は3勝6敗と負け越した。前半
戦は対決型3知事選で全敗し道府県議選でも大きく後退しており、統一地方選は民主党の大敗に終わった。(KeyodoNews、
4/25)

中国の地方政府、東日本大震災に緊急支援措置、日本、欧米、台湾、韓国、香港などの製造業がこぞって進出し、「世界の
工場」と呼ばれる中国南部の珠江デルタ地区。その真ん中に位置する広東省東莞市は、東日本大震災で打撃を受けた日系
企業やその取引先を対象に、通関手続きの優先、各種許認可の迅速化、雇用調整のサポートなど19項目におよぶ緊急支援
措置を発表した。⇒参照(日経ビジネスOnline、4/25)
東日本大震災が日本経済に及ぼす影響、(日本経済研究センターの短期経済予測から、4/12)
・わが国を含め世界経済が直面する不確実要因には、東日本大震災以外にも資源高(リビア・中東情勢)や不安定な国際金融
市場(南欧債務危機、QE2からのExit)など、幾つか存在。
・サプライ・チェーンの一部機能不全、生産設備の毀損、物流網の一部混乱、港湾や空港、上下水道などのインフラ破損および
電力供給の不足などが続く間は、供給側が経済規模を規定する。
・7-9月期にかけて電力不足が確実視されている。供給側の能力増強を進めつつも、電力会社および政府は、産業界が対応策
を講じられるよう早期に電力供給計画を決めることが肝要(事業会社は予期可能な事態には、適応する)。
・補正予算は多方面への配意が必要であり、その際には3つの視点(速やかな復興、景気への配慮、財政再建に関する市場
からの信認確保
)を持つことが重要。
・財源としては、復興債の日銀引受けといった奇策は不要であり、(引受けに伴う)金利の上昇は財政再建のみならず、金融
システムの安定性にとっても、打撃となろう。
・復興過程も、復興後も厳しい現実が待ち受けていることは肝に銘じる必要があり、短期と中期の両方を見据えた復興策を講じて
いく難しい舵取りに迫られている。(下線は僕のもの)
東北3県に「無税特区」の構想、日本経済研究センターは東日本大震災からの復興策について提言をまとめた。被災した岩手、
宮城、福島各県は、地方法人税などを免除する「無税特区」にするよう求めた。5~10年にわたって民間資金を呼び込み復興
事業に生かすためだ。被災地での風力発電の導入や、周波数の統一で電力を全国的に融通できる体制づくりなども提案している。
(日経から、4/24)
「無気力なリーダーシップをこれ以上許している余裕はない」、⇒参照(日経ビジネスOnline、4/25)
幾つかのキーポイントは
・「これでは外務省は当分、開店休業状態ですね」
・無気力なリーダーシップ⇒「「日本は、福島原発事故の問題を克服し、被災地を再建し、経済をかつてのようにしっかりとした基盤
の上に立たせるため、緊急に大胆で創造的なリーダーシップを必要としている。否定したり、臆している時間はもう終わりだ。政府
における創造的な解決策やビジネスの世界における企業家精神やイノベーションを後押しする力強いリーダーシップだけが、日本を
グローバルリーダーとしての適切な役割へと戻すことを可能にする。」(ハドソン研究所のコメント)
・在日米軍の大々的な「トモダチ作戦」を通して、日本政府の文民指導部に対しては、そのリーダーシップの無さと混乱ぶりに
落胆を通り越して「あきれ果てた」という声が米軍筋から聞こえてくる
・このままリーダー不在の状況が続けば、米国は第二次世界大戦後の日米関係の原点に戻り、「日本は基地さえ提供すれば
いい」という属国のポジションに格下げする方向にシフトするのではないか、との懸念
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by agsanissi | 2011-04-25 05:42 | 日々雑纂
2011年 04月 24日

