農のある風景/作業日誌/ようこそ!!荒木農場へ

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2013年 08月 10日

やっと夏らしく....

3日に梅雨明けした。この四、五日やっと夏らしくなってきた。
   最近までは、もっぱらカナカナが鳴いていたが、
   昨日今日あたりは、セミの鳴き声もジージーに変わった。

朝の最低気温も20度を下回らなくなり、
   日中は時折、30度を超えることもある。

畑は、いまは専らジャガイモとダイズが中心。
   ジャガイモは、やっと黄変期に入り、茎葉の枯れるのを
待つばかり。
   ダイズは、後10日前後で開花期を迎えるだろうか。
というわけで、ちょっとした農作業の端境期。

昔は、この時期、小麦の乾燥・調整・袋詰めで大忙しだったが、
   「労多くして益なし!」阿呆臭とやめてしまってスッキリした。
思い返せば、あの苦労は何だったんだろうと、....
   頭の切り替えと、必要ならいつでも切り替えられる柔軟性と
失われてはいないと思いつつも、いつしか惰性に流される危険と
   背中合わせにいることを、時に、改めて思い知ることがある。

黄変期に入った西1のジャガイモ。ジャガイモの茎葉が萎んで、
雑草が「我が世の春!」とばかり、勢いを増して来ましたね!
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これは東6の青大豆。ダイズは、この数年、元肥ゼロで栽培しているが
年々、出来が良くなってますね。畑がダイズに馴染んできたのか、
栽培技術が向上したのか、気候条件が幸いしたのか、それは未だ
なんとも言えないけれど(全部がプラスに作用としたと思っておけば良し)、
この地域の慣行栽培より、約一ヶ月遅れで播種しているけれど、
  この時期になると、ほとんど遜色なしという程度まで追いつきますね。
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# by agsanissi | 2013-08-10 16:32 | ジャガイモ
2013年 08月 07日

近況

例年であれば、今頃は芋掘り準備で忙しく立ち回っている頃だけれど
   今年は、低温と長雨の影響で、ジャガイモの完熟が遅れている。

一番早い西11の畑が、1日頃からぼちぼち黄変期に入り、
   西1は、5~6日頃に、やや黄色みを帯びてきたところが見えるかな
   という程度。

虫(テントウムシダマシ)は、
   異常発生というほど多かった去年一昨年に較べると、
   6月は殆ど見かけず、7月になってから、時折、見かける程度。
東8の畑が、一番影響を受けたけれど、殆ど言うに足らずという状況。

今年、初めてやってみた新しい試みは石灰を散布してみたこと。
   最初は、ブームスプレーヤーで水に溶かして散布しようかと
   100リットルに20㌔の消石灰を溶かして(その前に1リットルに
   200グラム溶かしてみて、これなら”大丈夫”かなと判断して)
   やってみたが、噴口が詰まってしまって失敗!!
ライムソワーで、花の時期に、東8と西1の畑の一部にテスト散布。
   
カルシウム補給が、主な目的だけれど、さて結果はどうだろうか?
 散布時期が、花の盛りを過ぎた頃で、4~5日早かったほうが良かった
   かなという思いと、費用の点では消石灰が一番だけれど、
”効率的な補給”という点では、ニガリとかカルシウム補給剤とか含めて、
  来年は、定量的な検討の必要があるかな。

(写真は、5日朝の、西1の畑の様子)
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【日々雑纂】
7月の始め頃から、
『芦田均日記』と『西園寺公と政局』を並行して、ぼちぼち、
一日分/日くらいのペースで読んでいる。

ちょうど美濃部達吉の”天皇機関説”を巡る軍部及び政党を巻き込んだ
喧々諤々の”紛争”のあたりを読んだばかりだけれど、
 何やら麻生氏の「ナチスの手口」云々の発言をめぐる論争と比較すると
発言の元も、その発言に対する批判ぶりも、小粒化・漫画化・戯画化していて
 「一度目は悲劇として、二度目は喜劇として」というのが感想かな。

これは、ある意味、最近の政治全体の30年代との「歴史的近似」という側面の
全体的評価にも相通じる面が無きにしも非ず!

