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2012年 02月 21日

日々雑纂

・【断腸亭日乗】大正12年10月3日、関東大震災から約一ヶ月後、荷風は日記にこんなことを書き残している。
・「帝都荒廃の後景哀れというも愚なり。されどつらつら明治以降大正現代の帝都を見れば、所謂山師の玄関に異ならず。愚民を欺くいかさま
ものに過ぎざれば、灰燼になりしとてさして惜しむには及ばず。近年世間一般奢侈驕慢,貪欲飽くことを知らざりし有様を顧みれば、この度の
災禍は実に天罰なりと謂うべし。何ぞ深く悲しむに及ばんや。民は既に家を失い国帑また空しからんとす。外観をのみ修飾して百年の計を
なさざる国家の末路は既にこの如し

石原都知事は、今度の大震災を反射的に「天罰」と発したそうだが、多分、その念頭には荷風のこの一節があったのではないかと想像する。
更に想像を逞しくして積極的に解すれば「外観をのみ修飾して百年の計をなさざる国家の末路」への思い入れがあったのではないか。言葉尻
のみを捉えて、「反骨」を装うマスコミの哀れ!格好の標的にされてしまったが。


生活習慣病の遺伝的リスク
・理化学研究所は「東アジア人集団の肥満の個人差を左右する遺伝子を同定」と発表した(12/02/20、参照)。その紹介記事は、こんな書き
だし。趣旨が明快で、わかり易い表現を使っているのが目を引く。「同じ肥満でも、欧米人より日本人など東アジア人のほうが生活習慣病に
なりやすいってご存知でしたか?実は本当のことです。これでは職場で「クマさんみたいでかわいい!」なんて言われて浮かれているわけに
もいきませんね。

・「個々人に合わせたオーダーメイド型医療につながっていくものと期待されます」とも指摘しているが、元来、病気治療というのは、個々人に
合わせたオーダーメイド型のもんじゃないのかね?!これで改めて気付くのは、現在の医療は個々人を離れた「病気」を見ているだけで、病気
を抱えた「個々人」を見ているわけじゃないということだ。

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2011年2月は何をやってた??
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by agsanissi | 2012-02-21 04:18 | 日々雑纂
2012年 02月 18日

日々雑纂

・快晴微風、昨日と同様、夜半に雨から雪に変わり、雨戸を開けるや隣近所の屋根に薄っすらとした雪化粧。公園の芝生などには微かに
名残雪をみるも、道路はその気配もなし。ラジオのニュースでは、どこやらで路面凍結のため通行止めとかや。
・【露伴全集】第15巻「史伝一」から:「文明というものは物質上ばかりのものではありません。いや真の文明というものはむしろ物質上の
ものではないと云っても宜しい位なのでありまして、物質上でないところの文明が進歩発達しておるのでなくては、その国の文明は見る
に耐えないのであります。いや見るに耐えないどころではありません。...その国の不幸福不便利は云うばかりないのであります
」314p
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2011年2月は何をやってた??
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by agsanissi | 2012-02-18 08:13 | 日々雑纂
2012年 02月 17日

日々雑纂

・快晴無風、近所の軒先の屋根が薄っすら白く染まっている。アメダスでは、昨夜からやや冷え込むが0-5度で氷点下には下がらず。
雨の記録なし。雨レーダーでは、昨夜20時過ぎに一時的に雨雲が通過する模様。
・久慈、宮古は降雪&積雪ともにゼロ、山根でも積雪2、岩泉(国道455号線沿い)で降雪・積雪ともに3、川井もゼロ。一方、岩洞は46、
区界49と。花巻25、盛岡22、奥中山65など。
・国家の枢要を選ぶシステムの歴史的変遷を考える、如何なるシステムにも万全はありえない。「科挙」に興味を覚え、Wikiを見る。
冒頭に「中国で598年~1905年、即ち隋から清の時代まで行われた官僚登用試験である」とあり、かつ「注」に「これを官吏登用試験
とするのは誤りである。科挙時代の中国においては「官」と「吏(胥吏)」は全く違う存在である
」と指摘。官と吏とが、まったく別の身分
(と云って良いか?)と初めて知る。迂闊!!
参考:「科挙合格への道」(参照)は、話題としての安直な面白さ。
・9時半過ぎ~12時散歩、【日本の名随筆】別巻「辞書」など借りてくる。「露伴+随筆」で図書検索した処、たまたまヒット、借り出す、
面白い。何よりも一個の独立した読み物としての辞書、辞書は宇宙そのもの、辞書作りの苦心惨憺など興趣は尽きない。また福本
和夫の「瀕死の瀬戸際の尾崎紅葉がセンチュリー六巻本の英語辞書を丸善に買いに行った話」(筆者が福本イズムの「福本」という
のがまた面白い処だ!)も感銘を受けずには読めぬ。
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2011年2月は何をやってた??
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by agsanissi | 2012-02-17 08:26 | 日々雑纂
2012年 02月 16日