フラッシュ・バック/26

◆昔の写真との比較
・これが普代川にかかる堤防、地図参照:普代浜園地と普代中の中間付近、堤防の内側から見たところ。
3.11後は崩落していなかったが、4.07の余震で崩れた。
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・堤防の上から海側を見たところ、右側の松林が全部失われた。左側の川沿いの松林とキャンプ場・休憩所
その他の施設も全部流された。浜辺の砂浜は根こそぎ失われた。
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・この堤防右側の道路(上記地図の「陸中海岸シーサイドライン」に当たる)沿いの山の松林の一部をなぎ倒し、
津波は高さ15.5メートルの堤防を超えた。津波の浸水高は太田名部漁港は9.2メートルとされているが、
普代浜はロート状の形状で幅が次第に狭くなるため浸水高は増幅され、18~20メートルに達した(堤防上
の櫓のドアが破られている)とみられる。
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・堤防の上から内側を見たところ、内側でも松がなぎ倒されている。右側は堤防のやや中央よりの普代川の
真上から見たところ。最初の民家は、この堤防から約500メートル付近にある村営住宅で、津波はその直前
の数十メートル手前で止まった(去年5月まで、僕はここの村営住宅に居た)。

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by agsanissi | 2011-04-24 21:12 | 日々雑纂
2011年 04月 24日

フラッシュ・バック/25

◆種イモ選別(駄目芋の排除)
・専ら駄目芋の排除、この期に及んで芽の動かない芋、芽は動いてはいるものの芽数が1~2しかないもの、
動きの遅いもの、あるいは右の黒芋、芽が動いているが、全体として土壌病害に犯されていると疑われる物
(外観的には到底「生食用」としては売れないと思うが、種イモとしてまかり通るのが解せないね!?)。
・種イモは、播種予定数量の二割増しくらい取って、多少でも「おかしいな?」と思うものは、厳しく、どんどん
排除するに越したことはない。勿体無いなどと、怪しげな種イモを使えば畑に病害を持込み、あとで泣くことに
なる。

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【今日の空模様】
特徴:3時前には前線は東海上に抜ける。6時前雨は止む、雨雲の中心は7時半には144度付近に遠ざかる。
8時20分頃弱い陽射し出る。雲多し、午後風一時的に強まる、最大瞬間風速:12.7(SW、14:25)
最低・最高気温: 8.4/16.1度、日照: 4.5時間、たった4.5時間だけれど、久しぶりの気がするね!
・週間予報では、26、27日&1日と一時雨の予報に変わったな。26日は北東気流の入りやすい気圧配置、
27日は後半に前線の影響で弱い雨かな?

****************
【日々雑纂】
c0048643_8102888.jpgハの字型堤防、津波の集中招く(大槌町)、東日本大震災で大きな津波被害にあった岩手県大槌町で、
堤防が津波の力を集中させる形状になっていたことが東京大の調査で分かった。津波の力が集中する
部分で堤防が決壊して、街に津波が流れ込んだ。...大槌湾に到達した津波は「ハ」の字状の堤防に沿
って大槌川をさかのぼり、両岸の堤防の幅が急に狭くなった部分で、堤防を決壊させた。ここでは津波は
高さ13メートル近かったと見られる。...堤防が決壊した内側は、1933年の昭和三陸地震でも津波に襲
われた場所。佐藤教授が当時の資料などを調べると、今後も津波による浸水の可能性がある「緩衝地帯」
とされていた。その後、今回の津波で決壊した堤防が造られ、内側は農地から市街地に変わっていった。
(記事&図版とも、朝日から、4/24)
津波高、史上最大、東日本大震災で発生した大津波が、国内で過去最大の津波とされてきた明治三陸
地震(1896年)による津波を超える規模だったことが、東京大地震研究所の現地調査で明らかになった。
岩手県野田村から同県宮古市にわたる約40キロの海岸線の多くで、津波の到達した高さが20メートル
以上に及び、5カ所で30メートルを超えた。明治三陸津波で遡上(そじょう)高が30メートルを超えたのは
東北全体で2カ所だったことから同研究所は「明治三陸津波を超える津波だったと言える」と分析する。
・都司准教授らの調査の結果、宮古市田老小堀内で津波の到達した高さが37.9メートルに及んだほか、
同和野35.2メートル、同青野滝34.8メートル、宮古市・松月31.4メートル、同市・真崎30.8メートル
の計5カ所で30メートルを超えた。(毎日から、4/24)