仮に言ったとすれば「ナチスの手口に学べ」云々は、前後の文脈以前に
(ネオナチを標榜するならいざしらず)政治家として禁句だろうし、
ワイマール憲法をめぐる事実としての「理解」そのものが全くの見当違いで
麻生氏の教養の程度を図る材料にはなっても、現政権の「体質」云々とは
別次元の問題ではないのか、というのが感想。


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# by agsanissi | 2013-08-07 05:40 | ジャガイモ
2013年 08月 02日

「千年猛暑」....ね!

週刊ダイアモンドのONLINEに
平安時代以来の「千年猛暑」がやってくる!』が載っている。
気象予報士の森田正光さんの意見が話題に成っているらしい。

Googleで「千年猛暑」と検索すると40万件ヒットする。
約一ヶ月で40万件だから、結構な話題性なのかな。

と言って、地球的規模の話なのか、地域的な話題なのか
頭を冷やして考えようにも、冷しようがないほどの暑さなのかな?

いずれ、ここらに蟠踞していると、ピンと来ない話題だな!

普代は、今日は久しぶりの快晴。
          朝から、清々しい青空が広がった。
(ここはジャガイモ畑。雑草に隠れて見えなくなってしまった
  けれど、周囲の青さに隠れてしまうほど、茎葉は未だ青々としている。)
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日照時間11.4、最高最低気温は22.3度/13.7度。
日照時間が11時間以上を記録するのは、なんと7月2日以来。
もともと、この時期の日照時間は短いけれど、
        今年の月間の日照時間は平年の6割以下だ。

それでも2003年の21時間、1993年の70時間に較べると
今年は88時間もあったから(尤も、半分近くは僅か4日ほどに
集中している)、ほどほどなのかな?!
月間平均気温も20.2度で、平年値より0.7度ほど高いから、
「異常低温に関する注意報」は、一時的な杞憂だったのかな。

◆「低温注意報」は今日の16時半過ぎに解除される。
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# by agsanissi | 2013-08-02 20:42 | 気象/季節メモ
2013年 07月 31日

嫌な雰囲気だね....

12日以降23日まで、一日の平均気温が20度を下回っていたけれど、
     24日からは21度前後まで上がってきた。
26日からは、一日のほんのいっときだけれど、最高気温が25度を超えてきた。

今朝は、昨夜からの霧雨が続いている。ちょっと寒い朝。
週間予報では、8月4日まで最高気温が22-23度と予想されている。
またまた逆戻りか?

左の写真は、今朝3時の天気図。右は「防災基礎講座」に掲載されている
1993年7月、8月のヤマセ型気圧配置の典型的な型の一例。

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# by agsanissi | 2013-07-31 06:20 | 気象/季節メモ
2013年 07月 30日

「見たいものしか見ない」

正確になんと言ったかはともかく、
「人は自分の見たいものしか見ない」とは、シーザーの有名な言葉。

”ツイッターで考える印象と実際の選挙結果は随分違う”とは、
どなたかが、BLOGOSに書いておられた。

TwitterやFaceBookは(僕は殆んど使わないから、実体は
知らないが)「自分の見たいものしか見ない」傾向を、増幅する、と
いうのが趣旨のようだ。

一定の主義主張に基づいて結成された集団なんかは、
ある意味では「自分の見たいものしか見ない」世界を世界そのものに
置き換えようとする集団だから、一党支配などまかり通れば、世の中
窮屈で仕方ない。

参議院選挙の結果について、幹部連中の対応や
元総理の二人の処遇をめぐってゴタゴタを繰り返しいている
民主党の醜悪ぶりは、外から見れば唖然とするほどなのに
内部の政治家諸氏は「真面目なのかしら」と滑稽に見える。
尤も、(その気になれば)こういうものを同時展開的に、
実況として、見られるというのも、ネットの醍醐味だ。

東京地方区の山本太郎氏の「当選」をめぐって
「市民の力の爆発だ」という見方があるかと思えば、
「衆愚政治の最たる物」「テロリストの不気味な蠢動」という評価が
くだされているブログもある。