日々雑纂

・東の空は心持ち明るいが、西は重苦しい。大きな雨域はないが、全般的に雲に覆われている。
・時と共に暗くなる。
・今朝、【断腸亭日乗】で大正12年9月朔の日記を読む。「空折々掻き曇りて細雨烟の来るが如し。日将に午ならんとする時天地忽鳴動す。
予書架の下に坐し...を読みたりしが、架上の書帙頭上に落来るに驚き、立って窓を開く。門外塵烟濛々殆咫尺を弁せず
...云々」
・幸田露伴の史伝を読みたくなり青空文庫を探す。【平将門】を読む。
・まったく何の脈絡もなしに、【史記列伝】、ブローデル【The Perspective of the World】、ホスキング【The First Socialist Society】、
小杉泰【イスラーム文明と国家の形成】を交互に読んでいる。ほかに比較的卑近のものとしては升味準之輔【日本政党史論】第五巻・六巻
くらいか。まあ共通項があるとすれば、”歴史”ということか。読みながら、今朝、時間軸ないしタイムスパンの取り方で「歴史」の見方というか、
現在を「歴史の一部」として評価する見方がだいぶ違ってくるなという、ある意味で当然のことを考えてみた。
・史記やブローデル、イスラム文明などは数百年単位で歴史を見ている。ホスキングは数十年単位、政党史論は数年単位で見ている。数年
単位の積み重ねが数十年単位となり、やがて数百年単位の歴史に吸収・統合され、人類の歩みとなっていく。現在の流れの瞬間も、一瞬も
留まることなく次々と過去へ押し流され、あるものは表面舞台に押し上げら、別のものは裏舞台(あるいはゴミ箱)に捨てられ忘れられていく。
その流れの一部を、どこかで任意の長さで切り取ってみて、大きな流れの中に正当に位置づけるのは容易なことではない。それでも大過去
のことなら、高見に立って全体を俯瞰できる(ある時点での過去・現在・未来を見渡せる)という有利さがあるけれど、同時進行となれば、数日
後のことさえ分からない場合もある。
・野田内閣、更に民主党内閣は、「歴史的」にどんな評価を受けるか?自民党政治の負の遺産をすべて引き継いでいる。要するに積年の
弊害の故に自民党は政権党の座を失ったわけだから、それを引き継ぐのは当然だ。問題は、
イ.解決すべき問題点をすべて列挙すること
ロ.解決すべき課題に優先順位をつけること
ハ.可能な解決策と選択肢のアウトラインを示すこと
ニ.個々の政策課題と全体的な政策プランとの見取り図を示すこと、などだろうか。
・「マニフェスト」は、それに当たるのだろうけれど、単なる絵に描いた餅に過ぎなかったことは完全に自己暴露してた。にもかかわらず増税と
いう苦薬を「社会保障」という名のオブラートに包めば、新たな「餅」に見せ掛けられるとの見くびった驕りが、自らの足を掬うことになるか。

メラトニンと2型糖尿病のリスク
・DiabetesCare.netの記事(12/02/15、参照)に「Body Clock Receptor Linked to T2 Diabetes in New Genetic Study」と
載っている。要点は、
A study published recently in Nature Genetics has found new evidence for a link between the body clock
hormone melatonin and type 2 diabetes. The study found that people who carry rare genetic mutations in
the receptor for melatonin have a much higher risk of type 2 diabetes.

