2011年 02月 13日
・糖尿病治療の血糖コントロール指標、医薬品企業のサノフィ・アベンティスのアンケート調査によると、糖尿病治療における血糖コントロール 指標について、HbA1c(赤血球中のヘモグロビンが糖化したもの)の値が最も重要だとする医師が8割に上る。(「医療介護ニュース」から) ・調査は昨年11月、糖尿病患者へのインスリン療法での薬剤の評価や処方の意向などを把握するため、インスリン療法を実施している全国 の医師300人(このうち糖尿病専門医は140人)を対象に、インターネット上で実施した。 ・調査結果によると、糖尿病治療における血糖コントロール指標で最も重要なものは、「HbA1c値」が80%で圧倒的に多かった。以下は 「食後2時間血糖値」7%、「食後1時間血糖値」5%、「空腹時血糖値」4%、「随時血糖値」3%、「その他」1%の順。 ・また、実際にインスリン製剤を選択、決定するとき、最も重要だと思う項目を上位3つまで聞いたところ、「HbA1cを改善」71%、「1日 血糖プロファイル(空腹時および食後)を改善」49%、「低血糖発現頻度が少ない」45%、「食後血糖を改善」30%などが多かった。 ⇒僕の見解では、HbA1c値&食後2時間血糖値の併用。何が合併症の引き金になるか、血糖値の平均値か・それとも食後の高血糖か、 今のところ食後の高血糖が血管その他の臓器を傷つける切っ掛けになると考えられているのだから、様々な食事パターンをテストして食後 ニ時間値を抑えると同時に、HbA1c値によって趨勢的な変動パターンを推定する方法が最良だと思う。より慎重を期すなら「1日血糖プロ ファイル(空腹時および食後)の改善」という指標を1ヶ月、又は3ヶ月に一度追跡する方法を取るべきだな。 ・レアメタル回収に微生物利用、11/02/13日の日経記事によると、「阪大の池道彦教授らがセレン生産工場の溶液中で見つけ「NT―I」と 名付けた好気性細菌を使った。セレンを含む溶液に同細菌を入れると、2日後までにセレンの9割がメチル化合物として気化した。これを 活性炭で集め溶かし出した。 国内では銅の副産物のセレンを年間600~700トン生産しているが、この1割相当は抽出できずに捨てているという。新技術を使えば無駄 をなくせる。使用済みの化学薬品や電子機器のセレンもリサイクルできる」とのこと。
by agsanissi
| 2011-02-13 10:36
| 日々雑纂
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