虫の目で見るか、鳥の目で見るか、
見たいものだけを見るか、見たいものも・見たくないものも
一覧するか、結局は、使い方次第、という平凡な話が最も肝要という
平凡なオチ。

またまた霧だ。

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# by agsanissi | 2013-07-30 04:52 | ミミズの寝言
2013年 07月 29日

つかの間

4時半、久しぶりに清々しい晴天だ。
日の出こそ見えないけれど、上空は青空だ。

こんな青空は、いつからかな?
   と思って調べると、今月14日以来、約二週間ぶりだ。

西6の畑の高台に登ってみると
周囲は霧だ。上空だけに、僅かに青空が残っている。

6時過ぎ、周囲はすっかり霧に包まれる。まるで雲の中。

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日中は晴れて気温は上がる。
夏休みで来る孫達を迎えに二戸に行く。
コンクリートの町並みで、ムッと暑い。
26度というが、体感では2~3度は高い。

軽米、山形と戻るに連れ、気温は2度、3度と下がる。
稲の草丈は、ザッと見たところ久慈(大川目)を10とすると
   山形村は5、九戸は6-7。一方、九戸の大豆は旺盛。
久慈は21度、野田村はすっかり霧の中、雨。

普代に戻ると、雨の降った形跡はない。太田名部は霧だが
和野山に登ると霧は腫れている。

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# by agsanissi | 2013-07-29 08:48 | 気象/季節メモ
2013年 07月 28日

今年はどんな年になるのかな?

盛岡地方気象台は、「岩手県農業気象速報」を公表している。
7月中旬の「農業気象速報」によると、この期間の特徴を
この期間は、前線や低気圧、オホーツク海高気圧の影響で曇りや雨の日が多かった。
12 日、15 日、18 日は日降水量が100mm を超えた所があり、浸水害や土砂災害等が
発生した。15 日に宮古市区界で日最大 1 時間降水量 86.5mm を観測し、通年の極値
を更新した。また、7 月 3 日頃から、降水量が多く日照時間の少ない状態が続いていること
から、19 日に盛岡地方気象台は「長雨と日照不足に関する岩手県気象情報 第 1 号」を
発表した。旬平均気温は低かった。旬降水量はかなり多かった。旬日照時間は少ないから
平年並だった
」とまとめている。

普代は、雨は少ないけれど、濃霧と低温、日照の少ない日々が続いている。

この天候で、最も大きな影響を受けるのが「稲作」で、この40年近くの北部沿岸市町村の
米の収量推移を見ると、その影響がモロに現れている。(「東北農研水稲冷害早期警戒
システム」のサイト
から)
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これで見ると、1976、1980、1988、1993、2003年に大きな影響を受けている。

僕は、1994年の春に普代に入植したから93年以前ことは知らないけれど、
入植する前の年、93年のお盆の時期に来た時の寒々として畑の光景は今でも
焼き付いている。

93、03年と今年の各7月の気温と雨量と日照を比較してみると、
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今年は、5月から7月半ばまで、やや日照り気味。7月半ばからは濃霧の日
が多く、気温はやや低下気味(尤も、普代のアメダス観測地点は標高8㍍で、
一方、和野山や黒崎は標高200㍍付近で、霧が入りやすく、アメダスよりは
気温は1~2度低く、日照時間はより短いのかな)。

日照不足と低温がジャガイモの生育に、どんな影響があったかというと、
例年、7月後半に最盛期を過ぎて、8月上旬~中旬には収穫期に入るのに
03年には、8月中旬になっても茎葉が枯れず、8月末にやっと収穫期を
迎えた。生育期間が伸びて肥大が進み、その分、収量は大幅に増加した。
一方、7月中旬に完熟期を迎えた小麦は、黒かびが蔓延し約300俵の半分
は、泣く泣く廃棄した(現在は販売用の小麦は止めた)。

というわけで、多少の日照不足や低温は、ジャガイモの生育にはプラスに
なっても(収穫期が遅れるが)、マイナスの可能性は(疫病防除さえ心掛け
れば)小さいようだ。

21日に、茎葉が「今月一杯持てばベター、8月10日まで延長出来ればベスト」
と書いたけれど、どうやら今月いっぱいはクリヤー。
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# by agsanissi | 2013-07-28 09:35 | 気象/季節メモ
2013年 07月 24日