というものだ。
・関連した記事を探すと、Nature Genetics( 2008年12月08日、参照)に、こんな記事が載っている。

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by agsanissi | 2012-02-16 05:55 | ミミズの寝言
2012年 02月 15日

日々雑纂

・昨夜来の雨で樹々の葉に水滴、道路はしっとりと濡れる、陽射しはゼロ。

内閣支持率など世論調査
・読売新聞社が10~12日に実施した全国世論調査(電話方式)によると、野田内閣の支持率は30%で、内閣改造直後の前回調査(1月
13~14日実施)の37%から7ポイント下がり、不支持率は57%(前回51%)に上昇した。
政党支持率では、民主党は16%(同25%)に急落し、09年9月の政権交代以降最低。自民は17%(同17%)と横ばい、支持政党の
ない無党派層は54%(同45%)へと大幅に上昇し、政権交代以降で最高となった。
望ましい政権の枠組みでは、「政界再編による新しい枠組み」が53%を占め、既成政党に対する国民の不信感の強さが浮き彫りになった。
「民主と自民の大連立」23%が続き、「自民中心」は9%、「民主中心」は5%に過ぎなかった。(2012年2月14日03時06分 読売新聞)

適度な運動で認知機能向上
・筑波大の研究グループは、65~75歳の男女16人を対象に、10分間ペダルをこぐ運動を実施。運動の前と後に、状況判断力を調べる
テスト(色と文字の組み合わせを正しく判断させる)をして処理時間を測定、運動前は反応時間が平均で約250ミリ秒だったのが、運動して
15分後には約210ミリ秒と16%短縮し一時的に実行機能が高まった。また認知機能をつかさどる左脳の機能低下を、右脳の特定の部分
がより強くバックアップ
していることも明らかになった。
・筑波大の研究グループは、09/12/22にも「短時間の中強度運動が認知機能を向上」させ、かつ大脳の左前頭前野背外側部の血流増加
を伴っていることを確認する実験結果を発表している。(参照
老齢化に伴う「左脳」の認知機能の低下そのものは「運動」によっては抑えられないのか?
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by agsanissi | 2012-02-15 11:11 | 日々雑纂
2012年 02月 14日

日々雑纂

・【断腸亭日乗】、「大正11年正月29日雲慘澹」とある。違和感を覚えて漢和辞典を見るに「薄くらいさま」を慘擔、慘淡、慘憺というとある。
一般には「苦心惨憺」と使う。今日の空模様が、まさにそれだ。「もの寂しいさま」との意味もあるが、「痛ましくも悲しい」となると、ちょっと
違ってくる。「苦心惨憺」となると、努力の意味が入ってくるから、ますます離れる。ともあれ「雲慘澹」で通じる人は殆どおるまい。90年!
・同年2月25日「日本の気候年々不順になりゆくは如何なる故か。何となく天変地妖の起こるべき前兆なるが心地す」とある。
・【わたしは誰、どこから来たの】は人類遺伝学の本だが、進歩とは何か・どのように進んでいくかを考えさせる。エピローグ「あらゆる応用が
そうだが
、そこには並行して起こる有害な効果、あるいはズバリ、わざと悪意を持ってなされた展開が見られる。その応用を方向づけるのが
私たちの役目だ。農耕と飼育を通じて到達した結果は、人類にとって非常に重要なものであり、危機を乗り越えるのを助けたが、別の危機を
用意もした。例えば、ヤギ、ヒツジ、さらにはウシまで無差別に扱う牧場は、土壌が脆い場合、干上がった環境を破壊しかねないし、取り返し
の付かない変化を急速にもたらしかねない
」⇒原子エネルギー、遺伝子工学なども、同じ文脈で考えられる。古くて・新しい問題、というより
「人間に進化」したこと自体が突きつけた課題