参考資料1:東北地方太平洋沖地震津波の概要(第3報)、日本気象協会による
・津波の高さ、浸水高、浸水面積・浸水率、建物用地の浸水率
参考資料2:日経サイエンス(11/06月号)「東日本大震災特集」
・鳴らされていた警鐘(今回の東日本大震災を想定させる大規模地震が約1100年前の平安時代に起きていた。
しかし地震学者の間では三陸大津波はよく知られていたが、宮城県南部~福島県沿岸部にこのような大規模地震は
起きないというのが「通説」となっていた。一部では「警鐘」は鳴らされていたが「対策」は間に合わなかった。更に
今回の地震のメカニズム、余震及び誘発地震の可能性)
・科学者の思考停止が惨事を生んだ(福島原発事故について)⇒「科学的認識」は客観的事象の法則的認識を
目指している。しかし「認識」そのものは人間の主観的行為であり、主体的認識から遊離した・その意味で人間の
認識から「独立」した世界はありえない。従って「科学的認識」は人間的限界を不可避的に負っており、時に様々な
人間的「欲望」の道具になりうる事例を数多見せつけられてきた。

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by agsanissi | 2011-04-24 06:01 | 日々雑纂
2011年 04月 23日

フラッシュ・バック/24

・依然雨、今朝5時過ぎには雨は小止みになるが、普代のアメダスデータはゼロのまま。一方、普代川源流の野辺山の河川情報を
見ると(国土交通相河川情報)昨日の朝9時から累積雨量は42ミリになっている。野辺山自体は隣の田野畑村にあるから、多少の
違いはあるにしても、これは極端だな。⇒野辺山&普代付近の地図参照
・朝から濃霧、11時頃から再び時々雨、一時陽射しもでる(ほんのいっとき)

【今日の空模様】
特徴:太平洋側と日本海側の二つの低気圧が合体して、寒冷前線は40度線から20度線まで長く伸びて、夕刻には
東日本から北海道まで、ほぼ全域で雨。但し18時半頃、関東地方の一部と40度付近の太平洋沿岸部の狭い範囲
だけが虫食いのように雨雲がかかっていない。ところが雨は降っている。風は夕刻から強まる。
17:27、久慈地方に強風波浪濃霧注意報、宮古には加えて大雨洪水注意報、出る。21:27風雨強まる
最低・最高気温: 6.5/16.4度、日照:2.3   時間、最大瞬間風速(m/s):10.2(SSW、14:20)

****************
【日々雑纂】
水産業の復興構想、宮城県の村井嘉浩知事は、津波で壊滅的な被害を受けた水産業の施設や漁船などを国費で整備する
「国有化」を進め、再生を目指す構想をまとめた。被害が甚大で、民間資金での復興は困難と判断。将来的には施設を民間が
買い取り、運営母体を株式会社化する計画だ。漁船、養殖施設、水産加工施設といった水産関連施設の多くは、個人や民間会社
の所有物。宮城県内に約1万3千隻あった漁船の9割は津波で大破し、水産関連施設の被害は集計が済んだ分だけで3936億円
(22日現在)に上る。宮城県の漁業・養殖と水産加工品の生産量は2008年に全国2位。だが、男性漁業従事者約8千人の4割が
60歳以上
で高齢化が進んでいるため、「新たな借金をして一から立て直すのは難しい」(県幹部)という事情がある。(朝日から)
明治初期の一種の「殖産興業」構想だな。初期投資資本が枯渇していること、被災者が高齢化していて再興の展望は
暗いこと、(適正な経営規模・形態については僕には分らない)を考慮すると妙案かも知れぬ。難点は、国にもはや、その
余裕がないこと。