疫病防除

暁方の霧雨が止むのを待って、
9時~11時半に殺菌剤を散布。
西1は殺菌剤のみ。
東8は殺菌剤+代謝活性剤&尿素の500倍液(二回目)、
西11は殺菌剤のみ。

予報では夜雨、
レーダーアメダスを見ても、雨雲は13時半にはまだ宮城県。
ところが、13時半には早くも霧雨になる。

今朝の芋畑の様子で、夫々、西1、東8、西11。
一部に黄変が、微かに見え始めているが、全体に未だ青々。
西1は、ワセシロの特性もあるが、やや茂りすぎ。一部に花が残る。
東8は、小ぶりだけれど、茎が太いので心配ないか。
西11のキタアカリの部分。男爵よりは旺盛か。
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# by agsanissi | 2013-07-24 14:00 | ジャガイモ
2013年 07月 24日

満月と作物

昨日23日は、大暑で満月。

旧暦で見る作物の動き」のサイトを見ると、満月(大潮)の時期は
地上部(芽・茎・花)の増大期で、これから光合成が最も活発になる
時期に入るようだ。
とはいえ前日の雨と朝からの濃霧で、まだ畑には入れない。
週間予報では、明日25日から一週間程度は前線が停滞し
連日雨の予報、最高気温も20度前後。
ジャガイモの疫病には、「最適条件」が揃うことになる。
防除には、今日(24日)が最後の機会になるかも。

とはいえ今日も濃霧で、足元はまだビッショリと濡れている。

表題のテーマは雑誌「現代農業」で、なんどか特集を組んだことが
あるけれど、内容は《新しい「農」のかたち》のサイトに、うまく
まとめられている。

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# by agsanissi | 2013-07-24 06:00 | 作業メモ
2013年 07月 22日

僕自身の「総括」

4年前、「遅れてきた春?」と題して、こんなことを書いた。

「・ここまでの戦後政治の過程を極めて大雑把に時期区分すると、
1.1945-55、戦後揺籃期(戦前の政治支配への反動と新たな再編への模索期間)
2.1955-93、自民党の一人勝ちの時代
3.1993-09、自民党の「安定」支配の内部崩壊期(自己融解現象の極限化と政治的
再編の準備期間)

今度の選挙で、民主党政権が誕生(単独であれ、連立であれ)すれば、それは戦後
初めての総選挙で社会党政権が誕生して以来の政治的快挙だと、僕は思う。村山
政権は自民党政権の単なるエピゴーネンで、社会党の葬送の歌になったに過ぎない。
1993年の細川政権は「挫折した春」に終わってしまった。
その意味で、今度の民主党政権は「遅れてきた春」にあたるかもしれない。
とはいえ、僕自身は、今度の自民党の敗北は自民党・民主党を含む新たな政治的
再編の本当の始まりになるのではないか、その意味での「春」に過ぎないと観察し
ている。


この評価は、今のところ二つの点で間違っていた。
1.民主党政権は、「遅れてきた春」どころか、花冷えから冷夏への転機。(実際、これ
ほど政治的無能・特にトップが・とは思っていなかったのが、我ながら不明の至!)
2.本当の「春だ」とは見てないけれど、自民党の「自己融解現象の極限化」は、あと一歩
のところで踏みとどまり、「自民党の敗北は自民党・民主党を含む新たな政治的再編の
本当の始まり」どころか、池田信夫氏が云うところの「超55年体制」への回帰、ないし
かつての社会党のような「0.5大政党」もない、大政翼賛会とその他が争う戦前のような
状況
」ということに、取り敢えずはなるのだろう。

この自民党の「復元能力の源泉」は、何なんだろうか?
民主党の、あまりの醜態の、単なる裏返し以上のものがあるんだろうな。
共産党とみんなの党の健闘は、主観的にはともかく、民主党の体たらくの余慶かな。

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# by agsanissi | 2013-07-22 19:51 | ミミズの寝言