・9時半頃散歩に出る、暫らく歩くうちに、眼鏡に微かに当たる霧滴のような雨、レーダーアメダスには写らない。引き返す。14時雨になる。

糖尿病発症リスクに及ぼす魚介類摂取の効果参照

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2011年2月は何をやってた??
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by agsanissi | 2012-02-14 07:57 | 日々雑纂
2012年 02月 13日

日々雑纂

・昨日、逗子に従兄妹を訪問。共に満州から引き揚げてきた仲間で(といって僕まだ一歳に満たなかったが)、一昨年、彼らの母親(僕に
とっての叔母)が98歳で亡くなって以来の訪問。大連に住んでいた僕の家族と違って、旧ソ連との国境付近に住んでいた彼らが引き揚げて
くるに際して受けた辛酸は僕の家族の比ではない。
・一年ぶりの電車乗車経験で、これほどの人出の中を数時間も過ごしたことは文字通り一年ぶりで、一驚するもの、戸惑うもの、呆れるもの
等、いちいち書くも煩わし!ただ色々注意を促す車内放送・駅放送など、なぜこれほどまでに煩く・しつこく・馬鹿丁寧に繰り返すか、親切を
越えて、神経を逆なでする騒音以外の何ものでもないと感じたことだけは、何かは然と分からぬが、世の中の風潮の一面を表すものと感じた
ことだけは、記しておく価値がありそうだ。
・終日、大したこともせぬに、歩行距離も一万歩程度なのに、帰宅後は疲労困憊。19時過ぎに寝る。但し、いつも通り2時前には起きて乾布
摩擦とヨガポーズ、腰に微かな凝りを感じるが、前屈・後屈に差し支えるほどに非ず。
・昨日の日経ヘルスに、「眠りのアンケート調査」が載っていた(参照)。読者1126人を対象にした調査で「眠りに不満がある」人が96%との
結果に一驚した。「アンケートに答える」という作業自体に、特定のバイアスがかかっている可能性もあるが、これだけでも世の中全体、何か
重苦しい重圧がかかっているのではないかとの印象を受ける。望めないけれど、千年近くにわたって、身分・職業・階級・階層毎のこの種の
年次別調査があれば、果たしてどんな結果になっていたか想像してみるのも面白い。
・平日の就寝時間が23~1時というのが8割以上、休日にいたっては24~2時が8割以上というのも驚きだ。僕なんかは特別の事情でもない
限り(殆ど、そんなものはないけれど)20~21時に寝て、1~3時にはまず起きているから、ついでに云えば眠い時に寝て目覚めたときに起き
ているから、ついぞ「眠りに不満」など感じたことがない。時に、いったん布団に入っても、頭が冴えてしまうこともないではないが、「シメタ!」と
思って起きだすから、眠れない心配など経験したことがない。子供の時どうだったのか、自分で記憶する限り10歳頃からはそんな風だった気
がするが、定かではない。いつの頃からか、外から強制されるのは(なんであれ)極度に嫌い、どうしても必要と観ずれば(理解すれば)自然と
身体(と心)がそれに馴染んでいく、そんな体質になっているようだ。
メラトニンの血中濃度の時間別・年代別変化・体内時計との関係など調べること
・昨日、電車内で読もうと息子の本棚から栗田式速読法とかで【本がいままでの10倍速く読める法】というのを読んでみた。要は眼球を素早く
動かして尺取虫のような読み方から蝶が舞うような読み方に切り替えるよう訓練するそうだ。本の読み方も、時代と共に変わって当然だろう
けれど、ダ・ヴィンチの伝記を読むと彼は生涯に200~300冊の本を筆記した(正確な冊数はわすれた)そうだ。もち論、当時としては破格の量
だ。速読法では10分で一冊とか謳っている。でも、そんなにまでして読むべき・ないし読むに値する本が沢山あるだろうか。今日、吉本隆明
の【良寛】を読んでいたら、
「永平録を読む」という長い詩には道元の『正法眼蔵』を読んで、感激の涙に本を濡らしてしまった。翌日、隣の人がやってきて、この本はどうし
て濡れているのだと問われて、涙で濡れたとも言えず、雨漏りがして濡らしてしまったんだと答えたと述べられています。
16p
とある。誤解のもとは、同じく「本」といっても、意味がまったく違うものを一緒くたにして「本」と称しているところにある。一方はテレビ・ラジオ・
新聞と同じ類の、単なる情報の媒体。他方は、思索ないし対話の相手としての「本」。速読法を身につけて、前者のような本だけを「本」と思って
しまったら、それは不幸だなとふと思った。これも現代に生きる人間の強迫観念だな。「煩悩」といっても良いかな。
・「速読法」の反動もあってか(それよりも右手の漢字練習の素材として)、今朝から【断腸亭日乗】を大正11年初から読み始めるが、改めて
(今まで見逃してた)豊かな・情感あふれる表現に感動する。