政府や東京電力の対応はなぜ“不誠実”に見えるのか、DiamondOnline(4/22、参照)で、政府・東電の事故処理の対応に
ついて、「社会的責任」の視点から(1)説明責任、(2)透明性、(3)倫理的な行動、(4)ステークホルダーの利害の尊重、(5)法の
支配の尊重、(6)国際行動規範の尊重、(7)人権の尊重の7点の内、1~4について、具体的にどこが問題かを明示している。
要点を摘記しておくと、
1.説明責任、単なる「経過報告」で、情報の受信者が本当に知りたい情報(「「そのことにより自分たちにどのような影響があるのか」
についての情報)が欠けている。
2.透明性、何度も情報が訂正されたり、情報が小出しに追加される状況が観察される。(これは「情報隠蔽の可能性」を示唆し、そこ
に情報の「不明確さ」「不正確さ」が加われば、「不利な情報が隠蔽されている」という懸念に発展するのは、自明の理である。)
3.倫理的な行動、重要な利害関係者(近隣国や漁業関係者など)に事前に十分な説明もせず了解も得ず、一方的に放射能汚染水を
意図的に海洋に放水した。
4.ステークホルダー(利害関係者)の利害の尊重、当事者は目先の問題処理に追われていて、ステークホルダーの利害を尊重して
いないように思われる。⇒筆者は、「なぜ“不誠実”に見えるのか」を分析しており、必ずしも政府が「事実を隠蔽」しているとも、東電の
対応が不誠実だとも告発しているわけではない。「危機管理」のマネジメントがないのが本質的問題とみなしているのかな。この点は
大方、同意。しかしこの種の国家的危機では、「無能」は犯罪に等しい。


参考1:表層地盤のゆれやすさ全国マップ
参考2:文科省公表の「セシウム137」の拡散予測(朝日から、4/22)⇒改めて「拡散予測」で検索すると、
「ドイツやノルウェーなど欧州の一部の国の気象機関は日本の気象庁などの観測データに基づいて独自に予測し、放射性物質が
拡散する様子を連日、天気予報サイトで公開している。日本政府が公開しないことについて内外の専門家からは批判が上がって
おり、政府の原発事故に関する情報開示の在り方が改めて問われている。」(読売から、4/04)のような記事
3:オーストリアの拡散予測記事&図参照(11/03/18)
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by agsanissi | 2011-04-23 06:08 | 日々雑纂
2011年 04月 22日

フラッシュ・バック/23

・明け方から霧雨、アメダスにはでないが、地面も屋根もしっとり濡れている。
・週末から来週後半まで次々と低気圧が通過し、次の高気圧は29日頃まで見込みなし。

【今日の空模様】
特徴:高気圧の縁辺にあって、天気図の上からは必ずしも雨の予想はできないが、午後から霧雨。
何故か沿岸部の電話が突然不通になり、9~15時のアメダスデータは欠測になる。レーダーアメダスに
も雨は反映されないが、気象衛星で見れば厚い雲に覆われている。
最低・最高気温: 3.5/9.5度 、日照:ゼロ 時間、14時以降一貫して降り続くが累積雨量はゼロとは??
⇒22日午前9時50分ごろ、岩手県釜石市や宮古市など沿岸部の10市町村で、NTT東日本の約8万9000回線が
不通となり通話やインターネット接続ができなくなった。東北電力の協力業者が釜石市両石町で電柱を立てる工事を
した際、地下1.2メートルの光ケーブルを誤って切断したのが原因」とのこと。(毎日から、4/22)⇒当初は、津波・
震災の影響でシステム自体が脆弱化しているのかしらと勘ぐりましたね!