政界再編劇
・前にも多少触れたことがあるが、現在の政治的膠着状態と閉塞的ムードは、1930年代後半の政党政治と似たような雰囲気を感じてなら
ない。といってもち論、直に経験したわけではないし、現在の閉塞的ムードにしても直接的に肌で感じる立場にいるわけがない。その意味で
はともに間接的・伝聞的・風評的「雰囲気」に過ぎない。違いは、せいぜい量的なもの、及び閉塞的ムードが生み出す波及的・社会的効果
は、多少でも直に見聞できる可能性があることくらいか。
・政党政治の閉塞的状況に対して、政友会&民政党の連合構想(政民連合)となり、また「近衛新党」構想として現れたのが、1934年頃。
それが芽を出し(37年頃)、やがて大政翼賛会として結実したのが40-45年。もち論、同じ経過をたどるとは毫も思わぬが、類似の閉塞
状況に対する、政党人・職業政治家の反応やら、国民的反応または期待には類似のものがあって不思議はない。では何が違うか?
・それはこれからボチボチ考えるとして、とりあえずは「政界再編」や橋本新党(?)やらの動きを、気のついた限り拾って、記録しておこうか。
維新塾に応募3000人超(12/02/12、jiji.com、参照)、地域政党「大阪維新の会」幹事長の松井一郎大阪府知事は12日、次期衆院
選をにらみ3月に開講予定の「維新政治塾」への応募が3326人に上ったことを明らかにした。大阪市内で開かれた維新の会の役員会後、
記者団の質問に答えた。松井知事は応募が3000人を超えたことについて「今の政治や行政を自分が参加しながら変えたいという、熱い人
がいるということだ」と述べた。維新の会は国政進出の場合、候補者を擁立し200議席前後の獲得を目指す。

・「石原新党、考え方バラバラでは難しい」(12/02/11、朝日)、自民党の石原伸晃幹事長は11日のテレビ東京の番組で、父親の石原
慎太郎東京都知事を党首とする「石原新党」構想について「いろいろな党の人をつまみ食いして考え方もバラバラなままでは、政党をつくる
のは難しい」と述べ、否定的な見方を重ねて強調した。

・政界再編に関係あるかどうか分からないけれど、「土砂災害」も「原発事故」も、戦争のツケが招いた(という養老孟司と建築家隈研吾
の対話、日経ビジネス、参照)との表題に「オヤ?どういう事かな?」と惹かれて読み始めた処、「関東大震災の後の異常心理が、日本人を
太平洋戦争まで持っていった、ということを、養老先生が池田清彦先生(早稲田大学教授・生物学評論家)との対談でお話しになっていまし
たが、まさしく今も震災後の特別心理みたいなものが極端に振れています。僕たちはもともと非常に不安定な国土に住んでいるからこそ、
「だましだまし」の手法を磨いていくしかないんだけど
」と書いてある。
日本人は「集団ヒステリーに陥りやすい」傾向があると思っているけれど、がれき処理の受け入れ拒否にしても、食品の放射能汚染に対す
る反応にしても、あるいは上に書いた「騒音」同然のうるさい駅放送・車内放送にしても(一緒くたにすれば憤慨する人は大勢いるかな?!)、
大震災後の「異常真理」=極度に神経過敏な「安全志向」の現れだろうか。今年もインフルエンザが「大流行」でピークを迎えたそうだけれど
今になって思うと、数年前の「鳥インフルエンザ騒動」の時の、あの物々しい防御体制とその後のあっけらかんとした物忘れぶりは一体何だっ
たのかと、ただ呆れるばかり。問題は、この過敏なまでの「安全志向」=内向き志向が政界再編にどう影響するのか