****************
【日々雑纂】
後藤新平の震災復興の4ヶ月、「日経ビジネス」Onlineで山岡淳一郎氏の連載が始まった。後藤の復興構想の歴史的
経緯は調べたいと思うものの手元に史料がない。山岡氏の連載から摘記を(評価抜きに)作成しておく。(参照
・1923年9月1日、東京、横浜を中心とする関東一円が大激震に見舞われると、後藤は、それまでの「政治対立」を捨てて
組閣に手間取っていた海軍出身の山本権兵衛(1852~1933)を訪ね、内務大臣への就任要請を受け入れた。山本首相
―後藤内相の「震災内閣」を立ち上げると、自ら日銀総裁だった井上準之助(1869~1932)をかき口説き、大蔵大臣に
すえる。行きがかりをなげうって、意見を異にする閣僚とも組んだ。オトナの対応をしたのである。(
・後藤は、いち早く、復興方針を掲げ、帝都復興院に手足として動くプロフェッショナルを集めた。
・不思議なことに大災害は、政治が「空白」に近い状況のときに起きている。...関東大震災が発生したときも、政治は空転
状態だった。震災の1週間ほど前、首相の加藤友三郎が病没した。後継者が定まらず、政党と藩閥の間で猛烈な綱引きが
演じられていた。後藤は、政党から距離を置き、岩手水沢の出身ゆえに長州、薩摩の藩閥からも遠かった。元老は海軍出身
の山本権兵衛に首相内示を与えていた。その山本から内相として台閣に列するよう非公式に誘われたが、政治姿勢が相容
れず、対立していた。
・(震災発生と同時に)後藤新平は、決然と断を下した。
「もはやすべての行きがかりをなげうって、入閣するほかない」
翌2日、後藤はまだ朝日も昇らぬうちに山本権兵衛のもとへ駆けつけて内務大臣を引き受けると伝え、一刻も早く組閣にとり
かかろうと促した。
・山本との面談を終えた後藤は、さっそく奔りだした。「財政だ。すべては財政にかかっている。この難局には、あの男しか
いない」。(と、日銀総裁の井上に大蔵大臣就任を要請した)
・親任式を終えて麻布の自邸に戻った後藤は、母屋の二階奥の和室に籠もると巻紙と筆を手にして、墨痕鮮やかに「根本策」
を書きつけた。
一、遷都をしてはならない
二、復興費には30億円が必要
三、欧米最新の都市計画を採用して、わが国にふさわしき新都を造営する
四、都市計画を実施するためには地主に対して断固たる態度をとる(過去において東京の地主は、街が改造された際にも
公共の原則が求める犠牲を払わず、不当な利益を得ている)。
*注:震災直前の8/24、加藤友三郎首相が急死、その後を受けて28日に山本権兵衛に大命降下、
山本は挙国一致内閣を標榜して政友会・憲政会総裁、衆議院・貴族院の有力者と会見するが組閣
工作は難航。内閣のメンバーも決まらぬ、いわば「政治空白状態」の最中に大震災に見舞われた。

津波の速さ、岩手県宮古市の重茂半島を襲った津波は、上昇した潮位がいったん下がった後、高い波が時速約115キロ
猛スピードで押し寄せていたことが、連続写真の分析から分かった。地震発生から約23分後の午後3時9分ごろから潮位が
上がり始め、同12分に漁港の防波堤が水没したが、同16分には水位が下がって再び防波堤が姿を見せている。しかし、
地震発生32分後の同18分、約800メートル沖の岬の部分に白波が現れ潮位が再び上昇。津波が猛スピードで岸に到達した。
津波が岬から海岸に達するまで約25秒なので、速度は時速約115キロになる。(主に日経から、4/21)

大手企業の自家発電能力、震災後、東電管内に大規模な自家発電装置を持つ主要企業20社が積み増した発電量を集計
したところ、150万キロワットを超えた。関東地区には約1640万キロワットの自家発電設備があり、昨夏の平均稼働率は
5割強で、計算上は約750万キロワットの余力がある。(日経から、4/22)

電波時計の送信再開、東京電力福島第一原発の事故の影響で、東日本を中心にできなくなっていた電波時計の時刻合わせ
機能が21日、およそ40日ぶりに復活した。電波時計は、国内では福島県と佐賀県にある送信所から送られる「標準電波」を
時計に内蔵したアンテナで受信し、時刻を自動的に補正している。このうち福島の送信所は第一原発から17キロの地点にあり、
職員が政府の避難指示で退避。3月12日夜から電波の送信を停止したいた。...送信所を運営する情報通信研究機構の職員ら
計10人が21日、防護服を着て送信所に入り、機械のスイッチを入れた。その後、再び避難したが、無人のまま運転を続け、
電波の送信状況は通信回線を使って東京都の同機構で監視する。(朝日から、4/21)
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by agsanissi | 2011-04-22 04:05 | 日々雑纂