消費増税「いただけない話」(jiji.com、12/02/13、参照)、民主党の小沢一郎元代表は13日午前、自身が主宰する「小沢一郎政治塾」
で講演し、野田佳彦首相が目指す消費増税に関し「自民党と同じ体制、制度でやっていて金がないのは当たり前だ。それを変えずして金が
ないと言うのはいただけない話だ」と重ねて批判した。
民主党の分裂要因だが、破壊力と求心力が、どれだけ残っているかが最大の問題。

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by agsanissi | 2012-02-13 06:27 | 日々雑纂
2012年 02月 11日

日々雑纂

新党結成への期待度
・週刊ダイアモンドの「田中秀征・政権ウォッチ」(12/02/09、参照)に「5日発表のフジテレビ(新報道2001)の世論調査」の
結果が載っている。ポイントを引用しておくと、
・「橋下新党が中心となる政権」への支持、33.6%
・「民主党政権、または民主党を中心にした連立政権」への支持、8.6%
・「自民党政権、または自民党を中心にした連立政権」への支持、15.0%
・「民主・自民の大連立政権」への支持、11.8%
・「既成政党が分裂・政界再編した新たな枠組みの政権」への支持、22.8%
この結果を、どう読むか?①民主党への期待ないし幻想は、ほぼ完全に裏切られ醒めた。②自民党のほうが「まだましかも?」
との淡い期待がないではないが、強くはない。③駄目な者どうしが野合して何ができる?④いずれ現在の政党枠組みでは事態
打開は出来ず、政界再編が望ましい。⑤強いリーダーシップのもとに新政党結成を期待する。


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by agsanissi | 2012-02-11 18:29 | 日々雑纂
2012年 02月 10日

日々雑纂

アフリカの糖尿病問題参照)、
・YahooニュースにMorningStarの紹介記事が載っている。「大陸一の経済大国である南アフリカなどがあるサブサハラ(サハラ砂漠
以南)地域を中心に、都市化や高齢化に伴い患者が増えてきている。サブサハラ・アフリカの糖尿病患者は12年には1300万人に上り、
30年には約2倍の2400万人まで増える見通しで、労働人口の減少にもかかわると懸念されている。
 アフリカでの糖尿病は死亡率が高い点が問題で、サブサハラ・アフリカでは10年の全死亡者数の6%が糖尿病によるもの。即時に
適切な医療を受けられるインフラが不十分、または国によってそもそも存在していないことが原因とされる
。」云々
・問題点は、
イ、そもそも糖尿病という認識がない
ロ、診察を受けないか、受ける施設がない⇒尤も、日本だって「継続治療」を受けているのは4~5割程度、「治療」といっても、漫然と
薬を出すだけで
、有り体に云えば延命して医療産業と医薬産業に需要を「創出」しているだけ、とが多いのじゃないかと想像する。

ハ、技術的・経済的問題;「アフリカ特有の気温の高さもネックで、インスリンは25度以下で保管しないと使い物にならなくなる。電気
インフラが十分に備わっていない農村部では室温調整や、地中に埋めて保存を図っているが対処しきれず、質の悪くなったインスリン
により血糖値の調整に失敗して症状を悪化させる患者が多い。正しく冷温保管したものを入手するには高額の輸送コストが掛かる
ため、患者の手に届かない状況にもなっている
。」
・国際糖尿病連合(IDF)による「糖尿病アトラス」第四版(参照)から、
The number of people living with diabetes in Africa has now risen to 14.7 million. This is expected to increase
to 28 million by 2030, around a 90% increase. Worryingly it is people in their most productive years, under
the age of 60, who are suffering the full force of the epidemic.
The highest prevalence of diabetes in the Africa region is in the island of Reunion (16,3 %) followed by
the Seychelles. Some of Africa’s most populous countries also have the highest number of people with diabetes,
with Nigeria having the largest number at 3 million followed by South Africa at 1.9 million.(参照
ホメオスタシスと文明病
・昨日借りてきた【人体解剖生理学】の冒頭に「人体にはホメオスタシス(恒常性)と呼ばれる能力があります。ホメオスタシスのお陰で、
人体には驚異的な回復力と、酷使に耐えられる強い抵抗力が備わっているのです」「人体のホメオスタシスは、あなたが呼吸する空気、
あなたが食べる食べ物、さらにあなたの考え方によっても影響を受けます。あなたが人生をどのように生きるかによって、ホメオスタシス
を維持した健康な生活を送ることも出来ますし、それを妨げる事にもなるのです
」と書いてある。
・日本で「生活習慣病」というが、ドイツでは「文明病」と使っているそうだ。他の病気はともかく、糖尿病の世界的な蔓延・しかもますます
加速化し・低年齢化している点を考えると、「生活習慣」を変えなければという予防的な意味では「生活習慣病」というのも良いが、因果と
いう意味では「文明病」というほかない。
・僕は、個人的には糖尿病の治療は食事と運動療法が全部だと考えているけれど、この数十年、せいぜい長く見積もっても百年、スッカリ
変わってしまった。食事が「西欧化」したというけれど、単に和風・洋風の問題ではなく、現代風の精製・加工された、難消化物を取り除き、
口当たりや風味の良い様々な添加物を付加した糖質の多い食品素材類の多用がそもそもの問題。昔は、生活=労働そのものが即運動。
要するに食事=運動療法を、わざわざ特化してやらなくたってホメオスタシスが成立していたけれど、現代風の生活様式は、その「矩」を
回復不可能(恒常性の復元不可)にまで踏み越えてしまったということなのだろう。
・それで思い出すのは、サーチュイン遺伝子の話だ(参照)。「長寿の元サーチュイン遺伝子は食事制限で活性化される」との話が、NHK
で報道され、話題になっているようだ。【Cardio Diabetic Frontier】(参照)の3-9、「サーチュイン」には「適度なカロリー制限という
ストレスが内因性のストレス応答機構を刺激して、生存に有利に働くよう遺伝子発現様式や細胞内代謝を変化させた結果
」寿命延長効果
や老化関連疾患の進行遅延効果を発揮したのだろう、とある。151p
「餓える」心配とか、肉体的な適度な負荷という意味でのストレスは消失する一方、精神的ストレス・社会的ストレスが肥大化して
バランスを失い、ホメオスタシス機能が発揮できない状態かな。とすれば、それを発揮できる状態を回復することこそ肝要かな

参考:生活環境の激変に伴う肥満&糖尿病の蔓延、ピマインディアンの例(参照)

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by agsanissi | 2012-02-10 05:10 | 日々雑纂
2012年 02月 09日

日々雑纂

・朝から晴れやか、「久しぶり」との感覚だが、日照のない日はわずか3日間。
・この三日間の歩行数、1500~2500歩/日。10時過ぎ散歩に出て、四日ぶりに9000歩を越す。
・尤も、図書館への往復と途中にある公園だけ。行き掛けは、やや空気が冷たく感じたが、帰りはやや汗ばむ、とはいえ5度前後。
・まったく何の脈絡もなく(多少関連があるとすれば、現に読んでいる本との関連で、ふと連想したものを)ただ思いつくままに注文しては
借りている。岩槻市の近隣の市町村と広域合併して「さいたま市」に昇格して以来、市内全域の図書館及び県立図書館からも借りられ
るようになってから、中々、面白い本が借りられる。
・今回は、華厳経との関係で、ライプニッツの伝記を二冊。うちエイトンの【ライプニッツの普遍計画】は本格的なもの。澤口俊之【脳と心
の進化論】、これは【痛快!頭を良くする脳科学】が面白かったので澤口氏に惹かれた。あとはトートラの【人体解剖生理学】、これは
なんといっても豊富なイラストと図版が魅力的。



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2011年2月は何をやってた??
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by agsanissi | 2012-02-09 19:08 | 日々雑纂